『クッキングピープル』の“ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば”を再現!

 昔から今にかけて、源氏物語の登場人物で一番好きなキャラは紫の上なのですが、最近紫の上に匹敵するくらい好きなキャラとして浮上してきているのは朧月夜です。
 実を言いますと、今以上に堅物だった学生時代は朧月夜の事を「周囲の迷惑を考えずに奔放に生きている割には、最後までうまく世渡りをしているなぁ」と何となく好きになれなかったのですが、ふと思い立って彼女に関する部分を読み返して行間をじっくり深読みしてみると、実は全然違っている事が分かり驚きました。
 確かに自由で明るい性格なのですが、自分の気持ちだけを優先する勝手な性格どころか逆に相手に対する情を重んじるタイプで、だからといって流されるばかりではなく自分の意思はしっかり貫く芯のある女性。時間が出来たら一度源氏物語の原文を一からを訳しつつじっくり読み返してみたいな~と考えています。

 どうも、今の時代だったら葵上はツンデレキャラとしてそこそこ人気が出るんじゃないかな~と思っている管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『クッキングピープル』にて旦那さんの浮気相手の家に乗り込んだ少々行動的な奥さんが我が家流の焼きそばとして作った“ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば”です!
ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば図
 今回ご紹介するエピソードは、結婚後も浮気心が騒いで何かと腰が落ち着かないごく普通の男性・柏木さんと、その都度ご主人を超人的な身体能力で連れ戻しにやって来る、まるでターミネーターみたいな奥さんのお話。
 どれくらい柏木さんの奥さんが凄いかと言うと、結構なスピードで走っている車を自分の足で追跡できたり、チェーンソーやクレーン車を駆使して浮気現場のドアや壁を破壊して強行突破したり、相手を一時的にあの世(?!)のお花畑へ送り込んで夕食用の菜の花を摘ませたりと、もはや人間を超越した能力の持ち主で、おかげで毎回懲りずに新しい女性の元でくつろごうとする柏木さんはそのたびに家へ連れ戻されるというのが『クッキングピープル』の中ではお約束化しています;。
 ある意味、こんなにすごい奥さんがいるのに何度も浮気が出来る柏木さんはとてつもなく勇気のある人なのかもしれませんが、事情を知らずに奥さんの超人的なおしおきタイムに巻き込まれる浮気相手の方々はたまったものではないだろうな~とも思いますので(大抵の女性はもれなく自宅を半壊&トラウマを植えつけられています;)、柏木さんの浮気心が一日でも早く収まる事を祈るばかりです。

 そんな柏木さんと奥さんが登場してくるエピソードの中で、当管理人が一番印象に残ったお話は焼きそばのお話。
 この時柏木さんが密会していたのは、ハートのエプロンというベタな服装で見るからにキャピキャピしたリナさんという若い女性の方で、お二人は暢気に「柏木さん大の焼きそば好きだって聞いたから、リナ頑張って作っちゃった~」「おー、うまそ~」というラブラブな会話を展開していたのですが、いつもの如く『悪魔のいけにえ』のレザーフェイス風にチェーンソーを振り回して奥さんが乱入してからは様子が一変、まるで銀行強盗に身柄を拘束された人質たちのような重い雰囲気になります;。
 それにしても、能面のような無表情で「柏木がいつもお世話になっております」「前から存じておりました」と言われるのはかなり恐怖だったろうな~と呼んでて背筋が凍りました(´Д`;)。
 和服にチェーンソー姿で愛人宅へ襲撃をかける、すごい奥様登場;
 この時、奥さんは冷静にリナさんが作ったソース焼きそばを見て「ベチャベチャ…」という駄目出しをし、料理心が騒いで急遽リナさんの台所で我が家流の焼きそばを作り出します。その際に奥さんが「主人は焼きそばは塩味で麺は固めが好みですの」「お肉は控えておりますの」とお話しながら持参の材料で用意したのが、この“ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば”です。
 作り方は普通の塩焼きそばとほぼ同じで、味付けもごま塩・レモン汁・塩のみという単純さなので大変簡単ですが、作中では奥さんが提唱する家庭焼きそばの三つの秘訣が紹介されており、とても勉強になります。
 一つ目は、「具は具、麺は麺で別々に炒めて下味をつけて、後で混ぜ合わせる」、二つ目は「麺は温めてから炒める」、三つ目は「麺は麺だけでよーく炒める」との事で、この法則を守るだけで麺も具もベストな仕上がりになると奥さんは話していました。
ベチャベチャな焼きそばに不満を持った奥様は、急遽料理にとりかかります
 その後、奥さんが“ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば”を作っている隙に柏木さんとリナさんは車で逃げようとするのですが、出来立ての焼きそばを片手に追いかけてきた奥さんに追いつかれて「あなたー、出来ましたよ」と車窓に逆さで張り付かれたショックから柏木さんはハンドル操作を誤って車を大破してしまい、弱ったところを奥さんに連れられ渋々お家に帰っていました;。
 一方、リナさんはと言うと事故車・壊れた家のドア・冷めた“ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば”が手元に残されて「で、あたしはどうすればいいのよ…」とやりきれない思いで悶々としていましたが、正直あの奥さん相手に命が助かっただけでもラッキーだと思いますので、強く生きて行って欲しいと思います(^^;)。
まるでターミネーターのようにおってくる、塩焼きそば好きの奥様;
 塩焼きそばを手作りした事は実は数えるほどしかなく、それも「何か味が決まらないな…」と感じた微妙な記憶ばかりだった為、これをいい機会に塩焼きそばをマスターしたいと考え再現してみる事にしました。
 作中に細かいレシピがある事ですし、なるべく忠実に作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、材料の準備。ニラと油揚げは約五センチの長さの細切りに、もやしは軽く水洗いしてザルで水気をきっておき、焼きそばの麺は袋のまま数十秒電子レンジにかけて少々温めておきます(加熱することにより、麺はほぐれやすくなって火の通りが均等になるのだそうです)。
ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば1
 次は、炒め作業。フライパンに油揚げを入れて中火で炒め、表面がカリッとしてきたら塩を振って混ぜてから一旦取り出します。続けて、このフライパンへ油を引いて再度火にかけたらニラともやしを投入して炒め、少ししんなりしてきたら塩で味付けして別に取り出しておきます。
ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば2
ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば3
 もやしとニラを取り出した後のフライパンへまた油を足して火にかけ、先程の焼きそばの麺を加えたらほぐしながらよ~く炒め、ごま塩(黒ゴマと味塩でもいいそうです)とレモン汁で自分好みに味付けします。
 ※麺はしっかり炒めれば炒めるほど、プリッとした食感になるそうです。
 あと、お好みでヘラなど使って麺をギュ~ッと押し付け、おこげを作ってみてもまた美味しいとのことでした。
ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば4
ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば5
 麺がいい具合に炒められてきたら、とっておいた油揚げ、ニラ、もやしをフライパンへ戻しいれ、よく混ぜ合わせます。
 その際、炒め過ぎてしまうともやしがシナシナになって旨さが半減しますので、具が麺にざっと混ざった所ですぐに火からおろした方がいいです。
ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば6
 具と麺が混ざりきったら火からおろし、そのまま冷めないうちにお皿へ盛りつければ“ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば”の完成です!
ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば7
 ニラ、もやし、油揚げ、黒ゴマしか入っていないせいか、やはり普通の焼きそばよりも地味な印象を受けます;。ここまで具がない焼きそばは、生まれて初めてかもしれません。
 ただ、香りの方は油揚げと黒ゴマの香ばしい匂いが食欲をそそる感じなので、味のほうは十分に期待が持てそうです。 
ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば8
 それでは、出来立てほやほやの内にいざ実食!いっただっきまーす!
ニラとモヤシと油揚げのごま塩焼きそば9


 さて、味はと言いますと…これ以上ない単純な味付けなのに、妙に中毒になる旨さ!夏場に最適な塩焼きそばです!

