『おいピータン!!』の“お誕生日のイクラ丼”を再現!

 つい先日、何と不二家がカントリーマアムを模したロールケーキが売り出し始めたと知り、びっくりしました。カントリーマアムは幼い頃から特別に好きなクッキーなので個人的に興味津々ですが、後に調べた所カロリーもスペシャルである事が判明した為、怖くて手が出せずにいます…orz。歳を重ねるごとに日頃から血圧や血糖値を気にする事の大切さを実感する機会が増えてきている為、もう昔みたいな後先省みずな食生活が送れないのがすごく切ないです。
 どうも、無邪気にカツカレーソースがけを食べられたあの頃が懐かしい管理人・あんこです。
 
 今回再現するのは、『おいピータン!!』にて大森さんがイクラ好きな渡辺さんの為にお誕生日当日に作ってくれた“お誕生日のイクラ丼”です!
お誕生日のイクラ丼図
 『おいピータン!!』の主人公と言っても過言ではない大森さんの恋人・渡辺さんが誕生日を迎えた日の朝、お二人は電話で「今日お誕生日だね、おめでとう」「ありがとう」「何時に生まれたの?」「今8時だから、もう生まれてるよー」という微笑ましい会話を交わしていたのですが、電話を切る間際に大森さんが「じゃ、また夜ねー」と言った事に渡辺さんは直感が働き、「ん?会社で会うのに変なの」とちょっとひっかかります(←お二人は職場恋愛中)。案の定勘は嫌な形で的中し、大森さんは渡辺さんに何も言わないまま会社をお休みしている上、何と家電&携帯が繋がらない状態にしている事がお昼休み迄には判明した為、「た、誕生日の私が働いているのに<お休み>って…」と思わずムカッとしてしまいます;。しかし、ムカつきを隠す為にいつも以上に動きが素早くなった渡辺さんは「あ~何か仕事がはかどるわぁ~(・∀・#)」と一種の無双状態になって仕事をガンガン終わらせていった為、職場では「渡辺さん、今日はふるってるね~;」と感心されていました。確かに、仕事に集中すると無心と言ますか、ある種の心頭滅却状態になれるので、渡辺さんの取った行動は分からなくもないです;。
 しかしその後、渡辺さんは冷静になるにつれて大森さんへの信頼感を取り戻し、「彼のことだから一日中家でタンシチューパイ包み焼きとか鶏の丸焼きを用意していて、私を驚かそうとしているのかもしれない」というプラス思考に至ります。初読時は、当管理人も「大森さんはサプライズも料理も好きだから、ありうる…!」と渡辺さん同様ドキドキしながらコマを目で追った物ですが、残念ながらチャイムを鳴らした渡辺さんを迎えた大森さんの姿はどう見ても日曜大工に勤しむお父さんみたいないでたちだったので、渡辺さんは内心「ち、違うみたいね…」とがっくり来ていました;。
渡辺さんが予想していた大森さんの行動渡辺さんの予想

予想と全く違って残念な様子の大森さん;(※この時は)現実の大森さん
 けれども、ふと大森さんの部屋を隅々までよく観察した渡辺さんは、そのあまりの整理整頓ぶりにびっくりします。渡辺さん曰く、床に散らばっていた本が新しく設置された手作りの本棚に並べられている・布団が押入れに入っている・CDやDVDが片付けられている・電球が全部入っていて部屋が明るい・何故か部屋にずっとあった段ボール箱類がなくなっている・台所の収納が完璧になってキレイになっていたとの事で、普段から毎日家事に追われて「朝起きたら、勝手に片付いていればいいのに…」という妄想をする事が一度や二度ではない方だったら誰しもが羨ましくなるような部屋に生まれ変わっていました。大森さんが言うには「前から君に言われていた事、全部やったの(^^)」だそうで、その上愛猫・クロちゃんが箱座りをして温めておいてくれた新品のパジャマまで渡辺さんにプレゼントしていました。何でも、渡辺さんいつも家にあるお古のパジャマを借りてサイズが全然合っていなかったのを大森さんがずっと気にしていたとの事で、渡辺さんは朝方のイライラはどこへやらな状態でずっと感動しまくっていました;(それにしても、冬の猫のホカホカぶりはたまらないものがあるので、そんなパジャマが着れる渡辺さんがかなり羨ましかったです)。
 その際、大森さんが「今日一日で部屋を全部片付けて、買い物に行ってご馳走を作るにはこれしかなかったんだ…」と言いながら冷蔵庫から取り出し、渡辺さんに好きなだけ召し上がれと差し出したご馳走が、この“お誕生日のイクラ丼”です!
 大森さん曰く、「三腹分の腹子を使う」「腹子に我慢できるギリギリの熱さのお湯をかけてほぐす」「海水と同じ濃度の塩水で洗う」のがポイントとの事で、これを炊き立てのご飯に乗せるだけで出来上がりだそうです。以前、渡辺さんがグルメ番組を見ながら「私ねー、一回でいいからおたまでイクラをたっぷりかけて好きなだけ食べてみたい」と乙女のような目をしていたのを大森さんが覚えていた為今回実現させたみたいですが、私自身イクラは大好物なので渡辺さんにものすご~く感情移入したのを覚えています(^^*)。
 こうして、渡辺さんは生まれてきた幸せを噛み締めつつキレイになったお部屋で大好きなイクラ丼を満喫するという最高のシメを迎えながら誕生日を過ごせたのでした。
ついに憧れだったイクラのザカザカかけを実行する渡辺さん^^
 回転寿司に行くと必ずイクラを何皿も食べる当管理人にとって、いつか是非再現したいと熱望していた漫画料理です。生イクラは九州だと冬になっても滅多にお目にかかれない上、デパートで買おうとすると一腹だけでも目が飛び出るようなお値段設定なのでずっと迷っていたのですが、かつて当ブログの名付け親となってくれたマリー・アントワネット好きな大学時代の知人がこの事態を知ったら「九州のお店にないなら、北海道のお店からお取り寄せすればじゃない」と言うだろうな~と勝手に考え、思い切ってネットでお取り寄せしてみました。こうなったら、とことん再現してみようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、イクラの下準備。三腹分の腹子(画像を見るとすっかり隠れてますが、下にもう一腹埋もれていますorz)をボウルに移し、手で耐えられる程度の熱さにした塩入りのお湯を一気に入れ、腹子の皮が開いている部分に手を入れて手早くほぐします。あんまり長くお湯に浸けているとイクラが硬くなってしまうので、イクラを潰さないようにしつつなるべくスピーディーに行うのがコツです。
お誕生日のイクラ丼1
お誕生日のイクラ丼2
 大雑把に皮からイクラを外すことができたら一旦ザルにあけてお湯を捨て、今度は海水くらいの濃度にした塩水でイクラにまだひっついている細かい汚れや皮を徹底的に手でほぐすようにして洗います。これを何度も繰り返せば、イクラから微細な汚れが消えて生臭みも断然軽減されるので、しつこいくらいに繰り返した方がいいです。
お誕生日のイクラ丼3
お誕生日のイクラ丼4
 やがて、イクラから細かい皮が完全に取れたのを確認したらザルにあけ、塩を少々振ってそっと優しく混ぜ合わせておきます。実を言いますと、この工程は必ずしもしなければいけない物ではないので省いてもいいのですが、塩を振っておくと白っぽくなっていたイクラの色が再び美しいオレンジがかった赤色に戻るので、個人的には推奨します。
 塩を混ぜたら五分前後きっちり水分をきり、生臭みの素をしっかり落としておきます、これで、イクラの下準備はOKです。
お誕生日のイクラ丼5
お誕生日のイクラ丼6
 次は、イクラの味付け。タッパーに日本酒(シンプルな料理なので、米だけを使って作った物がおすすめです)、醤油を入れてよく混ぜ、みりんをお好みで足してさらに混ぜて合わせて漬け汁を作っておきます。大人用でしたらお酒はそのまま使って大丈夫ですが、お酒が苦手な方やお子さんのいるご家庭では、煮切ったお酒を使った方が深みはそのままで優しい風味に仕上がるので、そちらをおすすめします。
お誕生日のイクラ丼7
お誕生日のイクラ丼8
 漬け汁に、先程の下処理済みの生イクラを投入してきっちりフタをしめ、冷蔵庫で一日以上放置して寝かせておきます。但し、あまり浸かりすぎると味も塩分も濃くなりすぎてしまいますので、途中で漬け汁を減らして(漬け汁は鯛などといった力強い味わいの魚を煮付ける時の味付けに再利用できます)漬けた方がいいと思います。
お誕生日のイクラ丼9
お誕生日のイクラ丼10
 タッパーに入れて約一日経過し、生イクラに漬け汁の味が浸透しているのを確認できたら“お誕生日のイクラ丼”用の大森さん流イクラの醤油漬けの出来上がりです!
 改めて眺めてみると、深みを帯びた綺麗なルビー色が鮮やかで美しく、時間を忘れて見惚れてしまう程うっとりしてしまいます。私程度の初心者でもそこそこうまく漬け上がったのが驚きで、イクラの醤油漬けは案外料理が苦手な方向けの割と簡単に出来るご馳走なのではないかな~と感じました。ただ、いざタッパーに詰めてみても大森さんのイクラみたいなザクザク感があまり出なかったのが少し心残りでしたorz。
お誕生日のイクラ丼11
 この漬け上がったイクラの醤油漬けを、作中の渡辺さんと同じくお玉でざっくりすくい上げ、丼によそっておいた炊き立ての白い新米ご飯の上へザラザラ~ッと惜しげなくかけます(´∀`*)。なお、お玉でイクラをすくうと思わず「大判小判がザ~ックザ~ック、ザックザク♪」という日本昔話の花咲爺さんの気分に浸れますので、お手軽に大富豪気分が楽しめました;。
お誕生日のイクラ丼14
お誕生日のイクラ丼13
 ご飯にイクラの醤油漬けを好きなだけザカザカかけ終えた後、刻み海苔を上にパラリと散らせば“お誕生日のイクラ丼”の完成です!
お誕生日のイクラ丼15
 小さい頃から熱望していたイクラを思う存分かけまくったイクラ丼を目の前に出来、正直感無量です(つД`)。こうしてしげしげ眺めてみると、海鮮丼ほどの華やかさはないものの十分貫禄がありました。
 それでは、ご飯が温かい&イクラが冷たい内にいざ実食!いっただっきま~すっ!
お誕生日のイクラ丼16

