『花のズボラ飯』の“花さん&ミズキさんのけんちん汁”を再現!

 ちょっと前からラスク系のお菓子が再ブームの兆しを見せており、その中でも『ガトーフェスタ・ハラダ』のグーテ・デ・ロワが一際美味しいとしてすっかり有名になっていますが、個人的にはこれと同じくらい『グレープストーン』のシュガーバターサンドの木が大好きです。実を言いますと、当管理人はホワイトチョコレートがやや苦手な方だったんですが、こちらのお菓子のおかげで好きになれたので思い出深い一品です。
 どうも、大晦日特有の空気に少々感傷気味になっているのをお菓子の馬鹿食いで紛らわせているという色んな意味でズレている管理人・あんこです。

 今回再現する漫画料理は、『花のズボラ飯』にて花さんとミズキさんがある冬の夜に合同製作した“花さん&ミズキさんのけんちん汁”です!
花さん&ミズキさんのけんちん汁図
 夫・ゴローさんが単身赴任先から花さんの待つお家へ遊びに来て、また慌しく帰ったばかりだったある日の事。ミズキさんから電話で「明日、花んちに行ってもいい?けんちん汁作るよ」というお誘いの連絡を受けた花さんは、ゴローさんが帰ったばかりで部屋がきちんと整理整頓されたままだったのもあってすぐにOKするのですが、その際に「話がある」とあらたまって言われた為、ちょっと面食らいます。気になった花さんは、電話口で「何なに?ついに彼氏とケッキョン(←結婚の意;)するとか?」など質問責めにしますが結局その時には内容は語られず、花さんは色んな仮説を考えては頭の中で妄想します。ちなみにその妄想は様々で、「もしかして、別れるとか?」「彼氏の浮気に気付いてしまったとか」というもっともらしいものから「…何か、恐ろしい事件に巻きこまれたとか!」という突拍子も無いものまであり、おかげで花さんの脳内では一時「宇宙人にさらわれるミズキさんの図」やら「黒服の男に拉致されかけるミズキさんの図」やらで埋め尽くされていました;。しかし翌日、話を聞いたミズキさんは愉快そうに「んなわけないじゃん」と笑い飛ばしていました。
 思い返せば当管理人自身、友達から「話がある」と言われた直後は毎回「え、え、一体何(・∀・;)?」とハラハラしつつも、一瞬で花さんのように色々な憶測で頭の中がバーッと埋め尽くされた物ですが、ピタリと当たった事はただの一度もございませんorz。昔から<事実は小説より奇なり>と言いますがまさにその通りで、実家の母が言うように「歳を取ったら、大抵の事には動じなくなるから大丈夫」という心境にはまだまだ至れずにいます。
ミズキさんから大事な話があるといわれ、様々な予想をする花さん;
 そんなこんなで、久々に再会したお二人が見事な連携プレーをみせながら手際よく作っていったのが、この“花さん&ミズキさんのけんちん汁”です!具や作り方はWikipediaで紹介されているオーソドックスなけんちん汁とほぼ同じですが、ミズキさんのこだわりでみりんを加えなかったり(ミズキさん曰く「あたし、あんまりみりん好きじゃない。何かごまかしてるようで」との事)、しょうがをすりおろして入れたりと要所でオリジナリティが見えるのが興味深いです。おまけに、今回はズボラ主婦な事で定評のある花さんを思いやったミズキさんが下茹で済の里芋とそのまま使えるタイプのこんにゃくを買ってきたり、豆腐の水切りを省略したりと気配りしてくれた為、根菜を多用した料理にしてはかなり簡単に作れるレシピになっていました。省略大好き(by花さん)!!
 ちなみに、花さんは別のエピソードで「わらわは下ごしらえではく、料理がしたいのじゃ」という台詞をふざけ半分で語っていた事があるのですが、個人的には至言だと思います。確かに下準備も地味~に楽しかったりするのですが、TVに映る中華の料理人さんがよくやっているように、あらかじめ用意された下ごしらえ済の食材でパパッと調理してみたいという願望は未だに根強いです;。
餃子の時同様、ワイワイ言いながら仲良く調理しているハナミズコンビ;
 その後お二人はけんちん汁と、「けんちん汁に白いご飯だけじゃさみしいと思って」と気を利かせてくれたミズキさんが持参した手作りおにぎり(それも焼きたらこ牛肉のしぐれ煮葉唐辛子の三種類という豪華さ!)でにぎやかな食卓を囲みます。花さんは美味しい物を食べるとさらに騒がしくなるという性質がある為、この日も「あーっ、汁だけで激ウマ!」「タラコおにぎりもサイコーッ!あ~、アタシシアワセ!」とまるで子どものように大ハシャギしていたのですが、それを見つめるミズキさんの様子がいつもと違ってほっとしている感じなのが何やら意味深で、初見時は「一体どうしたのかな~?」と不思議だったのですが、数コマ後にその理由と話の内容が同時に発覚します。それは、ミズキさんのおめでた。どうやら、最近はキスすらも間遠になっていたという微妙な交際中の彼氏さんとの間に赤ちゃんを身ごもったミズキさんは不安と動揺でどうしたらいいのか分からなくなった模様で、それが原因で急に花さんの顔を見たくてたまらなくなったようでした。
 日頃のしっかりした様子からは想像も出来ないほど弱気になったミズキさんと、目に涙を浮かべて「よかったじゃん!おめでとう!」とわが事のように大喜びする花さんが対照的で、今後どういった展開になるのか非常に気になります。女性にとって妊娠と出産は人生が180度変わる一大事ですし、個人的にも他人事ではないテーマですので、ますます『花のズボラ飯』から目が離せません!
いつも通りの花さんの様子を見て、安らぎを得ているように見えたミズキさん
 今年の終わりを飾る再現料理記事は『花のズボラ飯』の中から必ず取り上げようと半年以上前から考えていた為、本日の記事を書く時に迷いはありませんでした。作中にて詳細に説明されているレシピ通り、早速再現してみようと思います。