 作中でたけだみりこ先生は「この味が分かるようならもう大人」と紹介されていましたが、確かにこれこそ大人の焼きそば決定版というイメージです。お肉もソースも濃い味の物は一切入っていないので非常に地味な印象を受けますが、食べ進めるごとにさっぱりキレのよい塩レモン味が舌へジワジワ効いてくるのが単純ながらも癖になり、さらに麺を噛み締めるたびに黒ごまが香ばしい風味と共にプチプチと弾けて控え目ながらも絶妙なアクセントを与えてくるのがたまりません。
 意外にもレモンの酸味は結構抑えめで、後からほんのり主張してくるだけにとどまっている為想像していたよりも後味がきつくないのに驚きました。荒削りで凝った仕掛けは特にありませんが、ヘルシーで食欲がない時でもあっさりスルッと頂ける和風焼きそばです。
 最初に麺へ均等に火を通してよく炒めたせいか、どこを食べても焼き加減にムラがなくモチモチぷりっとした歯応えなのが美味で、ちぎれた部分やもつれた部分がどこにもなくしなやかな出来栄えだったのに感心しました。表面はパリッと中はふんわりと焼けていてコクのある油揚げ、シャキシャキした食感が小気味良いモヤシ、ザクザクしていて野性味のある香りのニラがこのシンプルな粗塩味の麺にぴったりで、味のバランスがうまく取れていて飽きのこない一品です。


 焼きそばといえばソース味のものか、もしくは醤油味のものを食べていた当管理人にとって、このシンプル過ぎるほどシンプルな焼きそばはある意味画期的でした。黒ゴマのぷちぷち感が癖になる感じで、お箸が次から次へと進みます。油揚げを厚揚げに代えて作ってみてもいけそうでした。

●出典)『クッキングピープル~使えるカンタン料理コミック~』 たけだみりこ/実業之日本社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『かぎばあさんの魔法のかぎ』の“パイナップル乗せ特大ハンバーグ”を再現!

 最近、「あれは誰の作品だったんだろう…」とずっとモヤモヤしていたものの作品名が分からなかった児童書の名前が、ようやく判明しました。その名はずばり『大ぼろぼうのクッキング』シリーズ(こちらは一番印象深いサンドイッチのお話)。どこか憎めないユーモラスな泥棒が、ひょんな事で料理に目覚めて泥棒をやめて料理人に転職(?!)するのが書くわの基本構成なのですが、出てくる料理が面白くておいしそうで、いつかまた久々に読んでみたいな~と思っています。
 どうも、作中のあるお姫様がお気に入りだと言っていた大きくて何種類も具が入ったおにぎりが未だに忘れられない管理人・あんこです。

