『ミスター味っ子』の“安倍二郎の包み焼きハンバーグ”を再現!

母は料理上手なので、「今日は出し巻き卵がいい出来だよ」「この○○(大抵煮物や肉料理)はおいしいからいっぱい取って食べ」などとよく言い、おかずを多量に出してきます。肥満が心配ですが、それを上回る「いつまで母の手料理を食べる事が出来るんだろう」という想いがある為、毎回全て平らげています。おかげで順調に体重増加中です。
こんにちは、お腹が成長期のあんこです。

今回再現する漫画料理は、『ミスター味っ子』のハンバーグ勝負にて敵方のシェフ・安倍二郎が腕によりをかけて作り、勝負を賭けた“安倍二郎の包み焼きハンバーグ”です!
安倍二郎の包み焼きハンバーグ図
実を言うとこのハンバーグを見たのはコミックよりもアニメの方が先だったんですが、その絵が本当においしそうで香ばしそうで、幼き日の私は「こっちの方がいい!」と目を輝かせながらビデオを観ていました(残念ながら、ビデオはレンタル物だったみたいで家にはなく、画像も用意できませんでしたorz)。
コミックの詳しい記述によると、このハンバーグはビーフシチューをかけて紙の中に包みこみ、オーブンで焼いた物との事でした。何でも、オーブンで焼くと焦げずにふっくらと焼き上がり、肉汁でいっぱいの最高の肉質になるのだそうです。さらに言うと、シチューもハンバーグの肉汁によってさらに完成された味になるのだとか。
ハンバーグの秘密1ソースはビーフシチュー
そしてとどめが、ハンバーグの味をしめる目的で入れられたしめじ!野趣溢れるきのこの香りが、いい風味付けになるのだとか。
焼いたしめじ
今となっては珍しくない料理かもしれませんが、せっかくなので出来るだけ忠実に再現してみようと思います!

と言う訳で、再現調理開始!
最初は、地味だけど大切な付け合せ作り。作中によると、にんじんのグラッセとアスパラのバター炒めだったので、その二つを先に準備しておきます。
まずは、アスパラのバター炒めです。これは非常に簡単。アスパラの根元の硬い部分やはかまを削り、食べやすい大きさに切ったらバターと塩こしょうで炒めて出来上がりです。
包み焼きハンバーグ1包み焼きハンバーグ2
にんじんのグラッセも簡単で、水、バター、塩、砂糖などを合わせた調味料で煮詰めたらもう出来上がりです。
包み焼きハンバーグ3包み焼きハンバーグ4
お次は、主役のハンバーグ作り。ボウルに合いびき肉、みじん切りの玉ねぎ、塩、こしょう、溶き卵、牛乳に浸して絞ったパン粉を入れ、粘りが出るまでよく練ります。肉の手触りが重くなったら油を手にぬってから形を整え、空気を抜いて中心を少しへこまし、冷蔵庫で三十分程寝かせます。
包み焼きハンバーグ5包み焼きハンバーグ6
その間に、具のしめじとソースのビーフシチューの用意。
しめじは根元を切り落としてある程度ほぐし、軽く塩こしょうをして半生の状態になるまで火を通してから冷ましておきます。
包み焼きハンバーグ7包み焼きハンバーグ8
次はビーフシチューですが、作中で「一流の熟練シェフが気合を入れて作ったからうまい」「誰にも真似できない」という事がやけに強調されていたので、念には念を入れてちょっとお高いビーフシチューを購入しました。このビーフシチューを鍋で温めなおしたら、ソースは出来上がりです。
包み焼きハンバーグ9包み焼きハンバーグ10
これらの作業が終わる頃にはハンバーグダネも十分寝かしきれているので取り出し、強火のフライパンで両面の表面を焼き固めます。この時、中がほとんど生になるように気をつけました。
包み焼きハンバーグ11
ここまできたら、いよいよ仕上げです。
パラフィン紙は見つからなかったのでクッキングシートを敷き、その上にハンバーグ→ビーフシチュー→焼きしめじの順に乗せていき、両端をきっちり縛ります(クッキングシートが焼けないか不安だったので、念の為に耐熱皿を下に置きました)。
包み焼きハンバーグ12
包み焼きハンバーグ13
包み焼きハンバーグ14
包み焼きハンバーグ15
そのハンバーグの包みを210℃のオーブンに入れ、十五分~二十分焼きます。
包み焼きハンバーグ16
焼きあがったらすぐにオーブンから出し、付け合せを盛り付けておいたお皿に乗せたら“安倍二郎の包み焼きハンバーグ”の完成です!
包み焼きハンバーグ17
こちらが、包みを開けてみた様子。…肉眼で見た感じはおいしそうなのに、画像にすると何故か色が汚いですorz。何度挑戦してもこんな感じでした…残念。
包み焼きハンバーグ18
包みを開けると、居間にビーフシチューの濃厚な匂いがあっという間に広がりました。立ち上る蒸気は、包み焼きならではの醍醐味ですね。よく見てみるとハンバーグから透明な肉汁がトロトロと滲み出してきており、無茶苦茶食欲をそそりました。
包み焼きハンバーグ19
それでは、ハンバーグが熱々の内にいざ実食!いただきまーす!
包み焼きハンバーグ20

