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『裏の家の魔女先生』の“豆乳スープの素麺”を再現!

 先日、魚を通販でお取り寄せする夢を見たのですが、普通の魚に混ざって何故か小型のエイリアンも真空パックされて送られてきており、凍りつく場面がありました。
 お店に電話して返品しようとしても留守電しか通じず、どういう訳か「よし、調理しよう!」と狂った結論に至り、出刃包丁を片手に小型エイリアンと対峙した所で目が覚めました(´д`;)。
 当管理人は食の夢を見る時、毎回味も舌でリアルに再現されるタイプな為、余計なトラウマを背負わずに済んでほっとしましたが、それと同時に「どんな味で再生されるか続きを見たかったな…」と少し残念な気持ちになったのも事実で、我ながら業が深いと思ったものです。

 どうも、見た目的にエイリアンは殻が固そうだから唐揚げが妥当な調理法かな~と考えている当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『裏の家の魔女先生』にて沙希子さんがある日のお昼に作った“豆乳スープの素麺”です!
“豆乳スープの素麺”図
 前回でも少し触れましたが、蛍太君はミニ四駆の改造と読書という趣味があります。
 ミニ四駆といっても『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』←歳がバレますね)に出てくるような車型のタイプだけではなく、ラジコンロボットに近い機械も改造しており、市販のキットを自分好みに組み直しては学校の友達と『遊☆戯☆王』チックにデュエルしていました。
 作中の絵を見る限り、タチコマみたいな多脚戦車型の本格的なタイプで、素早く横飛びしたり空気砲(?)のような物を連射していたりとすごく高性能で、びっくり!
 まるでハロを大幅に改造したアムロ・レイばりの能力の高さで、将来有望な少年だと感心したものです。
 
 もう一つの趣味の読書は、漫画よりも小説や珍しい古本に興味があるそうで、小さい頃から近所にある老舗の古本屋・「水柿堂」へ通っているとのこと(←今や「ブック○フ」の台頭によって激減しましたが、昔は年季の入った個人経営の古本屋さんって町に何軒もありましたね)。
 二~三年前までおじいさんが営業されていたようですが、現在はそのお孫さんである美人なお姉さんが二代目を引き継いでおり、沙希子さんから「きれいなお姉さんだから、通いつめるのもわかります」とからかわれていました(←そしてやっぱりと言いますか、このお姉さんもしっかり眼鏡っ子;)。
 妹キャラに比べるとマイノリティな感じが否めない姉キャラですが、西川魯介先生といい、『それでも町は廻っている』の石黒正数先生といい、『中華一番!』の小川悦司先生といい、魅力的な大人のお姉さんキャラを描く作家さんも数多いので、漫画界って懐が深いな~と思います。
多脚戦車というとタチコマを思い出す世代です初代店主のお孫さんが、二代目店主のお姉さん
 しかし、こちらの本屋さんはなにやら曰くつきの古本を呼び寄せてしまう不思議なお店だったみたいで、蛍太君はある夜、買ってきたばかりの『夢魔伝承』という本に憑いていた小さなサキュバス(?!)に夢の中で襲われそうになっており、ヒヤヒヤしました。
 持っていると呪われる本は聞いた事がありますが、持っていると夜這いされる本は前代未聞な為、女性側からするとかなり恐ろしいアイテムだと苦笑したものです(←男性側だとまた感じ方は違うのか、蛍太君は困ったような悪くないような複雑な表情でした;)。
 けれども、事前に蛍太君から『夢魔伝承』を見せられていてピンときていた沙希子さんは、あらかじめ罠をしかけた術本を渡していたので、無事サキュバスを退散させるのに成功していました(←この回以外でも蛍太君達はしょっちゅう沙希子さんに陰ながら助けられている為、こういう時は心の中で密かに「魔女セコム発動!」と呼んでいます)。
 それまでは疑惑だけで魔女かどうか確証がなかった沙希子さんですが、このお話で初めて明確に術を使い本物の魔女だという証明を読者サイドにしてくれたので、何気に重要な回だと思います。
大人の階段をのぼる前に、無事先生の手によって阻止されていました;
 今回ご紹介するのは、蛍太君達が「水柿堂」で本を買って帰った日のお昼に沙希子さんが作った“豆乳スープの素麺”!
 作り方はとても簡単で、茹でて湯きりした素麺を丼へ入れ、その上からお湯・うどんスープの素・豆乳で作ったスープを注ぎ、切った青ジソ・小ネギ・鶏ハムを飾って仕上げにラー油を散らしたら出来上がりです。
 ポイントは、豆乳を入れてからは絶対グラグラ沸騰させず温める程度にすること、うどんスープの素はヒガシマルの物をしようすることの二点で、こうすると間違いのない味付けのスープに仕上がるそうです。
 豆乳と素麺という組み合わせは初見だったので驚きましたが、調べてみると割と市民権を得ている料理みたいで、坦々麺派と冷たい麺派の二タイプに大きく分かれていました(←濃い味の食材と相性がいいようで、ゴマ・キムチ・肉味噌とあわせるレシピも多かったです)。
 しかし、“豆乳スープの素麺”程簡単でシンプルなレシピは遂に見つからず、西川先生が考案される料理は相変わらず独創性がすごいな~と尊敬したものです。
このデザインから察するに、ヒガシマルのうどんスープですね味つけはスープの素だけなので、料理が苦手な方にもおすすめ
 九州では既に初夏の陽気になっているせいか、素麺が安売りされていたので再現する事にしました。
 作中には詳細な作り方が絵つきでご紹介されていましたので、早速その通りに作ってみようと思います!


 ということで、レッツ再現調理!
 まずは、具とスープの準備。
 少量のお湯を沸かした小鍋へうどんスープの素を加えて溶かし、無調整豆乳を入れて混ぜ、沸騰させないよう気をつけながら静かに温めます。
 その間、前日の内に仕込んでおいた鶏ハムを適度な厚さにスライスしておきます(←鶏ハムのレシピはなかったので、塩麹につけた鶏胸肉でこちらのレシピを参考に作りました)。
“豆乳スープの素麺”2
“豆乳スープの素麺”3
“豆乳スープの素麺”1
 次は、盛り付け作業。
 大鍋に沸かしたお湯で素麺を規定時間通り茹でてしっかり湯きりし、丼容器へ移します。
 そこへ先程用意した豆乳スープを注ぎ、鶏ハム、小口切りにした細ネギ、千切りにした青ジソを飾り付けます。
“豆乳スープの素麺”4
“豆乳スープの素麺”5
“豆乳スープの素麺”6
 具を全て乗せ終えたらスープ全体にラー油をお好みで垂らし、お箸やレンゲと一緒にテーブルへ運べば“豆乳スープの素麺”の完成です!
“豆乳スープの素麺”7
 豆乳スープの白、ラー油の赤、青ジソと小ネギの緑の取り合わせが美しく、オシャレ系カフェで出されても不思議がないくらい洗練された見た目だと思いました。 
 今まで色んな出汁で素麺を食べてきましたが、さすがに豆乳は未経験でしたので、一体どんな味がするのかワクワクします。 
“豆乳スープの素麺”8
 それでは、麺がのびない内にいざ実食!
 いただきまーすっ!
“豆乳スープの素麺”9


