それでは、皆様よいお年を…。

今年は公私共に本当に色んな出来事があり、嬉しい事や楽しかった事も多かった反面、中にはどうしようもなく悲しかったり苦しかったりしたこともありました。このブログについても、たくさん悩んだりしました。
そんな中、私を幾度も勇気付けてくれたのは、ブログに訪問して下さった方、コメントをして下さった方、そして拍手をして下さった方々です。おかげ様で、何とか頑張りぬくことが出来ました。正直、私一人の力ではここまでやれなかったと思います。本当に、ありがとうございました。

未熟な所は多々ありますが、来年もどうかよろしくお願い致します。

『喰いタン』の“夜食用ボロネーゼスパゲティ”を再現!

今日で今年が終わりますが、何だかあっという間だったような気がします。十代の時より時の流れが確実に速くなっている上、世の中も目まぐるしく変わっていってますが、来年も出来る限り自分のペースを大事にしながら頑張ろうと思います。
どうも、あんこです。今年最後の記事なので、気合を入れて書きます!

今日再現する漫画料理は、『喰いタン』にて主人公・高野先生がとある女性漫画家さんにレシピを教わりながら実際に作ってもらい、食べて「旨味ーーー!」と絶叫した“夜食用ボロネーゼスパゲティ”です!
夜食用ボロネーゼスパゲティ図
『喰いタン』とは、作中に出てくる秘書の京子さん曰く「料理と推理とグダグダなギャグとの華麗な融合」(『喰いタン』十五巻より抜粋)を実現化した漫画で、探偵と小説家を兼業している大食家の先生・高野聖也が秘書・出水京子さんと一緒に知恵と味覚を駆使しながら難事件を解決していくという秀作漫画です。
ちなみに皆さんもご存知だと思いますが、『喰いタン』の作者・寺沢先生は過去に『ミスター味っ子』を描いていた事で有名な方です。あまり取材や試食や検証をしないで描いていた前作とは全く違い、この作品では結構まともなレシピや料理の豆知識が多々出てきます。食べ物に関する事件ばかりですので普通の推理漫画とは一味違った感じで面白いですし、いろんな方にお勧めしたい漫画です。
今回作るのは、十五巻に載っていたFile100.「美人漫画家の手料理を喰いまくる!!」内で高野先生の小説を漫画化する事になった女性漫画家さんが高野先生にお願いされて作った簡易版ボロネーゼスパゲティ。使う材料はオリーブ油、塩、こしょう、挽き肉、玉ねぎ、にんにく、トマトピューレ(はっきりと種類は明記されてませんでしたが、他の巻で高野先生が「ボロネーゼは最後にトマトピューレを味を調える程度に加えるだけが特徴」というような事を言っていましたので、それに準じました)と普通のレシピよりかなり少なく、作り方も単純でしたが、簡素な料理を好む日本人の血が騒ぐせいかとてもおいしそうに見えました。
夜食用ボロネーゼスパゲティ作り方1
メタボ大食家の常か、私は「夜食」という言葉に非常に弱い人間なので、読んでいる内にむしょ~に食べたくなってきました。ちょうどハンバーグ用に買って余っていた挽き肉もあることですし、早速試してみます!