 という事で、レッツ再現料理!
 まずは、食材の下ごしらえ。大根とにんじんは皮をむいてイチョウ切り(大根はにんじんよりも厚めに切るのがポイント)、ゴボウは包丁の背で泥と薄皮を落とした後ささがきにして水にあまりさらさず水切りし、豆腐は大きめのサイコロ状に切ります。里芋はパックの下茹で済の物か冷凍物を用意し、しめじは軸を切り落として大ざっぱにほぐし、こんにゃくは指でちぎったら塩で揉んで水洗いしておきます。
 面倒ですが、この作業さえ終われば後は簡単なので辛抱します(^^;)。
花さん&ミズキさんのけんちん汁1
花さん&ミズキさんのけんちん汁2
 次は、炒め煮作業。大きめのお鍋にごま油を引いて熱したら大根とゴボウを入れてざっと炒め、少し遅れてにんじんを加え、ゴボウのいい香りが立ってくるまでさらに炒めます。大根とにんじんは結構火が通ってきた後でも硬くて混ぜにくいので閉口しがちですが、根気強く崩さぬよう混ぜた方がおいしくなります。
花さん&ミズキさんのけんちん汁3
花さん&ミズキさんのけんちん汁4
 大根が段々透き通ってきたら里芋、しめじ、こんにゃくを投入してジャーッとごま油を馴染ませるようにして炒め合わせ、全体的に「表面に火が通ったかな~?」という感じになったらすりおろしたしょうが、お水、出汁の素を入れて煮ます。やがて煮立ってきたら弱火にし、アクを丁寧にすくっていきます。
 根菜とゴボウを使った汁物はとにかくアクがしつこく出てくるので面倒ですが、ここでちゃんと取っておかないとくどくてエグミの強い味になってしまうので、「アク軍団撲滅!」をスローガンにガシガシすくいまくる事をおすすめします。
花さん&ミズキさんのけんちん汁5
花さん&ミズキさんのけんちん汁6
花さん&ミズキさんのけんちん汁7
 汁にアクが浮かばなくなってきたら豆腐(絹ごしでも木綿でもOKです)を加えてそっと沈ませ、最後に醤油、お酒、塩で自分好みの濃さに味付けして煮込みます。塩と醤油の濃度は、一口すすって「ちょっと物足りない」と感じるくらいがちょうどいいので、入れすぎに要注意です。
花さん&ミズキさんのけんちん汁8
花さん&ミズキさんのけんちん汁9
 味の微調整を終えて具に火が通ったのを確認出来たら一旦火を止め、器へ盛りつけ仕上げに刻みネギをパラッと散らせば“花さん&ミズキさんのけんちん汁”の完成です!
花さん&ミズキさんのけんちん汁10
 刻みネギとしょうがの爽やかな香りが柔らかな湯気となって漂い、心がなごみます(´∀`*)。けんちん汁だけでも勿論よかったのですが、やはり作中の設定通り忠実に再現したかったので、急遽三種のおにぎりも用意しました;。ミズキさんの言っていた通り、普通の白ご飯よりもおにぎりの方が手の込んだ食卓に感じられてちょっぴり華やいだ気分になれるので、これは便利なテクだな~と思います。
花さん&ミズキさんのけんちん汁11
 それでは、湯気がもうもうと立ちのぼっているうちにいざ実食!いただきます!
花さん&ミズキさんのけんちん汁12

 さて、味の感想ですが…ほっと癒される、しみじみ温かなお味。五臓六腑に染み渡る、寒さが吹き飛ぶ美味しさです。
 汁はしょうがのすっきり爽やかな風味が優しく香るほんのり醤油味で、根菜類からにじみ出た奥深い旨味エキスが効いたあっさりしつつも力強い味わいが印象的です。ごぼうの土を連想させる野趣溢れる香りが汁に複雑な旨さをプラスしており、確かに花さんとミズキさんが言うように「ゴボウくんがいないとけんちん汁にならない」って感じでした。ごま油の香ばしさがいいアクセントになっている上、野菜だけではさっぱりし過ぎてしまう所をちょうどいい具合にコクを足しているのがよかったです。しょうがのおかげで体がホカホカに温まりますし、まさに冬の定番すまし汁というイメージでした。
 噛んだ途端に甘苦いおつゆがジュワッと溢れ出す大根、サクサク感と淡い甘さが特徴的なにんじん、ザクザク感が小気味良いゴボウ、ねっとりホコホコした食感の里芋、シコシコキュッとした歯触りがたまらないしめじ、ブルブルした歯応えが心地よいこんにゃく、ツルリと滑るようになめらかな舌触りや優しい味が堪えられない豆腐などの具がこの汁にぴったりで、肉が全く入っていない為すごくヘルシーな仕上がりです。特に大根がいい出来栄えで、一回ごま油で炒めたので外はしっかり、中はホロリとしたまるで焼き大根っぽい味わいなのが個人的にはかなりお気に入りだったです。

 ちょっと塩気のきいたおにぎりがほんわりしたけんちん汁にぴったりで、交互に食べるともう止まらなかったです;。おにぎりとの相性が抜群で腹の底からあったまるので、凍えるような天気の日にすすりこむとあっという間に体がぽかぽかしてきて、寒さなんか一気に吹っ飛びます!ご飯にかけて猫まんま風にしたり、うどんを入れてけんちんうどんにしたり、もしくはミズキさん推奨の食べるラー油をお好みでたらしてみたりなど、それぞれ違った旨さでいけました。お好みでお味噌を溶きいれてもこれまた郷愁を誘う味ですので、おすすめです(^^)。

●出典)『花のズボラ飯』 原作:久住昌之 作画:水沢悦子/秋田書店
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『セイシュンの食卓』の“アフタークリスマス・メン”を再現!

 最近、母が作るレトロなナポリタンに中毒的にはまり、そのレシピをマスターしようと悪戦苦闘しています。母が言うには、昔お茶とお花の教室の帰りによく友達と立ち寄っていた下関の某喫茶店で食べた鉄板ナポリタンを再現した物なんだそうですが、正直乾麺で作ったナポリタンが物足りなくなるほど美味です。熱々のステーキ皿っぽい鉄板に、甘酸っぱいケチャップ味でグニグニ柔らかくてコシがないように思えるのに不思議とシコシコしている麺、ローストハム、ピーマン、玉ねぎで構成されたナポリタンが乗せられてジュージュー煙を立て、その上へさらに卵が飾られているだけなんですがこれが妙においしく、昔の喫茶店のメニューは侮れないな~と感心しました。
 どうも、高校時代は芋天が定番のおやつだったと語る母に「似た者親子だ…!」と遺伝の凄さを実感させられた管理人・あんこです(←当管理人の場合、ふかし芋が冬場のおやつでした)。