 本日作る再現料理は、『かぎばあさんの魔法のかぎ』にて主人公・広一君がかぎばあさんと再会した時に作ってもらった“パイナップル乗せ特大ハンバーグ”です!
パイナップル乗せ特大ハンバーグ図
 児童書『ふしぎなかぎばあさん』シリーズとは、小学三年生の主人公・広一君(広一君が主人公ではないお話もあるのですが、登場回数がダントツで多いのでメイン主人公と呼んでいいと思います)を始めとするかぎっ子の子ども達が鍵をなくして家に入れず途方に暮れている時に、どこからともなくやって来て鍵を開けてはかぎっ子の遊び相手になってくれる不思議なおばあさんが登場する、現代のおとぎ話というべき温かなストーリーが特徴的なシリーズです。黒尽くめの洋服・大きな手さげかばん・ピンクの傘が目印で、かばんには何百という鍵の束が入っている…と聞くとなにやら胡散臭くて怪しい人物に見えてしまうかもしれませんが(^^;)、かぎばあさんは正真正銘の子ども達の味方ですので心配ご無用です。それではどうしてどんなドアでも開けられる鍵の束を持っているかと言うと、何でもかぎばあさんがまだ小さかった頃、体が丈夫ではないというのにあまりにも食いしん坊過ぎる幼き日のかぎばあさんの食欲に呆れたお母さんが食べ物の入っている戸棚に鍵をつけたのを猛烈に悔しがり、「絶対開けてみせる!」と燃えて勉強した結果、この世で開けられない鍵は一つもないくらい鍵を開ける技術が上達したから…だそうです。正直、かぎばあさんが泥棒になっていたら世界中の宝物庫がエラいことになっていたと思いますので、初見時はかぎばあさんが悪の道に目覚めなくてよかったと心底ほっとしたのを覚えています;。
 そんなかぎばあさんが子ども達の家に入って何をするかと言うと、手の込んだ数々のおいしい料理を作ったり(実は、作中で「歳のせいか料理をするのも一苦労」だとかぎばあさんは話しているのですが、お腹をペコペコに空かせたかぎっ子達にとてもじゃないがインスタントは出せないという理由で、全部一から用意するのをモットーとしているのだとか。その心意気やよし!)、面白い紙芝居やクイズで好奇心を刺激させながら遊んだり、一緒に愉快で洒落っ気のきいた歌を歌ったり、時には誰にも話せない悩み事を聞いて相談に乗ってあげたりと、下手をすればちょっとした家政婦さん並に至れり尽くせりなおもてなしの限りをつくします。実を言いますと、かぎばあさんは作品のあちらこちらで「もしかしたら、人間じゃないかもしれない」という描写がなされているのですが(雪の上に足跡が残らないなど)、鍵をなくして親が帰ってくるまで家に入れない子ども達にとっては、かぎばあさんがたとえ幽霊や幻、もしくは妖精(?!)だったとしても頼れる優しい存在である事には変わりはないので、詮索するだけ野暮なのかもしれません。
 さて、今回ご紹介するエピソードは、前作『ふしぎなかぎばあさん』と同じく広一君がテストの点数によって憂鬱な気分になってしまう第二作『かぎばあさんの魔法のかぎ』からのお話。少し前に三十五点を取って落ち込んだ広一君は反省し、次のテストで頑張って勉強した甲斐あって百点を取るのですが、テストを返される時に先生から「よくやったな。まさか、かくれて答え合わせしたんじゃないのか?」とカンニングを疑われる言葉をかけられ、大ショックを受けます。その上、同じクラスで成績抜群なたかし君からカンニング疑惑をからかわれた事から広一君は帰り道の道中すっかり落ち込み、家に帰ってもお母さんがお仕事でいない事から、もう一度かぎばあさんに会って話をしたいと思うようになります。その為、かぎばあさんの「鍵をなくして困っているかぎっ子の味方だよ」という発言を思い出してわざと鍵をなくしたふりをし、雪が降り続く中初めてかぎばあさんと出会った事を思い出しながら広一君は近所をしばらくうろつくのですが、一向にかぎばあさんがやって来る様子がない事から「なんてばかげた事をしてるんだろう」と苦い気持ちで諦め、家へ戻ろうと走り出します。お恥ずかしいですが、この時の広一君の心細い心境を思うと未だに涙ぐみそうになります(´・ω・`)。気のせいかもしれませんが、誰一人味方がいないような気持ちになっている時に一人だと、孤独が倍以上に跳ね上がる気がしてなりません。
 けれども、鍵をなくしたふりをしている事も悩みを抱いている事も全てを承知の上でかぎばあさんは広一君の前へ姿を現し、一緒に家へ帰って少し早めの夕食をとることにします。その時かぎばあさんが手際よくちゃちゃっと作り上げたのが、この“パイナップル乗せ特大ハンバーグ”です!作り方はごく普通のハンバーグとほぼ同じですが、「まるでラグビーボールみたいに特大なサイズ」「ナツメグを香り付けとして加える」「合挽き肉ではなく、牛ひき肉のみでタネを練る」「両面をソテーしたパイナップルを上に乗せる」のがかぎばあさんのポイントで、普通のハンバーグよりやや大人っぽいイメージだと感じました。作中で広一君は「こんなに大きなハンバーグ、食べきれないよ!」とびっくりしていましたが、いざ実食となると全部ぺろりと平らげてしまっていたのでついニヤニヤしてしまいます。ちなみに、付け合せはきゅうり・ラディッシュ・レタスのサラダと温かいコンソメスープで、一見偏っていそうでその実は栄養バランスがとれた献立なのに感心させられました。
 その後、広一君は全てお見通しなかぎばあさんにテストの事を相談するのですが、話を最後まで聞き終わったかぎばあさんからお守り代わりとして人の本心が三回まで分かる魔法の鍵を渡されます。この鍵のおかげで、広一君は先生やクラスメート達に自分なりの形で決着をつけることが出来るのですが…この続きは、是非原作の方で楽しんで下さい(^^)。
パイナップル乗せ特大ハンバーグ図
 ラグビーボールと匹敵するほどビックサイズ、しかもナツメグやパイナップルを使ったハンバーグは今までに焼いた事がなかった為、一体どんな感じなのか小さい頃から気になっていました。詳細なレシピはないのでほとんどが想像になるとは思いますが、勇気を出して作ってみます!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、ハンバーグのタネ作り。弱火~中火で熱したフライパンにバターを多めに入れて溶かし、みじんぎりにした玉ねぎを投入してしっとり色づくまで炒め、途中火を止めて荒熱をとっておきます。この時、同時に牛ひき肉のみをボウルの中で白っぽくなるまで混ぜておきます。
 ※長時間練ると手の熱が伝わってしまいすぎるので逆効果ですが、手早くかつ白っぽく混ぜる分には肉汁がぎゅっと閉じ込められたハンバーグになるので、お勧めな一手間です。
パイナップル乗せ特大ハンバーグ1
パイナップル乗せ特大ハンバーグ2
 次は、混ぜ作業。先程の牛ひき肉が入っているボウルへ、バターで炒めた玉ネギ、卵、牛乳でふやかしたパン粉、塩、こしょう、ナツメグ‏を投入し、粘りが出てくるまでよ~く練ります(尚、かぎばあさんはハンバーグにソースをかけていませんでしたので、作中で明記されていなかったもののしっかり味がつくケチャップを隠し味として入れちゃいました;)。ひき肉全体に調味料が行き渡り、お肉がよく混ざってふわっと軽くなってきたら、ハンバーグのタネは混ぜ終わりです。
パイナップル乗せ特大ハンバーグ3
パイナップル乗せ特大ハンバーグ4
パイナップル乗せ特大ハンバーグ5
 ここまできたら、いよいよ焼き作業。バター(もしくは油)を引いて熱した大きなフライパンに、これまたでっかいラグビーボールみたいな形にまとめて空気を抜いたハンバーグのタネを入れ、中心を指でへこませたらそのまま焦げ目がつくまでこんがり焼きます。やがて下の部分が焼けてきたらひっくり返し、フライパンの隅に水を入れてすぐにフタをして蒸し焼きにします。こうする事により、中心にまで火が通りやすくなります。
 一方、別のフライパンでは缶詰のパイナップルを両面とも軽く焼いておきます。
パイナップル乗せ特大ハンバーグ6
パイナップル乗せ特大ハンバーグ7
パイナップル乗せ特大ハンバーグ8
 ハンバーグの中心まで火が通ったのを確認したら、そのまま茹でたじゃがいもとにんじんが飾ってあるお皿へ盛り付けて仕上げにソテーしたパイナップルを乗せ、最後にサラダとコンソメスープを傍らに添えれば“パイナップル乗せ特大ハンバーグ”の完成です!
 ※サラダの方はラディッシュときゅうりをスライスしてレタスの上に飾りつけ、少しだけドレッシングをかけたら準備OK。そしてコンソメスープは、市販のコンソメキューブに塩、こしょうで味付けをして感想パセリを散らせば出来上がりです。
パイナップル乗せ特大ハンバーグ9
 パイナップルを乗せたハンバーグを目の前にする事は生まれて初めての為、思わずまじまじと見つめてしまいました(^^;)。ハンバーグをナイフで切ってみると、予想以上に肉汁がジュワ~ッと出てきたので思わず「よしっ!」と内心ガッツポーズをとりましたが、パイナップルが乗っているせいか妙に不安感がぬぐえません;。その昔、マクドナ○ドでは期間限定でパイナップルバーガーが置いてあったそうですが、定着せずに販売終了したのはやはり「肉+フルーツ」の組み合わせは日本人にはまだまだ抵抗感のある組み合わせだからだろうな~と感じました。
パイナップル乗せ特大ハンバーグ10
パイナップル乗せ特大ハンバーグ11
 それでは、一口大に切り分けていざ実食!いっただっきまーす!
パイナップル乗せ特大ハンバーグ12

 さて、味はと言いますと…ガツンとくる濃厚な味わいで美味し!どちらかといえば大人向けの気がする一品です!
 100%牛ひき肉で作られているせいか、基本的には中までふっくらした口当たりではあるものの合挽き使用のハンバーグよりもがっしりとした噛み応えのあるパテで、牛肉の重厚で強いコクと溢れんばかりの肉汁がたまりません(その為、これに限っては「ハンバーグ・ステーキ」という正式名称で呼びたい気分にさせられます)。ナツメグのエキゾチックで甘やかな香りが牛肉の臭みを押さえていて、炒め玉ねぎの甘味やバターの旨味が全体をまろやかにしているのが印象的でした。柔らかさと口の中でほどけるような舌触りには欠けているかもしれませんが、しっとりしたパテで心配していたぱさつきは全く出ておらず、「肉をがっつり食べている」という満足感が味わえます。
 意外な事に、この濃い味わいの牛肉ハンバーグと火を通す事によってよりジューシーになったパイナップルがぴったりの相性で、パイナップルのフルーティな甘酸っぱさが後味をすっきりさせているのに感心しました。パイナップルの甘い果汁が一種のソース代わりとなっており、牛肉料理特有の癖やくどさを和らげてくれています。どうやらナツメグの爽やかでスパイシーな風味が、パイナップルとハンバーグという異質な物同士をうまい具合に調和させる役割を果たしてる模様で、食べていても特に違和感を感じませんでした。
 