食べた感想ですが…あまりの旨さに絶句。これ、すごくおいしいです。
ハンバーグを口に含んだ瞬間、ふっくらしたひき肉が大量の肉汁を出しながら舌の上でフワッとほどけていきます。蒸し焼きにされているせいか、とても柔らかでジューシー。ソースであるビーフシチューが外側にしっかり染み込んでいるおかげで、普通のハンバーグよりもずっと深い風味が広がります。まさに絶品。あと、玉ねぎのシャキシャキ感が程よいアクセントになっているのもいい感じでした。
その次に特筆したいのは、ビーフシチュー。ハンバーグから流れ出した肉汁でさらにコクある味となっており、まろやかで味わい深い一品になっていました。高めの物を使った甲斐があり、シチューに入っていた牛肉がまたいい味で、歯に触れるか触れないかでホロホロ崩れたのが印象的。
また、安倍シェフ曰く「ハンバーグの味のしめ」であるしめじも香り高い上に食感もよく、ハンバーグとシチュー双方の旨味を高めつつ全体的な味を引き締めてくれていました。一歩間違えたら、肉と肉同士でだらしない出来になっていた事が予想出来たので、しめじは重要だと思います。付け合わせのにんじんのグラッセやアスパラのバター炒めもいい箸休めになっており、飽きが来るのを防いでいました。

こんな料理がライスつきで550円(!)で提供されるというのですから、大手の力は強いなーと思います。どうやら安倍シェフは、大人気なくて性格は悪いものの腕はよかったみたいです。ぶっちゃけ、私は陽ちゃんのよりもこっちの方を選びた(ry。
正直、「コ○スの包み焼きハンバーグと似たようなもんじゃないか」と言われたら返す言葉がないんですが(^^;)…それでも、こっちはソースがいいビーフシチューな上にしめじ入りなので、恐れながらも少しだけ完成度が高いように感じました。お腹にズシンと来る料理なので普段用の料理とは言えませんが、失敗できない特別な日のご飯におすすめです。

●出典)『ミスター味っ子』 寺沢大介/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『美味しんぼ』の“豚のバラ肉丼”を再現!

夏といえば花火大会ですが、あまりいい思い出がありません。おそらく、小学生時代に屋台のイカ焼きにあたって苦しんだり、中学生時代に「好きな人の写真を隠し撮りしたいんだけど、一人じゃ不安だから一緒に来て!」という当時の友人に汗だくにさせられながら連れ回されたりなど、ろくでもない記憶しかないからかと。思えば私は、イベント時にいい目を見る事があまりない子どもでした。
どうも、あんこです。

今回作ってみる漫画再現料理は、『美味しんぼ』内にて行われた東西新聞社文化部名物「安上がりで美味しい食べ物自慢大会」である社員が紹介した“豚のバラ肉丼”です!
豚のバラ肉丼図
作り方はいたって単純、時間もかからず材料も手軽な上に結構美味しそうだったので、前から気になってました(何と、豚のバラ肉をカリカリに炒めた物とその際に出た油、そして大根おろしをご飯の上に乗せて醤油をかけるだけ!)。
豚のバラ肉丼作り方
ちょうど別の料理用として買ってきて残っていた大根と豚バラ肉があったので、いい機会と思い作ってみる事にしました。