 さて、感想ですが…簡単さに見合わない凝った味付けで美味!初めて食べたとは思えないようなしっくりくる味です!
 最初の一口目で第一に感じたのは、「あっさり系の博多豚骨ラーメン」。
 骨髄から出たような濃厚なスープと、滑らかな口当たりが豚骨ラーメンを連想させ、後引く塩気がありました(←ただ、その割には豚骨特有の獣臭が一切しないので、小綺麗な印象)。
 うどんスープに含まれる醤油や和風出汁がラーメンにおける元ダレ的役割を果たしており、まろやかな中にも一本芯が通っています。
 しかし食べ進めると、大豆ならではのクリーミーなコクが舌にじんわり広がって主張してくる為、豆乳だとすぐに分かりました。
 ラー油のがっつり風味な油分がランダムに効くのが、尚更豚骨スープっぽさを増させると同時にいいアクセントになっています。
 スープが個性的なせいか、素麺は味よりもシコシコ食感のみが強調されているイメージで、素麺というよりは癖のない極細中華麺みたいだと感じました。
 淡泊なしっとり鶏ハムも、スープと麺の邪魔をせずさりげなくボリューム感を出すのに成功しています。
 青じそのシャリシャリした歯触りと清涼な香りが、アジアンテイストなエスニックっぽさをプラスしていたので、「東南アジアの屋台系ベジタリアン用とんこつ風ラーメン」っぽい仕上がりだと思いました。
 味は豚骨スープなのに、材料は豆乳なので後口がさっぱりして爽やかなのが嬉しく、ヘルシーなのがよかったです。


 鶏ハムさえ事前に用意しておけば味つけの失敗もなくあっという間に作れるので、料理が苦手な方でもとっつきやすいレシピだと思います。
 最初は白いスープに半信半疑な顔をしていた夫ですが、一口食べると「うん、うまい!!」とすぐに気に入り、また食べたいとリクエストされた程好評でした。
 鶏ハムがない時は、やや油っこくなりますがカリカリベーコンを入れるとより豚骨っぽい仕上がりになりますので、がっつり系がお好きな方にはそちらもおすすめです(←但し、青ジソと小ネギは重要なので絶対用意した方がいいです!)。


P.S.
 無記名さん、ほーりーさん、無記名さん、無記名さん、銀猫さん、kawajun さん、コメントを下さりありがとうございます。
 魔法使いと魔女の違いの見解をいろいろ知る事ができて、とても参考になりました(←興味深くて、何度も読み返しました)。
 コロナで「STAY HOME」週間の今、せっかくなので『魔法使いの嫁』と『ハリー・ポッター』映画でも見つつ、のんびりとすごそうと思います。
 それにしても、『魔動王グランゾート』!
 懐かしすぎて、思わず検索してしまいました…夫は『魔神英雄伝ワタル』派ですが、当管理人は幼少期に見ていた『魔動王グランゾート』派なので、嬉しい気持ちになりました(←当時はグリグリより年下でしたが、今となってはその親世代…時が過ぎるのは早いです)。
 ※無記名さんからご指摘して頂いた分量の件ですが、こちらでご説明している通り非公開となっております、申し訳ございません。あと、非公開コメントでアドバイスをして頂いた牛肉と、薄口醤油の件、了解いたしました!ありがとうございます。


◎おまけ
 「STAY HOME」のプロである我が家の猫たちです。
いつも寝てばかりのキジ白猫
何故か空を見る白黒猫と、何故か不機嫌そうなキジ白猫


●出典)『裏の家の魔女先生』 西川魯介/秋田書店
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

『裏の家の魔女先生』の“レモンとしらす干しのパスタ”を再現!

 小さい頃、剣と魔法が出てくる作品が好きでよく読んでいたのですが、その時いつも疑問に感じていたのが「魔法使いと魔女ってどう違うんだろう?」ということ。
 当初は「魔法使い=ローブ着用・白魔法・男、魔女=黒い服着用・黒魔法・女」で区別しているのかな?と考えていたのですが、魔法が出てくるゲームや漫画を見ていたら必ずしもそうとは言えない感じで余計混乱した為、そのままうやむやにして最近まですっかり忘れていました。
 しかし先日、あるサイトで「魔法使いは自分で習得した技術、知識、道具を使って後天的に魔法を使えるようになった人間」なのに対し、「魔女は代々一族の間で受け継がれてきた<魔女の血>で先天的かつ世襲制的に魔法を使える力を持つ、半人半妖の存在」だと説明されており、「なるほど!」と納得しました。
 『魔女の宅急便』でも「魔女は血で飛ぶんだって」というセリフがありますし、だからこそ魔女は幻想的なイメージがつきまとうのかなと思いました。

 どうも、黒魔術を使う悪の女幹部ってどうしてあんなに露出が激しいんだろうと常々疑問に感じている当ブログの管理人・あんこです(←善悪関係なく平等に露出している『ラングリッサー』シリーズは例外)。


 本日再現する漫画料理は、『裏の家の魔女先生』にてある美しき魔女(?)が晩御飯として作っていた“レモンとしらす干しのパスタ”です!
“レモン皮としらす干しのパスタ”図
 『裏の家の魔女先生』とは、読書とミニ四駆が好きなごく普通の高校生・石垣蛍太君が、自宅裏のお化け屋敷へ引っ越してきたミステリアスで料理上手な小説家・雨夜沙希子さんと関わっていく内に、ちょっとずつ奇妙な出来事に巻き込まれていく日常を描いた、少し怪異奇譚チックな個性派グルメ漫画。
 登場人物のほぼ全員が眼鏡っ子・唐突に差し込まれるマニアックなオカルト話・癖のある元ネタのパロディ・フェチズムを絡めたエロスなど、西川魯介先生イズムが遺憾なく発揮された作品ですが、ちゃんと一般受けするよう読みやすく調理されているのに熟練の職人技を感じます。
 派手なアクションシーンや分かりやすいファンタジー要素はないのですが、ふと気が付くと悪魔や妖怪といった異質の存在がぬるりと生活の中へ紛れ込んでおり、いつのまにか違和感なく馴染んでいるというほんのり摩訶不思議な世界観で、強いて言うなら『百鬼夜行抄』が一番近い雰囲気かもしれません。

