『きょうのごはん』の“アジア風揚げエビパン”を再現!

 先日、ある集まりで老若男女が参加するビンゴゲームに挑戦したんですが、久々にほのぼのした空気に触れて和みました。
 中でも微笑ましかったのが、小さな女の子が一番乗りでビンゴになった時で、喜びながら前へ駆け出した女の子は一等のWiiやその他の高価な賞品に目もくれず、何と七等くらいのかわいいリラックマぬいぐるみを選んだのです。
 その場は一瞬どよめきましたが、その子がお母さんにニコニコしながら枕を抱えて行ったのを見た私を含む会場の面々はすぐに笑み崩れて拍手喝采状態になり、いい空気になったのを覚えています(結局Wiiは小学生の男の子が当てて興奮していたので、それぞれにふさわしい賞品がいってよかったな~とほっとしました)。

 どうも、そんなこんなでニヤニヤしている内にいつの間にかビンゴになって五等の入浴剤セットを当ててしまった管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『きょうのごはん』にて大田垣晴子先生が妹さんからよくリクエストされるとご紹介していた“アジア風揚げエビパン”です!
アジア風揚げエビパン図
 『きょうのごはん』とは、エッセイと絵を融合した作品を描く<画文家>という職業の第一人者で、既に幅広い分野への体当たり取材や日常の気になる事をかわいいイラストやユーモアな文章でまとめていらっしゃる大田垣晴子先生が、食の三大テーマをそれぞれの章に分けて説明する食いしん坊にはたまらない食エッセイです。
 その三大テーマとは、大田垣先生曰く「作る」、「なごむ」、「食べる」だとの事(もともと別雑誌でバラバラに連載していたようですが、この『きょうのごはん』で一つにしたそうです)。
 「なごむ」の章は、食べる事が大好きな幼稚園に通う女の子・キョウちゃんの食に関する悲喜こもごもを愛らしく描いた四コマ漫画、「食べる」の章は、大田垣先生が世間に出回る食べ物のあるあるネタをイラストエッセイにて面白可笑しく暴露した作品で、どっちも読んでいて楽しいのですが、最もページ数と内容が充実しているのが「作る」の章!
 「作る」の章は、日常的によく料理を作っている大田垣先生がその経験を元にして特におすすめするレシピと、そのレシピにまつわる小話がご紹介されているページなんですが、イラストつきで一つ一つの作業行程が丁寧に説明されていたり、応用バージョンも載っていたりする為、料理初心者にとって大変ありがたい構成になっています。
 レシピは和食とイタリアンを中心に、中華・エスニック・無国籍料理なども取り上げられていて多種多様なのですが、自称「呑兵衛」とおっしゃるだけあり、お酒と相性ぴったりでおつまみにも出来る料理が多いのが特徴;。 
 この「お酒が好き!」な傾向はレシピ欄でも如何なく発揮されており、例えば「ポテトサラダ」のおまけコーナーでふかしたじゃがいもに酒盗とバターを乗せて作る“大人のふかし芋”は日本酒に合うとご紹介したり、「ちびちび肴」のおまけコーナーで酒盗とクリームチーズを混ぜて作る“酒盗チーズ”は甘い黒豆煮と意外にもおつまみとしてぴったりな組み合わせだったと書いていたりと、とにかくお酒にこだわりがあるんだな~という事がビシバシ伝わってくる為、お酒好きであればさらに『きょうのごはん』は気に入って頂けると思います。
大田垣晴子先生の食エッセイ『きょうのごはん』
 大田垣先生のイラストはミニマムかつキュートな印象の絵柄なんですが、文章の方は打って変わって結構辛口で、鋭い視点で遠慮なくズバズバ突っ込んで正直な意見を言う姿勢は、読んでいてとてもスカッとします;。
 当管理人は小心者ゆえに、周囲が「ブームだから」「○○が分からないのはおかしいよ」と言うのを面と向かって否定できないのですが、大田垣先生は率直に「いや、これってどうよ?」と控えめながらもご自分なりの反論を作品で堂々と主張する感じなので、常々尊敬の念を抱いています。
 今作でもその活き活きとした舌鋒は健在で、「隠れ家レストランは他の客席も含めた店の雰囲気が見れないので、つまらない」「女性だからご飯を小盛りにしましたって、勝手に何するんじゃーっ(と思うだけで、言わない)!レディース制度は好きじゃない」「ひつまぶしを一緒に食べた編集氏が絶対東京にあったらいいと思うんだけどってずっと言い続けていたが、何でもかんでも東京に集めればいいってもんじゃあないよね」など、大田垣先生ならではの清々しい本音が書き連ねている為、レシピだけではなく一つの読み物として楽しめます(一粒で二度美味しいって感じです^^)。

 ちなみに巻末にて大田垣先生は、「ごはん、大好きですけどグルメでも研究家でもないですから。アレがダメ、コレがいい、という難しいことは言いません。食べられれば大丈夫!」「あ~、今日も食べた!!明日は何を食べようかな~。そんなことを考えられるのがウキウキな幸せ」とおっしゃっているのですが、思わず「私もそうです!」と手を挙げたくなるほど、当管理人も共感しました。
 大勢の方が集まる場では、みんなで楽しむ空気の方が重要だと考えるのでその場に集まった方々のこだわりとルールに従って食べないと逆に落ち着きませんが、一人のときはこだわりぬきで自分の欲望に忠実な感じで、『孤独のグルメ』や『花のズボラ飯』風に自分が今何を食べたいのかを最優先して食べるのが一番の幸福だと感じます。
かといって、おかわりでは多すぎるという微妙な匙加減;
 今回作ってみるのは、大田垣先生が妹さんから「揚げパン食べたい」とよくリクエストされてはその都度作ってあげているという“アジア風揚げエビパン”です!
 作り方は比較的簡単で、エビすり身・豚ひき肉・玉ねぎ・にんにく・ナンプラーを混ぜた物をチリソースをつけておいたフランスパンの片面に塗り、その部分だけ油で揚げたら出来上がりです。
 もともと、大田垣先生は東南アジア系レストランではポピュラーなメニュー・“シュリンプトースト”(食パンにエビすり身を挟んで揚げた、スナック感覚の料理)を好んでよく食べていたそうなんですが、パンが揚げ油を吸ってカロリーが相当に高い事が気にかかっていたようで、その弱点をなくしてさらに食べやすく作ったオリジナルレシピがこの“アジア風揚げエビパン”との事でした。
 実を言いますと、以前から大田垣先生は妹さんにこのレシピを教えているそうなんですが、「セイちゃん(大田垣先生)が作ったほうが美味しい」という殺し文句でおねだりされ続けていると書かれており、内心「妹さんうまいな~。そして他人事じゃないな~;」と苦笑しながら読みました。
妹さんを始め、多くの方から好評でよくリクエストされるそうです
 ちょうど、近所のスーパーで大安売りされた際に大量に買って冷凍しておいたエビがあったので、これを使って再現してみようと思いつきました。
 ちゃんと分量も行程もきちんと記述されている事ですし、早速作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、生地とパンの用意。ボウルへ背ワタと殻を取ってねっとりするまで細かく叩いたエビ(ミキサーかフードプロセッサーを使っても可)、豚ひき肉、みじん切りにした玉ねぎとにんにく、ナンプラーを投入し、全体が一体化するまで手でよく練り混ぜます。
 この生地を、一センチ程度にスライスしてチリソースをうっすら塗っておいたフランスパンの片面へ厚くならないよう気をつけながら平らに塗りつけます。
 ※辛いのが苦手な方は、チリソースを省いても大丈夫です。あと、甘めの味付けがお好きな方は砂糖を隠し味に加えてもいいとの事。
アジア風揚げエビパン1
アジア風揚げエビパン2
アジア風揚げエビパン3
 次は、揚げ作業。
 高温に熱した揚げ油へ、先程のフランスパンを肉の面だけ油につくようにして入れ、もう片面のパンに油がしみこまないよう注意しながら肉部分をさっくり揚げます。
 生焼けになっていないのを確認したらすぐに取り出し、キッチンペーパーで余分な油を切ります。
 ※百円ショップに売っているトングを使って扱うと、持ち上げやすいので便利です。
アジア風揚げエビパン4
アジア風揚げエビパン5
 そこそこ油が落ちたら冷めない内にお皿へ移し、傍らにレタス等の野菜を盛り付ければ“アジア風揚げエビパン”の完成です!
アジア風揚げエビパン6
 思ったよりエビの赤色が映えなくて落ち込みましたが、ちょうどいい揚げ具合で香ばしい色目にはなったのでよしとしましたorz。
 ナンプラーの匂いは火を通す前だとなかなか強烈なのですが(ヌクマムよりはマシですが…)、火を通すと途端にとろけるような香りになった為、ほっとしました;。
 カリッとした表面と、ふんわりなままの裏面は果たして合うのか、実際に食べて確かめてみようと思います!
アジア風揚げエビパン7
 それでは、揚げたてほやほやの内にいざ実食!
 いっただっきまーす!
アジア風揚げエビパン8