そういうことで、レッツ再現調理!
まず、大根の皮をむいて適量すりおろしておきます。
豚のバラ肉丼1豚のバラ肉丼2
次に、豚バラ肉を小さめに切ってフライパンで油を引かずに炒めます。
豚のバラ肉丼3豚のバラ肉丼4
豚肉がカリカリになり軽い感じになったら、丼ご飯の上へたまった油と一緒にかけます。
豚のバラ肉丼5豚のバラ肉丼6
その上へさらに大根おろしをたっぷり乗せ、醤油をたらしたら“豚のバラ肉丼”の完成です!
豚のバラ肉丼7
豚のバラ肉丼8
豚バラ肉の脂の香ばしい匂いが強く、たまらないです。
豚のバラ肉丼9
では、いざ実食!いただきまーす。

さて、味の感想ですが…これはウマー(゜Д゜)!
作り方は簡単なんですが、不思議と複雑な味がします。豚バラ肉と大根とご飯と醤油だけで、こんな深い旨さになるとは思いませんでした。
カリッとした豚バラ肉の香ばしさ、独特のコクをもった豚の脂の奥深さ、ほんのり甘い大根おろしのさっぱりさがご飯に隅々まで染み込んでおり、それらに醤油が加わる事によって何とも言えないおいしさになっています。カリッとした豚バラ肉が大根の水気で少ししんなりしているのがまたご飯に合いますし、豚の脂の風味が食べる度に食欲を掻き立ててくれます。脂と書くとしつこそうに見えるかもしれませんが、意外とサラッとしていて全くくどくなく、逆にバクバクいける感じでした。

軽くお昼を済ませたい時にピッタリだと思います。

●出典)『美味しんぼ』 原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ/小学館
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『こまったさんのラーメン』の“ハム玉ラーメン”を再現!

セミやひぐらしの鳴き声を聞くと、「ああ、夏だな~」としみじみします。田舎はこういう細々した楽しみがあるから離れられません。
こんにちは、あんこです。

今日作る再現料理は、児童書『こまったさんのラーメン』にてこまったさんが卵好きなトラ猫のお客さんの為に特別に作った“ハム玉ラーメン”です。
ハム玉ラーメン
「こまったさんシリーズ」とは、かなり昔に出版されたちょっとファンタジーな児童書です。
ごく普通の花屋さんの奥さん・こまったさんはちょっとした慌て者。いつもその事を旦那さんと喋る九官鳥のムノ君にからかわれていますが、一向になおりません。そんなこまったさんが、ひょんなことでおかしなパラレルワールドに迷い込んで料理を作らされていく…というのが主なストーリーです。
ミュージカル調になったかと思えばひやひやした冒険をしたりと、話自体が面白い上に出てくる料理もおいしそうなので、すごく印象に残っています。中でもラーメン屋さんの話は詳しいレシピもついていたので、是非再現したいと思ってました。
今回作るハム玉ラーメンは簡単なのにウマー(゜Д゜)そうなので、楽しみです。
ハム玉ラーメン材料

そんなこんなで、レッツ再現調理!
最初に準備するのは、ベースとなる鶏がらスープのラーメン!本日は手抜きさせてもらって(再現度低くてすみません)「出前一丁」を使用します。最近全然食べていない事に気がついて、無性に食べたくなしました;。
ハム玉ラーメン1
この「出前一丁」を袋に書いてあるより短い時間で茹で、麺を硬めに作っておきます。
ハム玉ラーメン2ハム玉ラーメン3
その間、急いで具のハム玉を用意!まずハムを紙ふぶき大に切り(変な表現^^;)、ネギを小口切りにします。
ハム玉ラーメン4
それらを卵をといておいたボウルに入れ、塩こしょうで味付けして軽くかき混ぜます。
ハム玉ラーメン5
卵が混ざったら思いっきり熱しておいたフライパンに一気に流し込み、菜箸で手早く混ぜてすぐにひっくり返します。
ハム玉ラーメン6ハム玉ラーメン7
ひっくり返して数秒したらすぐに火を消し、ラーメンの上に卵を乗せたら“ハム玉ラーメン”の完成です!
ハム玉ラーメン8
少し硬めになってしまいましたが、ネギの香ばしい香りがいい感じです。
ハム玉ラーメン9
では、いざ実食!いただきまーす。
ハム玉ラーメン10

食べてみた感想はというと…あ、結構おいしい(・∀・)!
作中で「外はこんがり、中はトロ~リ」とこまったさんが歌っていたような出来になっています。外側の卵はしっかりしているんですが、箸で割ってみるとトロトロの卵とハムとねぎが出てきます。おかげで、市販のラーメンがワンランク上の味になっていました。
あと、熱が入る事によって風味が増したねぎの香りと食感がいいアクセントになっていてよかったです。

たま~に袋ラーメンを食べたくなる時があるので、その時にまた作ってみたいです(^^)。

●出典)『こまったさんのラーメン』 原作:寺村輝夫 作画:岡本颯子/あかね書房
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『大江戸きっちん』の“鶏の汁かけ飯”を再現!