 魔女疑惑のある謎めいた美女が、初心な少年を徐々に餌付けしていく様子が描かれている…と書くとどことなく色っぽいシチュエーションに見えますが、絵面は健全そのものです;(←魔女の作る料理というと、『ダンジョン飯』に出てくるような若干グロいモンスター料理異世界チックな食べ物が思い浮かびますが、100%現世の食べ物ですのでご安心を)。
  『まかない君』同様、実用的でオリジナリティに満ちた創作料理がたくさん登場しますが、前作よりも料理漫画要素は薄味になってます(←「料理」は話の主役というより、色んな話が詰め込まれてバラバラになりそうなのを一つにまとめる名脇役的な存在といった感じですね)。
 小腹のすいた時や夜食時にご一緒するというシチュエーションが多い為、副菜&がっつり系おかずレシピはほぼ登場しなくなりましたが、その代わりに簡単おやつ&オシャレな軽食レシピが充実していますので、いつでも気軽に試しやすそうなのがいいです。
裏の家に引っ越してきたミステリアスな小説家のお姉さんに、メロメロ
 初登場時、沙希子さんは初対面であるかのように振舞っていましたが、蛍太君は小さい頃、自転車から転げ落ちて怪我をしている所を不思議な力で治癒して助けてくれたお姉さんと同一人物ではないかと疑っており、「どうも何らかの力を持ってるような…」と薄々勘付いています。
 加えて、沙希子さんは物腰穏やかで落ち着いた優しい性格、年齢不詳で知的な美貌、強い魔力、『鉄鍋のジャン!』に出てくる女の子キャラばりに爆乳という、まさにキング・オブ・大人のお姉さんともいうべき魅力的な女性でもある為、蛍太君は異性としても気になって仕方がない様子(←例えるなら、露出度が低くて清楚系の『アウターゾーン』ミザリィというイメージ)。
 実は蛍太君には、ツインテールでツンデレな美少女の幼馴染・深冬さんという、これ以上ないくらい鉄板テンプレのヒロインがいるのですが、どうやら沙希子さんの方が初恋の女性みたいで、知らず知らずの内にちょっぴり妬かれているのが微笑ましいです。
 ちなみに、深冬さんの性格は『まかない君』に出てくる弥生ちゃんそっくりで、ガサツな小学生男子っぽいボーイッシュな振る舞いがかわいいです(←但し、発育不良のペッタン胸と称された弥生ちゃんと違い、深冬さんはボンキュッボンなナイスバデry)。
 今作は十六歳の男子高校生が主人公だからか、魔女という妖しい題材をモチーフにしているからか、女性キャラの艶っぽさやアダルト表現が全開となっているのが特徴なので、色んな意味で目が離せません(←個人的に魔女と聞くと、『魔女の宅急便』の思春期真っ盛りな少女・キキ、『奥様は魔女』のおっちょこちょいな主婦・サマンサ、『魔女は三百路から』のこじらせお一人様OL・御影さんを連想するのですが、何というか沙希子さんの方が見た目も性格も神秘的でより魔女っぽいな~と思います)。
ズブズブの幼馴染で眼鏡っ子ツインテールの深冬ちゃん主人公・蛍太君を太らせて食べてしまう疑惑!?
 今回ご紹介するのは、沙希子さんが蛍太君を初めて家に招いた日の夜、ありあわせの食材で手際よく作ってご馳走した“レモンとしらす干しのパスタ”。
 作り方は簡単で、フライパンへオリーブ油・バター・赤唐辛子・みじん切りにしたブラックオリーブ・しらす干し・すったレモンの皮を入れて炒め合わせ、しめじと一緒に茹でたパスタを投入してざっと混ぜ、最後にレモン汁・塩・こしょうで味つけしたら出来上がりです。
 ポイントは、赤唐辛子は種を取って真っ二つに千切ってから使うこと、しらす干しと赤唐辛子は多めの油でジピジピいわせながら火入れすること、パスタはよく水気をきってから入れることで、こうすると具材の旨味がよく絡んだパスタになるとのこと。
 通常、オイル系パスタといえば必ずにんにくを入れて風味付けするものだと思っていたので、初見時は「ぺペロンチーノ風にしないんだ…」と驚きましたが、ネットで調べると何とイタリア人はそこまでにんにくを食べない、むしろ北イタリアではほとんど使わないのだそうで、目からウロコだったのを覚えています。
 レモン汁だけではなく皮も削って使うというのも意外でしたが、イタリアのアマルフィ地方ではレモンの皮を入れたレモンパスタが名物で、定番の味なのだとか。
 一つ一つの材料はありふれているのに、調理法や組み合わせ方が大胆で今までに見たことがない斬新なレシピになっており、感心したものです。
レモンの皮を使ったり、にんにくは使わなかったりと、地味に見えて斬新なパスタ
 初めて見た時からずっと気になっていたので、ある店先でいいレモンが売られているのを見て再現する事にしました。
 作中には大体の作り方が絵付きで詳しく記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 ということで、レッツ再現調理!
 まずは、炒め作業。
 フライパンへオリーブ油とバターを入れて火にかけ、ちぎって種を取った赤唐辛子、みじん切りにしたブラックオリーブ、しらす干しを加えてさっと炒めます。
 材料が段々熱されてジュージューしてきたら、よく洗ってからすりおろしたレモンの皮を入れ、炒め合わせます。
※外国産レモンは発ガン性物質の含まれたワックスや農薬のついた物が多いので、ノーワックスで無農薬の国産レモンを使用される事をおすすめします。
レモンとしらす干しのパスタ1
レモンとしらす干しのパスタ2
レモンとしらす干しのパスタ3
 その間、塩を入れて沸騰させたお湯でパスタとしめじを茹でておきます。
 茹で上がったらザルにあけてしっかり湯きりし、先程のフライパンへ投入して手早く混ぜ合わせ、レモン汁、塩、こしょうをふりかけてさらに混ぜます。
レモンとしらす干しのパスタ4
レモンとしらす干しのパスタ5
レモンとしらす干しのパスタ6
 パスタ全体にソースと具が行き渡ったらすぐに火からおろし、お皿へ盛り付ければ“レモンとしらす干しのパスタ”の完成です!
レモンとしらす干しのパスタ7
 レモンの皮も入っているせいか、すっきりした柑橘系の湯気が鼻腔を強くくすぐる仕上がりで、香りだけでもうっとりしました。
 パッと見はぺペロンチーノそっくりですが、にんにくの匂いは一切しないのが不思議な感じで、少し頭が混乱しました;。
 一体どんな味がするのか、楽しみです。
レモンとしらす干しのパスタ8
 それでは、麺がのびない内にいざ実食!
 いただきまーすっ!
レモンとしらす干しのパスタ9