 さて、味の感想はと言いますと…東南アジア風なようで、どことなく日本風な気がする不思議な美味しさ。おつまみとしてもおかずパンとしてもナイスなお味です!
 面白い事に、魚のすり身は一切入っていないはずなのに豚ひき肉がイワシのすり身っぽい味に変化しており、噛むごとにエビのプリプリ感、玉ねぎのシャキシャキ感が合間合間で程よいアクセントをプラスしているのがいい感じです。
 表面をこんがり揚げているのでかなり香ばしい香りがついているのですが、裏面は揚げずに生のままにしている為ふんわりした口当たりで、ガチガチに硬過ぎずちょうどいい食感なのが印象に残りました。
 ナンプラーのエキゾチックな潮の風味と、こっくりコクのある塩気が同じ海の物であるエビと非常に相性がよく、おかげであっさりながらも深い旨味を感じさせる出来栄えになっています。
 イワシハンバーグとさつま揚げを足して二で割り、尚且つもっと柔らかジューシーに仕上げたような味わいで、例えるとするなら「エスニック風エビさつまパン」というイメージの味わいだと思いました。
 玉ねぎのギュッと濃縮された甘味が、薄く塗られたチリソースのほのかにピリッとくる辛さとちょうどいいバランスで引き立てあっており、その結果何とも言えない甘辛い後味が舌に残るのがよかったなです。
 ちょっぴり揚がったフランスパンの側面がサクサクしているのが、またエビのプリッとした張りのある弾力とぴったりで、一個食べると止まらなくなるエビせん的一皿でした。


 今回、豚ひき肉は他の練り物に混ぜて使うとかなり存在感が消えてしまうという事に初めて気付き、結構衝撃を受けました。
 ひき肉の部分しか揚げなかったので、揚げパンにありがちなギトギト感が皆無だったのが嬉しかったです。
 今度は、“アジア風揚げエビパン”と同じくらい美味しそうだった“牡蠣オイル漬け”“ニシオギ春巻”も再現してみようと考えています。

●出典)『きょうのごはん』 大田垣晴子/メディアファクトリー
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『クッキングピープル』の“オニオンアドボ”を再現!