 さて、味の感想ですが…一瞬言葉を失ってしまうくらい、圧倒的に美味し。イクラ好きなら、思わず溜め息をつかずにはいられない程の至福感を味わえます。
 作中で説明されていた通り塩水で何度も丁寧にほぐし洗いした甲斐があって、皮が非常に柔らかく薄い感じに仕上がっており、歯で軽く噛むだけでプチプチッとすぐにあっけなく弾けていくのがたまらなかったです。定説では「熱湯でイクラをほぐすと皮が固くなる」との事でしたが、大森さんのレシピ通りだと熱湯を使うのは最初だけなせいか本当にちょうどいい仕上がりになっていた為、口に皮が残るだの皮に張りがあり過ぎるだのといった雑念に邪魔される事なく、イクラの旨さだけを純粋に堪能する事が出来ました。
 あっさりかつ気品のある味わいでありながら、濃密でとろけるような旨味や奥深い潮の風味をも兼ね備えた一品で、儚く弾けた後に醤油味のイクラエキスが一気に舌へ広がり、ご飯にたっぷり絡むのがよかったです。
 例えようがないとしか言えませんがそれでもあえて例えると、「卵黄の醤油漬け」と非常に似通った美味しさだと感じました。漬けている内に染み出てきたイクラの出汁で一層味わい深くなった、日本酒の香りが色濃く漂う漬け汁でご飯に少しとろみが出てほんのり味付けされているのがまた美味で、正直ご飯だけでも楽しめる出来栄えです。その上、渡辺さんの願望に沿ってイクラでご飯を溺れさせるくらいの勢いでたっぷり乗せたのもあって、まるで「イクラ版海の濃厚卵かけご飯」ともいうべき非常に贅沢極まりない味になっているのが印象的でした。

 実際、作中みたいに丼一杯分のご飯にイクラを躊躇無くザカザカかけると途中でお腹一杯になりやすいのであまりお勧めできませんが;、ご飯を小盛りにしたミニ丼として食べるなら、これほどおすすめな食べ方は無いです。ご飯を酢飯にするとさらにご馳走感が増すので、パーティーに手巻き寿司感覚で置いておくと盛り上がるかもしれません。特に、卵黄の醤油漬けや卵かけご飯が大好きな方でしたら気に入る事間違いなしです。

●出典)『おいピータン!!』 伊藤理佐/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『セイシュンの食卓』の“ヘルシーハンバーグ”を再現!

 最近よく覗くブログ様の一つに、「地獄のミサワの女に惚れさす名言集」様があるのですが、その中の一ジャンルである「バイトリーダー」ネタを拝見しては「…バイトリーダーという立場の方だけに拘らず探すなら、確かにこういう先輩って高い確率で職場にいたな…」と、つい遠い目になってノスタルジーに浸ってしまいました。特に、「今日のお前ら、○点」「お前の事どうやって育てていくか決めたけど、どうする?」「今日は俺あえて怒らなかったんだけど、気付いた奴いる?」「さ~て、あと何分で謝りに来るかな」というフレーズにいたっては、どこの業界にも同じ言い回しの方はいるものなのだな~と、ちょっと世間の狭さに感動しました。今はとんと久しいだけに、懐かしいです。
 どうも、先輩方のおかげで客観的視点を養う事の大事さを学びつつ、一向に主観的な見方が直りそうにないというダメダメな管理人・あんこです。