 さて、味の感想は…一口目から「ふぁ~…爽やか!」と思わず溜め息が出るほど香りがよくて美味し!にんにくなしでもオイルソースは充分おいしくなるんだとびっくりしました。
 レモンの皮の鮮烈かつ爽快な香気と、嫌みのないほろ苦さが効いたパスタはシンプルながらも奥行きがすごく、塩レモン味のピリ辛海鮮パスタというイメージ。
 レモンの清々しい甘酸っぱい果汁が後口をキリッと引き締めているのもいいですが、個人的にレモンの皮にしかない微量の雑味が全体に何とも言えない複雑な味わいをプラスしているように思え、感心しました。
 ブラックオリーブのオリーブ油を何十倍にも凝縮したような深みのあるコクと、しらす干しの潮を帯びた淡白な魚肉の旨味が噛むごとに味をじわじわと膨らませていくのが乙で、大人好みのしみじみと品のいい味付けになっています。
 時折、しめじのシコシコプニプニした食感が入り込むのがいい箸休めになり、癒されます。
 にんにくのガツンとくる匂いがない分、しらす干しの磯の香りと、しめじの素朴な風味がパスタに染み込み、それぞれの具の味がはっきり分かる繊細な仕上がりになっているのがよかったです。
 うどんで例えるなら、ペペロンチーノは生醤油でしっかり味付けした釜玉、こちらは澄んだ出汁のかけうどんみたいな感じですが、かといって薄味な訳ではなく、旨味は強いので病み付きになります。
 不思議な事に、レモンのキュ~ッとくるフレッシュな酸味と、バターのこってり濃い脂分が組合わさると、少し粉チーズっぽい味になるのが面白く、見た目以上に食べ応えがありました。


 普段、レモンやシンプル系パスタに興味がない夫ですが、「うまい!これならボウル一杯大盛りでも食べられる!」とかなり気に入っており、また食べたいと絶賛していました。
 少ない材料で簡単に作れるのに、見た目以上に凝った味わいになりますので、料理初心者から上級者まで色んな方にお勧めしたいです。


P.S.
 00092さん、無記名さん、コメントを下さりありがとうございます。


●出典)『裏の家の魔女先生』 西川魯介/秋田書店
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

『クロと僕の幸せまんま』の“パチパチカミナリまんま”を再現!

 旅先でお土産を選ぶ時、最近増えてきたペット用お土産フードコーナーを必ず見るようにしているのですが、ほぼほぼ犬用で猫用がなく、(´・ω・`)な顔になっています。
 犬用お土産は結構手厚く、せんべい・クッキー・サーターアンダギー・紫芋タルト味のビスケット・きび団子・卵ボーロ・うどん・ヌードル・ちゃんぽんなどバリエーション豊富なのですが、猫用となると全く見かけず、しょうがないので海外では猫用ドラッグだと呼ばれているちゃおちゅ~るを買って帰っています(←ネットで探すと全然ない訳ではないみたいですが、残念ながら実際に見た事はないです…)。
 もしかしたら、犬はグルメで色んな食べ物を受け入れやすいタイプが多いのに対し、猫は偏食家で決まったものしか食べないタイプが多いとか、そんな理由で開発が難航しているんだろうか?と近頃考えるようになってきています。

 どうも、その昔「イ○ン」で買ったお高い猫用誕生日ケーキをうちのキジ白猫にあげた所、リアルに猫またぎされた上に砂をかける動作をされ、膝から崩れ落ちそうになった当ブログの管理人・あんこです(←そのくせ、ツナ缶の空き缶やアイスのフタは興味津々で舐めようと狙う意味の分からなさ)。


 本日再現する漫画料理は、『クロと僕の幸せまんま』にて主人公・丹後公平さんが昔の記憶を手繰りながら作った“パチパチカミナリまんま”です!
パチパチカミナリ飯図
 『クロと僕の幸せまんま』とは、漫画家志望で二十三歳の主人公・丹後公平さんと、取材先で偶然助けたのをきっかけに一緒に暮らすことになった化け猫少女・クロさんが、すったもんだありつつもおいしいご飯を食べて幸せに暮らす日常を描いた、ほんのりファンタジー風味の猫系料理漫画です。
 最初に出会った時のクロさんは一見ごく普通の黒猫で、獣用の罠にかかっていたのを解放してご飯を食べさせている時も、化け猫らしき兆候は一切ありませんでした。
 きび団子一つで命がけの討伐戦争に参加させた桃太郎と違い、丹後さんは完全に見返りを求めない100%善意での行動だったのですが、「あんたのまんまおいしいなー」と完全に胃袋をつかまれたクロさんはお礼として同居を提案し、一緒について行く事になったのでした。
 現代版『鶴の恩返し』と言えなくもないものの、恋人というよりはまだ友達寄りの仲良しという感じなので、どちらかといえばドラえもん的な立ち位置に近いかな?と思います←丹後さんはのび太君と違いしっかり者で、クロさんは人間の姿に化ける以外特技はないですが;)。

 ちなみに、クロさんは人間形態だと十代のかわいい女の子に見えますが、実は江戸時代初期から生きている推定年齢四百歳以上の超長生きさん(←『ジョジョ』のリサリサ先生『HUNTER×HUNTER』のビスケさんのような、いわゆるロリババアジャンルのキャラですね)!
 仔猫の時に若き日の沢庵和尚と出会って共に暮らした事があるようで、何百年経った今でもどうやら空から見守られているご様子。
 徳川家光を唸らせたという伝承が残る沢庵漬けを食べた事があるのかどうか、気になるところです。
助けた猫は、実はかわいい女の子に変化できる化け猫でした猫形態と人間形態の二種類ありますが、猫の時は逃げ足速いです;
 丹後さんは十八歳の頃から漫画家を目指してずっと出版社に持込みをしていますが、なかなか結果が出ず、今は古本屋さんのアルバイトで生計をたてています(←打ち合わせのダメ出しシーンがリアル過ぎで、作者のおやまごう先生の実体験かな?と思わせます。作中に「新超社」というそのまんまな社名が出てますし)。
 その為、毎月生活費がギリギリの貧乏暮らしですが、丹後さんは限られた食材でも絶品ご飯が作れる料理上手で、毎話おいしそうなレシピが登場します。
 出てくる料理はほとんどが丼で、材料費が安くすむ身近な食材ばかりで気軽に試しやすそうなのが特徴的(←通常スーパーにはない謎食材が出てくる「MOCO'Sキッチン」や、スケールが大きすぎて真似できない「マーサの楽しい料理教室」とは真逆です)。
 正直あっと驚くような奇抜な丼が載っている訳ではないのですが、普通のレシピにちょっと手を加えただけでこんなにオリジナリティーのある料理になるんだな~と感心させられる丼が多い為、いつもの定番丼に飽きた時にすごく助かる、かなり実践的なレシピ漫画。
 きっちり節約をしつつ目先の変わった手軽に作れる丼を食べたい方、そしてかわいい猫娘と心優しい青年とのやり取りにほのぼの癒されたい方におすすめしたい作品です。
丹後さんは料理上手な漫画家志望で、よく丼料理を作っています
 今回ご紹介するのは、第七話で登場した“パチパチカミナリまんま”!
 作り方はとても簡単で、熱したフライパンへ天かす・豆腐・ニラ・しめじ・ツナ缶を入れて炒め、出汁と醤油を入れて混ぜた溶き卵を加えて半熟状になるまで火を通し、ご飯の上へ乗せたら出来上がりです。
 ポイントは、事前に天かすだけフライパンで炒めて油をしっかり浮き出させること、豆腐は電子レンジにかけて水切りした物を使用すること、天かすと豆腐だけで炒めて水分が飛んでから他の食材を入れることの三点で、こうすると口当たりがよくなるみたいです。
 本当にカミナリを食べているみたいに口の中をパチパチさせたい時は、七味唐辛子(又は一味唐辛子)をかけるとそれらしくなるようです…ちょっと麻婆豆腐チックですね。

