FC2ブログ

『クッキングパパ』の“カツオギョーザ”を再現!

最近健康管理に目覚めてきた為、「平日の昼食は、最低十品目以上を目指した手作りお弁当」「休肝日は四日の内三日、飲むにしてもベロンベロン状態は避ける」「出来る限り歩いて移動するようにする」の三か条を約二ヶ月間細々と守り続けています。ただ、一回に飲む量はまだ全然減らせていない上にローソンのUchiCafeシリーズにはまってしまったので(個人的に、最近新作のチョコパフェは地味にすごいと思います!中にバナナがゴロンと入っててびっくりしました!)、本当に健康状態がよくなっているのかどうかは実際分からないままです…orz。
どうも、頬に深く刻まれつつあるほうれい線が悩みの種のあんこです。

今回再現する漫画料理は、『クッキングパパ』にて荒岩主任が危うく廃棄処分になりかけたカツオのお刺身を再利用して作った“カツオギョーザ”です!
カツオギョーザ図
実を言いますとこの“カツオギョーザ”、一年半ほど経って博多本社へ戻ってきた梅田君を歓迎する為のお祝い会が行われたある博多の居酒屋(今でも実在する居酒屋さんで、店名は「第三共進丸」さん。天然雑魚が売りで、自己申告制で飲める各種焼酎・自家製かまぼこ・ベラ酒など、個性的なメニューが勢ぞろいなお店です^^)の台所にて即興で作られた料理。他の新鮮なお魚と一緒に大皿に盛られていたカツオのお刺身を、営業第二課のみんなが珍しく「カツオはちょっと臭みがあるからな…」「カツオはもういいわ、一切れ食べたモンね」「おっちゃん、カツオは下げていいよ」総出でいらない子扱いしたのをもったいないと感じた荒岩主任が、こっそり知り合いである店主にお願いして「ちょっとそのカツオいいかな?」と調理委任を願い出た事から何とか救い出されました。それにしても、このシーンを読むたび「ウツボの洗いやヤドカリの刺身(!?)みたいなちょっと勇気のいる魚介類を食べられるんなら、カツオのお刺身も嫌わず食べてあげて(つД`)!」という気持ちについなっちゃいます;。
作り方は結構単純で、刻んだカツオの身をキャベツ・ネギ・しょうが・にんにくといった野菜と一緒によく練って塩コショウなどで味付けし、あとは餃子の皮に包んで普通に焼いたらもう出来上がりです。ちなみに、つけるタレはシンプルに酢醤油です。
荒岩主任が言うには「昔、出張で高知に行った時、食べたことがある」との事だそうで、調べてみると今ではすっかり名物になっていて何と通販でも販売されていました(鹿児島県流の“カツオギョーザ”も存在するとか)。本場ではキャベツの他に白魚のすり身や大葉を混ぜ込むレシピも存在していたので、一度是非高知県で食べてみたいな~と思いました。
高知県の居酒屋で食べた味を博多の居酒屋で再現
先日、鮮魚コーナーで半額値引きシールを貼られていてもまだ売れ残っている不憫なカツオの切り身ブロックを見かけましたので、即座にそれを使っての再現を決意しました;。残り物同士でもおいしく作れるのかどうか、早速試してみようと思います!