 ふと、「メロンパンは、どうしてメロンが入っていないのにメロンパンなんだろう」という素朴な疑問が気になってしょうがなくなり、ネットで調べてみたのですが、予想以上に複雑な事情が分かってきて驚きました。
 何でも、明治時代後期に洋食屋でよく使われるライスの型(アーモンドの形っぽいアレ)で形作っていたビスケット生地つきのパンが、当時メロンとして売られていたマクワウリの形にそっくりだった為そう呼ばれるようになり、さらに時が過ぎて今度は日本中のメロンの認識がよく売られるようになったマスクメロンになった際、今度は逆に「メロンパンはマスクメロンそっくりに丸くしないと!」という意識が広まって、徐々に丸くなっていったというのが真相だとの事(詳しくはこちら)。
 よもやここまでややこしい事情が絡んでいたとは思わなかった為、「お菓子やパンの由来は面白いな~」と感心した出来事でした。
 どうも、近頃よく売られている亀の形をしたメロン果汁入りメロンパン・“カメロンパン”が大好きな管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『クッキングピープル』にて黒魔術にはまった奥さんが大魔王を呼ぶ日に作った“オニオンアドボ”です!
オニオンアドボ図
 今回ご紹介するエピソードは、最近急速に黒魔術の世界へハマりつつある妻・美奈子さんと、そのご主人であるサラリーマン男性のお話。
 何でも、美奈子さんはそもそもオカルトだの魔術だのといった事に興味を持っておらず、結婚したての頃はごく一般的な暮らしをしていたようなんですが、どういう訳かいつの間にか重度の黒魔術マニアになっており気がついた時にはもう部屋は床に魔法陣が描かれ、コウモリが放し飼いにされる薄暗い儀式の場へ変貌していたとの事でした(内心、「明らかにプロが使いそうな、ゴツイ髑髏の燭台が何台も飾られた時点で気付けー!」と突っ込みまくりです;)。
 大抵、こういう事態になったら普通の男性は全力で止めると思うのですが、驚くべき事にご主人は「多少部屋の中は不気味になったが、性格は変わったわけでもなく、家事もきっちりやってくる」「特に困る事もないので、趣味に没頭する彼女を僕は温かく見守っている」と考え、今やすっかりこの生活に慣れたと満足していたので、度肝を抜かれました。
 まあ、確かに家族が我慢できない程深刻な遊びでもない限りは無理に禁止するより、お互い夢中になれる趣味を持って活き活きと暮らした方が案外和やかな空気になって、家庭円満になりやすいのかもしれません。
 ともあれ、どんな趣味でもドン引きせず寛大に許してくれるご主人に巡りあえて美奈子さんは幸せ者だと思います(^^;)。
 しかし、夜中に上げられる不気味な奇声の事を考えると、隣人には決してなりたくないな~と当管理人は感じました;(注意でもしようものなら、即刻黒魔術で報復されるかもという恐怖もありますしorz)。
今回の主人公は、黒魔術にはまった奥さんを持つサラリーマン男性
 そんなある日の夜、美奈子さんは根気強くネット検索しまくった甲斐あって遂に<大魔王の召還>が出来る黒魔術を見つけ、早速一時間部屋にこもって本格的に呼び出す事を決めます。
 とはいえ、正直な所本当に成功するのかどうか半信半疑だったご主人はのん気な物で、「いいよ、じゃあ夕飯なんか作っとこうか?」まるで好きなTVドラマを見る妻の代理として作るかの如く軽~い調子で聞くのですが、美奈子さんは夕食の下準備は全部済ませたので、鍋に火だけつけて欲しいとお願いします。
 こうして、時折聞こえる美奈子さんのエキセンリックな呪文をバックミュージックにしつつ、ご主人が一時間火力調節だけしている内に出来上がったのが、この“オニオンアドボ”です(日本名は“フィリピン風鶏の玉ねぎ煮込み”)!
 作り方はものすごくお手軽で、玉ねぎ・にんにく・しょうが・鶏肉・お酢・醤油・塩・荒挽きこしょう・ローリエをお鍋の中で混ぜてからフタをして数時間放置し、そのまま火にかけて最初は強火、途中で弱火にして一時間煮るだけで出来上がります。
 最初に材料を切って混ぜて馴染ませさえすれば、後はもう煮込むだけでいいという単純過ぎるほど単純な手順が魅力的で(その為、ご主人は煮込んでいる一時間の間にお風呂へ入ったり、ビールを飲んで一息ついたりとやりたい放題です;←良い子は真似しちゃダメ、絶対!)、疲れて動き回りたくない人にはまさにうってつけの料理です。
 もともと、これはフィリピンに古くから伝わる煮込み料理・“アドボ”をたけだみりこ先生が玉ねぎたっぷりバージョンにアレンジしたレシピ。
 お酢パワーのおかげで肉が柔らかく仕上がる上日持ちもしやすく、おまけにノンオイルなのでヘルシーかつ低カロリーとまさにいい所尽くめな料理だと作中で力説されており、エスニック風に見えて実は日本人好みの懐かしい味わいだとも書かれていました。
火力を調整した後は放置するだけで完成する為、魔術中でも安心!
 その後、“オニオンアドボ”が出来ると同時に美奈子さんが部屋から大声を出しながら出てくるのですが、何とその傍らには「こんばんは、お招きありがとうございます」と話す大魔王の姿が!
 …とは言っても、その外見はどう見ても腰の低い普通の日本人男性にしか見えない姿で、正直近所の市役所から連れてきた三十代の地方公務員と言った方がまだリアルな感じがする印象;。
 はっきり言って、黒衣の見るからに怪しい格好をしている美奈子さんよりも、「召還していただいたとはいえ、こんな夜分にお邪魔して申し訳ございません」とにこやかに頭を下げる大魔王の方が余程常識人のように見えます(´Д`;)。
 結局、ご主人はあまりの出来事にあっけにとられつつも“オニオンアドボ”を三人で食べつつ世間話をし(←ご夫婦揃って度胸があるな~と感心;)、そこそこ楽しい時間を過ごすのですが、食事が終ると同時に大魔王は「じゃあ、そろそろ失礼します」早くも席を立ちます。
 当然、美奈子さんとご主人は引き止めるのですが、大魔王は「そうしたいのですが、これ以上悪い事が起きたら申し訳ないので…」という、非常に意味深な言葉を残して元の世界へ帰っていきます。
 美奈子さんとご主人は「何のこっちゃ?」と頭を捻りつつ、大魔王って案外怖くないね~と話すのですが、その頃外では…と場面が転換して物語は衝撃のラストを迎えます。
 このストーリーも、以前ご紹介したお話に通じるものがある『世にも奇妙な物語』風の不思議な世界観の終り方をしていてちょっぴりゾクッとさせられるので、興味をお持ちになった方は是非本編を読んでいただけますと幸いです
一時間以上かかる召還術の末来た大魔王は、結構腰が低かったです;
 台所が蒸し暑く立ち続けるのがきつい時期、火力に気をつけて放っておくだけで出来る料理は夢のようだと感じて再現を決意しました。
 フィリピン風料理は初めての挑戦ですが、頑張って作中のレシピ通り作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、食材の下準備。大きめの鍋へ、玉ねぎのみじん切り、にんにくとしょうがのすりおろし、ぶつ切りにした鶏もも肉、お酢、醤油、塩、荒挽き黒こしょう、ローリエを入れてよく混ぜ合わせたらフタをし、一時間以上(前日の夜に冷蔵庫へ入れて保存してもOK!)放置します。
 ※時間をもっと短縮したい場合は、しょうがとにんにくをチューブの物で間に合わせたり、玉ねぎをフードプロセッサーにかけて細かくしたりするとあっという間に用意できます。
オニオンアドボ1
オニオンアドボ2
オニオンアドボ3
 次は、煮込み作業。
 先程の大鍋をフタを閉じたまま強火にかけ、グツグツいい出して沸騰してきた気配が伝わってきたらすぐに弱火にし、そのまま一時間じっくり煮込みます。
 ちなみに、上の画像はグツグツし出した時の中身(本当は開けない方がいいのですが、記録する為に開けました)、下の画像は一時間経過した時の中身です。
 全く触らなくても、小まめに様子を見ながら煮込んだみたいに仕上がっていて驚きました。
オニオンアドボ4
オニオンアドボ5
 一時間経って玉ねぎがトロッとしたら火を止め、お皿に盛った炊き立てご飯の上へかけてレタスを添えれば“オニオンアドボ”の完成です!
オニオンアドボ6
 予想外な事に、酢の匂いがむっとする感じは全く無く、それどころか玉ねぎと醤油が入り混じった感じの甘~い香りにうっとりさせられます。
 また、鶏肉は一見少し硬そうに見えますが、スプーンで触っただけでホロリと崩れるほど繊維がほぐれているのに感心しました。
 どんな味になっているのか想像がつかない為、一体どういう仕上がりなのかワクワクします。
 ※食べる途中、レモン汁やラー油でお好みの味にしてもナイスだそうです。
オニオンアドボ7
 それでは、熱々の内にソースをご飯に絡めていざ実食!
 いただきま~すっ!
オニオンアドボ8


 さて、味の感想ですが…予想以上に日本人好みな出来栄え!放置しただけでこの味とは、ひたすら驚愕の一言につきます。
 まず最初に驚いたのが、ソースの味わい。
 お酢特有の酸っぱさがほぼ消えており(強いて言うなら、最後に酸味がわずかに主張してくるくらい)、それどころか玉ねぎのとろけるような甘味と鶏もも肉のこってりしたコクを醤油のストレートな塩気がギュッと濃縮してまとめあげたようなこの上なく奥深い甘辛さに仕上がっています。
 結構濃いめの味付けなのでそのまま食べると塩辛く感じるかもしれませんが、トロットロに煮込まれた玉ねぎがルーのようになってご飯に絡んでちょうどよく緩和される為、そこまで気になりません。
 まるでオニオングラタンスープに入っている玉ねぎみたいに濃密でまったりした旨味出汁が効いたソースがとにかく美味で、しょうが焼きや照り焼きのタレをもっとさっぱりサラッと、それでいて熟成させたような形容しがたい濃口の甘い醤油味が印象強かったです。
 次にびっくりしたのが鶏もも肉の想像を絶しる柔らかさで、丸一日かけて煮込んだ赤ワイン煮込みを彷彿とさせる程ホロホロした口当たりになっていました。
 ソースの美味さが中までしっかり染み込んでいてジューシーで、正直これ単品だけでもメインになりそうです。
 途中、レタスで鶏肉やご飯を巻いて食べるとシャキッとした食感で重厚な味が一転して爽やかな後口なる為、目先が変わるのもよかったです。


 カレーほどこってりしていないのに、食欲を掻き立てること必至な味わいですので、夏にうってつけな量だと思います。
 ビールはもちろん、キンキンに冷やしたチューハイ(特にグレープフルーツとレモン)や焼酎ロックにも抜群に合う為、しばし南国気分に浸れる料理でした。

●出典)『クッキングピープル~使えるカンタン料理コミック~』 たけだみりこ/実業之日本社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『そうざい料理帖』の“焼太打ち冷や麦”を再現!