正直、当管理人は酢豚にパイナップルの組み合わせが苦手なタイプなので「ハンバーグと本当に合うのかな…」と心配だったんですが、実際に食べるとご飯のおかずにはならないものの単品で十分おいしいメインでほっと一安心;。料理法次第ではびっくりするような組み合わせでも美味しくなる事をしみじみ実感しました。

○追記:kawajun様、無記名様、ソムナムナー様、rikko様、前回記事では率直なご意見を下さり誠にありがとうございます。皆様のご意見を参考にした結果、今後は「ご返信は、お答えできる時にぼちぼちとお返しして行く事」「コメントは非公開のままにせず、その都度承認して皆様にご確認していただけるようにする事」という形でコメント欄は管理していこうと決定しました。これからも細く長く地味に更新していきますので、宜しければお手隙の時に遊びに来ていただけますと幸いです(^^*)。

●出典)『かぎばあさんの魔法のかぎ』 原作:手島悠介 作画:岡本颯子/岩崎書店
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『クッキングパパ』の“荒岩流サンサンド”を再現!

 先日、知人からセブンイレブンの冷凍食品が意外とおいしいという意見を聞いたので色々試しているのですが、確かに冷凍食品とは思えないほどどれも出来がいいので、深夜の一人飲みのいい友となっています。特に、カルボナーラは198円の冷凍食品の域を超えた味わいで、「とうとう、日本の冷凍食品はここまで進化したんだな~」とちょっとした感動を味わいました。
 どうも、ホタルイカのボイル+ほうれん草+チーズをトースターでチンして作るミニピザも夜食のいい友になっている当管理人・あんこです。

 今回再現する漫画料理は、『クッキングパパ』にて荒岩主任が田中君に作り方を教えて早朝に作るよう指示した“荒岩流サンサンド”です!
荒岩流サンサンド図
 今では部下を持って役職つきになり、すっかり一人前の社会人になったように見える田中君ですが、『クッキングパパ』初期に出てきていた二十代の田中君はかなりの問題児で、もはや芸術的とすら思えるおっちょこちょいな行動で数々の失敗を起こしては上司である荒岩主任をよく怒らせて拳骨を食らうのが日常パターンとなっている、典型的なお騒がせキャラでした;。すぐに思い出せる失敗を順々に並べてみても、重要なお得意先とフランス料理店で会食している時にパンかご飯かと聞かれた時に紙鉄砲をパーン!と鳴らして「…という事で、俺はパンね(^^)」と言ったり、顧客と打ち合わせをしている時に他の方々がコーヒーのみを頼んでいても「コーヒーとミートソーススパゲティとミルクケーキね!」と遠慮なく注文した挙句話の途中で長くトイレにこもったり、難しいお得意先を接待に連れて行った時にお得意先そっちのけでご馳走をウハウハ言いながら食べて「すんませーん、俺食い物が目の前にあるとつい食っちゃうんですよ~」と軽いノリで謝ったりと(幸い、その時は「荒岩君、君は面白い男を飼っているの~」と大笑いされて事なきを得ています;。しかし、「ちょっと変わった生き物ですが、一応仕事は出来ますので…」と心底帰りたさそうな顔をしていた荒岩主任が気の毒でなりませんでした;)、クビにならずに済んでいるのが不思議なくらい多くの失態をやらかしちゃっています。それでも、何だかんだ言いつつ周囲に何とか助けられながら危機を乗り越えていますので、ある意味日本一ラッキーなサラリーマンなんじゃないかと毎回感心させられるキャラです(^^;)。
 そんな田中君ですが、中でも最もひどかったのが遅刻癖。一時期は「遅れて当然」と営業二課のみんなからあらかじめ遅刻が予測されては呆れられているほどで、おかげで焦った田中君は勢いで「俺はもう、絶対遅刻せんけんな!もしも年内遅刻したら全員に昼食をおごるぜい!!」と約束します。ちなみにその際、メガネさんは「やったね、こりゃもうおごってもらうようなもんだ」と全然信用していない笑顔で余裕に構えており、如何に田中君が日頃から信用されていないかがビンビン伝わってきて思わず苦笑してしまいました;。
反省した田中君は、遅刻したらみんなに昼食をおごるという約束をします
 それから約一週間近く、田中君は何とか約束を守ろうとして毎朝遅刻せずに出社してくるのですが、その代わりギリギリの時間に起きて朝食も食べずにバタバタ動き回ってせいで朝の内に体力のほとんどを使い果たすようになるという周囲としては困った事態に陥ってしまいます。最初は荒岩主任も我慢して様子見していた感じでしたが、朝っぱらからお腹ペコペコで仕事の能率が下がっていたり、11:30頃から既に昼食の事で頭が一杯になって仕事が手につかなくなったり、昼食から戻った後は約四十分トイレにこもって用を足したりするまでに至り始めた田中君をついに見過ごせなくなります;。何と言いますか、最近新しく社会に進出してきたゆとり社員が問題になっていると報道でよく騒がれていますが、色んな意味で田中君はゆとり社員をはるかに凌駕していると思わず圧倒されてしまいます…。問題行動もここまできたら、もはや個性の一つかもしれませんが、荒岩主任としては胃の痛い日々だっただろうなと同情の一言に尽きますorz。
 頭を抱えた荒岩主任は一計を案じ、夢子さんにも協力してもらってサンドイッチセット一式を田中君に渡し「これで明日はちゃんと朝食を食ってこいっ!これは命令だ!!」と言い、心ひそかに朝からシャキッとした状態で出社してきてくれる事を願います。
あまりにもひどい勤務態度に激怒した荒岩主任は、早起き&朝食を指示;
 そして翌朝、荒岩主任の指示に従って一時間以上早起きした田中君は昨日もらったサンドイッチセット一式を開き、荒岩主任のメモ書き通りにサンドイッチを作ります。この時、田中君がぎこちない手つきながらも何とか用意したのが“荒岩流サンサンド”!作り方はものすごく簡単で、明太子マヨネーズ・輪切りリンゴ・青しそ・海苔をサンドイッチ用食パンに挟んで食べやすい大きさに切ったらもう出来上がりです。荒岩主任がレシピ欄で「鍋も火も使わず今まで全く料理を作ったことがない一人暮らしの男性にも簡単に作れる」と言っていただけあっていつでもすぐに作れるお手軽サンドイッチで、味の方も田中君自身が「うめえ!俺って料理の天才じゃなかろうか!」と自画自賛したくらいなかなかいけていたようでした。正直、福岡では大分昔からめんたいフランス(明太子マヨネーズとバターをフランスパンの切れ目に入れて焼いたパンですが、かなり美味です)が定着しているものの、さすがに明太子マヨネーズを挟んだサンドイッチはまだ主流ではない為、一体どんな味なのかちょっと予想がつかない感じです。
 その後、“荒岩流サンサンド”の美味しさにすっかり気を良くした田中君はコーヒーを飲みつつ音楽を聞いて「最高!」「やっぱり、一日の始まりはこうでなくっちゃね!」と余裕を持ったひと時を過ごすのですが、いい気分に浸りすぎて逆に遅刻してしまうという、まさに本末転倒な結末を迎えてしまっています;。おかげで、珍しく取り乱した荒岩主任が「アホかあっ、あまえはーーーッ!!」と田中君に怒鳴る横で、けいこちゃん達が「やったね、今日はみんなお昼代浮いたね(´∀`)!」と喜ぶという非常にシュールな絵図が最後で繰り広げられていました。荒岩主任には申し訳ないですが、田中君は本当に期待を裏切り予想を裏切らないキャラだな~とついつい笑ってしまったエピソードでした。
早起きの素晴らしさに酔いしれた田中君ですが…
 リンゴや青しそに、明太子マヨネーズが果たして合うのか…という不安は少々残りますが、どういう味なのか気になって仕方がなかったので再現してみる事にしました。早速、作中のレシピ通り作ってみようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
まずは、材料の下ごしらえ。リンゴは流水で洗った後に芯くり抜き器で中心の芯を一気に取り除き、三~四ミリ幅にスライスして変色を防ぐ為塩水に少し浸けます。一方、皮をとった明太子とマヨネーズを好きな割合だけ入れてよく混ぜ合わせ、明太子マヨネーズを作っておきます。
荒岩流サンサンド1
荒岩流サンサンド2
 次は、具を挟む作業。先程の明太子マヨネーズを、サンドイッチ用食パン(ただ、自分でお好みのパンを用意して使ってもいいと備考欄に書かれていました)二枚の片面にぬりつけます。明太子好きな方は、たっぷり塗ることをお勧めします。
荒岩流サンサンド3
荒岩流サンサンド4
 その明太子マヨネーズを塗った上から、青じそ→輪切りリンゴ(水気はしっかり拭く)→味付け海苔(普通の海苔を火で軽く炙った物でも代用可)を従順に乗せていき、最後にもう一枚の明太マヨネーズ塗り食パンを上からかぶせ、食べやすい大きさに包丁で切り分けます。
 ※通常のサンドイッチですと、パンと具を馴染ませるために数十分置いておく時間が必要ですが、これは時間勝負で出来たらすぐ食べた方がいいと説明がされてありましたので、作ったら真っ先に食べる事を推奨します。
荒岩流サンサンド5
荒岩流サンサンド6
荒岩流サンサンド7
 切ったら時間をおかずにすぐお皿に盛りつけ、そのままコーヒーなどと一緒に机の上へ運べば“荒岩流サンサンド”の完成です!
荒岩流サンサンド8
 パッと見はごく普通のサンドイッチですが、近づいてよく見ると明太子マヨネーズのピンク色がチラリと見える為「本当に合うのだろうか…」とつい困惑と疑念に駆られてしまう見た目に仕上がっております;。青じそと海苔もサンドイッチにそうそう使われる食材ではないのでパンとの相性は未知数ですし、一体どんな出来栄えなのかドキドキさせられます。
荒岩流サンサンド9
 それでは、出来たての内にいざ実食!いただきま~す!
荒岩流サンサンド10