 何故“パチパチカミナリまんま”かと言うと、フライパンで天かすと豆腐を炒める時、天かすの油分と豆腐の水分が反発しあって「パチパチ!!」と激しい音が鳴るからで、作中でもクロさんが「カミナリが鳴ってる!!」と驚いていました(←栃木県の“雷汁”や、『豆腐百珍』“雷豆腐”と同じ由来です)。
 家の外で大きなカミナリが鳴ってすごく怖がっているクロさんに、丹後さんが「カミナリ様を退治しちゃおうよ!」と茶化して言いながら作ってあげた丼で、あまりの旨さに食べ終わる頃には「へいへーいカミナリー!!食ってやったで~!!」とすっかり元気モードのクロさんに戻っていました;。
 何でも、少年時代の丹後さんがカミナリに怯えていた時におばあちゃんが作ってくれた丼だそうで、心の中で「おばあちゃんありがとう」と感謝していました。
熱した天かすと一緒に豆腐をいためると、カミナリみたいな音が鳴ります!
 先日、天ぷらを大量に揚げた際にいい天かすが作れたので再現する事にしました。
 作中には詳細な作り方が絵付きで記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 ということで、レッツ再現調理!
 まずは、炒め作業。
 中火に熱したフライパンへ天かすを入れ、時々混ぜながら火を通します。
 段々天かすから油がにじみ出てきたら、電子レンジで水切りしておいた豆腐(←木綿でも絹でもOK!)を手でざっくり崩しながら加え、よく炒め合わせます。
※天かすが熱々ジュージューで、豆腐の水気がほのかに残っていると、本当にカミナリみたいにパチパチ鳴って面白いです!但し、油が大変飛びやすいので火傷にご注意ください。
パチパチカミナリまんま1
パチパチカミナリまんま2
パチパチカミナリまんま3
 次は、炒め煮作業。
 豆腐の水分がなくなったのを確認したら、短いサイズにザク切りしたニラ、石突きを切り取ってほぐしたしめじ、油をきったツナ缶を投入し、さっと混ぜながら炒めます。
 ニラがしんなりしてきたら、合わせ出汁と醤油を入れてかき混ぜた溶き卵を回しかけ、半熟状態になるまで火を通します(←豆腐に卵がよく絡むよう、途中菜箸で軽く混ぜた方がいいです)。
パチパチカミナリまんま4
パチパチカミナリまんま5
パチパチカミナリまんま6
 全体がトロトロになってきたらすぐ火からおろし、そのまま丼によそっておいた熱々ご飯の上へ移せば“パチパチカミナリまんま”の完成です!
パチパチカミナリまんま7
 カミナリのご飯という恐ろしい名称の割には優しい雰囲気の丼で、黄色く染まってふんわりした豆腐は、まるで悟空が乗っていた筋斗雲みたいだな~と思いました。
 天かすの丼、豆腐の丼、ツナの丼なら食べた事はありますが、それらを全部一緒にした丼はまだ試した事がないので、どんな味になるのか楽しみです!
パチパチカミナリまんま8
 それでは、冷めないうちにいざ実食!
 いただきまーすっ!
パチパチカミナリまんま9


 さて、味の感想は…はんなりそうな見た目を裏切る濃い美味しさ!がっつりとさっぱりという相反する要素が、見事に両立しながら共存してます!
最初は怖がっていたクロさんも、このまんまにはご満悦
 味付けのベースはあっさりした薄口出汁醤油味なのですが、ツナの凝縮した魚肉のエキスと、天かすの力強い脂のコクが効いているせいか、しっかりとした旨味のある丼に仕上がっています。
 こういう卵とじ系の丼は甘辛い味付けが多いのですが、こちらは醤油のみのシンプルな塩気だけで味がビシッと決まっており、後口がとてもすっきりして上品なのが特徴的でした。
 卵豆腐と炒り豆腐を足して二で割ったようなふわふわ食感と、穏やかかつはっきりと主張してくる奥深い出汁のハーモニーが地味ながらも完成度が高いです(←より柔らかく淡白になった鶏胸肉のひき肉っぽい印象で、精進料理に使えそうだと思いました)。
 意外だったのは天かすで、出汁が染みた後でもそれなりにカリッとしたままの口当たりの物がたまにあったのですが、それは一瞬本物の肉かすだと間違えそうなくらい肉々しく、侮れないな~と感心しました。
 例えるなら「貧むすならぬ貧とじ丼~具沢山バージョン~」というイメージで、天とじ丼と玉子丼のいい所取りな料理だと感じました。
 しんなりジャクジャクした歯触りと、強い甘味を持ったニラがいいアクセントになっており、全体にほんのりにんにくっぽい香りをつけている為、後から徐々にカァ~ッと力強い風味が効いてスタミナがつきそうな旨さに変化していくのが面白かったです。
 七味唐辛子や一味唐辛子を振りかけてもよく合い、かみなりまんまの名に恥じないピリピリパチパチ弾ける辛さが、豆腐や卵の甘さをさらに引き立てていました。


 しめじのシコシコ感が単調感を防いでおり、簡単で特別な材料も使っていないのに、よく練られたレシピだと思いました(←エリンギやえのきみたいに甘味の強いきのこは合わなさそうですが、椎茸や舞茸なら合うかもしれません)。
 天かすの出来によって味がかなり左右されそうだと感じたので、これは市販の天かすより、色んな味を吸った自家製の天かすを使った方が絶対にいいです。
 夫は肉好きな為、肉料理ほど派手に「うまい」と言ってはいませんでしたが、気が付けば全部食べ切っていたくらい自然と箸が進む丼だったようですので、男性の方にもおすすめしたい一品です。
パチパチカミナリまんま10


P.S.
 銀猫さん、ゆゆさん、たきあさん、kawajunさん、コメントを下さりありがとうございます。
 ありがたいお言葉ばかりで、いつも感謝しながら読んでいます。
 あの西川先生が料理漫画をまた連載されていたとは、迂闊ながらも知りませんでした…早速『裏の家の魔女先生』を読んでみようと思います!


●出典)『クロと僕の幸せまんま』 おやまごう/新潮社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

『最後の小料理屋』の“お豆腐のカニあんかけ”を再現!

