『クッキングピープル』の“ヌルヌルフワフワとろろめし”を再現!

 デパートでバイトをしていた大学時代、館内にある社員食堂でお昼を取っていたのですが、持込み可で毎回まかないを渡されていた為食堂の食べ物を食べた事は一度もなく、「ここの定食どんな味なのかな~」と憧れを抱いていました(まかないはまかないで美味しく、有り難かったんですが;)。
 けれどもそんなある日、「忙しくて作れなかったから食堂で食べて~」と言われた当管理人はワクワクしながら社員食堂に行ったのですが、忙しいのは他の方々も同じだったようで、定食どころか丼類まで全て売り切れorz。
 結局、唯一売れ残っていた麺類からうどんを選んで食べたのですが、正直あれほど味がなく感じたうどんはありません…。

 どうも、先日仕出し弁当屋さんから配達されたミックスフライ弁当がコロッケだらけで(普通のコロッケ・カレーコロッケ・カボチャコロッケ・クリームコロッケの四種のみ)、「これはミックスじゃない」と苦情が喉まで出かかった管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『クッキングピープル』にてある事情で体調を崩している刑事・松永さんが作った“ヌルヌルフワフワとろろめし”です!
ヌルヌルフワフワとろろめし図
 今回ご紹介するエピソードは、ちょっと顔色の悪い刑事・松永さんの奇妙な体験。
 警察内でも原因が全くの謎で、もはや霊の仕業ではないかと囁かれている連続変死事件を追っていた松永さんは、どういう訳か日ごとに体の不調が目立ってきており、不眠・食欲不振・貧血・疲労がどんどん悪化していく毎日を過ごしています。
 病院に行って調べてみても「特に悪いところはない」といわれる始末で、心配した上司からとうとう「大丈夫か?」と直接尋ねられるまでになります。
 すっかり気弱になっていた松永さんは、医者に言っても分からないならどうしようもないと弱気な本音を上司にもらすのですが、その言葉を聞いた上司は半分冗談、半分本気で「おいおい、それって悪霊に憑かれてるんじゃないのか?」「ホラ、君が追っている謎の連続変死事件…悪霊の仕業だっていう噂じゃないか」と言い出します。
 こういう場合、大抵の刑事ドラマだったら「霊に人が殺せるか!」と一笑にふされて終わり、事実犯人は人間でしたというオチで終わるケースがほとんどなんですが(でないと全く別ジャンルの作品になってしまうので、当然ですね;)、何と本当に悪霊が松永さんの背後から湧き出て「憑いてるぜ!」と言ったものだから、さあ大変!

 ※ちなみに、この記事を書いている時「こち亀の両さんだったら、どうなっていたか?」と考えましたが、いつもの強引な手段で悪霊を手なずけて新しいビジネスを立ち上げ、最終的に破綻させて部長から「両津のバカはどこだー!!」と追われるという想像図しか思い浮かばず、すぐに空想をやめました;。
連続変死事件を調べる顔色の悪い刑事・松永さんが主人公です
 悪霊の名前はアッくんで、見た目は「元気ハツラツ!オロ○ミンC!」というセリフがぴったりそうな明るい体操選手風の風貌なのですが、その中身は宿主が死ぬまで生気を吸い続けるという恐るべき悪霊で、何と一連の連続変死事件は全てアッくんの仕業だった事が発覚。
 やっと犯人を見つけたものの霊では捕まえようがなく、それどころか自分が殺されかかっている事を知った松永さんは、冗談じゃないとばかりにアッくんを追い出そうとするのですが、アッくんは断固として拒否し、松永さんを恐怖のドン底に叩き落します;。
 頼みの綱である上司は光速の速さで逃げ出し(←思わず「オイ!」と突っ込んでしまいました;)、アッくんに「俺のしょぼい生気なんか大してうまくないだろ?助けてくれ」と言っても「結構いけるぜ(゜∀゜)b!」と返された松永さんは絶望してその場にへたり込むのですが、新しい生気を得ようとアッくんが山芋を差し出したのを見て、いい案を思いつきます。