という訳で、レッツ再現調理!
まずは、材料の下ごしらえ。玉ねぎは出来るだけ細かく刻み、にんにくは漫画家さんがアドバイスした方法で芯を丁寧に取り除いてからスライスします(今まで私はわざわざ真っ二つに切ってから取ってました^^;)。
にんにくの下ごしらえ
夜食用ボロネーゼスパゲティ1夜食用ボロネーゼスパゲティ2
次は、ソース作り。
フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火で熱し、にんにくの香りが立ってきたら挽き肉を入れて中火~強火で炒めます。挽き肉の半分以上に火が通ったら玉ねぎも加え、さらに炒めます。
※母が言うには、最初に挽き肉を炒めている時、あまり動かさずに焦げ目を程々につけた方が肉がおいしくなるとの事だったので、それに従いました。
夜食用ボロネーゼスパゲティ3夜食用ボロネーゼスパゲティ4
夜食用ボロネーゼスパゲティ5
この時点で塩、こしょうを振り入れ、さっと混ぜます。ただ、塩だけは後々ソースに茹で汁を投入したりするので、しょっぱくならないようにやや控えめにしておきます。
夜食用ボロネーゼスパゲティ6夜食用ボロネーゼスパゲティ7
ソースを作っている間、スパゲティも準備します。
別の鍋にお湯を沸かし、沸騰したら味がつくくらいの量の塩を入れて溶かしてスパゲティを茹でます。その際、茹で汁をソースに少々加える事を忘れずに。
夜食用ボロネーゼスパゲティ8夜食用ボロネーゼスパゲティ9
ソースと茹で汁が十分に混ざったら、今度はトマトピューレを濃くなりすぎない程度に投入し、味の調節をしながら混ぜ合わせます。全体的に水っぽさがなくなってとろみがついたら、ソースは出来上がりです。
夜食用ボロネーゼスパゲティ10夜食用ボロネーゼスパゲティ11
スパゲティが茹で上がったらザルにあけて手早く湯きりをし、ソースの入ったフライパンに入れてざっと和えます。
夜食用ボロネーゼスパゲティ12
スパゲティにソースがよく絡んだらお皿に盛りつけ、仕上げにフライパンに残っているソースを上にかければ“夜食用ボロネーゼスパゲティ”の完成です!
夜食用ボロネーゼスパゲティ13
作中に書いてある通り、最低限の材料しか使わなかったのでどうなることかとハラハラしていましたが、結構まともな出来栄えだったので安心しました。挽き肉やトマトの香りがなんとも食欲をそそってくれます。
夜食用ボロネーゼスパゲティ14
それでは、スパゲティが伸びてしまわない内にいざ実食!いただきます!
夜食用ボロネーゼスパゲティ15

さて、食べた感想はというと…肉々していて旨し(゜∀゜)!
肉と玉ねぎとにんにくの三種類しか具が入っていないのに、びっくりするくらい重厚感があります。ありきたりな材料をパッパッと炒めてごく短時間しか煮ていないというかなり適当な手順なのに、こんなに旨さが凝縮されるとは思ってもみませんでした。調味料は塩とこしょうのみですが、それが逆に素材の良さをギリギリまで引き出している感じです。
挽き肉の濃ゆいコク、玉ねぎの奥深い甘味、にんにくの力強い風味がトマトの爽やかな甘酸っぱさとよく合っており、これらが一体となったソースがスパゲティに絡むとたまらない味になります。「ミートソース」という名前通り、トマトよりも肉が主体となったソースだと思いました。作中で高野先生は「肉と野菜、スパゲティの小麦の旨味が、口中に小宇宙を形作る爆発するが如き鮮烈な旨味ッ」「濃厚な味の塊が喉をすべり落ち、胃の腑に落ち込む充実感たるやッ」と非常に興奮しておいしさを表現していますが、確かにそう言いたくなるかも…と感じる程、上出来でした(でもやっぱり、ちょっと大袈裟かな~^^;)。

夜食用にしては結構ボリュームがありすぎる観がありますが(特に女の子は敬遠しそうです…)、夕食としてなら間違いなく合格点なスパゲティです。お好みでワインやスパイス、ハーブを足して作ってもおいしそうなので、これからもちょくちょくバージョンを変えたりしながら作ってみます(^^)。

●出典)『喰いタン』 寺沢大介/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『クッキングカンタンタン』の“クラーブラックス”を再現!