 今回再現する漫画料理は、『セイシュンの食卓』にてイブの夜にややキザっぽい男性が頂き物のフライドチキンの骨を煮込んで作った“アフタークリスマス・メン”です!
アフタークリスマス・メン図
 これからご紹介するエピソードは、恋人になるまであともう少しっぽい雰囲気の男性がクリスマスをどう過ごすのか気になって仕方がない、見るからに気が強そうでツンデレ系な美人女性のお話。クリスマス・イブの夜、ダンディで一見男前風なものの少々変わった男性と一緒にクリスマスを過ごしたくなった女性(残念ながら、両者共に名前が登場しません;)は、フライドチキンを片手に男性が住んでいるアパートへ訪問します。しかし、それだけの行動力と勇気をもっているにも関わらず素直になれない彼女は、思わず「誤解しないでっ。あたしはただ、クリスマス・イブを一人で過ごすかわいそうな男にチキンの差し入れをしに来ただけよ!」というもうバレバレな強がりを言い、フライドチキンの箱を男性に差し出して部屋にあがりこみます;。正直、この言葉を発してしまうと逆に「そういうお前こそ、寂しく一人だからここに来れたんじゃないのか(´ー`)?」という鋭い突込みがブーメランの如く即座に返ってきそうなので個人的には大変恐ろしいのですが、この男性は見た目同様中身も大人っぽい方だった模様で、「ほう…君から来てくれるとはね」という意味深な発言をするだけで終らせていました。うーん、紳士です。リアルで紳士な男性に出会う事が全く無いだけに、余計その紳士さが際立って見えます(何故か周囲は、こういう時に必ずはやし立てるであろう自称・永遠の少年タイプばかりですorz)。
クリスマスにツンデレ美人がチキンを持ってたずねてくるの巻
 こうして見ると、ごく普通の漫画だったらトントン拍子に恋人になれそうなお二人ですが、残念ながらギャグ系料理漫画・『セイシュンの食卓』が舞台だった為、大幅にズレた展開になってしまいました(^^;)。実はこの男性、フライドチキンは必ず骨まで楽しむ事に情熱をかけているという奇癖を持つ方で、女性が持ってきたフライドチキンの骨ももちろんその対象だった為「フッ、相変わらず(フライドチキンは)骨っぽいな…。まあ、僕はそこが好きなんだけどね」という如何にも思わせぶりな台詞を口走ってしまいます。当然、女性は大いに勘違いして「あたし…骨まで愛してくれる男じゃなきゃ、嫌よっ!」と言うのですが、誤解したままの男性は「初めからそのつもりだよ…」とフライドチキンの骨に対する熱意を主張して火に油を注いでしまい、最終的には「今夜、チキンを食べた後でたっぷり時間をかけて証明させてもらうよ」「まあ…」という、お互い激しく行き違ったまま会話が一旦終了していました(´∀`;)。ここまで思惑が食い違っているのに、会話が成立してしまうのはある意味奇跡的だと思いますので、読んでいて「もう、いっそ付き合っちゃえ!」とかなり歯がゆかったのを覚えています。
 その後、男性が食べ終えた後のフライドチキンの骨を使ってざっと約二時間近く煮込んで作ったのが、この“アフタークリスマス・メン”!作り方はものすごく簡単で、肉を食べ終えた後のフライドチキンの骨を水と一緒に鍋へ入れて強火で煮込み、沸騰した後中火にして一時間前後煮込んで漉したスープで市販の袋ラーメンを作ったら出来上がりです。男性曰く「たっぷり時間をかけて出したコクのあるスープは、甘~いクリスマスのしめくくりにぴったり」「いい出汁が出るんだ、これがまたぁ」だそうで、全ての誤解に気付いた女性は半ば呆れ顔・半ばがっかり顔になって「何やってんのよ…orz」ともっともな突込みを入れていました(なお、女性はスタンバイOKな状態で待っていた時に気付いたご様子なので、一層悲壮感が出ています;)。
フライドチキンの骨の方に興味しんしんだった男性;
 以前、『シルシルミシル』という番組で非常に似たレシピ・“ケンタッキーラーメン”を拝見して大変美味しそうだったのもあり、大分前から再現を決意していました。その為、今年のクリスマスでは例年よりも多めにフライドチキンを買ってたらふく食べ、骨を確保していましたd(・∀・)。この骨を使い、早速レシピ通り再現してみようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、フライドチキンの骨の準備。フライドチキン(手作りの物・ケン○ッキーの物・スーパーの物のどれでも大丈夫です)の肉部分を食べきり、大雑把に骨だけの状態にして置きます。衣は後々漉す時にちゃんと取れるので、そのままにしておいてOKです。
 ※その際、普通に食べたものを使用することに抵抗がある方は、包丁か手で肉を骨から剥がす事を推奨いたします。特に、手だと以外に隅々まで肉が取れやすいのでいい感じです。
アフタークリスマス・メン1
 次は、スープ作り。大き目のお鍋へ先程のフライドチキンの骨、たっぷりのお水を投入し、最初は強火でグラグラ煮立てます(なお、これは原作にはない手順なので恐縮なのですが、この段階でお酒を加えておいた方が匂いが和らぐのでおすすめです)。沸騰してきたら火力を中火に下げ、水の量が減るまでコトコト煮込みます。この時、アクを丁寧に取り除くのがコツです。ちなみに、沸騰時間を長くすればする程コクは強まります。
アフタークリスマス・メン2
アフタークリスマス・メン3
 一~二時間後、水の量が当初の四分の一程度になってきたら火を止めて一旦冷まして骨を取り出し、キッチンペーパーとザルできっちり漉します。これで、特製・フライドチキンの骨のスープの出来上がりです。たったこれだけの手順なのに、まるで売り物みたいな見た目だったので衝撃を受けました;。恐るべし、フライドチキンの骨!
アフタークリスマス・メン4
アフタークリスマス・メン5
 ここまできたら、後は簡単!このスープをお水代わりとして、インスタントの袋ラーメンを通常通り作るだけです。作中の記述によると、「ラーメンはあっさり味のを選ぼう」との事で醤油味や塩味がおすすめされていた為、今回はサッポロ一番の塩ラーメンでスープの味をシンプルに味わってみる事にしました。
アフタークリスマス・メン6
アフタークリスマス・メン7
 ラーメンが出来上がったらすぐに火からおろし、丼容器へスープごと麺を盛りつけてその上から付属の切りゴマと刻みネギをパラリと散らせば“アフタークリスマス・メン”の完成です!
アフタークリスマス・メン8
 数々のサッポロ一番塩ラーメン画像と比べてみても、飛びぬけて白濁したスープなのが一瞬で分かります。一見とんこつスープみたいに見えますが、ほのかに漂う香りは鶏がらスープとそっくりなので鶏で取ったスープだとすぐに判別がつきました。香りといい色合いといい、袋ラーメンとは思えないほど凝った出来栄えですので、一体どんな味なのか非常にワクワクします。
アフタークリスマス・メン9
 それでは、冷めないうちにいざ実食!いただきま~す!
アフタークリスマス・メン10