 その際、松永さんが一計を案じ、もらった山芋を使って疲れた体に鞭を打ちながら作ったのがこの“ヌルヌルフワフワとろろめし”です!
 作り方は簡単で、すった山芋・卵・めかぶ・納豆・白ゴマ・麺つゆを混ぜた物を熱いご飯にかけ、ちぎった海苔を飾りつけたらもう出来上がりです。
 たけだみりこ先生曰く、「すぐに作れて食欲がない時にも食べやすく、パワーアップ効果は大!」「元気がない人も、コレ一杯でもう大丈夫」との事で、山芋がない場合は長いもや大和芋で作っても美味しくなりますとレシピ欄で詳しく語られていました。
 なお、山芋に含まれているムチンという物質は粘膜の修復効果もあり、消化にさほど負担がかからずエネルギーとしてすぐに活用されやすい為、胃が弱っている方にはうってつけなのだとか。
 確かにこれなら混ぜるだけですぐに出来ますし、時間がなくてくたびれている時でも、割と早く用意できてすぐに食べられそうなのが魅力的です。
悪霊のあっくんは、生気を死ぬまで吸い尽くすというとんでもない霊です;
 その後、松永さんは体力回復の為にまず自分から“ヌルヌルフワフワとろろめし”を食べるのですが、活き活きとしだした松永さんの生気を「いまだ!」とばかりにアッくんが吸い取った為、結局また元の顔色が悪い状態へ逆戻り;。
 「これを食べさせていたら、当分生気が吸えそうだな~」と高笑いするアッくんでしたが、松永さんは待ってましたとばかりに「…というかさ、アッくん。俺が食ったエネルギーをアッくんが吸ってるって事は、アッくんがこれ食えば早いんじゃねぇ?」と至極正論なツッコミをします。
 幸い、それを聞いたアッくんは素直に“ヌルヌルフワフワとろろめし”を食べてその事実を体で実感した為、松永さんはめでたく生きたまま変死をまぬがれた貴重な被害者となるのでした(^^;)。
 それにしても、お祓いではなく料理で円満的に解決するあたりが平和な感じで、如何にも料理漫画らしくていいと思います。
的確なつっこみのおかげで、見事命が助かった松永刑事でした;
 新鮮な山芋をおすそ分けしてもらったので、コレをいい機会に再現する事にしました。
 作中の詳細なレシピ通り、早速作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、とろろ作り。皮をむいてすりおろした山芋(すり鉢の側面に擦り付けながらおろすと、より滑らかな仕上がりになります)の入った器に、生卵、細切りめかぶ、白ゴマを投入し、菜箸でしっかり混ぜます。
ヌルヌルフワフワとろろめし1
ヌルヌルフワフワとろろめし2
ヌルヌルフワフワとろろめし3
 続けて納豆を加え、器の底を叩きつけるようにして強く混ぜ合わせ(納豆やめかぶにタレがついている場合は、それも入れちゃいます)、フワッとしてくるまで根気よくかき混ぜます。
 その途中麺つゆで味付けし、味見をしながらさらに混ぜます。
 ※最終的にはぶくぶくの泡が立つまでネバネバになりますが、その状態が一番美味しいです。
ヌルヌルフワフワとろろめし4
ヌルヌルフワフワとろろめし6
ヌルヌルフワフワとろろめし7
 お好みの味になったら、熱々のご飯をよそってある丼茶碗へたっぷりかけ、仕上げにちぎった海苔をパラリとかければ“ヌルヌルフワフワとろろめし”の完成です!
ヌルヌルフワフワとろろめし8
 通常のとろろ飯に比べるとやや黄色がかっていて、見るからに卵たっぷり!という印象を受けます。
 この温かな色合いと、海苔から香る磯の風味が食欲をそそる感じで、すぐにでもかき混ぜてざざーっと喉に流し込みたい衝動に駆られます;。
 見るからにネバネバで体力がつきそうなイメージなので、体力回復にききそうです!
ヌルヌルフワフワとろろめし9
 それでは、出来立てほやほやの内にさっと混ぜ、いざ実食!
 いただきま~すっ!
ヌルヌルフワフワとろろめし10


 さて、味の感想ですが…その名通り、ヌルヌルフワフワしていて旨し!とろろご飯が苦手な方にもおすすめできる味わいで、病み付きになります!
 熱々の炊きたてご飯と、ひんやり冷たいとろろ汁をさっくり混ぜ合わせると、人肌くらいにぬくぬくしたちょうどいい温かさのご飯になるのですが、それがこの上なく優しい口当たりで、そのせいかやや濃いめの味わいなのにも関わらずスルスル頂ける仕上がりになっていました。
 山芋特有の癖のある味が卵黄のまろやかなコクによって緩和され、出汁の汁気や納豆の粘りによって適度にコシが切れて、フワッフワの淡い舌触りになっているのが食べやすくてよかったです。
 麺つゆ独特の甘辛い味わいと、鰹だしの濃い旨味がとろろ汁と相性ぴったりで、卵の比率が高い分出汁醤油をかけたリッチな卵かけご飯に似た美味しさでした。
 めかぶのシコシココリコリした歯触り、海苔の磯風味、ゴマの香ばしいプチプチ感が口の中で賑やかに主張してくるので一向に飽きが来ませんし、なかなかよく出来た丼だと思います。
 正直、山芋よりも卵と納豆の存在感が強い感じで、山芋は主役というよりは具の一つという印象だった為、とろろご飯というよりは「とろろ風味の卵納豆かけご飯」と言った方がしっくりイメージが合うような気がしました。
 粘りの強い食材ばかり入っている為、通常のとろろご飯よりもご飯粒との絡みがダントツにいいのが特徴的で、最後までご飯にしっかりくっついて一体感を保ったままだったのがよかったです。


 白いご飯との相性はもちろうん、麦飯や茹でたそばにかけてみてもよさ気です。
 たけだみりこ先生が言うには、軽くゆでて刻んだモロヘイヤやオクラを混ぜてみても合うそうなので、今度作る時に試してみようと思います!