 本日再現する漫画料理は、『セイシュンの食卓』にてわがままなリクエストを出す四人の家族の為にお母さんが考え出した“ヘルシーハンバーグ”です!
ヘルシーハンバーグ図
 これからご紹介するエピソードは、五人分の食事の用意を一身に背負っている、主婦暦何十年にもなるベテランな奥さんのお話。この奥さんのご家庭には、ご主人・お義母さん・娘さん・息子さんがいるのですが、困った事にそれぞれが全く違う希望を挙げてくる為、奥さんは日々頭を悩ませています。例えば、日頃から健康に気を配っているご主人は「コレステロールのたまらんやつ頼むわ」、着物と和食を好むお義母さんは「私のは絶対和風にして下さいよ~」、体型維持に燃える大学生風の娘さんは「あたしカロリー高いのはや~よ」、見るからに育ち盛りな息子さんは「ハラ減ったー、ハラ減ったー。何でもいいけど早くてボリュームあるやつー」とみんなバラバラで、これらのリクエストを出来る限り何とかかなえようとするお母さんは毎日悪戦苦闘。おまけに、奥さん自身も普段から「私はへそくりを貯めたいの!」という個人的な希望があるのでそれぞれの希望通りになるような夕食を別々に用意する余裕がなく、どうにかしてみんなを納得させられるような一石二鳥ならぬ一石五鳥(?!)料理を考え出そうと日夜料理研究に励みます。
 グルメ系漫画でプロの料理人キャラ達が贅を競う料理を作っている様子を読んでいるとついつい忘れがちですが、個々の好みに合わせるのはもちろんの事、冷蔵庫にあるものと予算内で買った食材だけで家族全員に「おいしい!」と喜んでもらえるような献立を毎日作れる世の中の奥様方は、本当に偉大だと感じます。もちろん、外食と家庭料理は根本の理念からして全然異なるのでどちらが優れているという議論は論じるだけ空虚な事ですし、決して結論が出るものではないのですが、「ある物だけで、全員がそれなりに美味しいと納得する料理を作れる」能力を持つ方は、どっちの世界に行ってもそこそこの成功を収められる事に変わりはないと思います。正直、未だに料理サイトやグルメ本を読みながらでないと料理が作れない当管理人にとっては、夢のまた夢なお話ですorz。
 今回再現するのは、家族全員が容赦なく自分の好みを主張してくる中、一通りの希望を取り入れつつ奥さんが完成させた定番メニュー・“ヘルシーハンバーグ”!一言で言うなら豆腐ハンバーグですが、豆腐だけではなくツナ缶やパン粉を入れて焼いたり、焼肉のタレをソース代わりにして絡めたりと、安く体にヘルシーなだけではなく、食べてちゃんと素直に美味しいと感じられるような工夫が随所に散りばめられているところに好感が持てます。こういう「ややヘルシー寄りだけれども、ご飯に合ってしっかり食べられる料理」はなかなか本格派なレシピ本では見かけられないので、初見時はかなり新鮮だったのを覚えています(何故か、がっつり系かヘルシー系の二種類にきっちり分かれる傾向にあるような気がします。これは完全な妄想ですが、中途半端な料理だとかえって売りが無く、従って人気が出にくいのかもしれません)。
 ちなみに、今作の筆者・たけだみりこ先生の描く漫画レシピ本は体にも心にも程よく嬉しい料理が沢山載っているので、そういった料理がお好きな方には是非おすすめ致します。ただ、『セイシュンの食卓』は初期作のせいかインスタントを多用する料理もまた数多いので、そういう食材に寛大な方でないと眉をひそめてしまうかもしれません(^^;)。
家族五人が満足になれる希有なアイディアハンバーグです!
 豆腐ハンバーグは何度か作ったことがありますが、お肉の代わりにツナを混ぜて作るレシピは挑戦したことが無かった為、一体どんな味がするのか前々から気になっていました。巻末に詳細なレシピが載っていた事ですし、早速再現してみようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、ハンバーグのタネ作り。ボウルへ、しっかり水切りした後にザルにあけてさらに水分をきっておいた豆腐、オイルをギュッと絞っておいたツナ缶のツナ、パン粉、卵、塩、こしょうを入れ、全体が完全に合わさるまでよく練り混ぜます。これだけで、ハンバーグのタネは出来上がりです。
 ※豆腐は作中では指定がありませんでしたのでお好みで大丈夫ですが、柔らかい口当たりがお好きな方は絹ごし豆腐、ややしっかりした食感がお好きな方は木綿豆腐がお勧めです。また、豆腐は電子レンジに数分かけた後に水切りすると、そのまま水切りするよりも水分がぐっと出やすくなります。但し、あんまり電子レンジにかけすぎてもパサパサになるので要注意です。
ヘルシーハンバーグ1
ヘルシーハンバーグ2
ヘルシーハンバーグ3
 次は、焼き作業。先程のハンバーグのタネを油を塗った手でそれらしい形にきっちり整形し、熱して油をひいておいたフライパンへ乗せ、最初は強火で焼きます。やがて片面に焦げ目がついて焼き固められてきたのを確認したらすぐにひっくり返し、もう片面も焦げ目をつけます。両面が固まったら中火にし、中までじっくり火を通します。
 意外とひっつきにくいのでむしろ普通のハンバーグよりも焼きやすかったですが、ひっくり返す時にボロッと形が崩れやすいので、第一回目のひっくり返しの際はフライ返し二刀流で慎重にした方が無難だと思います。
ヘルシーハンバーグ4
ヘルシーハンバーグ5
 ハンバーグの中心まで火が通ってきたら、フライパンのふちに沿うようにして好きな銘柄の焼肉のタレを回しかけ、煮詰めながらハンバーグに絡ませていきます。面白い事に、焼肉のタレをかけると途端ににんにくっぽいような肉っぽいような強い匂いが台所中に立ち込め、見た目も風味も俄然ハンバーグらしくなりました。焼肉のタレの個性、恐るべし!
ヘルシーハンバーグ6
ヘルシーハンバーグ7
 ハンバーグにとろみがついた焼肉のタレがまんべんなく絡んだら火からおろし、そのまま付け合せの生野菜等が飾られたお皿へ乗せれば“ヘルシーハンバーグ”の完成です!
ヘルシーハンバーグ8
 パッと見だけなら、牛肉ハンバーグはともかく鶏ひき肉の和風ハンバーグっぽく見えなくもない感じで、あまりの化けように感心します。中を割って見てみると、さすがに白っぽ過ぎる色合いなので一目で豆腐ハンバーグだと分かりますが、外の香ばしいむっちりした焦げ目と中のふんわりした柔らかさとが対照的で、既においしそうな気配を漂わせています。焼肉のタレが食欲をそそりますし、これは期待が持てそうです!
ヘルシーハンバーグ9
ヘルシーハンバーグ10
 それでは、熱々の内にいざ実食!いただきまーすっ!
ヘルシーハンバーグ11