寒い時、お布団に猫が入っているとぬっくぬくで癒されるという事をネットでよく見ますが、私には味わえない幸福なので羨ましいです。何故なら、私は猫好きなのに強烈な猫アレルギー持ち(鼻水、くしゃみ、目や肌の痒みなど)という悲劇を体現している人間なので…orz。
こんにちは、我慢できない時はくしゃみや痒みをもろともせずに猫をモフるあんこです。

今回再現する漫画料理は、『クッキングカンタンタン』内のある一話にて熊の親子がバイキングから教わって以来作っている鮭料理“クラーブラックス”です!
クラーブラックス図
これはたけだみりこ先生が北欧のバイキング料理から着想を得て考え出したレシピで、つきつめて言ってしまうと「簡易版鮭のハーブ風味の塩漬け」です。本格的に“クラーブラックス”を作ろうとすると、高いハーブを何種類も用意したり、最低でも二~三日の漬け込み時間が必要になったりと、お金も時間もそこそこかかるそうなのですが、その点『クッキングカンタンタン』はとても簡単!ハーブはパセリのみでもいいですし(あるならディルでも可)、時間も約一日で済みますのでうんと楽に作れます。もちろん、元はと言えば保存食料なので一週間の冷蔵保存も出来ます。
作中では「生でもない…スモークサーモンでもない…」と表現されていた為、どんな味なのかすごく気になっていました。
生でもスモークサーモンでもない
思い立ったが吉日なので、早速再現してみます!

という事で、レッツ再現調理!
まずは、鮭の下準備。小皿に入れて混ぜておいた塩・砂糖・荒挽きこしょうを、生食用の鮭にまぶしてよくすりこみます(鮭は刺身用のサクでもいいそうです。皮はついたままでも大丈夫との事)。
クラーブラックス1クラーブラックス2
クラーブラックス3
ラップを長めに切ったら、その上に洗っておいたパセリ→鮭→パセリの順にのせ、ラップでくるんでポリ袋の中に入れます。要は、鮭をパセリでサンドすればOKなのだそうです。
クラーブラックス4
クラーブラックス5
クラーブラックス6
クラーブラックス7
クラーブラックス8
この鮭入りポリ袋を、バットやスチロールトレーといった平らな容器の間に挟み(私の場合、平らなお皿と鮭の入っていた容器で代用しました)、缶詰などの重しをのせて冷蔵庫に約二十四時間入れておきます。
クラーブラックス9
クラーブラックス10
時間がたったらポリ袋から出し、ラップとパセリを鮭から取り除きます。
クラーブラックス11クラーブラックス12
クラーブラックス13
鮭についている余分な水分をキッチンペーパーで軽くふいたら、よく切れる包丁を少し寝かせながらななめにそぐようにして薄く切ります。
クラーブラックス14
この鮭を放射線状になるようにお皿へ盛り付け、傍らにレタス、粒マスタード、レモンを添えたら“クラーブラックス”の完成です!
クラーブラックス15
見た目は驚く程スモークサーモンにぴったりで、強いて言うなら少々色が鮮やかな?というくらいです。切っている時、しっとりとした手触りが印象的でした(ちなみに、レモンはうっかりしていて家になかったので、代わりにポッカレモンを小皿に入れて添えときました;)。
クラーブラックス16
それでは、いざ実食!いただきますっ!
クラーブラックス17

さて、味の感想ですが…ウマーーー!まさしく新食感です(・∀・)!
口に含んで噛んだ途端、クニュッとした弾力の後に鮭のコクや風味が柔らかく溶けだす為、思わずうっとりします。スモークサーモンと果てしなく似ているのですが、それよりは肉質がはるかに瑞々しく、十分に旨味のエキスが残っていると思いました。作中では、「トロリとした舌触りと飲み込む時のなめらかさは、スモークサーモンとはまた違うおいしさ」と表現されているのですが、本当にそんな感じです。
この切り身に、ほのかな辛さと独特の風味を持つ粒マスタード、サッパリとした酸味のレモン汁をつけて食べると、単に塩こしょうしてパセリに挟んで寝かしただけとは到底思えない、まるでマリネに一仕事したような複雑な旨さを味わえます。傍らに添えられているレタスも箸休めとして最適ですし、見事な一品料理でした。まだ試してはいませんが、ワインやビールのおつまみにしてもよく合いそうですし、お客様用としてお出ししても喜ばれそうです。

手間と実費を考えると、恐ろしい程得をした気分に浸れる料理です。鮭が安い時に、また作ろうと思いました。

●出典)『クッキングカンタンタン』 たけだみりこ/永岡書店
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『貧民の食卓』の“ワールドカップ風肉じゃがキムチ”を再現!