●出典)『クッキングピープル~使えるカンタン料理コミック~』 たけだみりこ/実業之日本社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『華中華』の“豪華絢爛甘鯛チャーハン”を再現!

 今では考えられない事ですが、その昔鯛とマグロは下魚として扱われた過去があるとの事で、それを知った当初はかなり驚きました。
 何でも、鯛は「縁起物」として広く定着する前はあまり食さない地域が多かった事、マグロは江戸時代逆にとれすぎて値段がつかなかった事が頻繁にあった事から下魚になった理由だそうで、その後食の意識が徐々に変化してからは現代のように高級魚扱いされるようになったそうです。
 こうして考えると、下魚になる基準は結構曖昧な事が分かってくるので、今後も下魚→高級魚とレベルアップする魚は増え続けていきそうな気がします。

 どうも、去年は安価な塩サンマが売られることが多く、生のサンマは高級品扱いで買えないのにため息をついた管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『華中華』にて島野さんが女性客向けに考えた新しいランチに入れる予定の新作・“豪華絢爛甘鯛チャーハン”です!
豪華絢爛甘鯛チャーハン図
 それまで、満点大飯店は陳料理長が厨房の指揮権を持ち、島野さんは外の世界に向かって派手な料理を作って宣伝するという感じでうまく役割分担をしていたのですが、「陳の基本的な中華より、島野の創作中華の方が人気がある。それに、経費節減をしたい」というマダム奈可子さんと計太郎さんの思惑により、陳料理長はスキルアップの為という名目で、東京ニューオリエントホテルの料理長として転職する事を半ば強制されます。
 最初は抵抗した陳さんでしたが、自分がいなくても島野さんがいれば店は回るというマダム奈可子さんの言葉や、師匠である前オーナー・竹三郎さんが「料理に正解はない…だが、今の時代には島野の料理の方がマッチしている」「今度は外で学んで、今まで以上に成長してくるんだ!」と諭した事により、陳さんは東京ニューオリエントホテルへ移る事を決意します。
 確かに、料理には何が正しくて何が間違っているかという明確な線引きはありませんが、その時代に受ける・流行する料理という物は確実に存在しますので、今何が世の中に受けるのかという勘を育てる為に外へ修行しに行くのは、決して無駄な経験ではないと読んでいて思いました。
 ※例えば鍋一つとっても、1990年代はもつ鍋やキムチ鍋といった男性向けのがっつり味系が流行ったのに対し、ここ数年は餃子鍋やトマト鍋といった女性受けするあっさり系が流行ったりと、移り変わりが激しい気がします;。流行のファッションが繰り返されるのと同様、料理も流行はコロコロ入れ替わる物なのかもしれません。 

 こうして陳さんは満点大飯店を去る事になり、ある日送別会が開かれる事になるのですが、新料理長となった島野さんがその前日に「送別会の前に新しいランチメニューを試作したいから、手伝って!」と言い出した為、ハナちゃんとブーちゃんは送別会に遅れて行く事になります。
 それにしても、とっさにとはいえ上司の前で「早く終らせないと、送別会の料理が食べられなくて会費を損しちゃう!」と本音をこぼしちゃうブーちゃんはうっかりさん過ぎで、こりゃ出世できそうにないな~とつい苦笑しました(それに引き換え、ハナちゃんは「島野さんは、今日から満点大飯店を背負って立つ料理長ですから!」とさりげないヨイシャがうまく、尊敬です^^;)。
会費制で、少しでも遅れたら料理を食べそびれて損をすると話すブーちゃん
 そして、島野さんはハナちゃんやブーちゃんと一緒に送別会が始まるギリギリ前まで満点大飯店の厨房に立ち、一尾一万円以上もするという若狭産の甘鯛を使って京野菜チャイナの新作を作ります。
 それが、この“豪華絢爛甘鯛チャーハン”です!
 作り方は手が込んでおり、長ネギ・塩・こしょう・片栗粉・甘鯛を合わせミンチにして丸めて焼いた物を基本チャーハンに入れ、仕上げにソテーした甘鯛を飾り付けたら出来上がりです。
 島野さん曰く、どうやら中華街では上海亭のチャーハンが有名になったのにあやかろうとちょっとしたチャーハンブームが来ているとの事で、「他では真似できない物を」と考えて高級魚の甘鯛を採用したそうです。
 せっかくの甘鯛を練り物にするのはもったいない気がしますが、柔らかい甘鯛の身をグチャグチャにせず美味しいままチャーハンに混ぜ込むにはこれしか方法がない為、なかなかの妙案だと感じました(甘鯛を最も美味しく食べる方法ではありませんが、美味しく頂けるチャーハンを作る方法ではあると思います)。