という事で、レッツ再現調理!
まずは、材料の用意。カツオの切り身は骨、皮、血合いを丁寧に取り除き、包丁でザクザクと荒く刻みます。なお、カツオの身はお肉に比べると大分柔らかめですので、少々荒めのみじんぎりって感じになる程度で刻むのをやめた方が食感が残って美味しいです。
カツオギョーザ1
その間、キャベツ、長ネギ、しょうが、にんにくはきっちり細かいみじん切り状になるよう切っておきます。カツオとは異なり、こちらの野菜チームは徹底して細かくした方が舌触りがよくなります。
カツオギョーザ2
ボウルに先程のカツオと野菜類を投入してよーく練り、そこへ塩、こしょう、味噌、醤油を入れてさらに混ぜ合わせます(味噌と醤油は、隠し味くらいの量に留めた方がよさ気です)。段々具がまとまり、全体に調味料がなじんでねっとりした手触りになったら餃子あんの出来上がりです。正直、このまま食べたらなめろう風・焼いて食べたらカツオバーグって感じになってそれなりにウマーそうだな~と考えちゃいました(^^;)。
カツオギョーザ3
カツオギョーザ4
この餃子あんを皮(手作りでも市販の物でも可)へ乗せて包み、隙間が出来ないようしっかり閉じます。これで餃子の準備はOKです!
※困った事に、この餃子あんはちょっとだけ多めに入れすぎてしまうだけでも皮が非常に破れやすいので、乗せる際は慎重にバランスを考えながら取り掛かった方がいいです;。普通の餃子より餃子あんがやや固めなのが特徴的でした。
カツオギョーザ5
カツオギョーザ6
次は、いよいよ焼き作業。フライパンにお好みの油をやや多めにひき、中火~強火の火加減で焼きます。やがて下の部分にこんがり焦げ目がついたら水を少々加え、フタをして蒸し焼きにします。この時、水をあんまり多く注ぎすぎるとべちゃっとなるので注意が必要です。
カツオギョーザ7
フタを開けたら強火でジャーッと水分を飛ばしてから火を止め、そのまま大皿へ盛り付けて仕上げに酢醤油を入れた小皿を横に添えれば“カツオギョーザ”の完成です!
カツオギョーザ8
パリッと焼けた餃子の皮の香ばしい香りがお皿周辺を漂う為、お腹が猛烈にグーグーすいてきます(´Д`*)。見た目だけでは肉を使用した一般的な餃子とは変わりませんが、集中して匂いを嗅ぐと「少しパンチが足りない…かな?」と辛うじて違いが分かる感じでした。どんな味か、とても楽しみです。
カツオギョーザ9
それでは、酢醤油をたっぷりつけていざ実食!いっただきまーす!
カツオギョーザ10

さて、味の感想ですが…生のカツオとは全く違う味わいなのが衝撃的なんですが、かなり美味し!作中で言われている通り、これはおつな味です!
新生梅田君も含めた営業第二課のみんなも絶賛したお魚餃子
カツオギョーザ11
豚挽き肉で作った餃子より脂のおいしさや濃厚さは控え目なのでボリュームは負けていましたが、その分あっさりとしているようで深みのあるおいしさはこちらの方が断然上です。確かにこれが初カツオだったらさすがに淡白すぎたかもしれませんが、脂分たっぷりな戻りカツオを使用しているので物足りないって事は全くなかったです。噛み応えは鶏挽き肉に似ていますが、味の方はしっかり赤身の魚肉って感じで相当にヘルシーな印象でした。カツオは数ある魚介類の中でも匂いが相当に強い方なので敬遠されがちな魚ですが、この餃子は独特の癖がそっくりそのまま旨味に変換されているのがよかったです。あと、本物だから当たり前なんですが「カツオ出汁の塊」って感じの後味で、噛めば噛む程カツオの純粋な旨味エキスがジュワッと溢れ出す為どんどん箸が進みました(舌が「もっとこの旨味を吸い取りたい!」と反応して何度も咀嚼してしまうくらい、強い旨味成分でした´Д`*。お口が潤うガムの餃子バージョンって感じです)。
みじん切りにされたカツオのやや固めな食感の合間に、時折キャベツのジャキジャキした歯触り、ネギのサクサク感が程よいアクセントとなって入り交じってくるのがとても食べやすく、一向に飽きません。にんにくの力が沸いてくるような風味、しょうがの爽やかな香り、そして隠し味である味噌や醤油がカツオの臭みをすっかり消しつつ味を高めていますし、これは是非とも定番にしたいです。ビールのおつまみにもご飯のお供にも出来るオールマイティーさが何ともありがたい、素敵なさっぱり感覚の餃子でした。

勝手な所感ですが、これは厚い皮よりも薄い皮の方が合うように感じました。肉使用の餃子と違って繊細な味ですので、厚い皮だとせっかくの旨さが覆い隠されてしまう危険性があります。市販の物では、「餅粉使用」と明記された柔らかい皮を推奨いたします(^^)。

●出典)『クッキングパパ』 うえやまとち/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

プロフィール

あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『どんぶり委員長』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『ミスター味っ子』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『BAR・レモンハート』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』


○当ブログについて
 このブログで使用されている記事の画像、一部文章は、それぞれの出版物等から引用しております。
 引用物の著作権は全て作者様、出版社様等に準拠致します。
 もしご関係者様に問題のある画像及び記事がございましたら、御連絡頂ければ速やかに修正、削除等の対処を致します。

○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

Copyright © あんこ