昨日パン屋さんで、今となっては滅多に見かけなくなったカヌレを見つけました。懐かしかったので、つい一個買って食べてみたら、そこそこおいしかったです。流行物自体は、新しい発見や発想の転換に繋がるのでそれ程嫌いではないんですが、熱が冷めたらそれっきり忘れるという日本人の国民性は何だかな~と思います。
こんにちは、来年の今頃にはトマト鍋は消滅してそうと予想するあんこです。
ワールドカップ風肉じゃがキムチ図
今回再現する漫画料理は、『貧民の食卓』にて赤柿のおっちゃんが娘・千夏ちゃんの友達に「食べる事が好きな男の子が喜ぶ料理教えて!」とお願いされた時に作った“ワールドカップ風肉じゃがキムチ”です!
仕上げにキムチを入れたり、味付けは焼肉のタレのみ(!)だったりと、結構ワイルドで大ざっぱな料理ですが、見た感じではかなりおいしそうでした。濃い味付けなのでご飯にぴったりそうなのも、ご飯好きには嬉しいところ(^^)。赤柿のおっちゃんが言うには、「食べ盛りの男の子にはこれや!」との事で、実際食べ盛りの年齢である千夏ちゃん達には大好評でした。せっかくレシピが手元にあることですし、再現してみます!

そんなこんなで、レッツ再現調理!
まずは、材料の下ごしらえ。玉ねぎはくし型、じゃがいもとにんじんは乱切りにし、豚のばら肉は食べやすい大きさに切ります。
ワールドカップ風肉じゃがキムチ1ワールドカップ風肉じゃがキムチ2
ワールドカップ風肉じゃがキムチ3
次は炒め作業。鍋にごま油をしいて熱し、豚ばら肉を入れて程よく炒めたら玉ねぎ、じゃがいも、にんじんを加えてさらに炒めます。
ワールドカップ風肉じゃがキムチ4ワールドカップ風肉じゃがキムチ5
ワールドカップ風肉じゃがキムチ6
全体に油が回ってきたら水を投入し、アクを取りながら煮込みます。
ワールドカップ風肉じゃがキムチ7ワールドカップ風肉じゃがキムチ8
途中で頃合を見ながら焼肉のタレを入れ、味が具材に染みるまでよく煮ます。
ワールドカップ風肉じゃがキムチ9ワールドカップ風肉じゃがキムチ10
煮汁が少なくなってきたらキムチを加え、さっと混ぜます。
ワールドカップ風肉じゃがキムチ11
ワールドカップ風肉じゃがキムチ12ワールドカップ風肉じゃがキムチ13
キムチと肉じゃがが混ざったら火を止め、お皿に盛り付ければ“ワールドカップ風肉じゃがキムチ”の完成です!
ワールドカップ風肉じゃがキムチ14
色が赤や黄色のみなのでちょっと寂しい色合いになってしまいましたが、香りはキムチと肉じゃがが交互に入り混じっている感じで大変食欲をそそります。見るからにご飯に合いそうなので、期待が持てます。
ワールドカップ風肉じゃがキムチ15
それでは、いざ実食!いっただっきまーす!
ワールドカップ風肉じゃがキムチ16