 さて、味の感想はと言いますと…意外と悪くない相性でそこそこおいしいです!明太子がいい仕事をしています!
 荒岩主任の言う通り「海苔のパリッ、りんごのシャクッ、めんたいのピリッ、しその香り、この四つのコンビネーションが実に爽やか」な美味しさで、これは味はもちろん食感を楽しむサンドイッチだと思いました。味付け海苔の程よい醤油味が全体を引き締めつつ、パリパリ砕けていく口当たりのよさがいいアクセントになっているのがよかったです。明太子マヨネーズのまろやかにピリリと辛い旨味がりんごの素朴な甘みをさらに引き立てており、不思議に甘塩っぱい味わいが後を引く面白い創作サンドイッチでした。ハマる人がハマッたら、一気に中毒になりそうな味わいです。
 ただ、これは作って数秒以内にすぐに食べないと海苔がヘナヘナになってあっという間に味が劣化しますし、明太子マヨネーズも量を間違えると一気にくどくなって途端にヘビーな味付けになってしまう為、正直誰にでもおすすめ出来る一品ではありません;。明太子マヨネーズを自分好みに加減したり、あっさりめにしたい時は普通の海苔に代えたりして、尚且つ作りたてをすぐにパクッと頂ける状況なら大抵の方でもいけるのではと考えましたが、万人向きではないのでそこが難点だと感じます(個人的に、明太子マヨネーズおにぎりと野菜サラダを同時に食べられる方かどうかで評価が分かれそうだと思いました)。

 思ったよりもちゃんとした一品でしたが、人によって評価がかなり異なりそうなサンドイッチです;。作中で田中君が言っていた通りコーヒーと合いますが、逆に言えばコーヒー以外の飲み物とあわせるのはよした方がよさそうです(←一通り試し、つい無言になりましたorz)。勇気のある方におすすめします。

○追記:ソムナムナー様、そして前々から当ブログへコメントをして頂いている皆様、毎回温かなコメントを下さり誠にありがとうございます。コメントは確認出来る時にすぐ目を通しており、さらなるブログ運営への励みにしております。
 ただ正直、去年から仕事や私生活が慌しくなるにつれてコメントのご返信がずっと滞っている事態には大変胸が痛んでおり、このままコメントを下さる方にきちんとご返信をお返しするという誠意をすぐにお見せできない以上は、いっそコメントを受け付けないよう再設定をするべきなのかもしれないと少し悩んでおります。いつになるかははっきり断言出来ませんが、数年以内には時間が大幅に取れる状態になることが予想出来ている為、その時に少しずつでもコメントのご返信をしていきたいと考えているのですが、その意見をご不快に感じられる方が多かった場合は一旦コメント欄を閉じようと思っております。もし宜しければ、正直なご意見を頂けますと幸いです。

●出典)『クッキングパパ』 うえやまとち/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『幸福のディッシュ』の“さんまの蒲焼きパスタ”を再現!