 さて、味はと言いますと…肉っぽいのにさっぱりヘルシーという面白い美味しさ!見た目を裏切らない優しい味です。
 焼き肉のタレの野生味溢れる濃厚な香りや様々な旨味成分を吸い込んだ外側と、フワッフワな口当たりになった豆の風味が濃い中身が口の中であわさり、あっさりしているのに不思議とご飯によく合う一品に仕上がっています。正直、何の味付けもしないままだったらご飯のおかずと言うには少々物足りない出来になっていたと思いますが、焼き肉のタレで適度なコクと肉の出汁をプラスしたおかげでちょうどいいボリューム感が出ていました。豆腐らしい淡泊な旨さはちゃんと残っているのに食べ応えだけはアップしている為、主菜でも副菜でもいけそうな万能おかずです。
 絹漉し豆腐の滑るような舌触りが活きているせいか、中は「ツナ風味のシンプルがんもどき」みたいな和風っぽい味わいになっているにも関わらず、空気を含んでほのかにシュワッとしている口当たりはちょっぴりスフレに似た趣がありました。
 ツナの脂分が豆腐全体に混ざりきっているのでパサパサ感は一切なく、逆になめらかで柔らかい食感なのが印象的でした。パン粉と卵が豆腐とツナをきっちり結び付ける役割をしているのでポロポロこぼれず食べやすいですし、冷めてもふんわりしたままなのでお弁当にも向いてそうです。また、焼き肉のタレから漂うにんにくのがっつりした香りが食欲を刺激するのでこってりしてそうに見えますが、お腹に優しい食後感なのがよかったです。

 当初に抱いたイメージ通り、ヘルシーなのに物足りなくないちょうどいい食べ応えのハンバーグで、冷めても味が劣化しにくいことからお弁当向きでもありそうだと感じました。癖が無い万人に好まれる感じの味わいでしたので、幅広い年齢層の方々におすすめしたいお手軽家庭料理です。

●出典)『セイシュンの食卓』 たけだみりこと東京ブリタニアン/リクルート出版
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『華中華』の“初めての朝チャーハン”を再現!

 『攻殻機動隊』の派生作品である『攻殻機動隊S.A.C.タチコマなヒビ』に出てくるタチコマが可愛らしく、読むたびにほのぼの癒されています。原作よりも先に派生作品を読んでしまうのは邪道な入り方かもしれませんが、タチコマの魅力のおかげで原作『攻殻機動隊シリーズ』の世界に興味を持って結果ハマった為、個人的にはタチコマ様々です(^^)。あまりにも好きすぎて、最近ではプラモを買おうか本気で検討中です。
 どうも、そろそろプラモを飾る場所が限界に達しようとしている管理人・あんこです。