 グレゴリ青山先生の旅行漫画を読んでいると、旅に出たくてしょうがなくなります。
 海外の気ままでちょっぴりデンジャラスな旅は勿論の事、ご自身の故郷である京都のおすすめ観光スポットのご紹介は読み応えがあり、「外国にリュックを背負ってぶらりは無理でも、京都へ言って寺院めぐりは数年以内に実行したいな…」と羨望のため息をついています。
 どうも、『源氏物語』にも出てきた奈良の長谷寺で牡丹を横目に参拝もしてみたいという願望を持っている管理人・あんこです。


 本日作ってみる再現料理は、『そうざい料理帖』にて池波正太郎先生が昭和六十一年の春から夏の境目に作った夜食の“焼太打ち冷や麦”です!
焼太打ち冷や麦図
 『そうざい料理帖』とは、著名な歴史小説作家であると同時に指折りの美食家でもあった故・池波正太郎先生が各作品を執筆されていた時期に発表していたエッセイや日記に描かれていた食の小話を抜粋し、えりすぐりのグルメエピソードばかりを一冊に詰め込んだ、食いしん坊にはたまらない食事エッセイ本です。
 登場する料理のほとんどは東京下町風のおそうざいで、書かれているレシピや感想も数行で終わるくらいシンプルかつ地味な物が多いのですが、材料が身近なだけ余計に想像力がかき立てられ、夜中に読むとお腹が鳴る事必至です。
 それも、単にグルメに関する事ばかり書くのではなく、池波正太郎先生の何気ない日常が淡々とした文で綴られているのが何とも言えず味があり、グルメ本というよりもはや一文学作品、私小説と呼んでも過言ではない完成度に仕上がっているのに唸らされます。 
 ちゃんと四季別に料理がまとめられているのが読みやすい上に気分が乗りやすく、中でも春の“貝柱と三つ葉のかき揚げ”、夏の“白瓜のサンドイッチ”、秋の“一夜漬けソースカツレツ”、冬の“合鴨入り生卵のぶっかけ飯”は紹介されているエピソードから食事描写に至るまで巧みなので、個人的に惹かれました。
 また、美味しそうな食べ物だけではなく、時折はっとさせられる独白があるのも特徴的で、それらの中で当管理人が特に心に残った、もしくは強く頷いた文章は、下記になります(以下、『そうざい料理帖 巻一』より引用 )。


 ―他人に見せるためのおしゃれのみではないのである。
 ―食物のことしか書いてない日記を読返すと、何年も前の、その日にあった出来事をまざまざとおもい起すことが、たびたびあるのだ。
 ―今日の夕食は、身にも皮にもならなった。
 ―男が逆境の中にあって、一念を凝らし、目標に向かい無言の苦しみに耐えている姿は、まことに美しい。また、その逆境をたのしむ余裕がなくては、この苦闘はつづかぬものなのだ。


 短く簡潔、それでいてセンスがあり、つっかえることなくすらすらと滞りなく流れる清流の如し文章は溜息もので、改めて小説家となるべくしてなられた方なのだと実感させられる事しきりです。
 あと、何年の何月頃に池波正太郎先生がどんな小説を読んだのか、どういった映画を鑑賞したのか、どの作品を執筆中だったのか、そしてそれらをこなした後にどのような食事をしたのかが克明に記録されている為、後々『鬼平犯科帳』シリーズや『剣客商売』シリーズを読み返す際に「この頃、先生はあんな料理やこんな料理を食べたりしながら、このシーンの構想を練っていたのだろうなぁ」という空想の余地がある為、そういう舞台裏をお知りになりたい方には心からお勧めしたいです。

 今回再現するのは、夏の章でご紹介されていた“焼太打ち冷や麦”。
 日記によると、これは昭和六十一年五~六月頃の夜に池波正太郎先生がさっと作られて食べた夜食だとの事で、この夜から夏の直木賞候補作の諸編を読み始めたとの事でした。
 大抵、八月の蒸し暑い夜となると食が細くなりやすいのが常だと思うのですが、作中には「これから夏にかけての私は、食欲だけが盛んになる」と頼もしい言葉が書かれており、さすがだな~と感心させられます。
 その昔、ある小説でイギリス人が「いい知恵はいい胃袋から生まれる」という格言を持ち出していた事があったのですが、池波正太郎先生もまさにこの例に漏れないタイプだったのではと思います。
 作り方はこれ以上ないくらい簡単で、ハムと玉ねぎと冷や麦を一緒に炒めて味付けしたらもう出来上がりだとの事でしたが、残念な事に調味料は何を使ったのか明記されていませんでした;。
 ただ、『そうざい料理帖』を始めとする数多くの作品では、麺料理は醤油・みりん・日本酒を多用した調理をしているので、恐らくこの時もそんな感じで和風味に仕立てたのではないかな~と勝手に推測しています。
焼太打ち冷や麦の想像図だそうです
 余談ですが、実はこの日、池波正太郎先生は“焼太打ち冷や麦”を食べる前に『八月の鯨』の主役を演じた名優・リリアン=ギッシュが出演した映画『ハンボーン』を見ており、日記で「大したものなり」と感想を述べています。
 まさか、私の大好きな『八月の鯨』と池波正太郎先生がこんな所で僅かながらでも接点があるとは思いも寄らなかった為、初見時は大変衝撃を受けたのを覚えてます(失礼ながら、あまり知名度の高い映画や女優さんではないだけに余計感動は大きかったです)。
 こういう思いがけない偶然とも縁とも呼べる発見があったせいか、“焼太打ち冷や麦”は是非とも作りたいと記憶の片隅にいつもありました。
 ちょうど冷や麦はお中元で頂いた物がまだ残っているので、さっそくそれを使って再現してみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、それぞれの材料の用意。冷や麦は後々再度火を通す事を考慮してやや硬めに茹で、冷たい流水でシメながら手でもみ洗い、ザルで水気をよく切っておきます。
 一方、油を少々ひいて中火にかけたフライパンへ、くし切りにした玉ねぎと短冊切りにしたハムを投入し、そのまま軽く炒めます。
焼太打ち冷や麦1
焼太打ち冷や麦2
 玉ねぎがシンナリしてきたら先程の冷や麦を加えてさらに炒め合わせ(麺がほつれないように、油を全体に馴染ませる事を意識しながら混ぜます)、具と冷や麦が合わさったらすぐに醤油、みりん、日本酒を入れて味付けをします。
 ※具が似た感じなせいか、「ここにケチャップを投入したら、冷や麦で代用した昭和レトロ風ナポリタンと言えなくもない出来栄えになるかも…」という錯覚に陥りました;。
焼太打ち冷や麦3
焼太打ち冷や麦4
 味見してお好みの塩加減になったのを確認したら火を止め、お皿へ具ごと一気に盛り付ければ“焼太打ち冷や麦”の完成です!
焼太打ち冷や麦5
 なるべく作中通りに再現してみましたが、当管理人の腕の無さが災いして今ひとつそそらない見た目になってしまいましたorz。
 麺はパッと見だと、まるで「白いパスタのリングィーネ」とでも言いたくなる感じです。
 そうめんやうどんは炒めて食べる場合もままあった為違和感はありませんが、冷麦は炒めたことが無かったので、一体どんな食感なのか楽しみです。
焼太打ち冷や麦6
 では、熱々の内にいざ実食!
 いただきまーす。
焼太打ち冷や麦7