 不思議な事ですが、最近「好きな食べ物は?」と聞かれると料理名だけではなく、ほぼ同時にその料理にぴったりな飲み物も頭に浮かんできて「この組み合わせが好きだなぁ…」と考える事が多くなっています(例:「焼酎と豚角煮」「餃子とビール」「大福と濃い緑茶」など)。昔はあまり飲み物には頓着していなかったので自分でも意外なのですが、料理と飲み物がピタリと合って相乗効果で旨味が二倍にも三倍にも膨れ上がっていく時の心境は至福そのものですので、当分この考え方は続きそうです。
 どうも、アサヒの黒ビールが予想以上に甘ったるくなくキレがいいのに驚いてすっかり気に入り、合いそうなおつまみを片っ端から試している管理人・あんこです。

 本日再現する漫画料理は、『幸福のディッシュ』にて主人公・味見旬平さんが缶詰の売り上げアップを目指してプレゼンテーションの場で作った“さんまの蒲焼きパスタ”です!
さんまの蒲焼きパスタ図
 漫画『幸福のディッシュ』とは、クッキングパパならぬクッキングバイヤーとなって日本中の人達へ未だ知られていない美味な食材を紹介して広めていきたいと燃える若干二十三歳の主人公・味見旬平さんが、入社したばかりの食品専門商社・本丸食品で奮闘するビジネス系料理漫画です。何でも味見さんは浅草の有名な天ぷら屋の次男坊という事で幼い頃から天ぷら一筋で生きてきたものの、成長するにつれて「もっと美味しいものを食べたい!食文化を学びたい!」という情熱に目覚め始めたそうで、高校卒業後に世界各地の名産物を食べ歩きしてからはさらにその気持ちに拍車がかかり「実家を継ぐのではなく、様々な食材の色んな旨さを沢山の人達に紹介出来る<食のビジネスマン>になろう」という決意が固まって現在に至るとのことでした。
 往来のグルメ・料理漫画だと主人公の目的は「料理を作って食べてもらう」のがメインですが、味見さんは基本的に「スーパーや料理店といったお得意先に、自分が自信を持って薦める商品を仕入れてもらう」のが目的なので、一味違った視点で<食>事情を捉える事が出来て面白いです(ただ、作中では商品のよさを知ってもらう為にという名目でちょくちょく料理を作っていますので、実際の所は半分バイヤー、半分料理人といった感じです;)。正直、バイヤーを扱った作品は今作よりもずっと完成度の高い『おいしい銀座』がありますし、かといってグルメ漫画として見るのも中途半端な感じなのであまり大手をふってお勧めできる作品ではないのですが;、あまり知られてはいないものの実は身近な場所でかなり重要な役割を果たしている食品バイヤーのお仕事を大雑把に学ぶことが出来ますし、そこそこ個性的なオリジナル料理が登場してくるので新しいレシピのヒントになったりとちらほら見所がありますので、一読の価値はある作品だと思います。
食のビジネスマンを目指して中途入社した主人公・味見旬平さん
 味見さんが配属されたのは、会長が「新しい食の分野を開拓する」「得意先との密接なやり取りをしてもらう」という名目で二年前に開設させたばかりの食品第三部で、これといった業績がなくいつ取り潰されるか分からないというとてもギリギリな部署だったのですが、味見さんが入社して約一ヶ月もしない内に難しい契約をドンドン結ぶようになってからは徐々に高評価を得るようになっていきます。しかし、その状態を黙って見過ごせないのはそれまでは常にトップを走ってきた食品本部やそれに継ぐ成績を収めてきた食品第一部の社員さん達。普段「お荷物」「窓際」「給料泥棒」と陰口を叩いていた部署が勝つのは許さないとばかり、何かと突っかかってくるようになります(妙にリアルな設定で、内心「どこでも似たような対立はあるんだな~」と苦笑しました;)。
 中でも味見さんに強く突っかかってくるのは、商品本部の鷹山副本部長。典型的なワンマンタイプの合理主義者で、食べ物を商品としてしか見れず粗末にする事も多い為味見さんからは「その傲慢な態度悔い改めないと、アンタ食いもんにたたられるぞ!」と嫌われているのですが、それに対しては「仕事の為ならたたられて結構(゜Д゜)!!」と胸を張りながら堂々と宣言して対抗しています;。ここまでくるといっそ清々しいので、なかなか憎めないキャラです(^^;)。
仕事の為なら粗末にした食材から祟られてもいいと豪語する上司・鷹山さん
 今回ご紹介するのは、そんな鷹山副本部長から「さんまの蒲焼きの缶詰で美味しい料理を考え出し、今度集まってくるスーパーの仕入れ担当達に食べさせて販売促進をさせてみろ」という難題を出された際、味見さんがイタリアで食べたアンチョビ缶をヒントにして作った“さんまの蒲焼きパスタ”!作り方はお手軽で、網の上で軽く焼いて香ばしくしたさんまの蒲焼き・野菜・キノコ・しょうがを茹でたパスタと炒め合わせ、仕上げに塩と缶に残ったタレで味付けして刻み海苔をふりかけたら出来上がりです。味平さん曰く、「脇役として主役(パスタ)を盛り立てながら自らの実力を発揮する。これは、味が熟成された缶詰にしか出来ません」との事で、このレシピを含める色々なアイディアれレシピを紹介する事によって他の商品もプッシュしていくというプランが出来上がった仕入れ担当の方々は大いに盛り上がり、結果さんまの缶詰の販売促進は大成功して味見さんは株を上げるのでした。
 さんまの缶詰を使ってスパゲティソースを作る事自体は今となってはそんなに珍しい事ではないですが、わざわざ網で炙り焼きするというひと手間をかける作り方は初めてだったので、最初に読んだ時はびっくりしました。こうする事によって缶詰臭さが消えて美味しさが蘇る…と作中で説明されていましたが、正直半信半疑です;。おまけに、味付けは缶のタレと塩のみというのもシンプル過ぎで、果たしてどんな味になるのかちょっと想像がつかなかったです。
サンマの蒲焼き缶でも、網焼きにすると大分違うのだそうです
 さんまの缶詰が近所のスーパーで大安売りしていたのを見つけ、真っ先にこのレシピを思い出しました。せっかくですので、作中の描写を元に再現してみようと思います。

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、さんまの缶詰の下準備。さんまの缶詰をさんまとタレの二つに分け、さんまの方は網に乗せて弱火~中火で両面をこんがり香ばしく焼いておきます。ちなみに、網は百円ショップで遠赤外線効果がある物が売ってあったので試しにそれを使うことにしました。この時点で缶詰とは思えないようないい香りが煙と共に立ちのぼっており、うっとりさせられました(´∀`*)。
 ※タレが染み込んでいるサンマの身は大変焦げ付きやすいので、網にはあらかじめ油を薄く塗っておいたり、焦げかけたらすぐにひっくり返すか火加減を弱めるかした方がいいです。
さんまの蒲焼きパスタ1
さんまの蒲焼きパスタ2
さんまの蒲焼きパスタ3
 次は、炒め作業。フライパンにオリーブ油と薄く切ったにんにくを入れて中火に熱し、香りがたってきたら薄切りにした玉ねぎ、軸を取ってほぐしたしめじ、スライスしたエリンギを投入して炒めます(実を言いますと、作中ではどの野菜とキノコを使用したのか全く載っていなかったので、絵から勝手に想像出来た物を入れちゃいました;)。軽く火が通り始めてきたら先程のさんまを加え、身がバラバラに崩れないように気をつけながらさらに炒めます。
さんまの蒲焼きパスタ4
さんまの蒲焼きパスタ5
 玉ねぎがしんなりしてきたら茹で上がったばかりのスパゲティを投入して炒め、そこへさんまの蒲焼き缶のタレと千切りしょうがを入れて全体にしっかりなじむよう混ぜ合わせます。その後、塩で自分好みになるよう味を微調整します。思ったよりもさんまの缶詰のタレはサラッとした感じで、そこまでべっとり濃ゆそうな味ではなかった為、思い切って一缶分全部投入しました;。
さんまの蒲焼きパスタ6
さんまの蒲焼きパスタ7
 タレがスパゲティへまんべんなく絡んだらお皿へ盛りつけ、最後に刻み海苔を上からパラリと散らせば“さんまの蒲焼きパスタ”の完成です!
さんまの蒲焼きパスタ8
 色合いは茶色一色なのでかなり地味ですが、炭火焼きに近い風味がついたさんまの蒲焼きの匂い、タレの香ばしい匂い、きのこの芳しい匂いが渾然一体となった香りが激しく食欲を掻き立てる感じで、思わずおなかがすいてきます。一見するとどこにでもありそうですが、一体どんな味がするのか楽しみです。
さんまの蒲焼きパスタ9
 それでは、麺がのびないうちにいざ実食!いただきま~すっ!
さんまの蒲焼きパスタ10