 さて、味の感想はと言いますと…かなり本格的な味で旨し!フライドチキンの骨をさっと煮込んだだけとはとても思えないです!
 サッポロ一番塩ラーメンは野菜系の甘さがどことなく効いた塩味のさっぱりスープが特徴的ですが、このラーメンは普通に作った場合とは違ってかなり深みのある白湯スープに仕上がっています。まろやかでとろみのあるスープに、鶏骨特有のあっさりしたコクが舌にビビッと響く限りなくお店に近い味わいで、一言で表現するなら「マイルドなコク塩味」って感じでした(鶏の水炊きに使うスープの塩気をぐっと強めた味わい、と言った方が一番近い例えかもしれません)。
 博多系豚骨スープに近い濃い旨味が楽しめるのですがそれよりもずっと癖のない後味で、しつこくないのにこってりめなスープが堪能出来る為、豚骨系が苦手な方にもお勧めしたい簡易ラーメンです。豚骨スープががっつり濃ゆい男性的なスープとするなら、この鶏骨スープはまったりかつ繊細な印象を受ける女性的なスープだと思いました。
 白濁したスープにありがちな独特な匂いはお酒で結構緩和されている上、切りゴマの香ばしい匂いが組み合わさる事によって何とも言えない香りへと変化しているので全く気になりませんでした。長ネギの鮮やかな風味やシャキシャキ感も濃厚鶏骨ラーメンにぴったりでしたし、文句なしの出来栄えです。

 ご馳走を食べてお腹一杯の時や飲んだ後のシメに向いていそうな、乙な味のラーメンです。まさかフライドチキンの骨という副産物でこんな本格っぽいラーメンを作れるとは予想もしていなかった為、感心させられました。当分、フライドチキンを食べるたびについつい作っちゃいそうな一品です。

●出典)『セイシュンの食卓』 たけだみりこと東京ブリタニアン/リクルート出版
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『風流つまみ道場』の“チゲ風ねぎま鍋”を再現!

 クリスマスイルミネーションにも流行りが存在するのか、ここ数年ほどイルミネーションは寒色系が主体の物がほとんどなようなきがします。氷や雪を連想させる色合いなのでこれはこれで美しいと思うのですが、寒い町並みを歩いている時に目にするとどうしても寒々とした気分になりがちなので、一昔前に多かった暖色系の温かな色合いのイルミネーションが徐々に増えてくれると嬉しいな~と思う今日この頃です。
 どうも、ホールのクリスマスケーキに憧れつつも多種類のケーキを食べる楽しさを優先させて冬季限定系のカットケーキを買う予定を立てている管理人・あんこです。

 今回再現する漫画料理は、『風流つまみ道場』にて錦ちゃんが風邪気味で苦しんでいる辰五郎さんの為に作った“チゲ風ねぎま鍋”です!
チゲ風ねぎま鍋図
 錦ちゃんのお隣に住むグラマーな女性・マユミさんと、そのマユミさんから「ダーリン」と呼ばれている一見ヤ○ザ風の彼氏・辰五郎さんが錦ちゃんの元へやってきたのは、とびきり寒いある冬の日の事。風邪を引きかけていて早急に治してしまいたいものの、「僕は医者も薬も大嫌いなんだ~!」とまるで小学生男児のようにダダをこねる辰五郎さんにほとほと困り果てたマユミさんは、錦ちゃんに何か風邪に効くいいおつまみがあったら作って欲しいとお願いします(正直私も風邪は薬を飲まずに自力で治したいタイプなので、辰五郎さんのお気持ちは良く分かります^^;)。
 当初は冷め切った目で「病院へ行ったらいいんじゃ…」と至極正論な意見を言っていた錦ちゃんでしたが、病んでもなお健在辰五郎さんの迫力満点なご面相にすっかり怯え、すぐに前言撤回して風邪に効果がある食材を自宅の冷蔵庫から探します。その時、錦ちゃんが真っ先に取り出したのが長ネギ。何でも、長ネギは昔からのどの痛みや咳を抑える効能がある優れ野菜だそうで、長ネギに含まれている強い殺菌力のあるアリシンという成分が細菌を死滅させたり、乳酸を分解して疲労を癒したり、さらには鎮静作用がある為安眠効果まであるとの事で、まさに風邪ひきの方にとっては夢のような食材だな~と感心しました。錦ちゃんはこの長ネギとマグロを組み合わせ、栄養を取りつつ体を温めるのに最適な江戸前風のねぎま鍋を作る事を提案します。
 ちなみに、江戸時代だとねぎま鍋にはトロを使用するのが定番でしたが、錦ちゃんとマユミさんは「ネギが主役で、マグロは出汁を出す為に入れるような物」「最近マグロは高くて、特にトロは高級品だもんね~」という世知辛い理由で赤身のマグロをお鍋の材料として選択していました;。錦ちゃん達の気持ちも分からなくは無いですが、風邪をひいてろくに動けなくなっている人間にとって食べ物は唯一の楽しみと言っても過言ではありませんので、桃缶的な意味合いでトロを奮発してあげてもいいのでは…などと辰五郎さんが少々気の毒になってしまいました(´∀`;)。
マグロの赤身と長ネギを使った江戸前鍋です
 その際、錦ちゃんが普通のねぎま鍋だとつまらないだろうと考えて色々手を加えて完成させたのが、この“チゲ風ねぎま鍋”。作り方は結構お手軽で、表面を焼き固めたマグロの赤身と長ネギを鶏がらスープ・醤油・お酒・みりん・コチュジャン・お水で作ったスープが入っている土鍋へ加えて煮込み、仕上げに豆腐とキムチを入れて煮たら出来上がりです。韓国のチゲ鍋と日本のねぎま鍋を合体させた和韓折衷的お鍋で、ちゃっかりご相伴に預かったマユミさんは「焼酎のお湯割りが合うわ」と喜んでいました。このお鍋のシメはご飯と粉チーズを入れた洋風雑炊がお勧めとの事で、おかげで辰五郎さんとマユミさんはすっかり体が温まっていたご様子でした。
マグロの出汁をたっぷり吸ったチーズ味のお雑炊がシメ!
 しかし、食べ終わって全く咳が出ていないことを錦ちゃんから指摘された辰五郎さんは、治りかけてつい欲が出たのか急にわざとらしい咳をし始め、「い、いや…まだ治ってない。この風邪は、トロじゃないと効かないみたいだなぁ~」と悪あがきをしていました;。結局、仮病を見抜いたマユミさんにその提案は即効却下されていましたが、当管理人自身ここまで食への執念が持てるならもう大丈夫だろう…と辰五郎さんに対してやや厳しい言葉を返したくなっちゃいました(←ただ、辰五郎さんも風邪の時でも平気でポークカレーを平らげた当管理人には言われたくないと思いますorz)。
風邪を治すにはトロが必要だと主張;
 何故か最近、当管理人の近所にあるスーパーではマグロの切り身が大安売りされる事が多かったので、いい機会だと思い再現を思い立ちました。作中のレシピ通り、出来るだけ忠実に作ってみようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、材料の下準備。長ネギはなるべく中身がぎゅっと詰まった太くて上質な物を用意して流水で洗い、根元を切ってから幅約四センチの筒切りにします。水気をキッチンペーパーで拭いた後、油をひいた中温のフライパンで中身はトロトロ、両面は焼き目がつくまでじっくり焼きます。これで、長ネギはOKです。
チゲ風ねぎま鍋1
チゲ風ねぎま鍋2
 マグロは赤身の比較的安価なものを用意し(大トロでも勿論大丈夫です!)、両面に塩とこしょうを振って片栗粉をまぶします。この時、片栗粉は付き過ぎてしまうと衣が分厚くなって少ししつこい出来になってしまいますので、ギリギリまで手ではたいて薄めの衣にする事を推奨いたします。
チゲ風ねぎま鍋3
チゲ風ねぎま鍋4
 この片栗粉つきの赤身マグロを、油を引いてやや強めの火力にしたフライパンでどの面も均一にさっと焼き目をつけ、中身に火が通ってしまわない内に引き上げて刺身くらいの厚さに切り分けます。あんまり火を入れすぎるとマグロがガチガチに硬くなってしまいますので、要注意です。
チゲ風ねぎま鍋5
チゲ風ねぎま鍋6
 次は、お鍋の煮込み作業。土鍋へ水、鶏がらスープの素(又はコンソメソープの素でも可)、醤油、お酒、みりん、コチュジャンを加えてよく混ぜたら火にかけ、沸騰するまで待ちます。やがて煮立ってきたら、先程焼いておいた長ネギとマグロを入れます。
チゲ風ねぎま鍋7
チゲ風ねぎま鍋8
 そのすぐ後に豆腐とキムチを投入したらフタをしめ、弱火で数分間煮ます。
 ※コチュジャンも入っていますので、キムチは各自お好みの辛さになるよう味見をしながら入れた方がいいですが、辛いのが平気な方はキムチ多めの方が断然美味しいのでそちらをおすすめします(^^)。
チゲ風ねぎま鍋9
チゲ風ねぎま鍋10
 全体的に煮えてきたらマグロが硬くなってしまわないようすぐに火からおろし、食卓へ運べば“チゲ風ねぎま鍋”の完成です!
チゲ風ねぎま鍋11
 見るからに辛そうな赤いお鍋ですが、香りは意外にもお味噌系の心安らぐものなのでギャップがすごいです;。火が通ったマグロは魚っぽくない感じで、どこか牛肉のレバーを髣髴とさせる色合いでした。唐辛子色に染まった豆腐と長ネギが食欲をそそるので、一体どんな味なのか楽しみです。
チゲ風ねぎま鍋12
 それでは、出来立て熱々の内にいざ実食!いっただっきま~す!
チゲ風ねぎま鍋13