 さて、味の感想ですが…焼きうどんとも焼きそばとも異なる面白い味!あっさりした味で食が進みます!
 冷や麦を炒めて食べるのは初めてでしたが、うどんやそばよりも油にしっくり馴染む旨さだった為、「冷や麦はむしろ、炒めて食べる方が向いた食材なのでは…」と感じました。
 柔らかめに茹でた物は「縁日でよく見掛ける、炒め過ぎのふにゃふにゃ焼きそば」(←驚きですが、真剣に冷や麦使ってる屋台があるんじゃないかと思わず疑ってしまうくらいそっくりでした;)、硬めに茹でた物は「うどんみたいな味がするやや太めな和風スパゲティ」というイメージで、細すぎず太すぎずな麺に調味料がよく絡む為、とても食べやすかったです。
 うどんに比べると喉越しには欠ける感じではありますが、その分軽く入っていくのでまさに夜食にぴったりな一品だと感じました。
 日本酒の奥ゆかしい香りとみりんの上品な甘味が効いた和風醤油味が冷や麦にぴったりで、味自体は和風醤油焼きうどんとほぼ同じな為、どことなく懐かしい気持ちになります。
 ハムの旨味と玉ネギの甘味が冷や麦へしっかり絡んで、素っ気なさすぎる味わいになるのをガードしており、凝ってはいないものの気楽に楽しめる旨さなのが大いに気に入りました。
 醤油の他にはソース味が合いそうなので、ボリュームが欲しい時はキャベツやにんじんをプラスして作ると良さげです。


 凝った味ではなくどちらかといえばジャンクな味なのですが、その分ふとした時に食べたくなるざっかけない料理という感じです。
 使う油をごま油やオリーブ油に変えたり、調味料を色々試してみたり(例:ケチャップ、オイスターソース等)みても面白そうです。

○追記
 右に明記しています「再現料理を予定中の漫画」一覧に変更がありますので、念の為簡単に明記します。
 ・『鬼平犯科帳』シリーズ→『剣客商売』シリーズへ変更
 ・大田垣晴子先生の『きょうのごはん』を追加

●出典)『そうざい料理帖』 池波正太郎/平凡社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『クッキングパパ』の“おろし卵納豆キムチそば”を再現!

 先日、普段行かない遠いスーパーへ買い物に行ったのですが、精肉コーナーに鶏のきんかん(卵巣)がまるでレギュラー商品のような顔をして鎮座していた為、驚きました。
 近づいてじっくり観察した所、きんかんの別称通り本当に金柑の実にそっくりで、「これを甘辛く煮たら一体どんな味がするんだろう」「白身は全くなくて黄身だけというけれど、普通の黄身とはまた違った味なのかな」など、どんどん興味が湧いてきました(ただ、何分遠地で途中腐りかねなかった為、渋々購入は諦めましたorz)。
 どうも、鶏のガラや魚の内臓といった物は平気で触れても、何故かイカの内臓を触る事は未だに恐ろしいと感じて苦手な管理人・あんこです。


 今回再現する漫画料理は、『クッキングパパ』にて田中君と新人・江口君が荒岩主任をあっと言わせようとして考え出した“おろし卵納豆キムチそば”です!
おろし卵納豆キムチそば図
 『クッキングパパ』が六十巻を越え、荒岩主任やケイコちゃんが出世した頃、田中君の下に新入社員の江口君が部下として新しく配属される事になります(思えば、田中君が新人教育をしたのは梅田君と工藤君だけでそれ以降は全くご無沙汰だったので、かなり久々に任された感じです)。
 大抵、入社一年目の新入社員は慣れない事ばかりで戸惑い、その結果どんなに元気な人でも多少は大人しくなりがちなのですが、江口君の場合良くも悪くも大学時代の明るいノリや能天気でルーズな性格をフルに出したまま社会人生活をスタートしていた為、最初見た時はかなり大物な印象を受けました;。
 しかし、既に前代未聞の問題社員・田中君である程度免疫が出来ていた営業第二課のみんなは、早くも「まーたエグッチ(江口君のあだ名)か…」と黙認する雰囲気にすぐなったので、初見時に内心「偉大なる先人に救われたね、江口君!」と声をかけたくなったのを未だに覚えています(^^;)。
 また、田中君自身江口君を見て行動パターンやドジ加減がかつての自分をほうふつとさせるのか、しょっちゅう憎まれ口を叩きつつもよく面倒を見ていたり、江口君の方も田中君の事を恐れつつも慕っていたりでなかなかうまくいっている為、おかげで今やすっかり金丸産業指折りの最強師弟コンビになっています。

 さて、そんな陽気な江口君ですが、一時期何故か荒岩主任を避けるような素振りをしては挙動不審になっていたのを田中君に目撃されており、とうとうある日その様子を見かねた田中君から「な~にやってんだお前は」と指摘されます。
 その理由とは意外なもので、何と「小さい頃から敵わない完全無欠なお父さんと、荒岩主任が重なって見え、コンプレックスが刺激されて萎縮するから」というもの。
 実は、江口君のお父さんは家族の誰からも頼られて愛されているかなりの人格者で、幼い時から何度も間近でたくましさや心の広さを見せ付けられてきた江口君は「俺はこうはなれない…」と常に自信を失っていた模様(正直、江口君は何だかんだ言いつつ相当なファザコンだと思います;)。
 その為、全くの別人とは分かっていても、お父さんにそっくりな荒岩主任を見るとどうも落ち着かないというのが、江口君が荒岩主任をつい避けてしまう理由との事でした。
お父さんと荒岩主任がダブってつい怖気ついてしまう江口くん
 一部始終を聞いた田中君は、江口君からナチュラルに「その点、先輩はいいスね。そういうデリカシーがなくて」と新人とは思えぬ失言を漏らされて遠慮なくゲンコツを食らわせつつも、そのコンプレックスをなくしてあげようとし、「(荒岩)係長の得意なものは何だと思う?料理だ」「係長があっと驚くような料理を作って、ギャフンと言わせるのはどうだ?!」「前に工藤からすごいそばを教わった事があるから、今まで見た事もないようなそばを作るぞ!」と提案します。
 しかし、せっかく材料を揃えて江口君のアパートで試作をしてみたものの、普段全然料理をしない二人に傑作な創作そばを一から考え出すのは相当に困難で、二人は夜遅くまで試行錯誤します。
 中でも超がつくほどの失敗作だったのは、田中君作のフルーツそば(バナナ・スイカ・みかん・ぶどう・梨がふんだんに乗った一品。食べたら思わずひっくり返ってしまう迷品です)江口君作のあんこそば(粒あん・生クリーム・ミントの葉がどっさりデコレート。一口すするたびに涙が止まらない珍品です)で、最終的にはしくしく泣きつつも全部完食しながら試作を続けていました。
 …この光景を見たら、恐らく荒岩主任は「努力は認めるが、その情熱を仕事にも(以下略」と突っ込む事が用意に想像出来るので、この場にいないのが返す返すも残念です;。