 今回再現する漫画料理は、『華中華』にてハナちゃんが新婚旅行先の旅館で康彦さんに即興で作った“初めての朝チャーハン”です!
初めての朝チャーハン図
 前回、自身の結婚式で“目出鯛チャーハン”を新郎共々一緒に振舞うという前代未聞な共同作業を成功させたハナちゃんは(楊貴妃さんは後々、昔からの古馴染みであるハナちゃんの大叔父さんに対し、「千二百年以上幽霊してきたけど、自分の結婚式にチャーハン作って振る舞う花嫁なんて聞いたことないよ!」と少し誇らしそうに話していました)、その日の夕方の内に仲人である上海亭のおじいさんとおばあさんから手渡された湯川原町の温泉旅館の一泊二日宿泊券をありがたく頂戴し、短いながらも楽しい新婚旅行へ出発します。どうやらおじいさんとおばあさんはかなり奮発した模様でかなりの高級老舗旅館を予約されており、おかげで軽トラックに乗って来たラフな農作業着の康彦さんと地味めな普段着を着たハナちゃんは、一時は何と搬入をしに来た新規の業者さんと勘違いされてしまうという事態に陥り、あやうく裏口へ回されそうになるという一幕がありました;。これにはさすがの康彦さんも困ったように苦笑いしていましたが、一方のハナちゃんはというと密かに夢見ていた新婚旅行という事もあり、このちょっとしたハプニングすらも楽しんでいる節がありました。思えば、二人きりでハナちゃんと康彦さんがのんびり旅行に来るのは今回が初めてですので、ハナちゃんからすればこんなトラブルすらも大事な思い出を彩る些細な一コマに過ぎないかもしれません。
 実を言いますとこの翌朝、ハナちゃんは朝の空気を吸うために露天風呂付きのベランダへそっと出るのですが、そこには何と一足先に楊貴妃さんが露天風呂に浸かっており、ハナちゃんの度肝を抜かせていました。実際は昨夜からいたわけではなく、宿を探し回って夜が明けた時にやっとハナちゃんのいる旅館へとたどり着いたとの事でしたが、正直親友のようでありある意味擬似母親的な存在である楊貴妃さんに康彦さんとラブラブモード最高な旅行現場を見られるのは、照れくさいやら決まり悪いやらでどうにも落ち着かなかっただろうな~と少しハナちゃんに同情しました(^^;)。それにしても、一旦は新婚旅行の同道を遠慮しながらもこんなドッキリをやってのけるとは、楊貴妃さんもなかなかお人が悪いと思います…;。
慌てるハナちゃんと、落ち着いた楊貴妃さん
 そんなこんなで身支度を整えたハナちゃん・康彦さん・楊貴妃さんご一行は、旅館にある大広間へ移動して朝食を食べようとするのですが、康彦さんと迎える新婚旅行の朝はこの時が最初で最後だというのに、自ら朝ご飯を用意出来ない事にハナちゃんは残念さを感じて落ち込みます(ここら辺のくだりを見ると、十代の女の子らしい初々しさで可愛いな~とほのぼのします^^)。けれども、康彦さんはさほど気にしていない様子で(こういう感覚のズレ、何だか妙にリアルです;)、「気にしないで下さい!もう料理も用意されていますし…」と言うのですが、ハナちゃんは何とかして自分らしい朝食を即座に作れないか、机の上にある和風の朝食セットを眺めながら必死に考えます。
 そして、固形燃料付きの卓上コンロに乗った湯豆腐入り土鍋と温泉卵を見たハナちゃんが瞬時に閃いたのが、この“初めての朝チャーハン”です。作り方は卓上でパパッと作れるだけあって簡単で、熱した空の土鍋にサラダについていたマヨネーズをぬって油代わりにし、茶碗によそってあったご飯・温泉卵・湯豆腐を混ぜ、その付属品である薬味の刻みネギとポン醤油で味付けし、最後にこれまた朝食セットについてきていた焼き海苔を揉みちぎってかけたら出来上がりです。こっそり打ち明けちゃいますと、個人的にこういうおままごと感覚の料理は小さい頃から大好きですので、読んでいるだけでワクワクしたのを覚えています(同じ理由で、『クレヨンしんちゃん』初期に出てきたしんちゃんお手製納豆ご飯とかも未だに好きです^^;)。
 実はこの“初めての朝チャーハン”、ハナちゃんが作るチャーハンは大抵食べる事が出来ている楊貴妃さんが食べられなかった数少ないチャーハンの内の一つで、空でプカプカ浮きながら楊貴妃さんが「残念だけど、あのチャーハンは康彦だけのものだから私は食べられないんだよね…」とひどくがっかりしていたのがちょっぴり気の毒でした;。その後、ハナちゃんは満点大飯店に出勤する為に急いで横浜中華街へトンボ帰りするのですが、朝八時前に康彦さんと「いってらっしゃーい、華子さん!!」「いってきまーす、康彦さん!!」と慌しくも元気に横浜中華街の前で解散できていたので、なかなか好調なスタートではないかな~と感じました。
旅館の朝食を使い、何とか手作りの料理を食べてもらおうとするハナちゃん
 旅館の備品を使って作るのは、従業員の方々の気持ちを考えるとさすがに躊躇してしまって出来ないのですが(飲食店でバイトしていた時期があったせいか、出来る限り片付けやすいように食べようとする癖が抜け切れずにいます)、遠慮なしで再現できる家で早速作ってみようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、朝食セットの再現から。小鍋へ昆布と水を入れて一晩つけた後に火にかけて出汁を取り、そのまま昆布が入った状態のまま食べやすい大きさに切った木綿豆腐(特に指定はありませんので、絹ごし豆腐でも勿論OKです)をそっと沈めて弱火で温めます。やがて、豆腐の隅っこがカタカタと震えだしたら、旅館の朝食風湯豆腐の出来上がりです。
 ※作中では昆布と豆腐は土鍋に入れられたままだったので当ブログはそれに準じましたが、本式のやり方通り昆布は途中で引き上げちゃっても大丈夫です。
初めての朝チャーハン1
初めての朝チャーハン2
 その間、別の鍋で好きな固さの温泉卵を作り(ただ、黄身が固まりすぎてほぐれにくいタイプの温泉卵だとチャーハンにするにはちょっと向いていないかもしれないです;)、長ネギは適当な大きさに刻んでおきます。ちなみみに、『華中華』式の温泉卵の作り方は沸騰させてから火を消したお湯の中に生卵を沈め、約十分ほど放置したら出来上がりという物ですが、こちらの検索結果から自分向きのレシピを探してみてもいいと思います。
初めての朝チャーハン3
初めての朝チャーハン4
 次は、いよいよチャーハン作り。固形燃料に火をつけた卓上コンロ(又は、弱火~中火の火加減のガスコンロ)に一人前用の土鍋を置いて熱し、やや熱くなってきたらマヨネーズを油代わりにレンゲで広げます。この時、マヨネーズはカロリーハーフの物を使用すると溶けにくく大変やりづらいので、通常の赤いキャップのマヨネーズの方を使用する方を推奨いたします。
初めての朝チャーハン5
初めての朝チャーハン6
 マヨネーズが少し溶け始めてきたら温泉卵を入れて軽く混ぜ、ご飯を投入してほぐるようにしながらよく混ぜ合わせます。マヨネーズ・温泉卵・ご飯を弱い火力のまま完全に馴染ませたと呼べるまで混ぜるのは結構根気が要りますが、気長にレンゲの腹(もしくは木ベラ)で押しつぶしつつ混ぜていれば必ず混ざりますし、何より馴染むまで混ぜた方が圧倒的に美味です(^^*)。
初めての朝チャーハン7
初めての朝チャーハン8
 ご飯に温泉卵やマヨネーズが混ざりきったら、しっかり湯きりした温かい湯豆腐を加え、ざっくり潰しながらさらに炒め混ぜます。その際、豆腐を粉々にするまで潰すのではなく、所々不ぞろいな大きさの豆腐の欠片が残ってもいいくらいの状態にした方が、食感の違いが生まれておいしくなります。
初めての朝チャーハン9
初めての朝チャーハン10
 潰した豆腐と卵ご飯がまんべんなく混ざったら、ポン酢醤油をお好みの分量だけたらして味付けし、気持ち多めの刻みネギを投入して練らないように気をつけながらさっくり混ぜ合わせます。
 ※作中ではポン酢について何も言及されていませんが、凝って作ってみたい方は手作りポン酢で調味したり、もっとお手軽に手を加えたい場合は一番好きな柑橘類(はかぼす、すだち、橙、ゆず、変り種だとオレンジやレモン)を隠し味として市販のポン酢へちょっぴり絞って風味を変化させてみても、より香りが際立って美味しくなります。
初めての朝チャーハン11
初めての朝チャーハン12
 味見をしながらの調味料の微調整をし終えたら土鍋を火からおろし、仕上げにさっと炙った焼き海苔を手で揉みながらちぎって上から散らせば“初めての朝チャーハン”の完成です!
初めての朝チャーハン13
 ポン酢のすっきりした香りが鼻腔をくすぐってほんのり癒される為、昼食や夜食というよりは、その名通り朝向きなチャーハンだと思いました。チャーハンというよりはどちらかと言うと混ぜご飯みたいな見た目ですが、こげたマヨネーズの匂いがするので単なる混ぜご飯よりもボリュームがありそうな印象を受けます。正直味の想像がつきにくいので、どんな味なのか興味津々です。
初めての朝チャーハン14
 それでは、出来立てほやほやの内にいざ実食!いただきま~す!
初めての朝チャーハン15

 さて、味の感想ですが…予想以上においしくてびっくりなお味!意外とまともな一品で、食欲がない時でもするするいけちゃいそうです!
康彦さんの初々しい喜び顔と、お父さん達の羨ましそうな顔が対照的;
 細かく砕けてホワッとした口当たりになった昆布風味の木綿豆腐が、マヨネーズと温泉卵が混ざってとろみがつき、卵黄のコクがダブルで加わってまろやかになったご飯を包み込むようにして絡まっており、とても優しい味わいに仕立てあげています。火力が致命的に足りなかったので、正直チャーハンというよりはまるで「半熟卵かけご飯」みたいでしたが、その分淡く上品で癒される味わいでした。
 ネギも半生な為、普通のチャーハンに入っているネギの倍以上シャキシャキした鮮やかな食感で程よいアクセントになっており、時折ツンとくる辛味が舌に新たな刺激を与えているのが飽きを防いでくれてよかったです。豆腐のモロモロ感、ふるふるに固まった卵白、生の時よりも旨味が増した卵黄の相性がよく、食べるごとにしみじみ安らかな気持ちになるので飲んだ後のシメにも向いていそうなイメージを持ちました。薬味たっぷりな冷や奴を乗せたタモリさん考案の豆腐丼が夏向きとするなら、これは秋と冬向きな豆腐ご飯だと感じました。
 ポン酢醤油の徐々にじんわり効いてくる酸味とほのかな塩気、そして柑橘類の爽やかな香りがこのしっとりしたご飯にぴったりで、例えるとするなら「湯豆腐味のあっさりトロフワ卵かけご飯」って感じでした。もみ海苔の磯の風味が全体をしっかりまとめてだらけた味にならないようにしていますし、単純に見えてなかなか奥深い料理だと思います。

 豆腐入りでしかもポン酢味のチャーハンは如何なものか…と少しおっかなびっくりだったのですが、案外ぴったりだったので驚きました。醤油味のチャーハンよりも後口が爽やかな印象を受けましたので、食欲がないけれども滋養のあるものを食べたい時にはいいかもしれません(半熟卵は固焼き卵よりも消化にいいので、そういった意味でもお勧めです)。

●出典)『華中華』 原作:西ゆうじ 作画:ひきの真二/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『美味しんぼ』の“ペナン風お好み焼き”を再現!