 さて、味の感想ですが…体の芯から温まる何とも刺激的な美味しさ!お椀一杯分食べただけでカ~ッと力が湧いてきます!
いつもは強面な辰五郎さんが、思わず無邪気に喜んでしまったお鍋
 チゲ風と一口で言い切るにはあまりに複雑な旨味を感じるお鍋で、キムチ鍋と味噌鍋を足して二で割ったようなどことなく和を連想させる、しみじみ奥深い味わいのスープです。例えるとするならむしろ「ほんわか辛味噌ねぎま鍋」という感じで、じんわり穏やかな辛さとマグロ特有の上品なお出汁が効いたあっさり味が印象的でした。味噌の香りが強く漂うピリ辛醤油味のスープが染みた具が殊更美味で、お酒が進みます。キムチに含まれているにんにくの風味がガツンとくる割には後味がびっくりする程優しいので、辰五郎さんのように風邪のひき始めに食べると効果がありそうな気がしました。
 外側はシャキシャキ、中心はトロットロに煮えた舌がとろけてしまいそうなくらい甘い長ネギが一番の主役で、作中で錦ちゃんが「あくまでもネギが主役」だと断言していた気持ちがよく分かります。他にも、表面にお出汁をたっぷり吸ってふんわりした口当たりになった豆腐や、片栗粉の衣でツルンとした舌触りに仕上ったまるでお肉みたいな味のマグロ、ザクザクした心地よい食感と辛酸っぱい旨さがたまらないキムチがこのスープとぴったりの相性で、汗をかきかきいくらでも入りました。使ったのがお肉ではなくマグロなだけあってさっぱりした食後感なのが特徴的で、胃にもたれにくいのがよかったです。

 この後、作中で紹介されていた雑炊も作ってみました!具をあらかた食べた後のお鍋にご飯を投入してほぐし、粉チーズを好きなだけ振りかけてグツグツに煮えたぎらせた所へ溶き卵を回しかけて半熟状にさせたら、もう出来上がりです。ネギも具も何も入っていないシンプルな雑炊ですが、粉チーズの艶かしい香りがたまりません(^^)。
チゲ風ねぎま鍋14
 器に取り分けて早速食べてみると、これまた美味し!お腹が一杯なはずなのにサラサラッと胃におさまる不思議な魔力のあるお味で、粉チーズのコクとマグロや長ネギのお出汁がキムチの辛味とまろやかに融合してご飯に馴染んでいました。チーズと一体化したトロトロの半熟卵がご飯粒に絡んでいるのがいい感じで、ご飯の代わりにラーメンやおもちを入れてもいけそうだとしみじみしながら完食しました(´∀`*)。
チゲ風ねぎま鍋15

●出典)『風流つまみ道場』 ラズウェル細木/芳文社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『高杉さん家のおべんとう』の“小坂さんの簡単サンマご飯”を再現!

 人の生きられる時間や、出来る事には限りがありますし、全部が全部自分で決められる訳では決してない…というより自分で選べる道のほうが少ないですが、それでも諦めないという意思は大切にしたいです。不本意の連続が多々あっても、諦めなければおのずと道は開けるはずだと信じています。
 どうも、ただ気をつけなければ「独りよがりな一方的妄想」にも通じてしまう考えだから注意が必要だな~と苦笑もしている管理人・あんこです。