さて、味の感想はというと…旨し!新しい味でありながら、ちゃんと肉じゃがになってます!
最初は、「キムチと肉じゃが…それに、調味料は焼き肉のタレだけ…本当に大丈夫かな?」と小心者な私は心配でしたが、食べてみるとこれがイケます!キムチのピリ辛さと酸味は意外と甘辛い肉じゃがにぴったりでしたし、焼き肉のタレも具材にちゃんとした肉じゃがの味付けを施していました。肉じゃがを苦手とする人は、しばしば「ご飯のおかずにならない」という事を理由の一つにあげますが、この“ワールドカップ風肉じゃがキムチ”なら濃いめでしっかりした味わいなので、ご飯が倍以上進む事請け合いです。
ホコホコして味がじっくり染みたじゃがいも、甘くてしっとりしたにんじん、噛むごとに脂とコクが滲み出る豚ばら肉、トロッとして風味溢れる玉ねぎ、そして程よい辛味と酸味でサクサクした食感のキムチがぴったり調和していて、びっくりする程美味でした。また、キムチに含まれている魚介出汁や、焼き肉のタレに入っている熟成された醤油だれのせいか、全体的に何とも判別しにくい深い旨味がついているのがよかったです。

イメージ通りご飯が二倍すすむおかずだったので、ダイエット中の方には豚キムチ並みに危険な食べ物ですが、ご飯を一杯食べたい人にとっては満足する一品です。

●出典)『貧民の食卓』 おおつぼマキ/新潮社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『美味しんぼ』の“美味しんぼ風味噌ラーメン”を再現!

来年は寅年だと聞いた時、真っ先に思い浮かんだのはサーベルタイガーとブラックタイガーでした。サーベルタイガーはともかく、何故ほぼ同時にエビが思い浮かんだのか…。我ながら、脳がボケていると思いました。
こんにちは、どうしてあんな無駄にかっこいい名前になったのか気になるあんこです。

今回再現する漫画料理は『美味しんぼ』にて山岡さんが栗田さんと居酒屋さんでお酒を飲んでいる時にシメとして作った“美味しんぼ風味噌ラーメン”です!
美味しんぼ風味噌ラーメン図
どうやら山岡さんは料理をすると気分転換が出来る人らしく、この時も海原雄山に一本取られてヤケ酒を飲んでいたのですが、居酒屋のおじさんに「気晴らしに俺に作らせてくれないか」と言って半ば強引に厨房を借りていざラーメンを作る段となると、急に活き活きとし出したので思わず苦笑しました^^;(私も割とそんなタイプなので共感です)。
山岡さんが作るラーメンと聞くと、当初は誰もが「手間と時間とお金がかかりそう…」と思いがちですが、この“美味しんぼ風味噌ラーメン”は山岡さんにしては珍しく手軽なラーメンです。スープはカツオ出汁を醤油で薄く味付けしたもの、具は豚挽き肉や野菜を八丁味噌で味付けして作った肉味噌とみじん切りの長ネギで、これらを普通に茹でた中華麺と一緒に合わせたらもう出来上がりです。山岡さんの言によると、下手にブロイラーの鶏ガラを使ったスープよりもカツオ出汁で作ったスープの方がずっといい仕上がりになるのだそうです。
ラーメンのために勝手に厨房を借りてしまう山岡さん味噌ラーメンを作る為の下ごしらえ
ありふれた材料しか使っていないラーメンですが何だか妙においしそうで、機会があれば食べてみたいと前々から思っていました。そんなに材料費もかかりませんし、思い立ったが吉日の精神で早速再現してみます!