 そして、数々の失敗を経た末にようやく田中君と江口君が見つけ出した、まさにザルそば界の新風とも言える創作そばが、この“おろし卵納豆キムチそば”です!
 作り方はかなり簡単で、納豆・刻みネギ・大根おろし・生卵・そばつゆ・醤油をよく混ぜ合わせた物をザルそばの上へどばっと乗せ、そこにキムチもトッピングしたらもう準備OKです。
 これは、工藤君から教えてもらった冷奴そばに影響を受けた田中君が納豆を入れてみようとしたのを、江口君が「先輩、納豆かけただけじゃ芸がないでしょー」「俺の親父がですね、昔納豆に卵と大根おろしを入れたのをよく作ってくれたんですよ」と色さりげなく助言した事がきっかけで誕生したレシピ。
 その際、珍しく冴えた田中君がキムチを投入するのを思いついた事でこの形におさまったようですが、確かにこの組み合わせは考えた事がなかったな~と二人に感心しました。
 ※他にも“ちらしそば”と“サラダそば”が登場していましたが、“おろし卵納豆キムチそば”ほどのインパクトは残念ながらなかったので省略しました;。
荒岩主任をあっといわせる料理を作って自信をつけようという田中君あんこそばを作って思わず泣き出してしまう田中君と江口君orz
 その後、喜びと酔いがあいまった田中君と江口君は、夜十一時二十分という色んな意味でギリギリな時間帯に荒岩家をたずねます(←呆れた事に、創作そば三種にすっかり気を良くしたお二人は、何とビールで景気づけをしてから参上したのでした;)。
 当然の権利として荒岩主任は不機嫌そうに出迎え、「一体何だ、こんな時間帯に?」と当たり前の疑問を口にするのですが、それには答えず田中君と江口君は「俺たち二人で作ったんです~!」「食べて~、とにかく食べてみて~!」と異様なテンションでおそばを突き出した為、とうとう諦めた様子で全種類試食していました(´∀`;)。
 どうやら、このお騒がせな二人組は途中から童心に返って目的が何だったのかを忘れていたようなので、人騒がせだな~と苦笑しました(素面だったら青白くなりそうな事態ですが、幸か不幸か飲みすぎで「俺たちなんでこんな事してんだっけー」「さあ、なんでしたっけー?」と何が何だかさっぱりな状態になっていた為、アルコールの力は偉大だと思います;)。
 結局、荒岩主任は自分の舌に嘘をつかず「うまい(`ヘ´)!」と認めはしたていたものの顔はずっとむすっとしていたので、こりゃ~酔いが醒めた翌朝が恐ろしい事になりそう…と、他人事ながら「くわばらくわばら」と思ったエピソードでした。
荒岩主任においしいといわせるそばを作る事に、見事成功!
 今年は冷麦やそうめんばかりであまりザルそばを食べていなかった為、これは夏が終わる前に食べておかないと…と考え再現する事にしました。
 キムチとそばが合うのか非常に疑問ですが、実際に食べて試してみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、卵納豆作り。ボウルに納豆だけ入れてひたすら菜箸でグリグリかき混ぜ、段々白っぽくなって泡がぶくぶく立つまで粘りが出てきたら、刻みネギ、生卵、大根おろし(軽~くさっと程度に汁気は切っておいたほうがいいです)を投入してさらに混ぜます。
おろし卵納豆キムチそば1
おろし卵納豆キムチそば2
 やがて、全体がふわっふわになって一つにまとまってきたら、そばつゆと醤油を自分好みの濃さになるよう加え、もう一度よく混ぜ合わせます。
 淡雪状の卵液に調味料が行き届いたら、上に乗せる卵納豆の出来上がりです。
 ※さっぱりめに仕立てたい時は、醤油は入れなくてもOKです。あと、見た目的にも味のバランス的にも、卵が真っ黒になるまでそばつゆや醤油は入れすぎないのが吉です。
おろし卵納豆キムチそば3
おろし卵納豆キムチそば4
 その間、たっぷりのお湯で茹でて流水で揉み洗いしておいたそば(乾麺でも生麺でも可。ただこの料理の場合、乾麺で充分美味しいと思います)をお皿に盛り付け、先程の卵納豆をドバーッとかけます。
 ※余談ですが、この卵納豆は熱々のご飯に乗せてみたり、醤油代わりに冷奴へかけてみたり、もしくはスパゲティに絡めて食べてみてもおいしいので、色々役に立ちます。
おろし卵納豆キムチそば5
おろし卵納豆キムチそば6
 この卵納豆乗せそばの上へキムチを好きなだけ乗せ、お箸と共に机へ運べば“おろし卵納豆キムチそば”の完成です!
おろし卵納豆キムチそば7
 卵納豆の黄色、ネギの緑色、キムチの赤色が組み合わさっているせいかかなりカラフルで、ざるそばにありがちな地味な印象が吹き飛んでいます。
 匂いもキムチからにんにく臭が強烈に漂っており、そば料理というよりは全く新しい創作料理っぽいな~と思いました;。
 未知の組み合わせなので不安ですが、それと同時に「どんな味がするのか」とワクワクしてきます。
おろし卵納豆キムチそば8
 それでは、キムチと卵納豆をそばによ~く絡ませていざ実食!
 いっただっきまーす!
おろし卵納豆キムチそば9