 今回再現する漫画料理は、『高杉さん家のおべんとう』にて主人公・高杉温巳さんが久留里ちゃんの焼いたサンマを再利用して作った“小坂さんの簡単サンマご飯”です!
小坂さんの簡単サンマご飯図
 最初はぎこちなかった温巳さんと久留里ちゃんの間も段々ほぐれ始めてきた同居生活二年目の秋の日、あるプロジェクトの話し合いの為に出張していた温巳さんの同期兼悪友・香山さんは帰ってくるなりいきなり三重県土産の松坂牛を突き出し、「高杉君ちで焼き肉しよ!」と研究室のメンバーで焼き肉会をする事を提案します。唐突な申し出であった事から当初はあまり気分が乗らない様子だった温巳さんでしたが、香山先生が「グラム千五百円の松阪牛…」と呟いたのを聞くや否や、すぐに家にいる久留里ちゃんに連絡して焼き肉会の承諾をもらいます(やっぱり、肉の力は偉大だな~と痛感です^^;)。
 実を言いますとこの時、久留里ちゃんはスーパーの特売コーナーにてお得価格で手に入れた新鮮なサンマを焼いて「秋の味覚!」と上機嫌だったのですが、色んな意味で王者の松坂牛がお家にやって来ると聞いてとてもサンマを夕食用として焼いたとは言えなくなってしまい、ウキウキ気分から一転してがっくり気分になってせっかくの焼きたてサンマにラップをかぶせ、寂しそうに冷蔵庫にしまっていました(´・ω・`)。悪気が全く無いとは言え、香山先生が電話で明るく「やっほー、久留里ちゃん?秋だからってちまちまサンマばっかり食べてないー?今日はお姉さんががっつりお肉食べさせてあげるわよー(´∀`*)」とストライクな発言をした直後だっただけに、余計ラップをひく時の「ピッ」という音が読んでて切なく見えました;。ちなみに、温巳さんは焼き肉会の用意中に冷蔵庫にしまわれたサンマを見て初めて「しまった!」と気付き、激しく後悔するというダメダメっぷりで、さすが巻末コーナーで柳原先生のご友人の方々に「残念な人」だと表現されるだけはある、とちょっと納得です;。…ついでに暴露すると、このエピソードを読むたび当管理人自身の「学校にホットケーキミックスで作った手作りお菓子を持っていく→別の友達が持ってきていた完全手作りのオシャレなお菓子が先に振舞われて好評→出そうにも出せず、家に持ち帰って大量のお菓子を自分一人で黙々食べて消費」という暗い思い出が蘇ってきて、より久留里ちゃんに共感してしまうというおまけがもれなくついてきますorz。
久々に「やってしまった」温巳さん;
 焼き肉会後、せっかく久留里ちゃんが焼いてくれていたサンマをそのまま次の日の夕食に出すorお弁当に入れる事はしたくないと考えた温巳さんは、何かいいリサイクル方法はないかと密かに片思い中の女性・小坂さんにメールでさりげなく相談してみます。実は小坂さんはこの焼き肉会に参加していたのですが、材料の準備を手伝おうと台所に入っていた時に見つけたおろしたての大根おろしを見て薄々「久留里ちゃん、本当は今日サンマを焼いていたのかな?」という勘が働いていてずっと気にかかっていたのもあり(正直、このエピソードを読むたび小坂さんの鋭さを尊敬します。恐らく私が同じ場面に遭遇しても、香山先生同様「焼き肉にポン酢おろしって最高よね!久留里ちゃん気を利かしてくれてありがとう!」と解釈しちゃいそうです;)、家に帰り次第すぐに温巳さんへ塩焼きに調理済みのサンマを使った炊き込みご飯のレシピをPCメールで送ります。そして翌日、温巳さんが小坂さんから教わったとおり作って久留里ちゃんのお弁当に詰めておいたのが、この“小坂さんの簡単サンマご飯”です!
 作り方はかなりお手軽で、ワタを抜いた焼きサンマ・しょうが・麺つゆ・お米・水を入れてご飯を炊き、炊けたらサンマの骨や頭を取って白ゴマと梅干しを混ぜ合わせたらもう出来上がりです。小坂さんによると、お弁当に入れずすぐに食べきってしまうなら混ぜご飯バージョン(麺つゆの代わりに醤油とみりんでご飯に味付けし、梅干しと大葉を飾るのがポイント)もお勧めとの事で、焼いた後のサンマも工夫次第でこんなに美味しそうに生まれ変われるものなんだな~と読んでいて感心しました。その後、久留里ちゃんは見事に生まれ変わった焼きサンマを見てやや興奮気味に「何?どーして?どーやって?!」と大喜びしていました(^^)。よくよく考えてみると、私自身も「どうやったらこんなに美味しくなるんだろう?」という好奇心がきっかけで料理に関心を持つようになり、その結果急速に大好きになっていった事を思い出しました。猛烈な感動と探究心を感じる事柄は人それぞれですが、少なくとも私にとってそれが料理と本であって本当に良かったと思います。
サンマを炊き込みご飯へリサイクルするアイディアは、小坂さんから
 もうサンマの季節は終ってしまった観があるので躊躇したのですが、今年はなぜかあまりサンマを食べる機会がなくて無性に食べたくなってきた為、早速巻末のレシピ通り作ってこの空虚感を解消してみようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、サンマの用意。サンマは水洗いをした後に水気をキッチンペーパーでとって振り塩をし、身に塩がなじんだら焼き網(七輪だったら最高ですが、難しい場合はコンロでもOKです)か高温のグリルで焼き上げます。中まで火が通って表面がこんがりしてきたら火からおろして一旦冷まし、胴を真っ二つに切ってワタを取り出しておきます。ワタがもったいないと感じる方は、当管理人のようにこの段階で捨てずに醤油を垂らして食べちゃって可です;。
小坂さんの簡単サンマご飯1
小坂さんの簡単サンマご飯2
 次は、炊き込み作業。鍋(または炊飯器)にお米、水、麺つゆ、千切りしょうが、先程の焼きサンマを入れてフタをし、そのまま通常通り炊きます。その際、しょうがは惜しげなく大量に投入しちゃった方が味のバランスがいいので個人的に推奨いたします。
小坂さんの簡単サンマご飯3
小坂さんの簡単サンマご飯4
 ご飯が炊き上がったら、今度は混ぜ作業。焼きサンマから頭と骨と尻尾を丁寧に取り除いたら(なるべく隅々まで取った方がいいですが、小さすぎる骨は食べてもそこまで気にならないので放っておいても大丈夫です)さっくり混ぜ、そこへ種を取って細かく叩いた梅干し、軽く炒っておいた白ゴマをたっぷり加えて切るようにして混ぜ合わせます。
小坂さんの簡単サンマご飯5
小坂さんの簡単サンマご飯6
小坂さんの簡単サンマご飯7
 梅干しと白ゴマがご飯全体に行き渡ったら少し蒸らし、お茶碗に食べる量だけよそえば“小坂さんの簡単サンマご飯”の完成です!
小坂さんの簡単サンマご飯8
 うっすらと茶色に炊き上がったご飯に梅干しの紅色としょうがの黄色が映え、如何にも美味しそうです。一回焼いたせいか数段芳しく香ばしくなったサンマの香りとしょうがのすっきり爽やかな匂いが合わさり、食欲をそそられます。見た目に寄らずがっつり系なご飯っぽいので、果たしてどんな味がするのか非常に楽しみです。
小坂さんの簡単サンマご飯9
 それでは、炊きたてほやほやの内にいざ実食!いただきま~すっ!
小坂さんの簡単サンマご飯10