 さて、味の感想ですが…想像の斜め上をいく旨さでびっくり!正直、ネタ扱いした事を謝りたい心境です。
 しょうがの爽やかな風味がキリリと効いたさっぱり甘口醤油味がスパゲティにしっかり染み込んでいる上、本物の炭火焼きみたいな香ばしい煙の香りがふわりと漂う為、噛むごとに奥深い味になっていきます。例えるとするならば「さんまのしょうが風味照り焼きスパゲティ」というの美味しさで、サラッとした甘辛い後口であっさり頂ける為夏向けのスパゲティだな~と感じました。さんまの青魚らしい濃厚な脂分ときのこ類から出たコクのある出汁がスパゲティに絡み、缶詰で作るレシピの中では十分上出来な一品に入ると思います。
 さんまの蒲焼きは遠赤外線効果のある網で一度じっくり焼いたのが功をなし、予想を上回る柔らかさと香ばしい焼き上がりに仕上がっているのに大満足しました。フライパンで焼くだけだと中心部がガチガチな事が多いんですが、これは中までふっくらして非常に食べやすく、おまけににんにくや炭火焼き風に似た強烈な香りによって缶詰独特の臭みはほぼ押さえられていた為、感心しました。
 さすがに缶詰のさんまを本物の蒲焼きみたいな味わいにする事まではできていませんが、それでも缶詰に付き物な癖をここまで落とせるとは大健闘しています。玉ねぎのシャキシャキ感、海苔の風味、しめじやエリンギのプリプリした食感も蒲焼き味のスパゲティにぴったりですし、また色々手を加えて作ってみたいと思える一品でした。

 内心「八割方、ネタで終っちゃうだろうな~;」と完全に油断して作っただけに、実際食べたときの衝撃はでかかったです(この意外度は、『ミスター味っ子』の“陽一流レトルトハンバーグのミートソーススパゲティ”といい勝負かもしれません)。網でほんのしばらく炙るだけでこんぶ味が違うのだとは意外でしたので、今後様々な食材で色々試してみちゃいそうです。

●出典)『幸福のディッシュ』 原作:青木健生 作画:志水三喜郎/芳文社
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『華中華』の“新ジャガチャーハン”を再現!

 実は数年前、当管理人はフランス王妃マリー・アントワネットが国民の間にじゃがいもの存在を広める為にじゃがいもの花を飾って夜会に参加した事があるというエピソードを聞いたことがあり、その事実を知った当時はかなり驚いたのを覚えています。今では信じられないことですが、じゃがいもはその昔「悪魔の実」としてなかなか食用としては認められなかったそうで、そのイメージを払拭する為に様々な人達が尽力したみたいです。それにしても、じゃがいもの花は小さくて白い清楚なイメージの花ですので、華やかで豪奢なイメージのあるバラを好んだマリー・アントワネットは一体どのように頭へ飾り付けたのか少し興味があります。
 どうも、野菜は食べられるだけでなく花もかわいいものが多いのでまさに一石二鳥だと思う当管理人・あんこです。