 さて、味の感想はと言いますと…がっつりいけてスタミナがつきそうな創作そば!ボリュームがあるのにスルッと胃に収まる美味さです!
 卵で適度なとろみがついた大根おろしが、まるで淡雪かメレンゲみたいにフワフワした口当たりになってそばによく絡むのが美味で、納豆のおかげで強い粘りがプラスされている割にはキレがよく後味がくどくないのに感心しました(後々麺つゆと分離してゆるくなり、モロモロっとした舌触りに変化していきますが、これはこれでとろろのようで旨しです)。
 普通のおろしそばだと、大根おろしはそばにはあまりくっつかずに最後まで別々でさっぱりしている感じですが、これはそばへしっかりくっついて一体感が高まる事によってとても食べやすくなっている上、卵のまろやかさな味わいがプラスされていて濃厚な仕上がりだったのが印象的です。納豆のネバネバ部分特有の濃い旨味が全体を一つにまとめあげており、不思議なコクが生み出されていたので、例えるとするなら「冷製納豆カルボナーラ風そば」みたいだと思いました。
 キムチのザクザクした歯応えと刻みネギのシャキシャキ感がいいアクセントになっていて食感に変化がある為、最後まで飽きる事がありません。キムチから染み出た海鮮系の旨味出汁、強烈にピリリときた後はスッと引いていく辛味、野菜類から出ている甘味がふんわり優しい味わいの卵入り大根おろしといい対比になって互いに引きたて合っている印象で、思わず病み付きになる美味しさです。


 キムチが納豆や卵と合うのは知っていましたが、まさかそばとも合うとは思わなかったため意外でした。
 そばではなく、うどんや冷麦に混ぜて食べてみてもいけそうです。

●出典)『クッキングパパ』 うえやまとち/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『おいしい銀座』の“スペシャルづけ丼・花咲”を再現!

 戦国時代の面白い逸話を読むのが好きで、興味のある大名や人物の名前をネットで検索しては読みふけるというのが大分前からの日課です(Wikipediaで系譜を次から次へと辿って行くと、時間が恐ろしいほど消費できますorz)。
 中でも、「ふむふむ、おとぎ話か…って、これ実話ですか?!」と驚いたのが、このエピソード
 歴史を調べて行くと、大したようには見えない事やたった数時間の差が元で動いているケースが多々ある為、襟を正すような思いにさせられます。
 どうも、「上杉謙信女性説」があながちデタラメではない事にびっくりした当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『おいしい銀座』にて主人公・斐馬真理さんがまぐろ祭りの際に新しく考え出した第一作“スペシャルづけ丼・花咲”です!
スペシャルづけ丼・花咲図
 漫画『おいしい銀座』とは、二十七歳の時に銀行をリストラされた斐馬真理さんが幼い頃の思い出が一杯詰まった銀座の老舗デパート・カドヤの食品部へ転職し、持ち前の明るく前向きな性格、一旦決めたら止まらない行動力、豊富な発想力を武器に、色んな商品の良さをお客さんに広めつつ売り上げもアップさせようと奮闘する、デパ地下系グルメ漫画です。
 カドヤの社長から「周りの者を明るくする、ヒマワリのような子じゃないか」と賞賛されるのも頷ける、見ているだけで元気な気持ちになってくる溌剌とした主人公の真理さんと、小さい頃に因縁浅からぬ事情があって真理さんに贖罪の意識を持ち、後々わだかまりを解いて恋人関係になる凄腕の食品部統括マネージャー・榎木田純一さんの複雑な恋愛模様もストーリーに大きく関わってきますが、それ以上に物語の軸となっているのは、やはり食品。
 お米・水・マグロ・伊勢海老・カツオ・うなぎ・地鶏・豆腐・ぶどう・松茸・蜂蜜・昔野菜・骨なし魚などの食材だけでなく、時にはカレー・グラタン・うどん・和菓子・かき氷・飲茶・天ぷらといったポピュラーな料理も含めた基本情報や豆知識が幅広く紹介されており、冗談ではなく『おいしい銀座』全二十二巻を読むだけで一通りの食品の勉強が出来そうなくらい内容が充実しています。
 当初、デパ地下を舞台にしたグルメ漫画は初めてだったのでどんな内容なのか検討もつかなかったのですが、デパート業界の知識がなくても一から十まで分かるよう丁寧な解説があちこちに挟まれていたり、何よりお客さんを呼べる充実した売り場作りをしようとあちこちを駆けずり回る真理さんの頑張りようや企画力が読んでいてほほえましく、ついつい読み進めてしまう魅力に溢れています。
 ※どうでもいい事ですが、下にある榎木田さんの画像は「話は聞かせてもらった!人類は滅亡する!」で有名なMMRのワンシーンに似ている気がします;)。
『おいしい銀座』の主人公・斐馬真理さん真理さんとは因縁浅からぬ間柄の榎木田純一さん
 大抵のグルメ漫画はお店の経営や利益率についてあまり詳しくは語らず、どちらかと言うと「どんな美味い料理を出すか」「斬新かつ長期的に愛されるメニューとは」という料理人視点の目的に焦点を絞っていますが、『おいしい銀座』ではそれらに加えて「如何にして手間やコストを抑えつつ利益を高めるか」、「どうやって希少な商品をなるべく安価かつ独占的に取り寄せるか」、「どうしたら業界の話題になってブームを作り出せるか」、「他デパートのイベントに勝つ為、どんな食品やテーマを売りにしたイベントで対抗するか」など数多くの視点が描かれているのが興味深く、その上食品部だけでなくデパート全体の売上向上の計画もストーリーに絡んでくる為、かなりスケールの大きな話なのが読んでいて燃えます。
 また、今作では食品の買い付けの専門家であるバイヤーと、店舗を繁盛させる為に企画を提案するフードプロデューサーという職業が分かりやすく説明されており、そのおかげで食品が流通する一通りの過程が具体的に分かるのが最大のポイント。
 その為、必死の思いをして集めた商品でも不備があったら懐を痛めてでも取り替えたり、途中までうまくいっていても他の業者に商品や有名店の出店権を取られたり、ギリギリの手札で時には博打のようなキャンペーンを行なって他店をけん制したりなど、なかなか手に汗を握る展開がてんこ盛りなのですが、その分バイヤー側の勘と計算が当たって大成功したり、交渉がうまくいって相互が得をする形で商品が出回ったりする描写は爽快そのものですので、そういった話題に関心を持っている方には是非読んで頂きたい隠れた秀作漫画だと思います。
 ちなみに、下の画像は大晦日に行なう<伊勢海老祭り>の目玉となる予約商品開発会議の様子ですが、後にカドヤの注目社員になった真理さんも当時は入社一年目でまだひよっ子だった為、「伊勢海老のウニ焼きは…」→「無理ね。手間もコストもかかりすぎる。ウニを使って一体いくらで売るつもり?」、「じゃあ、サラダ仕立ては?」→「サラダは伊勢海老料理としては高級感がない」、「エビチリ!」→「辛いものはダメだ、苦手なお客様も多い。インパクトにも欠ける」…と散々意見を蹴散らされており、読んでいるこちらまで緊張して「頑張れ!」と応援したくなるほどでした;。
 こういう熱くて臨場感溢れる会議シーンが頻繁に登場するのも『おいしい銀座』の見所の一つで、この場面を見るたび「一見何の変哲もないように見える商品も、こういう念入りな会議の末に誕生した、選ばれた一品なんだな~」と当たり前の事実を再認識させられます。
白熱する商品会議が見物で、読んでいるこちらまで燃えてきます
 今回再現するのは、入社二年目の真理さんが銀座一の名店と名高い寿司屋・<久嵯吾>が「まぐろ祭り」のイベントを機にカドヤへ出店する際、榎木田さんやチーフバイヤー・藤崎綾乃さんから「寿司屋では考え出せないような、マグロを使った新しいサイドメニューを考えて欲しい」と言われたのに答える為開発した二品の内の一つ、“スペシャルづけ丼・花咲”です!
 作り方はお手軽で、千切りにしたマグロの赤身をごま油・にんにく・唐辛子入りの韓国風タレで和えて酢飯の上に乗せ、青じそ・ごま・松の実・にんにく・卵黄などを飾り付けたら出来上がりです。
 真理さん曰く「卵黄の脂肪で安価な赤身もトロの風味が出ます」「ユッケからヒントを得て酢飯に合うようアレンジ」を狙いに作った丼だそうで、作中では辛口な評論をする榎木田さんも珍しく「ヅケにしたまぐろの味も活きているし、ピリ辛のタレも食欲をそそるな」と認めていました。
 お寿司のマナーに自身がない方でも食べ方を気にせず召し上がってもらえる上、お値段は良質のマグロを使用しておいて何と五百円(?!)という破格のお値段だった為、お客さんからはそこそこ受けていました。
 この「まぐろ祭り」に関する詳しいエピソードは、次回もう一つのメニュー・“スペシャルづけ丼・青葉”の再現記事をアップする時に載せる予定ですので、宜しければそちらも見て頂けると幸いです。
ユッケからヒントを得て考え付いたマグロ丼です
 マグロのユッケは前々から回転寿司でなじみのあるネタだった為そこまで違和感はありませんでしたが、マグロを千切りにして尚且つ丼にしてしまう料理はまだ食べた事がなかった為、初めて見た時から再現を決意していました。
 近所のスーパーでマグロが安く手に入ったことですし、早速再現してみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、韓国風ユッケタレ作り。ボウルに醤油、日本酒、コチジャン、砂糖、にんにくのすりおろし、ごま油を入れ、水分と油分がよく合わさって乳化するまで、泡立て器で念入りに混ぜ合わせます。
 材料全てが混ざりきってなじんだら、韓国風ユッケタレの出来上がりです!
 ※コチジャンではなく、豆板醤を使用してもOKです。あと、このタレは馬肉のユッケを作る際に使っても美味しくいただけます。
スペシャルづけ丼・花咲1
スペシャルづけ丼・花咲2
 次は、マグロの用意。
 マグロの赤身を繊維がバラバラにならないようやや太めな千切りにし(半冷凍状態のまま使った方がキレイに切りやすいです)、先程のタレが入ったボウルへ投入して菜箸でざっと混ぜます。
 その間、炊き立てのご飯に合わせ酢をかけて合わせた酢飯を準備し、荒熱を取っておきます。
スペシャルづけ丼・花咲3
スペシャルづけ丼・花咲4
スペシャルづけ丼・花咲5
 まだ温かい酢飯を丼によそったらの上へ、種を取って細い千切りにしたきゅうり→洗って水分を取った青じそ→タレをまぶしたマグロを順番に乗せ、さらに白ゴマと松の実をパラリと散らします。
 この時、マグロは中央にある程度へこみを作っておいたほうが後から卵黄を乗せやすいです。
 ※今回は原作になかったので省きましたが、もみ海苔をたっぷりかけても合いそうです。
スペシャルづけ丼・花咲6
スペシャルづけ丼・花咲7
スペシャルづけ丼・花咲8
 マグロの中央に卵黄を落とし、その回りを囲むようにしてにんにくのスライスを飾り付ければ“スペシャルづけ丼・花咲”の完成です!
スペシャルづけ丼・花咲9
 青じその緑色、黄身の黄色、マグロの紅色、にんにくや松の実の白色の取り合わせがキレイで、見るからに食欲がわきます。
 パッと見だと本当に馬肉のユッケみたいで一瞬ギョッとしますが、よくよく見ると透明感のある赤なのですぐに見分けられました(^^;)。
 卵黄にお箸の先をぷっと差し入れた途端、トロ~ッと一気に流れ出てまぐろや酢飯に染み込んで行く様は本当に魅力的で、卵好きにはたまらないひと時でした。
スペシャルづけ丼・花咲10
スペシャルづけ丼・花咲11
 それでは、崩した卵黄をマグロに絡めていざ実食!
 いっただっきま~す!
スペシャルづけ丼・花咲12