 さて、味の感想ですが…サンマの旨味がギュッと凝縮された魚好きにはたまらない一品!魚のエキスがしっかり染み込んだ炊き込みご飯ってイメージです!
 一口食してまず感じたのは、とにかく味のバランスがいい!という事。サンマのくどくないのにガツンとくる濃厚な脂の旨味がご飯粒の中心にまで染み込んでいるのを、しょうがのくっきり爽やかな風味と梅干しの程よい酸っぱさがキリッと引き締めている為病み付きになる美味さで、そのせいか結構濃ゆい味なのにも関わらずバクバクいけちゃいました。白ゴマのプチプチ感と香ばしさが合間合間でいいアクセントになっていて飽きを防いでいますし、まさにこってりかつあっさりを地でいく一品って印象です。サンマの頭や骨を一緒に入れて炊き込むせいか単に身だけ入れて炊くよりもぐっと奥深いおいしさになっていて、ワタを取り除いているのが功を成して比較的魚料理にありがちな癖が少ない味なのがいい感じでした。
 ご飯自体の味付けは出汁の効いたこっくり醤油味で、噛み締めると徐々に梅干しのさっぱりした酸味がジワジワ溢れてきて包み込んでくのが何ともちょうどいいバランスで感心させられます。初めて食べる割にはどこかで既に出会っていたような懐かしい味だと食事中ずっと疑問だったんですが、書いていてようやく「サンマの梅煮だ!」とピンときました。もちろん、あれ程サンマの身は硬めではないですし梅味が強い訳ではないのですが、それっぽい旨さをご飯に染み込ませたイメージの、冷めても美味な炊き込みご飯です。

 梅肉とサンマの相性の良さを再確認させられた再現でした。秋の季節はもちろん、サンマの第二の旬の季節とも呼べる夏の時期に梅干しとしょうがを思い切りきかせたり、青じそを刻んで入れてみても美味しいのではないかな~と思いました。冷めてもおいしいので、お弁当やおにぎり向きの炊き込みご飯です。

○追記(2011.12.19)
 コメントのご返信が大変遅れてしまっており、誠に申し訳ございません。頂いたコメントは全て目を通し、日々感謝の気持ちでいっぱいになっております。いつになるかははっきり明言できませんが、折を見て全てにご返信コメントを返したいと思っております。
 また、つい先日、非常に遅くなってしまいましたが『高杉さん家のおべんとう』の“赤味噌ハンバーグのお弁当”を再現!記事に再現のやりなおし&文章追加をさせて頂きました。恐縮ですが、ご縁がありましたら一度ご覧になって頂けますと幸いです。

●出典)『高杉さん家のおべんとう』 柳原望/メディアファクトリー
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『華中華』の“新ニラ玉チャーハン”を再現!

 実は、当管理人はここ数年クリスマスにあまりいい思い出がない為、クリスマスソングを聴くとどんどん気分が暗くなるという非常に損な性分になっていますorz。特に、巷にてよく流れている某曲の「クリスマスが今年もやって来る~♪」という一節は、私にとってサンタがやってくるというよりは死神がやってくるようなイメージの方がより近い感じです。
 どうも、毎年我が家にはサンタさんが煙突から入ってきてプレゼントを持ってきてくれているという夢物語を小学六年生くらいまで信じていたという恥ずかしい過去がある管理人・あんこです。