 今更感がものすごくて恐縮ですが、あけましておめでとうございます。
 去年は再現料理記事アップのペースが上がったかと思えばガクンと下がったりと、さながらジェットコースターのような年でした;。
 今年は、良くも悪くも色々バランスをとりながらゆっくり更新していこうと思っておりますので、もしご縁がございましたらお付き合い下さいますと幸いです。
 2020年も、何卒よろしくお願い致します。

 どうも、何か面白い事を言おうとして何も思いつかなかった当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『最後の小料理屋』にて主人公・成雪さんがある迷い込んだ有名人の為に用意した“お豆腐のカニあんかけ”です!
お豆腐のカニあんかけ図
 『最後の小料理屋』とは、『最後のレストラン』の主人公・園場凌さんの従兄妹である成雪さんが、勤めている小料理屋へ現れる少々(?)性格に難ありな偉人男性達に料理を振る舞ってはあの世へ送り返す、タイムスリップ系歴史料理漫画(←※たまにまともなお客様も来店します)。
 園場さんは悲観的すぎて女性に消極的なタイプですが、雪さんはその真反対で、楽観的すぎるが故に危険な男性に惹かれては積極的に突撃してしまう、典型的なダメンズウォーカー。
 その為、いつも悪い男性やお友達に騙されては痛い目にあい、「雪は不幸ですわ」と嘆いては自殺未遂を繰り広げるのが鉄板パターンとなっています(←※『さよなら絶望先生』の糸色望先生同様、本気で逝く気はありません;)。
 しかし、その割にお話があまり辛気臭くなく明るい雰囲気なのは、雪さんが幕之内一歩ばりに打たれ強く全然懲りていないからで、見た目は純和風ですが、内面は恋多きハリウッド女優に匹敵する強靭な精神力の持ち主だからかと。
 園場さんと雪さんを足して二で割ったらちょうどいいのにな~と、つくづく思います。

 そんな雪さんの苦労多き雇用主であり、よきツッコミ役として登場するのが、小料理屋の名物パンチパーマ女将・笹谷きんさん。
 『スナックバス江』のママと同じく、見た目はかなり癖があるものの中身は至極全うな常識人で、お店のお金を何度も盗まれたり高価な食材を勝手に食べられたりしても通報せず働かせてくれる人格者(←雪さんは返済ゆえの薄給を嘆いていましたが、これが『喧嘩稼業』ワールドなら煉獄をかまされてもおかしくない所業なので、五体無事な事を感謝すべきかと…)。
 唯一バス江ママと違うのは天然ボケ要素がない所ですが、明美さん以上に浮世離れしている雪さんに続いて女将さんまでボケてしまったら修羅の国以上の無法地帯になる事が予想される為、ちょうどいいバランスだと思います。
園場さんの従兄妹・成雪さんが主人公ですしっかり者の女将・きんさんが手綱を握っています
 そんなお二人の元に、記念すべき第1話でやって来たのが、かの伝説的な文豪・太宰治
 自殺未遂・薬物中毒・破滅主義・女性遍歴といった、1900年代初期の文豪にとってはテンプレのような経歴の持ち主ですが、中でも太宰治がすごかったのは、女性を虜にする天性の才能。
 お付き合いをされた女性は、奥様も含め最低でも5名とそこまで多くないように見えますが、内2名とは心中未遂、内1名とは心中を果たしており、その密度の濃さには驚かされます(←男性を破滅させる運命の女を海外では「ファム・ファタール」と呼ぶそうですが、太宰治はその男版ではないかと常々思います)。
 写真を見る限りはごく普通の優しげな男性に見えますが、どことなく掴み所がない所が面倒見のいい女性を惹き付けたようで、恋愛って奥深いな~と感じます(←もっとも、写真を見ただけではその方の真の魅力は分かりませんので、本当は他に理由があったのかもしれません。かの有名なモテモテ怪僧・ラスプーチンも写真だと地味に見えますが、ある本に載っていたロシア宮廷の侍女の証言によると「彼の瞳を見ると吸い込まれそうで、ああ、もう逆らえない」という魔性の持ち主だったそうですし…)。

 なお、園場さんのいる<ヘブンズ・ドア>と同じく死の直前にタイムスリップしてきた太宰治は入水心中直後で、首に縄をかけたびしょぬれスタイルという非常にエキセントリックな状態で来店していましたが、雪さんは動じるどころか「まあ!ずぶ濡れで気の毒な方!」「きっと今までたくさんの辛いことを経験された方なんだわ」とすっかり感情移入していました;。
 ちなみに、太宰治の殺し文句は「死ぬ気で恋愛してみないか」だったそうで、そんな事をダメンズ萌えの死にたがり雪さんが聞こうものなら…と読んでいてヒヤヒヤしたものです(←一晩で枯れる月下美人のように儚げに見えるものの、実際はドクダミ草の如くしぶといたくましい雪さんですので、ちゃっかり一人だけ生還しそうですが。そういえば、「少女漫画界に咲くドクダミの花」と呼ばれた岡田あーみん先生はお元気でしょうか?)。
暗がりから現れたずぶぬれの男…怪しすぎます;太宰治は最期、愛人女性と入水して果てていました
 その後、女将さんの「太宰の好物はカニだのホタテだのだったそうだヨ」「あと豆腐とか納豆とか」という言葉にヒントをもらった雪さんが、体を冷やした太宰治に温まってもらおうと作ったのが、この“お豆腐のカニあんかけ”です!
 作り方はとても簡単で、フライパンへゴマ油・生姜・玉ねぎ・カニのほぐし身を入れて炒め、醤油・みりん・お出汁・水溶き片栗粉を加えて餡を用意し、仕上げにお出汁で似た豆腐の上にかけて刻んだネギを飾ったら出来上がりです。
 ポイントは、最初はごま油と生姜だけ入れて火入れし香りをたたせてから他の具を入れること、単品ではなく温かいご飯の上に乗せて食べることの二点で、こうすると香り高くカニの旨味がより分かりやすくなるみたいです。
 カニ餡と豆腐はポピュラーな組み合わせですが、和風出汁を使うのにゴマ油や生姜を使って香りを出すのが珍しい感じで、初見時から気になっていました(←あと、みりんも加えて甘さも足すのも意外)。
 生姜は体を温め、食欲不振をなおす効能もあるとの事ですので、川で死にかけた太宰治にとっては文字通り生き返るような食事だったろうな~としみじみしました←食事を出された数秒後、上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想を行い台無しにしていましたが…)。
女将さんの言葉がヒントになって生まれた料理でした
 カニの値段が高く、なかなか手を出せないままでいたのですが、先日やっと安価なカニ缶を見つけたので再現する事にしました。
 作中には大体のレシピが記載されていますので、早速その通り作ってみようと思います。