 その昔、ユーミンが某ラジオで「いつ見てもお若いです」というハガキが読まれて嬉しそうにしている女性芸能人に対し、「でも、本当に若い人はそんな事言われないわよね」と無邪気に言ったというエピソードがあったと最近知り、なんて天然な方なんだ…と思いました;。もし自分がその場に居たらと考えただけで、胃が痛くなります。
 どうも、園児だった時に小学校低学年と間違われ、遊園地であやうく入園料ごまかし疑惑が浮上して大変な目にあった事がある程老け顔人生絶好調な管理人・あんこです。

 今回再現する漫画料理は、『美味しんぼ』にて山岡さんが二つの問題を一挙解決する為に作った“ペナン風お好み焼き”です!
ペナン風お好み焼き図
 山岡さんと栗田さんは、ご夫婦揃って何故か人の相談事の聞き役に回ることが非常に多いのですが、ある日二人とも同時に同じような悩みを抱える友人の話を各々聞くことになります。山岡さんの方は大学時代の同級生・畑山さん、栗田さんの方は高校時代の同級生・すわ子さんで、お互い立場や状況は少々違えども「縁遠くていい相手に出会えず、同級生の中では唯一の独身。このまま結婚出来ないんだろうか」という共通の悩みを持っており、山岡さんと栗田さんはおいしい物を食べて元気を出させようと土曜日に家へ来てもらうようにそれぞれ誘い、偶然四人で飲み会をする事になります。
 当初は「似た境遇の二人が一緒だとまずいかな?」と少し心配になっていたお二人でしたが、これが幸運にもいい出会いの場となり、畑山さんとすわ子さんはなかなか良さ気な雰囲気になります。ちなみに、意気投合したきっかけは畑山さんとすわ子さんの過去の失恋話がとても似ていて共感したから。何でも、畑山さんの方は美人の完璧なお嬢様と高級レストランに行った際「生カキに白ワインの組み合わせって、口中に生臭さが広がっておいしくないよ」と言った瞬間「この味が分からない無教養な人とは、お付き合いできません!」と怒られて振られ、すわ子さんの方はいわゆる三高なエリート男性に自分で焼くスタイルのお好み焼き屋さんで張り切ってブタ玉やイカ玉を焼いていた時に「こんな貧乏臭い下品な食べ物を喜んでガツガツ食べるような女性とは、一緒にいたくない」と冷静に拒否反応を示されて去られたとの事で、相変わらず『美味しんぼ』界の上流階級の方々は怒りの沸点が低いな~と苦笑してしまいました(^^;)。それにしても、お好み焼きを食べるだけで「下品」とみなすとは、すわ子さんの元恋人男性はこのご時勢では結構ハードル高すぎだと思います;。この分だと、路上でも平気でコンビニの肉まんに付属の酢醤油と辛子をかけて歩き食いする当管理人を目撃したら、未開地の原人として思いっきり引かれそうな気がします(って、他の方にも引かれそうなくらいお行儀悪いですね、すみませんorz)。
はげますお食事会のつもりが、擬似お見合いに
 しかし、過去に散々な恋愛をしていた畑山さんとすわ子さんはお互い惹かれつつも「こんな自分では、どうせ去られてしまう…」と臆病になってしまい、そのままこう着状態に陥ってしまいます。山岡さんと栗田さんはそれぞれの本音を知っている為、何とかしようと考えるのですが、いい案が浮かばず途方に暮れます。
 が、ちょうどその頃会社の先輩である松川さん・メリーさん夫妻から「俺達が住んでいる団地では毎年秋祭りがあるんだが、棟ごとに分かれて出す屋台が目玉出し物なんだ」「私達のいる七号棟は去年東京風お好み焼きで売り上げ一番だったんだけど、今年は三号棟が広島風お好み焼き、八号棟が純大阪風お好み焼きを出すから、東京風だけだと負けちゃうかもしれない」「そういう訳で、何かいい他のお好み焼きを考えてくれ(゜Д゜)クワッ!」という若干脅迫も入ったお願いを受けていた事もあり、山岡さんは突如一気に二つの相談を解決する名案&お好み焼きを思いつきます。その際に山岡さんが一押ししたのがお好み焼きが、この“ペナン風お好み焼き”です!
 作り方はそこまで難しいものではなく、にんにく・チリソース・植物性の油を熱した鉄板に緩く溶いた米粉を広げて刻みネギ・溶き卵・生カキを乗せたら半分にたたみ、焼けたらヌクマムを表面にぬって出来上がりというそこそこお手軽なお好み焼きです。大阪風お好み焼きや広島風お好み焼きはうまく焼けるようになるのに経験とコツが必要になりますが、この“ペナン風お好み焼き”は技術が無くてもさっと作れるのが利点との事で、おまけにビールなどのお酒類にも合う為屋台向きな好み焼きだと作中では説明されていました。山岡さん曰く、「東南アジアは米食の文化だ。だから、麺も米の粉で作ったものが多い。当然、お好み焼きも米の粉で作ることになるんだな」だそうで、所変わればお好み焼きの材料もやはり変わってくるのだな~と感心しました。
新鮮なカキをふんだんに使うのがポイント
 山岡さんの一石二鳥作戦とは、「団地の秋祭りで、この“ペナン風お好み焼き”を畑山さんとすわ子さんに紹介し製造&販売してもらう→お好み焼きを一緒に食べてもらって再び気持ちを確かめ合わせ、同行動してもらったら二人の仲はうまくいく→畑山さんとすわ子さんの問題解決!」「目新しくておいしい“ペナン風お好み焼き”を東京風お好み焼きと共に売り出す→味もいいしビールに合うから、お好み焼きとアルコールが同時にさばけて売り上げ倍増→松川さん夫婦の問題解決!」というかなりポジティブなものでしたが、奇をてらわなかったのが帰ってよかったのか、本当に両問題ともに解決しちゃってました;。単純かもしれませんが、ともあれみんながホクホク顔になれて一件落着なお話でした。
友人の恋と団地祭りの優勝を、この異国風お好み焼きで一挙解決!
 やっとカキが出回る季節になってきた為、再現可能になりました。マレーシアのペナンで実際に食されているお好み焼きにどれ程近づけるかちょっと自信がないですが、早速再現しようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、食材の下準備。太ネギは大雑把に刻んでから生卵に加えて一緒にかき混ぜてネギ入り溶き卵にし、カキはザルに中の水ごとあけて流水にさっとさらした後水気をきり、米粉は水でゆるく溶いておきます。実は米粉は非常にダマになりにくく、粉をふるい器へかけずに水を入れたとしてもすぐに混ざる為、ある意味小麦粉よりも扱いやすい粉です。
ペナン風お好み焼き‏3
ペナン風お好み焼き‏4
 次は、焼き作業。鉄板(ない場合はホットプレートで代用)にゴマ油以外の植物性の油をやや多めにひき、みじん切りにしたにんにくをたっぷりと、チリソースを自分のお好みの量だけ入れてじっくり火を通します。この時あんまり高温すぎるとにんにくがあっという間に焦げてしまうため、最初は弱めの火を使うことをお勧めします。
 ※一般によく知られているチリソースと、スイート・チリソースのどちらを使用するのか書いていませんでしたので、今回は試しにスイートチリソースを使ってみました;。本来はチリソースを使うべきだったのかもしれません…すみませんでしたorz。 
ペナン風お好み焼き1
ペナン風お好み焼き2
 にんにくとチリソースがいい具合に火が通ってきたら、先程用意しておいた水溶き米粉をお玉で丸くなるよう流し込み、その真ん中めがけて刻みネギ入り溶き卵を入れます(あまり生地から溶き卵がはみ出さない方がいいです)。そこへ、生食用生カキを好きなだけ並べながら乗せていきます。
 ※生食用生カキではなく加熱用カキを使う場合は、この時点でフタをして全体を少々蒸らすと、衛生的に安心なふっくら蒸し焼きカキで“ペナン風お好み焼き”を楽しむ事が出来ます。
ペナン風お好み焼き‏5
ペナン風お好み焼き‏7
 生地に熱が通ってきて半透明になり、焼いた部分の生地がカリッとしてきたらフライ反しかコテを使って端から丸めて半月型に折りたたみます。そして、表面に刷毛でヌクマム(又はナンプラーでもOK)をぬって軽く味付けします。この時つけ過ぎるといっぺんに焦げやすくなってしまいますので、要注意。
ペナン風お好み焼き‏8
ペナン風お好み焼き9
ペナン風お好み焼き10
 中の具に十分火が通ったか確認したらホットプレートから取り出し、素早くお皿へ乗せれば“ペナン風お好み焼き”の完成です!
ペナン風お好み焼き11
 火が通ることによって独特の癖が弱まり、逆に風味が増したヌクマムの異国風な香りが食欲をかきたてます。残念ながら、当管理人の腕が未熟だったせいで本場ペナンのお好み焼きのように透明な美しい仕上がりにはなりませんでしたがorz、焦げ目がついてパリッとした米粉の生地は十分に美味しそうで安心しました。生地を切り分けると、中から溢れんばかりの半熟カキが出てくるのがたまらない感じで、どんな味が非常に楽しみです。
ペナン風お好み焼き12
ペナン風お好み焼き13
 それでは、焼きたて熱々の内にいざ実食っ!いただきま~す!
ペナン風お好み焼き14