という事で、レッツ再現調理!
最初は、肉味噌作りから。まず、にんにく、ニラ、シイタケ、玉ねぎ、長ネギをみじん切りにしておきます。
美味しんぼ風味噌ラーメン1美味しんぼ風味噌ラーメン2
美味しんぼ風味噌ラーメン3美味しんぼ風味噌ラーメン4
美味しんぼ風味噌ラーメン5
フライパンにごま油を多めに注ぎ、先ににんにくだけ入れて軽く火を通します。いい香りがしてきたらニラ、シイタケ、玉ねぎも加えて炒め、野菜が少ししんなりしたら豚挽き肉を投入します。
美味しんぼ風味噌ラーメン6美味しんぼ風味噌ラーメン7
美味しんぼ風味噌ラーメン8
豚挽き肉から肉汁がジュワジュワ出て赤い部分が完全になくなったら、お酒で溶いておいた八丁味噌を流し入れて混ぜ合わせます。肉や野菜に八丁味噌がよく染み通ったら、肉味噌の出来上がりです。
※ちなみに、私が今回使った八丁味噌は出汁入りの物です。邪道ですみません;。
美味しんぼ風味噌ラーメン9美味しんぼ風味噌ラーメン10
美味しんぼ風味噌ラーメン11
次は、ラーメンのスープ作り。
沸騰したお湯にカツオ節を加えて出汁を煮出し、二~三分程経過したら布で丁寧に漉します。
美味しんぼ風味噌ラーメン12美味しんぼ風味噌ラーメン13
このカツオ出汁を少量の塩と醤油で味付けしたら、ラーメンのスープの出来上がりです。
美味しんぼ風味噌ラーメン14美味しんぼ風味噌ラーメン15
美味しんぼ風味噌ラーメン16
最後は、ラーメンの麺の準備。
グラグラに沸騰したお湯の中に中華麺を投入してやや硬めに茹で、ザルにあけて素早く湯きりをします。
美味しんぼ風味噌ラーメン17美味しんぼ風味噌ラーメン18
美味しんぼ風味噌ラーメン19
ラーメン用の器に麺を入れ、その上からカツオ出汁のスープをはります。
美味しんぼ風味噌ラーメン20
このラーメンの上に、温め直した肉味噌とみじん切りにした長ネギをたっぷり乗せれば“美味しんぼ風味噌ラーメン”の完成です!
美味しんぼ風味噌ラーメン21
カツオ出汁のふくよかな香りが心地よく、食べる前から期待が持てる一品です。飲みすぎた時や体が弱っている時でも気楽に食べられるっぽい感じで、これなら夜中に食べても胃もたれしなさそうです。
美味しんぼ風味噌ラーメン22
それでは、麺が伸びてしまう前にいざ実食!いっただっきま~す!
美味しんぼ風味噌ラーメン23

さて、味の感想ですが…すっっっごくウマーーーー(゜Д゜)!
栗田さんのラーメンを食べたときのリアクション
とにかく、肉味噌が半端ないくらいおいしいです。豚挽き肉の適度なコク、シイタケの深みのある旨味、玉ねぎのほのかな甘さ、そしてニラの力強い風味が辛めで香ばしい八丁味噌と見事に調和しており、ラーメンとも相性ばっちりでした。この肉味噌をスープに溶け込ませるとさらに複雑で繊細な旨味へと変化し、これらをツルツルの麺に絡ませて食べると何とも言えない一体感を堪能出来ます。味は濃い目なのですが決してしつこくなく、むしろラーメンを食べているとは思えない程あっさりした後口なのが印象的でした。
また、すまし汁かにゅうめんみたいな調味しかしていないカツオ出汁のスープが意外とゴマ油やにんにくとよく合っており、「和中折衷的味噌ラーメンスープ」として十分成り立っています。栗田さんの言う通り全然魚臭くありませんでしたし、こんなにシンプルなスープや具でも組み合わせ方次第でちゃんとラーメンになるんだな~としみじみ感心しました。みじん切りにした長ネギも、シャキシャキした食感と鮮やかな香味でラーメンを全体的に爽やかな味わいにする事に成功していましたし、何から何までケチのつけようがないラーメンです。正直、出店で出されてもおかしくない味でした。

「味噌ラーメン」というよりは「肉味噌ラーメン」 ですが、味噌ラーメンとはまた違ったおいしさです。山岡さん達がしていたように飲んだ後のシメはもちろん、昼食や軽い夕食にも向いていそうなラーメンでした!あとこれは蛇足ですが、ご飯に乗せてみても箸が進んでよかったです。

●出典)『美味しんぼ』 原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

プロフィール

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


○当ブログについて
 このブログで使用されている記事の画像、一部文章は、それぞれの出版物等から引用しております。
 引用物の著作権は全て作者様、出版社様等に準拠致します。
 もしご関係者様に問題のある画像及び記事がございましたら、御連絡頂ければ速やかに修正、削除等の対処を致します。

○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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