 ちなみに、この時調理風景を見ていた楊貴妃さんが言うには「甘鯛ってどんな味がするんだろう。千二百九十年世の中を見てきたアタシだけど…実は食べた事ないんだよね~」のようで、興味津々に甘鯛が捌かれる風景を眺めていました。
 しかし、夢中になるあまりろくろっ首状態になって人に見つかりそうになった為、ハナちゃんから張り手をくらって涙目になっていたので少し気の毒でした;(幽霊というか、ほとんど妖かry)。
甘鯛を二種類の調理法で楽しんじゃおうという、贅沢なチャーハンこういう時、「ああ、楊貴妃さんってやっぱり死んでいるんだな…」と実感します;
 その後、ハナちゃんとブーちゃんは“豪華絢爛甘鯛チャーハン”を試食しようとするのですが、島野さんは待ったをかけ、「これは、アタシから陳料理長への餞別よ。みんなで食べて、別れを惜しんでいらっしゃい!」と言って二人を送り出します。
 実を言いますと、島野さんは自分が送別会に行ったら陳料理長や他のみんなが気を使ってお別れを惜しめないのと思い、最初から参加する気はなかったとの事。
 ただ、「いつか陳料理長が満点大飯店に戻られるまで、しっかり厨房を預からせて頂く」という想いだけは伝えたかったそうで、だからわざわざ送別会当日に自信の新作を作ってはなむけにしたようでした。
 去る者も、残る者も、それぞれ感慨深いものを感じるラストで、また陳料理長が戻ってくる日がくるのを願わずにいられません(つД`)。
自分が送別会に出たら陳料理長が心から楽しめないと気遣い、チャーハンを送る島野さん
 先日、偶然甘鯛が手に入った為、再現するのにいい機会と思いました。
 作中に載っているレシピ通り、早速忠実に作ってみます!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、練り物作り。フードプロセッサーへ、ヒレや骨を取り除いて小さめに切った甘鯛、刻んだ長ネギ、塩、こしょう、片栗粉を投入し、細かいミンチ状に仕立てます。
豪華絢爛甘鯛チャーハン1
豪華絢爛甘鯛チャーハン2
 ねっとりした粘りのあるミンチになったら、油をぬった手で一口大に丸めてまとめ、ごま油をひいて熱したフライパンで両面をこんがり焼き上げます。
 中まで火が通ったら、練り物は準備OKです!
 この練り物を、あらかじめ用意しておいたハナちゃん流基本チャーハンへ加え、ざっと混ぜ合わせます。
豪華絢爛甘鯛チャーハン3
豪華絢爛甘鯛チャーハン4
 その間、太白ごま油(無い場合は、普通のサラダ油でも可)をひいて熱したフライパンで両面を丁寧に焼き上げます。
 よく、「川の物は皮から、海の物は身から」焼くのがいいと言われますが、甘鯛に限って言うとクッキングシートをひいたフライパンで皮から焼いた方が見た目も味も良くなるので、おすすめです。
 ※なるべく皮はパリッと、中はしっとりなるよう焼くのがベストです。
豪華絢爛甘鯛チャーハン5
豪華絢爛甘鯛チャーハン6
 お皿に丸く盛った練り物入りのチャーハンの上に、先程ソテーした甘鯛を飾り付ければ“豪華絢爛甘鯛チャーハン”の完成です!
豪華絢爛甘鯛チャーハン7
 甘鯛の淡いピンク色はいつ見ても美しく、見た目だけで思わずうっとりします。
 当初は甘鯛をすり身にしちゃっていいものかとビクビクしましたが、出来上がってみると思ったよりちゃんとした感じで、これはこれでよさ気でした。
 皮がパリッと焼けた方の甘鯛も見るからにおいしそうですし、これは味が楽しみです!
豪華絢爛甘鯛チャーハン8
 それでは、出来立ての内にいざ実食!
 いっただっきま~す。
豪華絢爛甘鯛チャーハン9