 さて、味はと言いますと…普通のお好み焼きとは全然違う味わいで美味し!おやつ感覚でペロッと平らげられます!
試食したメリーさん達は、勝利を確認!
 にんにくのカ~ッと力が湧いてくるような濃厚な風味と、チリソースのエスニック風で甘辛い味が米粉100%の優しい口当たりの生地に程よい刺激をプラスしており、不思議と癖になるおいしさです。内側はふんわりもちもち、外側はちょっぴり焦げ目がついてカリッとした食感な為とても食べ応えがあるのに、薄いせいか大変軽くて胃にもたれない食後感で、ある意味小麦粉で作ったお好み焼きよりもヘルシーなのでは…と思いました。意外にも生地は予想していたよりもそこまで弾力が強くありませんでしたが、噛んだ時にまるでクタクタになるまで煮込まれたおもちに似た歯触りと、米由来の懐かしいほのかな甘味を楽しめるので物足りなさは全く感じません。一言で例えるならば「東南アジアの屋台風海鮮甘辛お好み焼き」というイメージで、バラバラなようでちゃんと一つにまとまっているのに感心しました。
 長ネギのシャリシャリシャキッとした小気味良い食感、半ば蒸し焼きにされてフワっと仕上がった半熟卵、ジューシーかつプリプリツルンとした舌触りに仕上がったカキの身が、ヌクマムの魚醤特有の深みある塩気が染みた米粉の生地と絶妙に合っており、より複雑な味わいになっています。カキが加わっているのでどことなく贅沢な印象を受ける一品で、実際お味の方も カキから出る海鮮出汁や磯の香りで数ランクアップしている感じでした。果実系チューハイやビールにもぴったりなので、お酒の席で喜ばれそうなお好み焼きです。

 意外にもこのお好み焼きには、ソースやマヨネーズといったこってり系の調味料は合わない代わりに、何故かポン酢がぴったり合います。タイのがっつり赤色なチリソースを使ってもさらに辛旨味になって美味ですし、チリソース自体を控えても米粉の甘みがもっと際立ってしみじみおいしいのでおすすめです(^^)。

●出典)『美味しんぼ』 原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『セイシュンの食卓』の“ひきわり納豆丼”を再現!

 とうとう、「あらびき団」が終ってしまいました。正直、未だに実感が持てずにいます。今後、テレビに出れなさそうだけど何とか出演できていた芸人さんたちの巧芸はどこで見ればいいのだろうと、途方に暮れています。ともあれ、ライトさん、レフトさん、長い間お疲れ様でした。
 どうも、ラップ系や踊り系のお笑いはもうお腹いっぱいだと感じている管理人・あんこです。