 今回再現する漫画料理は、『華中華』にてハナちゃんが夫・康彦さんと後輩・原田明菜さんの為に早朝作った“新ジャガチャーハン”です!
新ジャガチャーハン図
 高校を卒業してすぐに満点大飯店に就職したハナちゃんが、もうすぐ勤続三年目を超えようとしていたある日、ようやく後輩と呼べる新入社員の女の子が新しく入社してくる事になります。お名前は原田明菜さんという方で、年齢はかつてのハナちゃんと同じくまだ十八歳という初々しい経理事務見習い。この春からハナちゃんと同じ独身寮に入寮して既にお隣さんになっていて、そのせいかハナちゃんは何かと原田さんの事を気にかけてはさりげなく声をかけたり、帰りが夜遅くなった時もなるべく一緒に帰るようにしたりと心を砕いています。
 そのせいか、原田さんは社会で仕事をする事も一人暮らしをする事も初めてで戸惑い半分不安半分の様子でしたが、ハナちゃんが「だろうね、私もそうだったもん…でも大丈夫、すぐ慣れるよ!」と優しく励ましたりしているのが功をなし、「華子先輩がいてくださるので頑張れます!」とかなり精神的に安定している感じで読んでいる側もほっとさせられました。正直、新入社員にとって先輩運がいいか悪いかはその後の社会人生活に多大な影響を及ぼすといっても過言ではないと思う為、こういうシーンを見ると他人事ながらハラハラしてしまいます(^^;)。
ハナちゃんの新しい後輩・原田明菜さん。まだ十八歳です
 そんなある日、ハナちゃんはいつも通り原田さんと一緒に寮へ帰って一息ついていたのですが、夜更けだというのに外からコンコンという密やかなノック音が聞こえてきた為「え、楊貴妃さん?いつもだったら黙って通り抜けてくるのに…」と怪しみつつドアを開けます(それにしても、幽霊が毎晩無言でドアをすり抜けてくるのが日常化してしまったハナちゃんは何気に適応力高すぎだと感心します;)。すると、なんとそこには三浦半島にいるはずの夫・康彦さんが!何でも「…ゴメン…華子さんに会いたくて来ちゃった!」のだそうで、そんな嬉しい言葉を聞いたハナちゃんは矢も盾もたまらず康彦さんを自室に入れ、つかの間の逢瀬をつつましく喜びあっていました。ご夫婦だというのに、こうやって人目を忍びながらこっそり会わなければならないなんて切ないような気がしますが、楊貴妃さんが別のシーンで言っていた通り「案外、二人とも忍び逢いを楽しんでいるかもよ!」という可能性も高いので、心配には及ばないのかもしれません。
 けれどもタイミング悪く、康彦さんを招き入れた直後に原田さんがハナちゃんの部屋を訪ね、田舎から送ってきたという新じゃがを手渡して「あの…実は相談事があって…お部屋にお邪魔してもいいでしょうか」とお願いされてしまいします。しかし、部屋に康彦さんがいるのを見られたら一巻の終わりな為、ハナちゃんはやむなく「ごめんね、今日はもう眠たくて…また今度ね!」と言って原田さんのお願いを断り、原田さんから「寂しい時はいつでも遊びに来てって…言ってくれたのに」とがっかりされていました。このシーンを見ると、相談事をするにも受けるにもタイミングって重要だな~とため息をついてしまいます;。
わざわざ会いに来てくれたご主人・康彦さんの気持ちが嬉しいハナちゃん
 そして翌朝、昨夜の事が頭に引っかかっていたハナちゃんは、原田さんから頂いた新じゃがで康彦さんの朝食と原田さんへの差し入れを同時に作り上げる事にします。その際、ハナちゃんが朝早くから手際よく作り上げたのが“新ジャガチャーハン”です!作り方はいつもと少々違っており、千切りにした新じゃが・鮭フレーク・卵をごま油で炒めてご飯を投入して混ぜ、塩・こしょう・刻みネギを投入して炒め合わせたら出来上がりです。珍しく基本チャーハンを使わないレシピですが、その分さっぱりしてそうで、これなら確かに朝でも比較的抵抗感なくいただけそうな一皿です。ちなみに、新じゃがの皮には栄養があるのでそのままよく洗ってからそのまま使うのがポイントだそうです。
 この“新ジャガチャーハン”が出来あがるとハナちゃんは一人前だけお皿に盛ってラップをかけ、いそいそと原田さんの元へ持っていって「夕べはごめんね、原田さん。これ、頂いた新じゃがで作ったチャーハンよ、食べてね」と昨日のお詫びをしていました。おかげで根が素直な原田さんはすぐに不信感をなくし、すっかり機嫌を直して「やっぱりいい人なんだ、華子先輩!」と喜んでいた為、ひとまずは一件落着といったエピソードでした。
昨夜相談に乗れなかったお詫びに、新じゃがで作ったチャーハンを渡します
 最近、新じゃががようやく手頃なお値段になって出回るようになってきて安心して購入できるようになった為、再現を決行する事にしました。巻末のレシピに忠実にそって、早速再現しようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、新じゃがの下準備。新じゃがはなるべく皮が薄い新鮮な物を選んでよ~く泥を洗い流し、皮をむかずにそのまま千切りにします。全て千切りにしたらまた流水で澱粉を洗い落とし、水気をしっかりきっておきます。この新じゃがを、ごま油を入れて熱しておいた中華鍋(又はフライパン)に投入して軽く炒めます。
 ※新じゃがであればどんな品種でもOKですが、個人的にはメークインの方がおすすめです。
新ジャガチャーハン1
新ジャガチャーハン2
新ジャガチャーハン3
 新じゃがの表面に油がなじんできたら鮭フレークを加えて炒め合わせ、そこへ生卵を落とし木ベラ(又はお玉)で潰しながらさらに混ぜ、続けてご飯を投入して混ぜ合わせます。ちなみに、ご飯全体へ卵を絡ませるのを意識しながら混ぜる事と、新じゃがに火を通しすぎない事が最大のポイントです。
新ジャガチャーハン4
新ジャガチャーハン5
新ジャガチャーハン6
 やがて、ご飯と具がほぼ混ぜ終わって全体がパラッとしてきたのを確認したら、塩とこしょうで味の微調整をおこないます。味見をしてちょうどいいかチェックできたら刻みネギを加え、ざっと混ぜ合わせます。
 ※鮭フレークの塩分でちょうどいい塩気がつきますので、塩は最小限の量で大丈夫です。
新ジャガチャーハン7
新ジャガチャーハン8
 チャーハン全域に刻みネギが行き渡ったら火を止め、そのままお皿へ丸く盛りつければ“新ジャガチャーハン”の完成です!
新ジャガチャーハン9
 鮭フレークのピンク色が図らずも春っぽさを演出しているように見えたため、ほんのり心がなごみました。しんなり炒められている新じゃががおいしそうなことは勿論の事、ネギの緑色や卵の黄色が組み合わさって彩り鮮やかな一皿になっているので食欲をそそります。
新ジャガチャーハン10
 それでは、出来たての内にいざ実食!いただきまーす!
新ジャガチャーハン11

 さて、味の感想ですが…春にぴったりな穏やかでほんわかした美味しさ!鮭とじゃがいもの相性の良さを再確認しました。
 鮭フレークの塩分だけで味付けしたせいかほんのり淡い薄塩味が全体に効いており、噛むごとに塩鮭特有の何とも言えない甘じょっぱさを帯びたコクがじんわりにじみ出てきます。塩や醤油を入れず食材が持つ自然な塩気で調味した為チャーハンにしては珍しく優しい味わいで、そのままだと物足りなくなってしまう所をこしょうのピリリとくる辛味が程よい刺激を足していたのでバランスの取れた旨さでした。
 新じゃがのサクサクホクホクした食感の中に、時折新じゃがの特徴である薄皮のシャリシャリした歯触りがアクセントとして活きていて、おかげで味にかすかな変化が生まれるのがよかったです。ここに長ネギのシャキシャキ感や炒り卵のまろやかさが混ざるとさらに軽やかな口当たりで、確かにこれなら朝一番でも負担なく頂けそうな印象を受けました。
 新じゃがに絡んだごま油の香ばしい風味や、しゃきりした歯触りの良さとが思わずきんぴらっぽい味だと連想させられるのですが、調味料が極限まで控えられて甘辛くはなく、よって新じゃがの初々しい旨味は全く損なわれていないので、強引に例えるとするならまるで「鮭と新じゃがの塩きんぴらチャーハン」という感じだな~と思います。また、いつもと違って卵を仕上げの段階で直接フライパンで突き崩しながら混ぜた効用か卵が心もちふんわりしたイメージで、柔らかかったのが印象的でした。

 新じゃがは普通のじゃがいもよりも水気が多い分使い道がある程度限定される食材ですが(コロッケやジャーマンポテトといったホクホク感重視の料理には向かないらしいです)、このようにチャーハンにしてしまうと気になりませんでした。新じゃがは皮が薄くてそのまま食べられる分栄養豊富ですし、春の内になるべく摂取したい食材です。

●出典)『華中華』 原作:西ゆうじ 作画:ひきの真二/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

プロフィール

Author:あんこ
・食べ物と本をこよなく愛す大学生。
 …でしたが、銀行員になりました。
 …でしたが、もう退職しました。
 …でしたがあれ以来、事務職で
   あちこち転職し続け、現在は
   やっと落ち着いてきました。
・口癖:「ま、いっか」「お腹すいた」
・性別:女
・趣味:読書、料理、映画、散歩、
     動物遊び、ゲーム、買物
・相方:マサル君(2歳年上社会人)
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『美味しんぼ』
 …『おいピータン!!』
 …『おかわり飯蔵』
 …『キングスウヰーツ』
 …『クッキングパパ』
 …『極上!給食(秘)グルメ』
 …『酒のほそ道』
 …『大使閣下の料理人』
 …『大市民』
 …『高杉さん家のおべんとう』
 …『ダシマスター』
 …『築地魚河岸三代目』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『丼なモンダイ!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『風流つまみ道場』
 …『みをつくし料理帖』
 …『ゆめ色クッキング』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『ARIA』
 …『おいしい銀座』
 …『江戸前鮨職人きららの仕事』
 …『鬼平犯科帳』シリーズ
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『ひよっこ料理人』
 …『幸せレストラン』
 …『それでも町は廻っている』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『天使のフライパン』
 …『BAR・レモンハート』
 …『バナナブレッドのプディング』
 …『パンむすめ』
 …『ヘルズキッチン』
 …『飯盛り侍』
 …『料理少年Kタロー』シリーズ

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