 さて、味はと言いますと…地味な見た目を裏切る、ゴージャスな美味さ!甘鯛好きにはたまらない一皿です!
 パッと見は固そうに見える練り物ですが、食べてみるとまるではんぺんみたいにムチムチプリンッとした張りのある弾力がすごく、思ったよりもふんわりした食感なのに衝撃を受けますえび団子のプリプリ感にも似ている気がします)。
 作中では一番近い味としてさつま揚げが挙げられていましたが、さつま揚げにしては淡泊かつ上品な味わい、そして控え目ながらも洗練された甘味がすごい為、どちらかといえばカマボコの方にそっくりだと思いました。
 一言で例えるとするなら「甘鯛の中華風ぷりぷり焼きカマ」というイメージで、粉っぽさがまるでないなめらかな舌触りは、甘鯛の蒸し物並にさっぱり食べられてよかったです。
 ごま油の香り豊かなコクと、ネギのシャキシャキ感がいいアクセントをプラスしているのも単調さを防いでおり、言う事なしでした。
 一方焼いた甘鯛は、パリッと焼けた香ばしい皮としっとりジューシーな身が美味で、こちらは打って変わって和風な仕上がりになっています。
 練り物同様、こちらもシンプルな塩こしょうのみの味付けなのですが、練り物の徐々に増してくる優しい甘さに比べると、焼き物の方は直接舌へビビッと響いてくる強烈な甘さが印象的で、甘鯛の美味さを二重に楽しむ事が出来ました。
 この練り物と焼き甘鯛に、醤油の塩気が濃いチャーハンがばっちりの相性で、おかげでお酒にもよく合う素晴らしい一品になっています。


 さすがに、若狭一汐ものの甘鯛を使うのは勿体無いないように思いますが、スーパーで売られている手の出しやすい小ぶりな甘鯛を使うのなら、断然ありなチャーハンです。
 特に、すり身を焼いた物はとってもおいしいので、おすすめです!

●出典)『華中華』 原作:西ゆうじ 作画:ひきの真二/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『クッキングパパ』の“鯨ベーコンチャーハン”を再現!

 先日、相方さんととあるインドカレー屋さんへ行ったのですが、そこの店主さんがものすごくおしゃべり好きで、料理を持ってきた後も傍にいてしゃべり続けた為、圧倒されました(どおりで他にお客さんがいなかry)。
 当管理人は人見知りをするたちな為、始終ひきつった顔で頷き人形と化しただけでしたが、口から生まれたような相方さんは妙に会話が弾んだらしく、カレーを食べ終わる頃には店主さんの愛する文鳥を紹介されるまで話が発展していました。
 正直、場合によっては広告バナー並に鬱陶しく感じる相方さんのおしゃべりと社交性を、ここまでありがたく感じた事はありません。

 どうも、テーブルの上をちょこちょこ歩く文鳥を見ながらラッシーを飲むという貴重な体験をした管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『クッキングパパ』にて荒岩主任がみゆきちゃんの同級生・一樹君に教えた“鯨ベーコンチャーハン”です!
鯨ベーコンチャーハン図
 初登場時はまだ赤ちゃんで、ほえほえ泣いていたみゆきちゃんも、百巻になると元気におしゃべりする小学校三~四年生にまで成長しています。
 この頃、みゆきちゃんには新しい友達が何人も出来ており、荒岩一家の周囲は一気に賑やかになっています(奇遇な事に、老人料理教室の方々のお孫さんが多いです)。
 その中に、みゆきちゃんの隣のクラスにいるというボーイフレンド・一樹君という少年がいるのですが、ある日、一樹くんはお父さんが入院してお母さんがパートに出るようになってから、妹のナナちゃんを守るようにしてずっと一緒に行動する事が多くなります。
 一度など、ナナちゃんと自転車に二人乗りしているのを「いいの?」と聞いてくるみゆきちゃんに対して、「ナナはいつも俺の傍にいたいんだ。一人で家に置いていけん」と返す程たのもしいお兄ちゃんっぷりで、その様子を見た荒岩主任は「…大変だな。妹の面倒も見てるんだ」と、どこか眩しい目をしながら声をかけています。
 おそらく、この時点で既に過去の自分と一樹君を重ねて見ていたらしく、その視線に何か感じる物があった一樹君は、荒岩主任をじっと見ていました。
 ちょうど、年齢的にもかつての荒岩主任と味知さんに近いですし、同じ「俺がしっかりしないと!」とお兄ちゃんを頑張ってきた者同士、様々な思いが去来したのだろうと思います。
 実を言いますと、この時みゆきちゃんの方もそんな一樹君を見て「カッコいいなー」と少しときめいていたらしく、何かとナナちゃんの様子を気にしては面倒を見たりと、温かい交流が生まれていました。
 そのせいか、みゆきちゃんと一樹君は「お二人さん、仲いいね~!」とちょっとひやかされています(←こういう時、逆に気まずくなるケースがほとんどだと思いますが、みゆきちゃんと一樹君の場合冗談交じりに「アハハハ」「うるへー」と軽~く言い返しているので、本当に仲良しなんだな~と感じました)。
お父さんは入院中、お母さんは働きに出ている為、妹さんを守ろうと必死なおにいちゃん
 それから数日たったある日曜日、みゆきちゃんと虹子さんが出かけて留守番している荒岩主任の元へ、一樹君が一人で訪ねてきます。
 用件は、何と「俺に料理を教えてください」という意外なお願いをする為。
 何でも、この頃はお父さんとお母さんがそれぞれ大変な事もあって妹のナナちゃんと二人で夕食を食べる事が多くなったそうなんですが、お母さんの作り置きやお弁当を食べ続ける日々にナナちゃんはどこどなく寂しさを感じているようで、「俺が料理を作ってやったら喜んでくれるかなって…」と思い、意を決して料理上手と評判な荒岩主任の所へ習いに来たという事でした。