 ということで、レッツ再現調理!
 まずは、豆腐の下準備。
 小鍋へ鰹と昆布からとった合わせ出汁を注いで絹ごし豆腐をそっと沈め、程よく煮えるまで弱火で静かに煮ます(←あんまり強火で長時間煮ると、スが入ってボソボソの食感になるので要注意です)。
お豆腐のカニあんかけ9
 次は、炒め作業。
 フライパンへごま油とみじん切りにした生姜を入れ、弱火にかけます。
 いい香りがしてきたら中火にし、みじん切りにした玉ねぎを投入してさっと炒めます。
お豆腐のカニあんかけ1
お豆腐のカニあんかけ2
 玉ねぎに透明感がでてくるまで炒めたら、カニのほぐし身を加えて混ぜ合わせます(←カニ缶を使うとお手軽です。その場合、缶汁も一緒に使います)。
 そこへ、醤油、みりん、お出汁を入れて味を調え、水溶き片栗粉を回し入れてゆるめのとろみをつけます。
お豆腐のカニあんかけ3
お豆腐のカニあんかけ4
お豆腐のカニあんかけ5
 深さのある器へ先程の豆腐を移し、上からカニ餡をたっぷりとかけて小口切りの万能ネギを散らせば“お豆腐のカニあんかけ”の完成です!
お豆腐のカニあんかけ6
 見た目は茶色系なので地味ですが、カニや鰹といった海鮮系の香りが強く鼻腔をくすぐるせいか、なかなかゴージャスな印象を受けます。
 カニとゴマ油という組み合わせは前例がない為、どんな味になるのか想像がつきませんが、雪さんを信じて食べてみようと思います。
お豆腐のカニあんかけ7
 それでは、豆腐をざっと崩してカニ餡ごとご飯へ乗せ、いざ実食!
 いただきまーすっ!
お豆腐のカニあんかけ8


 さて、味の感想は…見た目も味付けも完全に和風なのに、ちょっと中華っぽい趣のある味わい!両方のいい所取りで、ご飯にぴったりです!
 ほんのり熱が通ってふんわりプルプルになった豆腐に、よーく味わえば分かる程度の出汁の風味が移っており、ほのかに鰹の香りがする贅沢湯豆腐みたいな仕上がりになっています。
 湯豆腐は昆布主体のまろやかで甘やかな味付けにするのが王道ですが、鰹主体のしゃっきりした豊潤な味付けもイケると感じました。
 この豆腐へ、熱々トロトロの餡を絡ませると滑らかさと柔らかさが、そしてご飯に乗せると豆腐の甘味が相乗的にぐっと強調される感じで、さらに箸が進みます。
 味は全然違いますが、どことなく麻婆豆腐ご飯に似た口当たりだと思いました。
 餡は、カニのリッチな出汁がガツンと効いた優しく甘辛い和風仕立てですが、ゴマ油の香ばしい旨味が控えめに主張してくる為、想像よりも濃いめでしっかりとしたコクのある味わい(←中華料理店によくある”カニと豆腐のうま煮”に少し似ていますが、そちらよりもあっさりしていてカニの出汁がシンプルに活きている気がします)。
 やわやわとした舌触りの餡の中、玉ねぎのシャキシャキ感がいいアクセントで、刻みネギの青みと生姜の爽やかな香味が後口をキリッと引き締めてくれました。
 和:中華=7:3というイメージの一品です。

 簡単に作れる割にはなかなか凝った味になる為、忙しい時に便利なレシピです。
 豆腐の代わりに、茹でた青菜やブロッコリー、ふろふき大根、チャーハンに乗せても合いそうです。
 

P.S.
 kawajunさん、00092さん、無記名さん、コメントを下さりありがとうございます。
 今年もよろしくお願いします(´∀`)。


●出典)『最後のレストラン』 藤栄道彦/新潮社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ~ヘブンズ・ドア風~”を再現!

 その昔、「頑固親父のラーメン屋」というジャンルが一世を風靡した事がありますが、そういえば「頑固親父のパスタ屋」というのは見た事がないと気づきました。
 よくよく思い返せば、店主の写真もラーメン屋さんだとムッと一文字に口が結ばれている物が多いのに対し、イタリアンだと落合務シェフ片岡護シェフのように満面の笑みの物が多い感じで、不思議です。
 同じ小麦粉で打った麺同士なのに、かたや怖そうなイメージ、かたやにこやかなイメージ…いずれ研究してみたいテーマです。

 どうも、「チョコケーキから食べたらダメだ、プリンの味がわかんなくなっちまう!」「まだいちごは旬じゃないから、ショートケーキはないよ。春になってから来てくれ」とズケズケ言う頑固親父のケーキ屋さんがあったら面白そうだと考えた当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『最後のレストラン』にて主人公・園場凌さんがナポレオンの為に作った“牛のフィレ肉のポワレ~ヘブンズ・ドア風~”です!
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”図
 歴史上の有名人物が最期の時の直前にお店にタイムスリップし、奇妙な注文をするのも半信半疑ながら慣れてきた頃、園場さん達の前にすごい大物がやって来ます。
 その人物とは、ナポレオン=ボナパルト
 イタリアはコルシカ島の貧乏貴族として生まれつつも、己の才覚とカリスマ性を武器にフランス皇帝の座についた、まさに立身出世の極みのような人生を送った偉大なる軍人皇帝。
 熱狂的に支持してくれた民衆のおかげでのし上がったものの、最終的に自身を失脚させる大きな一因となったのもまた、ロシア遠征大敗やこれまでの専制君主と変わらぬ姿に猛反発した民衆の力で、何とも皮肉な物を感じます。
 民衆=ファンの力で地位を押し上げられて支えられた、ある意味人気稼業なその人生を見ていると、何だかアイドルみたいな生き様だな~と思います←国民投票で皇帝に選ばれるとか、まさにAKB48のシステムを連想させます。握手券があったら、さらに票数は倍増したはずです)。

 なお、圧倒的な能力ゆえに孤高にならざるを得ない英雄というと、他にはアレクサンドロス大王ハンニバル織田信長源義経あたりが思い浮かびますが、ナポレオンの場合実家の家族を大事にして丸ごと抱え込み苦労した事が判明している為、「魅力的な一人の異性」というよりは「一家の大黒柱のお父さん」っぽいイメージ。
 一生懸命頑張って尽くしている割にはあまり報われているように見えない所もまた、ほとんどのお父さん方に通じる物があり、哀愁が漂って見えます(←ナポレオンが退位して没落した後、母と一人の妹以外は誰も助けようとしませんでした)。
 その為、藤栄道彦先生が描かれた晩年の疲れきった『スナックバス江』にいそうなおじさん風ナポレオン像は、すごくしっくりきたものです。
晩年のすっかり病んでしまったナポレオン様がご来店
 この時<ヘブンズドア>へやって来たナポレオンは、監視役の島の提督・ハドソン=ロウから腐ったワインを飲まされそうになったり、食事会で「ボナパルト将軍」と呼ばれて笑い者にされたり、家の前に衛士を置いて常に見張られるなどされてストレスがK点超えしており、胃痛に苦しんでいました(←まるで、『羅刹の家』に出てくる壮絶な嫁いびりをする鬼姑の如き仕打ちで、ドン引き。陰湿すぎて、「水とりぞうさんダースで持ってきて~!」と言いたくなる案件です)。
 おかげで食欲が全くなく、『ちびまる子ちゃん』山根君の如く胸をおさえて呻いていましたが、千恵さんが渡した「ガ○ター10」のおかげで、ほんの少しだけ食事をとる余裕が生まれます。
 そこで、ナポレオンが希望した料理が「人類の歴史と英知を味わえる一皿」
 ナポレオンが言うには、「もし人がピラミッドのように40世紀も永らえるのならば…どれほどのロマンを体験できるものか」「数千年の人類の歴史、それを味わえるような料理があれば良いのだが」だそうで、自身の終焉が近い事を予知していたようでした←処刑や自殺直前のお客様以外でそれを察知していたのは、今の所ナポレオンだけです)。