おとといから今現在、ものすごい豪雨でした。近所の塀がナイアガラの滝状態だったり、道路が川へと早変わりしていたり、ブロックの溝から水が私の背丈くらい噴出していたりと、約二十年住んできて初めての事態にびっくりしました。こういう自然の猛威の前では、人間は無力だと改めて実感です。
こんにちは、あんこです。

本日再現する漫画料理は、『大江戸きっちん』にて主人公がタイムスリップ先でご先祖様に作った朝ごはん“鶏の汁かけ飯”です!
鶏の汁かけ飯図
お昼に近い時間帯に、長屋のみんなに手伝ってもらいつつ出来上がっていくんですが、その様子が地味ながらも楽しそうです。実はこの料理を作る前夜にご先祖様はお店を失っていたんですが、後にこの料理を屋台で売る事により徐々に再起していきます。そういう意味では、まさに運命を変えた朝ごはんです。
作り方は意外と簡単!鶏の手羽元や香味野菜をお湯で煮た後に鶏肉だけ取り出し、そこへ鰹節を入れ布で漉して塩と醤油で濃い目に味付けしたスープと、食べやすく裂いた鶏肉と白髪ネギをご飯にたっぷり乗せたら出来上がりという、至ってシンプルなものです。
鶏の汁かけ飯作り方1
鶏の汁かけ飯作り方2
単純な料理なんですが、長屋のみんなが集まって食べている様子が結構おいしそうだったので、早速作って味を確かめてみようと思います!
長屋のみんなと朝ごはん

そういう事で、再現調理開始!
まずはスープ作り。鍋に鶏手羽元、太ネギ、しょうがの薄切りを入れて水を注ぎ、弱火~中火でじっくり煮ます。
鶏の汁かけ飯1鶏の汁かけ飯2
灰汁が出てきたら丁寧に取り除き、いい香りがしてきたら鶏手羽元を取り出して冷ましておきます。スープはそのまま熱して沸騰させ、鰹節を加えてひと煮立ちしたら清潔な目の細かい布巾で漉します。
鶏の汁かけ飯3鶏の汁かけ飯4
スープを漉し終えたら塩と醤油で濃く味付けし、味見して丁度いい濃さになっていたらスープの出来上がりです。
鶏の汁かけ飯5鶏の汁かけ飯6
次は具作り。先程冷ましておいた鶏手羽元の骨から肉を裂きながら取り、食べやすい大きさに切ります。なお、今回皮は使いませんので別の料理用にのけておきます(ちなみに私の場合、きゅうりと一緒に千切りにしゴマダレ和えにして消費しました)。
鶏の汁かけ飯7鶏の汁かけ飯8
この間、太ネギで白髪ネギを大量に作っておきます。主人公が言うには、ネギは薄皮をはいでから切った方が食感がいいそうなので、試しにそうしてみました。
鶏の汁かけ飯9
ここまできたら、いよいよ仕上げ!丼にご飯を盛り、その上に鶏肉、白髪ネギをどっさり乗せます。
鶏の汁かけ飯10
スープを熱々に温めなおし、ご飯の上に好きなだけかけたら“鶏の汁かけ飯”の完成です!
鶏の汁かけ飯11
鶏や鰹節のゆかしい香りといい、スープに漂う鶏脂といい、白髪ネギの清涼感といい、かなりおいしそうです。作中では「漬物があるともっといい」とありましたので、早速きゅうりの一夜漬けも添えてみました(写すのうっかり忘れてましたが…orz)。
鶏の汁かけ飯12
では、いざ実食。いただきまーす!