 本日再現する漫画料理は、『セイシュンの食卓』にて普段は手抜き料理ばかりな奥さんが旦那さんの為にちょっと手を加えて作った“ひきわり納豆丼”です!
ひきわり納豆丼図
 今回ご紹介する『セイシュンの食卓』の一エピソードは、倦怠期を迎えたあるご夫婦のお話。結婚生活十ウン年目を迎えた奥さんは今やすっかり手抜き料理が定着してしまい、「せめて晩飯だけでも充実した生活を送りたい…」というささやかな願いを持つ旦那さんをがっかりさせる毎日を送らせていたのですが、そんな奥さんにも良心の呵責がほんの少しあるのか、料理のある部分だけはこだわりを持っていました。それは、期待を持たせるような料理名の考案。例えば、単なる卵かけご飯を「エッグライス」と名づけたり、味付け海苔を巻いた白飯を「手巻き海苔飯」と称するなど、どんな手抜き料理でもそれっぽい名前を命名して悪びれることなく出しては旦那さんを一喜一憂させて疲れを倍増させていたようで、おかげで近頃は「そんな名前でも、どうせ手抜き料理だろ?」とふてくされるようになったとの事でした;。
 これは漫画『おいピータン!!』でもあったネタですが、根拠の無い説得力を感じさせられる凝った料理名というのは確かに存在すると思います。ざっとそれらしいフレーズをひと通り並べてみても、「一週間煮込んだシェフこだわりのビーフシチュー」「朝摘み有機野菜の新鮮サラダ」「五十種以上のスパイスを調合した本格インドカレー」「三ツ星レストラン自慢の天然ホタテのカルパッチョ」「年間約数十個しか生まれない烏骨鶏卵の卵かけご飯」「イタリアの陽光を浴びた濃縮トマトのミートソース」など、パッと見で食べる前から美味しそうと納得させられる決まり文句は無数に存在しますので、かえって期待しすぎてがっかりしてしまう食べ物はこのご家庭に限らず、相当数あるんじゃないかな~と思います(^^;)。かく言う当管理人も、数年前に某デパートで買い求めた「玉手箱ちらし」(紹介文はうろ覚えですが、「新鮮な十二種の魚介が溢れんばかりに詰め込まれた、老舗自慢の贅沢ちらし寿司」がキャッチフレーズだった気がします)にはものの見事に騙された経験がある為、やたらと立派な料理名にはつい警戒してしまう嫌な癖がついてしまいましたorz。
 そんなある日、旦那さんは大した期待もせずに晩御飯は何かと奥さんに尋ねるのですが、奥さんからいつもと同じ調子で「ひきわり納豆丼よ」と答えられ、てっきりただの納豆ぶっかけ飯だと思い込んで少し怒ってしまいます。そして、旦那さんはとうとう耐え切れずに「おい!朝飯じゃないんだぞ」と不満たらたらで詰め寄るのですが、その際に奥さんが作っていたのが、このちょっと手が加わった“ひきわり納豆丼”です。
 作り方は手抜き以上普通未満といったお手軽さで、バター・醤油・にんにく・ひきにく・納豆・長ネギなどを炒め合わせ、白ご飯の上に乗せたらもう出来上がります。奥さん曰く「スタミナ作りに一杯どうぞ」との事で、疲れた時にさっと元気を回復できる丼料理だと紹介されていました。はっきり言って、それでもまだ手が込んでいるとはお世辞にもいえない料理だとは思うのですが、作中では「しっかりしてるでしょ!」と堂々言い放つ奥さんに対して旦那さんはタジタジになり、「ハイ、結構です…」とすっかり及び腰になっていました;。思うに、こういう言い争いの時に勝つ秘訣は真実かどうかという事よりも、如何に勢いや自信を持って相手を強引に押し切るかという事に他ならない気がします…。
名前倒しではない、ちゃんとした一品^^;
 朝は必ず納豆を食べる当管理人にとってはとても興味津々な一品で、一目見たときから再現を決意していました。実を言いますと、納豆に火を通して食べる事は普段あまりしない方なので少々怖気ついていたのですが、一体どんな味なのか気になって仕方がないので早速試してみようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、材料の用意。長ネギは一口大のブツ切り、にんにくは芯を取り除いてからみじん切りにしておきます。納豆は大抵タレや辛子が付属でついていますが、それは取っておいて素のままにします(納豆のタレは卵かけご飯の味付けに使ったり、辛子はなすの塩もみに和えたりするとおいしいです)。また、バターもすぐ使えるようすでに出しておきます。
ひきわり納豆丼1
 次は、炒め作業。火にかけたフライパンへ油、バター、挽き肉(作中ではどの肉なのか明記されていませんでしたので、お好みの挽き肉でいいと思います。当管理人の場合、合挽き肉を使用しました)を入れて炒め、火が通ってきたらにんにくのみじん切りと醤油を加えてよく混ぜます。
 ※今回は『セイシュンの食卓』のレシピコーナーにて説明されていた手順通り作成しましたが、にんにくの香りを大切にしたい場合はバターでキツネ色になるまで炒めてから挽き肉を入れた方がいいと思います。
ひきわり納豆丼2
ひきわり納豆丼3
 にんにくに火が通ってきたら長ネギを投入し、途中でバターを足してしんなりするまでさらに炒めます。この時、挽き肉の火加減を帰ることによって結構出来栄えが違ってくるので、ジューシーな質感がお好きな方は程ほどの炒め具合で止め、カリカリした軽い食感がお好みな方は徹底的に炒め揚げる事を推奨いたします。
ひきわり納豆丼4
ひきわり納豆丼5
 長ネギがくたっとしてきたら、そのまんまの納豆、塩、こしょうを加えてよく混ぜ合わせ、味の微調整をしつつ炒め合わせます。ちなみに、納豆のネバネバは炒めれば炒めるほどなくなっていきますが、納豆の粘りはご飯にも合って栄養満点ですし、何より納豆は火を通すごとに苦味が増すような気がしますので、そこまで炒めすぎない方がおすすめです。個人的に、「粘りが弱まったかな~?」くらいがちょうどいい頃合だと思います。
ひきわり納豆丼6
ひきわり納豆丼7
 自分好みの味の濃さに仕上がったら火を止め、炊き立ての白ご飯をよそっておいた丼の上へどっさり乗せれば“ひきわり納豆丼”の完成です!
ひきわり納豆丼8
 納豆と挽き肉の茶色が重なって色味にかける感じですが、長ネギの緑色がギリギリ殺風景になるのを防いでいます。見た目は見るからに地味ですが、香りはほんのり焦げたバター・納豆・醤油の三つの匂いが組み合わさってかなり食欲をかきたてる物で、嗅いでいるだけでお腹がなりそうでした。果たして味はどんな感じなのか、非常に楽しみです。
ひきわり納豆丼9
 それでは、出来立てほやほやの内にいざ実食!いっただっきまーす!
ひきわり納豆丼10

 さて、味の感想はと言いますと…舌にガツンとくる旨さでなかなか美味し!納豆好きにはたまらないスタミナ満点な一品です!
 パラパラカリッと炒められてより香ばしくなったひき肉と、熱が入る事によって豆本来のコクが増した納豆がよく合っています。納豆のネバネバは炒める事によって多少弱まったものの、全体をまとめる程度の適度な粘りはまだ残っており、ご飯に絡みやすく食べやすい感じでした。また、納豆の粘り気には独特の旨味成分があるので、それが殊更ひき肉や納豆の旨さを増幅させていたのもポイント高かったです。にんにくならではの胃袋を刺激してくる力強い香りと、バター醤油のこってり濃厚な味わいが組み合わさっている為かなり白飯にぴったりな仕上がりで、少量でもご飯が進みまくりました。
 火入れした納豆にありがちなほろ苦さをひき肉の脂分が包み込んで和らげているのでそこまで苦味は出ておらず、比較的まろやかな味わいになっています。にんにくバター醤油の相当にワイルドな味と納豆の一癖ある味がうまく結び付いて調和しきった、「和洋折衷納豆そぼろ」だと思いました。あと、中がトロリと仕上がった長ネギの自然な甘さがいい箸休めになる為しつこく感じさせるギリギリ寸前で濃さを中和しており、おかげでがっつりいける割には結構軽くいける後口なのが特徴的です。

 正直納豆は炒めた物よりも、刻みネギを混ぜてそのまま混ぜた物をご飯にかけるのが一番だと思っていたのですが、お腹がすいて仕方がないときはこっちの方がはるかにおいしいのでは…と思いました。七味唐辛子を入れてピリ辛味に仕立てても美味そうです。

●出典)『セインシュンの食卓』 たけだみりこと東京ブリタニアン/リクルート出版
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

プロフィール

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


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 もしご関係者様に問題のある画像及び記事がございましたら、御連絡頂ければ速やかに修正、削除等の対処を致します。

○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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