 この時、荒岩主任はますます昔の自分と一樹君がそっくりに見えたようで、「同じだ。この子は、30年前の俺だ」と感慨深げに過去を思い返していました。
 最初は「好かーん!毎日パンばっかり!」「うちは、お母ちゃんと一緒に食べたいと!」と泣いた幼い味知さんに、何とかしてご飯を食べてもらいたいという想いから始まった料理作りでしたが、その内「美味しい、お兄ちゃん」と喜ぶ味知さんの笑顔見たさに料理を続けるようになり、最終的には料理自体が好きになった荒岩主任。
 結局、カツ代さんの「この子は料理に携わる仕事をするのかと思った」という予想を裏切り、ごく普通のサラリーマンとなりましたが、かつての自分を救うかのような機会に恵まれただけで、荒岩主任は「料理を続けてきてよかった」という幸福感を十二分に味わえのではないかと感じました。
かつての自分と同じ理由で料理をしたがる少年を、温かい眼差しで見る荒岩主任
 その後、荒岩主任は「君なら出来るさ。簡単に出来て、すごくうまい料理を教えよう」と一樹君にエプロンを渡し、冷蔵庫の残り物ですぐ出来るチャーハンの作り方を丁寧に教えます(←実の息子のまこと君と同じくらい愛情が伝わってくる教え方をしている為、読んでてほほえましいです^^)。
 こうして、荒岩主任が実際に冷蔵庫にあった材料だけでささっと手早く作ったチャーハン五種類の内の一つが、この“鯨ベーコンチャーハン”です!
 作り方は確かにお手軽で、鯨ベーコン・大根葉・しょうが・赤唐辛子・炒り卵を冷やご飯と一緒に炒め、塩こしょうと醤油で味付けしたら出来上がりです。
 コツは、「冷やご飯は、サラダ油をぬった手であらかじめほぐしておく事」「フライパンには、油をよ~くなじませておく事」だそうで、こうするとパラッとしたチャーハンに仕上がりやすいとの事でした。

 味見をした一樹君は「うまい!どれもすごくうまいです!」と大喜びしており、その姿を荒岩主任は優しい眼差しで満足げに見守っていました。
 そして、一樹君はすぐに家で待っているナナちゃんの元へ戻り、早速自宅の冷蔵庫にあった塩鮭や余り野菜で鮭チャーハンを作って食べさせていたのですが、幸いにもナナちゃんは「わーっ!」「おいしい」と数日振りに笑顔になっており、一樹君はかつての荒岩少年同様、料理へのやる気がますます増したようでした(^^)。
 ※この話では他にも、“ウニチャーハン”“小柱チャーハン”“ボンゴレチャーハン”“塩鮭チャーハン”のレシピが載っていますので、ご興味をお持ちの方は是非『クッキングパパ』100巻にて詳細をご確認ください! 
早速、残り物でも作れるチャーハンの作り方を教えていた荒岩主任
 チャーハンの作り方は『クッキングパパ』で何度もご紹介されていますが、さすがに鯨ベーコンを使用しての作り方は見たことがなかった為、いつか作ってみたいな~と常々考えていた料理でした。
 最近、鯨ベーコンを日常的に扱うお店が近所に出来た上(買い物をしている時、お隣で「お父さん、鯨が売っとるよ!」「ほー、懐かしいね」とご年配のご夫婦が話しているのを聞いて、頬が緩みました^^)、レシピも作中で詳細に書かれていますので、作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、材料の下準備。大根葉は粗いみじん切り、しょうがは皮をむいて千切り、赤唐辛子は水で戻して種を取ったものを小口切りにし(画像にはにんにくらしき物も写っていますが、これは他の料理に使う物なので関係ないです;)、卵は軽く塩こしょうで味付けしてふんわりした半熟炒り卵にしておきます。
 冷やご飯は、所々塊になっているのをサラダ油を塗った手を使い、パラパラになるまでざっとほぐします。
 ※あんまりほぐし過ぎても、粘りが出てしまいますので、程ほどでやめていいです。
鯨ベーコンチャーハン1
鯨ベーコンチャーハン2
鯨ベーコンチャーハン3
 その間、薄く油を引いたフライパンで鯨ベーコンを両面がパリッとしてくるまで焼き、取り出したら食べやすいサイズに切っておきます。
 このフライパンへさらに油を足してまた熱し、しょうがと赤唐辛子を加えて香りが出るまでじっくり火を通します。
 ※鯨ベーコンから油が多量に出た場合は別に取ってから入れた方がいいですが、ほんの少ししか出ていない場合は、そのまま使った方がいいです。
鯨ベーコンチャーハン4
鯨ベーコンチャーハン5
鯨ベーコンチャーハン6
 次は、炒め作業。
 先程のフライパンからしょうがや赤唐辛子の香りが出てきたら冷やご飯を投入し、ご飯全体に油がなじむまでよく混ぜ合わせます。
 やがて、ご飯が炒まってきたら鯨ベーコンと大根葉を入れ、さらに炒め合わせます。
鯨ベーコンチャーハン7
鯨ベーコンチャーハン8
鯨ベーコンチャーハン9
 大根葉に火が通ってきたら、炒り卵を投入して手早く混ぜ、塩とこしょうで好みの塩梅になるまで味を調整します。
 「ちょっと物足りないかな?」くらいに感じる塩加減になったら、鍋肌へ沿わせるようにして醤油を回しかけ、あおりながら混ぜ合わせます。
鯨ベーコンチャーハン10
鯨ベーコンチャーハン11
 醤油の風味がご飯全域に行き渡ったら火を止め、すぐさまお皿へ丸く盛り付ければ“鯨ベーコンチャーハン”の完成です!
鯨ベーコンチャーハン12
 鯨ベーコンの赤、大根葉の緑、卵の黄がご飯に映え、予想よりもずっとカラフルなチャーハンだったのに少し驚きました;。
 肉でも魚でもない、独特な鯨の香りと、しょうがのすっきりした香りが渾然となって香り、匂いだけで強烈にお腹がすいてきます。
 鯨ベーコンは刺身のようにしてしか食べた事がないので、どういう仕上がりなのか楽しみです。
鯨ベーコンチャーハン13
 それでは、熱々の内にいざ実食!
 いっただっきまーす!
鯨ベーコンチャーハン14