 今回再現する漫画料理は、『華中華』にてハナちゃんが前回の失敗を反省してリベンジする為に作った“新ニラ玉チャーハン”です!
新ニラ玉チャーハン図
 楊玉環さんが去ってようやく一段落ついたかと思いきや、一難さってまた一難という感じで、またハナちゃんの前に厄介な新キャラが立ちふさがる事になります;。その方の名前は、島野敏郎さん。ハナちゃんの修行する横浜中華街では、料理人が腕を磨く効果的な方法の一つとして「色々なお店の厨房を渡り歩く」というのがあるらしいのですがこの島野さんもそんな渡り料理人の一人で、陳料理長曰く銀座・赤坂・神戸・麻布にある超一級の中華料理店で修行しては着実に腕を磨いてきた腕利きの料理人との事でした。実を言うとこの島野さん、初登場時は人格者であるハナちゃんですら気に入らなくていびってしまう程大の女性嫌いなオネエキャラだったのですが、回を重ねるごとに味のあるいいオネエキャラへと変化していき、最終的にはハナちゃんの第二の師匠のような存在になっています(オネエである事に一切変わりはありませんが;)。普段は「もう、いけず!」「あたし」「きいっ!」「おほほほほ!」などの言葉遣いやクネクネした派手な動作が目立つので忘れられがちですが、料理に関する情熱とこだわりだけはハナちゃんに負けるとも劣らない素晴らしい料理人ですので、個人的には結構お気に入りなお方です(^^)。
今回初登場のおねえ言葉の凄腕料理人・島野敏郎さん
 そんな島野さんが上海亭と出会ったのは相当に早く、初登場した数ページ後にはもうハナちゃんの作ったオリジナルチャーハンを食しています。当初は、「隠れた名店でランチの研究→優れた技術を発見→食べて自分の物にする(・∀・)b!」という黄金パターンで即座に技術を盗み取る予定だった島野さんでしたが、路地裏にある小さなお店の料理とは思えないほど細部にこだわって作られているハナちゃんのチャーハンに一口食べてすっかり感服した島野さんは猛烈にライバル心&好奇心が刺激され、長い間ずっと好敵手として意識することになります。ただ、それはハナちゃんも同じことで、島野さんの技術や料理への真摯な姿勢がきっかけとなって生まれたチャーハンはかなり数で存在する為、ある意味この二人は料理人として理想的な関係なのではないかな~と感じました。
 今回ご紹介するチャーハンも、島野さんがハナちゃんにいい刺激を与えたからこそ誕生した一品。ある日、島野さんから習ったばかりの太白ごま油を使って作る本格的なネギ油とニラを組み合わせたニラ玉チャーハンをお店で出してみたくなったハナちゃんは、早速上海亭のお客さん達や島野さんに振舞ってみたのですが、一口食べた島野さんの「ニラ玉チャーハンって言ってるけど、大嘘じゃない。これは失敗作よ!」という一言によってお店はざわつき、結果お客さんが少し減ってしまいます。島野さんの主張によると、太白ごま油を使用してネギの香りが数段際立ったネギ油が逆にニラの味も香りも台無しにしてしまっているのだそうで、ニラが主役でなくなっている以上これは偽物のダメなチャーハンだとの事。上海亭のおじいさんや楊貴妃さんが言うにはチャーハンの味自体はおいしかったようなので、正直ニラが活きていないからと言って失敗とするのはどうだろう…と個人的には感じるのですが、確かに堂々と「ニラ玉チャーハン」と銘打ったからには、食べた人のイメージを損なわないようニラの美味しさを第一に考えなければいけないのかもしれません。ここのくだりを読むと、料理の定義は本当に難しいな~とため息をついてしまいます;。
店内でニラ玉チャーハンを酷評していました;
 その後、「味はよかったのに、あんなひどい事を…」と憤る楊貴妃さんとは正反対にハナちゃんは「つい調子に乗り過ぎて、料理人としての基本を忘れていた…私が悪いんです!」と謙虚に反省し、島野さんへの仕返しとしてではなく、自分への戒めとする為のリベンジとして新しいニラ玉チャーハンを考え出す事を決意します。こういう時、マイナス思考のまま留まらずにすぐ前向きに解決案を見つけて立ち直れるのは、ハナちゃんの美点の一つだと思います(^^*)。
 その結果、横浜中華街を歩いていた時に通りかかったニラチヂミの屋台をヒントにしてハナちゃんが改良した新しいチャーハンが、この“新ニラ玉チャーハン”!作り方はいたってシンプルで、塩と油で炒めたニラに溶き卵をかけてトロトロにした物の上へ基本チャーハンを乗せてさらに溶き卵をかけ、ひっくりかえして火を通したらお皿に移して醤油とラー油を混ぜた物を刷毛で塗ったらもう出来上がりです。ハナちゃん曰く醤油とラー油が味の決め手だそうで、それがきっかけで上海亭のおじいさんと「なるほど、醤油とラー油ね!」「しょーゆーこと!」などという親父ギャグを飛ばしあって爆笑していました;。このチャーハンの最大の利点はニラと卵の旨さを最大限まで活かせる事で、おかげで“新ニラ玉チャーハン”はお客さん達から大好評で受け入れられ、かつての常連客を完全に取り戻すことに成功します。ちなみに、“新ニラ玉チャーハン”は偶然上海亭の傍を通りかかって「今日の上海亭のチャーハンうまかったな~!」「変な噂もあったけど、あれはガセだな!」という井戸端会議を聞いていてもたってもいられなくなった島野さんも食べており、ますます上海亭への対抗心を熱く燃やすのでした(^^;)。
中華街で売られていたニラのチヂミがいいヒントに!
 ニラ玉が大好物な当管理人にとって、このチャーハンは長らく憧れの一品でした(´Д`*)。特売でニラがお得なお値段で手に入ったことですし、早速試してみようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、食材の下ごしらえ。ニラは流水で汚れをさっと洗い流した後水気をきり、三センチくらいの長さに切り揃えてザルに入れておきます。一方、小さい器の中には醤油とラー油を入れてよ~く混ぜ合わせ、チャーハンに塗るタレも用意しておきます(ラー油の量はお好みでOKですが、やや多めにした方が味に強いアクセントがついておいしいです^^)。
新ニラ玉チャーハン1
新ニラ玉チャーハン2
 次は、炒め作業。中華鍋(又はフライパン)へ油を加えて熱し、先程のニラを投入して軽く炒めます。塩で適度に味付けしている内にシンナリしてきたら、塩で少々調味した溶き卵をニラの上にかけます。この時、あんまり強火ですと卵が焦げたり、かと言って弱火過ぎてもべしゃべしゃになってしまいますので、中火~強火の間くらいで慎重に火加減を調節しつつ火入れした方がいいです。
新ニラ玉チャーハン3
新ニラ玉チャーハン4
 やがて卵に火が通ってきてトロリとしてきたら、その上へ以前にご紹介したハナちゃん流基本チャーハンのレシピ通りにあらかじめ作っておいた基本チャーハンを薄く広げながら置き、その上から残りの溶き卵を回しかけて焼きます。
新ニラ玉チャーハン5
新ニラ玉チャーハン6
新ニラ玉チャーハン7
 卵が固まりかけてきたらひっくり返し、さらに一~二分程火を通して焼き固めます。両面の卵がこんがりと固まってきたらお皿へ取り出し、醤油とラー油を混ぜて作ったタレを刷毛で塗ります。
 ※ひっくり返す時、半熟っぽい硬さがお好きな方はぱぱっと手早く返し、反対に硬めがお好きな方はじっくり焼いてから返すのがベストです。なお、硬めに焼くとよりチヂミっぽさが跳ね上がります。
新ニラ玉チャーハン8
新ニラ玉チャーハン9
 タレが程よい加減に塗れたら机へ運び、傍らにレンゲを添えれば“新ニラ玉チャーハン”の完成です!
新ニラ玉チャーハン10
 ラー油と醤油で表面に何ともいえないツヤが出ているのが食欲をそそります。外側をレンゲでさっくり割ってみると、中からふんわり卵に包まれたチャーハンとしなっとしたニラが見え、確かにチヂミ風チャーハンといえなくもない感じでした。ニラの香りがすきっ腹にたまらなく、どんな味なのか一刻も早く食べたい気持ちにさせられます。
新ニラ玉チャーハン11
新ニラ玉チャーハン12
 それでは、出来立てほやほやの内にいざ実食!いただきま~すっ!
新ニラ玉チャーハン13

 さて、味ですが…ニラの良さが前面に出てて、これは美味!ニラ玉チャーハンと似ているようで全く異なる、面白い味わいです!
 ニラのジャキジャキザクザクした歯触りが口の中で心地よく、にんにくの匂いにそっくりな野趣溢れる強い風味が噛むごとにどんどん溢れ出すのがニラ好きにはたまらない一品です。作中でハナちゃんが言っている通り、どことなくチヂミを連想させる美味しさで、全体に回しかけた卵がニラやチャーハンの旨味をしっかり封じ込めて一体感を増すのに成功していました。チャーハンと一緒にしっかり噛み締めるせいか、ニラ玉にした時よりもずっとニラの存在感が際立っている感じで、軽く炒めるだけに止めたニラの食感の良さがとにかく印象に残ります。また、ひっくり返す直前にかけた溶き卵がプルプルした半熟状になってチャーハンに絡んでいるのが予想以上に美味で、外側のまるでオムレツみたいにしっかりかつふんわりした食感とは対照的な、とろフワッとした優しい舌触りが印象的でした。
 ニラやチャーハン自体への味付けは意外にも控え目な為、そのままだとよく言えばほんのり塩味のややあっさりめな優しい味わい、悪く言えば淡泊でインパクトに欠ける味つけになっていた可能性がありますが、表面に塗られた醤油の塩気とラー油のピリ辛さがニラと卵の旨さを倍増させており、ニラの旨味を殺さず深みだけプラスさせているという絶妙なバランスに感心しました。チヂミとニラ玉のいい所取りをした、素晴らしいチャーハンだと思います。

 正直、今までに食べてきたどのニラ玉チャーハンよりも美味しいと感じました。ニラも卵も両方の良さがちゃんと活きていますし、何より簡単かつかなり安く作れるので当分はまりそうです。また、見た目よりずっとあっさりしているので食欲がないときでも軽くぺろりといけるのが嬉しかったです。

●出典)『華中華』 原作:西ゆうじ 作画:ひきの真二/小学館
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プロフィール

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


○当ブログについて
 このブログで使用されている記事の画像、一部文章は、それぞれの出版物等から引用しております。
 引用物の著作権は全て作者様、出版社様等に準拠致します。
 もしご関係者様に問題のある画像及び記事がございましたら、御連絡頂ければ速やかに修正、削除等の対処を致します。

○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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