食べてみると…こ、これはウママーーー(゜Д゜)!びっくりです!
お茶漬けを食べているような感覚でサラサラいけますが、決定的に違うのはその旨味の濃さ。チラチラ浮かぶ鶏脂のさっぱりしたコクといい、たっぷり抽出された鶏と鰹の出汁の奥深さといい、香味野菜の清涼な風味といい、汁が上出来すぎです。この汁が味の要となり、“鶏の汁かけ飯”の味をさらに高めています。
他にも、柔らかで旨さ溢れる鶏肉、シャキシャキして香り高い白髪ネギ、ふっくらしたご飯が汁のおいしさを余す事なく吸い、見事に調和しています。あっさりしているんですが鶏肉特有の深いコクがあり、いくら食べても飽きなかったです。作中で「中国の鶏飯ってやつに似てる」「滋養がありそうじゃないか」と言われていましたが、まさにそんな感じでした。
また、きゅうりの漬物とも相性抜群でした!糠漬けなどの強い味の漬物は合わないかもしれませんが、さっぱりした漬物がだとさらに食が進みます。

そんなに手間がかかるものじゃないので、近い内にまた作ろうと思います(´∀`*)。

●出典)『大江戸きっちん』 ながはまとしみ/講談社
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『旬~味彩の匠~』の“豆腐の親子丼”を再現!

社会人になって分かった豆知識。見るからに意地悪そうで感情が分かりやすい先輩よりも、一見優しげだけど裏ではある事ない事悪口を言って誰にでもいい顔をするカメレオン先輩の方が、余程厄介です。
どうも、世渡りベタなあんこです。

本日作ってみる漫画再現料理は、『旬~味彩の匠~』八巻にて主人公・旬君のお客さんが小さい頃お父さんに「なんちゃって親子丼」として出された“豆腐の親子丼”です!
豆腐の親子丼図
何でも、お客さんのお父さんは極貧で鶏肉を買えなかったために、豆腐をから炒りした物を鶏肉代わりとして親子丼を作ったそうです。そりゃ~怒っても仕方ないですわ(^^;)。
親子丼の正体
確かに「もどき親子丼」でしかないかもしれませんが、「案外おいしいんじゃないかな~?」と興味を覚え、再現してみる事にしました。

と言う訳で、レッツ再現調理!
まずは豆腐の下ごしらえから。少し水切りをした豆腐をフライパンに入れて火にかけ、木ベラでかき混ぜてながらから炒りにします。最初は水がジュワジュワ出てきますが、次第にパラパラになって色づいてきたらOKです。
見た目は…うーん、目を細めたら鶏ひき肉に見えないこともない…かも?
豆腐の親子丼1豆腐の親子丼2
その間に、長ネギを薄く斜め切りにしておきます。
豆腐の親子丼3
ここまできたら、後は簡単。洗ったフライパンに麺つゆ、水、先程の長ネギを入れて熱し、ネギに少し火が通ったら先程作っておいた豆腐のから炒りを加えてざっと混ぜ、そこに溶き卵を入れて手早くかき混ぜます。
※麺つゆと水だけでは物足りない場合、砂糖とみりんをお好みで足す事をお勧め致します。
豆腐の親子丼4豆腐の親子丼5
卵が半熟の内に火を止め、丼に盛っておいたご飯の上に卵を乗せたら“豆腐の親子丼”の完成です!
豆腐の親子丼6
麺つゆで染まったせいか、そこそこ鶏ひき肉っぽく見えます。でも、箸で触ると柔らかいのですぐ豆腐だと分かります(´∀`;)。
豆腐の親子丼7
では、いざ実食!いただきまーす。
豆腐の親子丼8

味の感想はと言うと…結構おいしいです!侮れない味!
元が豆腐なので、さすがに本物の親子丼みたいにはなりませんでしたが(^^;)、また違った旨さがあります。から炒りして余分な水分を飛ばした豆腐は程よくふわふわして全然豆腐臭くなかったですし、丼つゆがよく染みていて十分おいしかったです。トロトロフワワ~と口当たりがかなり優しいので、ほのぼのしました。
また、シャキシャキしたねぎの甘さやふんわりして甘辛い卵がご飯によく合っていてウマー(゜Д゜)です。身体に良さそうなのに十分おいしいという、一石二鳥の丼だと感じました。胃に優しくて比較的さっぱりしているので、夜食向きだと思います。

もっと味を肉に近付けたい場合は、豆腐を冷凍したり牛脂を隠し味にしたりなど、応用がききそうですね。ただ、これはこれで素朴ないい味なのでまた作りたいです。

●出典)『旬~味彩の匠~』 高倉みどり/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

プロフィール

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


○当ブログについて
 このブログで使用されている記事の画像、一部文章は、それぞれの出版物等から引用しております。
 引用物の著作権は全て作者様、出版社様等に準拠致します。
 もしご関係者様に問題のある画像及び記事がございましたら、御連絡頂ければ速やかに修正、削除等の対処を致します。

○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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