 さて、味はと言いますと…しっかりコクがありながら、基本あっさりしたピリ辛醤油味で美味し!どこか懐かしさを感じる一皿です。
 表面が香ばしく焼き上がっている鯨ベーコンがご飯とよく合っており、チャーハンの具として十分成り立っています。
 カリカリベーコンっぽいと言えばそれらしくもあるのですが、豚のベーコンに比べると、鯨の方は薄くても「ハリハリ」「グニグニ」「ブルブル」と弾力のある噛み応えがすごく、スルメのようにいつまでも噛んでいたくなるほどでした(←しかし、スルメと違っていつの間にか溶けてなくなるのが残念)。
 鯨の脂身は如何にも「海の獣」と言いたくなるような、野趣溢れる味わいが特徴的で、ちょっと癖があるのをしょうがの爽やかな香りがバランスよく押さえているのがたまりません。
 面白い事に、鯨の赤身の旨さは馬肉のそれと非常に似ており、舌がとろけそうな程濃い油分があるのに品よくすっきりした後口なので、一度食べるとそのギャップの虜になります。
 口に含むと最初はギトギトしていてるのですが(ラードのねっとり感に近い物があります)、徐々にサラッと溶けていく感じで、そのせいか比較的軽く食べられるのが印象的でした。
 大根葉のサクサクカリカリした食感、炒り卵のフワフワした口当たり、そして赤唐辛子のピリッとくる辛味がチャーハンのいいアクセントになっています。
 魚とも肉とも言えない摩訶不思議な味わいですが、一旦食べなれると中毒になりそうな一品でした。


 鯨ベーコン自体滅多に食べない上、チャーハンにした事は一度もなかったので最初はおっかなびっくりだったのですが、意外と美味しくてほっとしました。
 鯨が気軽に食べられた世代の母も気に入ったようで、満足です。

●出典)『クッキングパパ』 うえやまとち/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『おかわり飯蔵』の“余り物水餃子”を再現!

 近所にあるごみ収集所の扉の鍵の管理は当番制で、もう数十年以上も同じ鍵が使われているのですが、先日母が「この鍵の札、お母さんが昔かまぼこ板で即席的に作った物なんだけど、まだ変わってないんだね」としんみり言っているのを聞き、仰天しました。
 すっかり角が丸まり、濃い茶色に変色した札の姿からはとてもかまぼこ板だった頃の面影はなく、「かまぼこ板って意外と頑丈なんだな…」と複雑な気持ちになりながら当番をこなしました。