 けれども、園場さんはナポレオンの好物だった“鶏のマレンゴ風”←現代ではトマト・海老・卵などが入った豪勢な料理になっていますが、初出のレシピを見ると、ナツメグ風味の質素なチキンソテーみたいな印象)を引き合いに出し、「その時に使われた最高の調味料。今となっては、これがもう手に入らない」と言います。
 その調味料とはズバリ「空腹」で、「具合の悪い人というのは食欲も落ちています。どういう物を出せば<おいしい>と思ってもらえるのか…」と、大いに悩みます。
人類の叡智を感じられる料理をと希望され、悩む園場さん
 実はこの頃、発酵食品を使った料理について色々研究していた園場さんは、たまたま用意していた食材を使ってある料理を作り上げます。
 それが、この“牛のフィレ肉のポワレ~ヘブンズ・ドア風~”です!
 作り方は簡単で、バニラビーンズを混ぜた塩麹にステーキ用の牛フィレ肉を一晩かけて漬け込み、塩麹を取り除いて両面をソテーしたら出来上がりです。
 ポイントは、塩麹に漬ける事で染み出た水分をさっとでいいので軽く拭き取ること、塩麹に漬けたお肉は焦げやすいので弱火でじっくり焼き上げることの二点で、こうするとカリッとしつつ柔らかく焼けるそうです。
 通常、お肉はそのまま焼くとどうしてもそれなりに硬くなりますが、塩麹に漬けると噛まずに飲み込めそうなくらい柔らかくなる為、胃がボロボロなナポレオンでもスッと食べられていました←バニラビーンズで臭み消しをしたおかげで独特の癖がなくなり、その上トゲトゲしくない塩気までプラスされるので、フランス人のナポレオンでも塩麹を受け入れられていました)。
 園場さん曰く、「発酵と腐敗は本来同じものでして、人間にとって好ましい結果を生むものを発酵として区別しているだけです」「そうは言ってもどうすれば好ましい結果を出せるのか、それは人類にとって、試行錯誤の歴史であったはずです」との事で、その答えにナポレオンも「見事!」と納得していました。
塩麹とバニラビーンズを混ぜたものに漬けこんでやきます
 塩麹にバニラビーンズというだけでも想像がつかないのに、さらにお肉を漬け込むなんて前代未聞だった為、どんな味か知りたくて再現する事にしました。
 作中には大体の作り方が書かれていますので、早速その通りに作ってみようと思います。


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、牛肉の下ごしらえ。
 バットへ塩麹とバニラビーンズを入れてよく混ぜ合わせ、そこにステーキ用の牛フィレ肉を置いて全面にまぶすようにして塗りつけます。
 まぶし終えたらラップをして冷蔵庫に入れ、そのまま一晩寝かせます。 
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”1
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”2
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”3
 一晩たったら冷蔵庫から取り出し、出てきた水分をよくきって塩麹を指でさっとこそげ取ります(←あんまり水っぽい時はキッチンペーパー等で拭いてもいいですが、できれば塩麹がちょこっとだけ残った状態のまま使った方がいいです)。
 これで、牛フィレ肉は準備OKです。
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”4
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”5
 次は、焼き作業。
 よく熱して薄く油をひいたフライパンに牛肉を入れ、弱火でじっくりゆっくりと両面を焼きます。
※塩麹に漬けたお肉は、火力が強いとすぐ焦げてしまいますので、トロ火で時間をかけて焼いた方がいいです。あと、何度もひっくり返さないようご注意下さい。
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”6
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”7
 中がミディアムレアくらいになるまで焼いたらすぐ火からおろし、温野菜を飾り付けたお皿へ移せば“牛のフィレ肉のポワレ~ヘブンズ・ドア風~”の完成です!
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”8
 塩麹よりもバニラビーンズの香気の方が目立ちますが、不自然な感じは一切なく、ステーキの香ばしい匂いと相まって心とろかすような仕上がりになっています。
 弱い火力で焼いた割には意外とカリッとした焼き上がりですし、これは味が楽しみです。
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”9
 それでは、熱々の内に切り分けていざ実食!
 いただきまーすっ!
『最後のレストラン』の“牛のフィレ肉のポワレ ヘブンズ・ドア風”10


 さて、味の感想は…この上なく官能的で貴族っぽい品格のあるステーキでうっとり!予想の斜め上を行く相性のよさです!
 塩漬け肉みたいに程よく水分が抜けている為、ギュムッと引き締まった口当たりなのですが、噛むごとにジュワジュワと肉汁が出てくるフレッシュなジューシーさも兼ね備えています。
 私の腕が未熟なせいか、噛まずに飲み込めそうな程とはいかないものの、唇でしなやかに引きちぎれるくらい柔らかな仕上がりでした。
 表面は少しねっとりとした、まろやかに甘辛い塩気のベールを纏っている感じで、内側の肉のエキスも隅々まで熟成されたような奥深さがあります(←分かりにくい例えですが、始めはぶどうジュースだったはずなのに、いつの間にかワインになっていたマジックを見せつけられたようなイメージ)。
 最も似ている味の料理を挙げるなら牛の味噌漬け焼きですが、それよりも数倍垢抜けたエレガントな旨さで、濃厚で舌がとろけそうな程コクが強いのに後口がすっきりしているのに感心。
 肝心のバニラ風味ですが、意外にも塩麹の癖とぴったり調和して複雑なスパイシーさが生まれており、不思議と塩味とよくマッチしていました。
 塩麹のほのかな甘味がバニラと結び付き、何とも芳しい香りが肉に染み込み、牛肉特有の臭みや麹のツンとくる匂いを巧みにかき消しています。
 バニラアイスに醤油をかけたら妙に合っててびっくりしたみたいな面白い美味しさで、軽さと重さが両立した肉料理だと感じました

 バニラと牛肉が本当に合うのか半信半疑でしたが、食べてみて考えを改めました(←ただ、牛肉や豚肉ならともかく、淡白な鶏肉に合わせるのは難しいと思います)。
 普段、こういう甘さ+お肉の組み合わせが苦手な夫も、「うまい!これはいい」と認めて食べていましたので、実際の男性にも受けがいい味わいだと思います。
 ローストビーフのタレに使ってみても面白そうだな~と感じた再現でした。


P.S.
 銀猫さん、キンメさん、kawajunさん、コメントを下さりありがとうございます。
 大変遅くなってしまいましたが、今年も当ブログの記事を読んで下さり、誠にありがとうございます。
 来年もまた、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。


●出典)『最後のレストラン』 藤栄道彦/新潮社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

プロフィール

あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『どんぶり委員長』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『ミスター味っ子』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『BAR・レモンハート』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』


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○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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