 さて、味の感想ですが…ユッケ風タレでまぐろの生臭さが完全にかき消されていて美味!コチュジャンが合わさっても存在感を失わぬまぐろの味の深さにびっくりです!
 まぐろの赤身にはどうしても付き物な筋が千切りにする事によって全く気にならなくなっており、逆にネギトロみたいになめらかでとろけるような口当たりに仕上がっていてうっとりします。
 かと言って、これはネギトロの最大の弱点であるのっぺりした舌触りまでは受け継かず、刺身を噛んだ時のザクッとした涼やかな歯触りがそのまま活きていた為、まさにいい所取りな切り方だと感心しました。
 ほのかな酸味が舌に残る酢飯のさっぱりした味わいに、少しピリリとくるこってりした甘口にんにく醤油味のタレが絡んだまぐろのづけが抜群の相性で、やや濃いめな味付けな為食べれば食べる程後を引く、まさに漁師飯に近い豪快な旨さの丼って感じです。
 一言で例えるなら、「こっくりトロトロなまぐろユッケ丼」という感じで、肉を使ったユッケにはない奥行きのある味と柔らかさがたまらないです。
 あっさりしつつも深みは十分あるまぐろの赤身が、ほんのりと香ばしい油分を持ったごま油や、まったりとしたコクを持った卵黄によって程よくまろやかさがプラスされており、トロとまではいかなくても独特の美味さになっていました。
 千切りきゅうりのパリパリした食感と松の実のコリコリ感が時折いいアクセントになり、さらに青じその爽やかな風味が口の中を洗い流して次の一口を新鮮な物にしてくれるのがよかったです。
 また、にんにくの薄切りをサクサク噛んだ途端すぐに力強いがっつりした後口になる為、薬味類によっ結構味の変化があるのが楽しい一品でした。


 それまで、当管理人にとって海鮮丼は途中で味が薄くなったり、具がご飯が足りなくなったりで一種の緊張感を味わう料理だったんですが、この丼なら最後まで気にせずおいしくいただけたため満足でした。
 ユッケのタレをかけてもまぐろの旨さは一向にかけたりしませんし、安売りまぐろを一味違った感じで食べたい時にはうってつけなレシピだと感じました。

○追記
 コメント欄にてリクエストを頂いた『てんまんアラカルト』と、偶然本屋で見つけた思い出の作品『平野レミのアイデアクッキング―まんが版傑作選』を再現料理を予定中の漫画一覧へ加えました。
 よろしくお願いします。

●出典)『おいしい銀座』1巻 作画:酒川郁子 原作:九十九森/創美社
     『おいしい銀座』2巻 作画:酒川郁子 原作:九十九森/創美社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

プロフィール

あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


○当ブログについて
 このブログで使用されている記事の画像、一部文章は、それぞれの出版物等から引用しております。
 引用物の著作権は全て作者様、出版社様等に準拠致します。
 もしご関係者様に問題のある画像及び記事がございましたら、御連絡頂ければ速やかに修正、削除等の対処を致します。

○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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