 どうも、何故か「大きな古時計」のメロディーを思い出した管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『おかわり飯蔵』にて飯蔵さんがテレビ番組の収録中に飛び入りで参加して作った“余り物水餃子”です!
余り物水餃子図
 以前、“イカす月見丼”を教えて助けた事があるTV局のスタッフ・美智子さんから、「プリンス柳生のクリスタル厨房」の収録に大好きなグラビアアイドルの井沢ハルコちゃんが出るという情報を聞いた飯蔵さんは、さくらさんと一緒に収録現場へ見に行く事になります。
 「プリンス柳生のクリスタル厨房」とは、名門・柳生料理学校(おそらく、モデルは服○料理学校だと思います;)の初代校長の息子である柳生純一郎さんが、毎週ゲストと名門料理店の味に迫るという企画なのですが、“簡単お夜食の皿ソバ”の件から分かる通り陰険な性格の柳生さんはゲストに嫌味な毒舌を吐くこともあり、私情が絡むこともしばしば;。
 当然、この日の収録も影で一波乱あり、トイレの帰りに飯蔵さんは偶然「あのグラビアアイドルの料理をまずいと判定しろ!」と言う柳生さんと、番組で味の判定をしているマスコットキャラ・クマチューの着ぐるみを着たグッピィ松木さんが「勘弁してください…」と揉めているのを目撃します。

 どうやら柳生さんは、番組中「柳生さんこそ、衣装のセンスをよくしたほうがいいんじゃない(^^)?」とハルコちゃんから無邪気に突っ込まれたのを根にもったらしく、どうしても恥をかかせたかったようなんですが、グッピィ松木さんは判定だけはヤラセをしたくないと拒否。
 その結果、「売れねぇお笑い芸人のお前が、テレビに出られてるのは誰のおかげだと思ってるんだ?」と逆上した柳生さんによって小突かれ、その拍子で階段から転がり落ちたグッピィ松木さんは、足をくじいて動けなくなってしまいます。
 正直、そんな子どもっぽい理由で番組を左右する程怒らなくても…と初見時は呆れたものでしたが、考えてみればうっかりした一言がきっかけで人間関係は案外簡単に炎上しちゃたりするのは周囲でもよくある事なので、ため息が出ましたorz。
 このエピソードを見るたび、ここまでひどくなくても似たようなパワハラは業界で星の数ほどあるんだろうな~と思い、複雑な心境になります(´・ω・`)。  
柳生さんに押されてバランスを崩し、足を負傷してしまったグッピィ松木さん
 その後、「いつか売れる日を信じてやってきた。今の俺には、これしか仕事がないから穴を空けられない」と言って無理に立とうとするグッピィ松木さんを止める為、急遽飯蔵さんはクマチューの着ぐるみを着てグッピィ松木さんと入れ替わり、テレビに出る事にします。
 本当は、味の判定を正しく下すだけで身代わりの役目は終わりだったのですが、番組中全く反省の色がみえない柳生さんへの怒りが頂点に達した飯蔵さんは、柳生さんよりも美味しくてすごい料理を観客の目の前で作って大恥をかかせてやろうと考え、「いつも味見ばかりでつまらんから、たまにはワシにも作らせてちょ!」と台本にないセリフを大声で言います。
 番組内のゴタゴタを極力表面化したくない柳生さんは、はらわたが煮えくり返りそうになりながらもやむなく飯蔵さんの提案を受け入れ、「今からクマチューに料理を作ってもらいます!観客の皆さんも、判定をお願いします!」と番組をさらに続行させていました(ただ、観客の方はあくまで脚本の流れでこうなったとしてしか見ておらず、「クマチューが反乱を起こしたぞ、やれやれ~!」「クマチューも、今まで本当は料理したかったんだー」とのん気にあおってました;)。
グッピィ松木さんの無念を晴らす為、柳生さんに料理でお灸をすえることに
 けれども、意地の悪い柳生さんは日を改めて料理を作らせるのではなく、「今すぐ、この場にあるもので料理を作ってもらおう!」と条件を出し、意地でも失敗するような展開に持っていこうとします。
 仕方なく、飯蔵さんはキッチンで余っている食料を探すのですが、「もともと、材料は収録分しか用意してないんだって…」というハルコちゃんの言葉通り、食べられそうな物は調味料くらいしか見つからず、最悪何も作れないかもしれないというピンチに陥ります。
 幸い、ハルコちゃんも探すのを手伝ってくれたのですが、見つかったのはほとんど芯ばっかりの白菜やキャベツに、にんじんと大根の切れっぱし、長ネギの青い部分、数本しかないオクラ、中途半端な量の豚ひき肉、全く戻していない状態の乾物、なくなりかけている小麦粉など、扱いに困る食材ばかり。
 乾物はともかく、その他の食料はどのご家庭の片隅でもひっそり眠っていそうなリアルな顔ぶれで、当管理人自身「あれとこれを除けば、うちにも揃ってる…」と内心ぎくりとしたのを覚えています;(野菜は大量にあるならともかく、少量ずつだと対処に悩み、結果ついつい余らせては慌てて「ええい、全部まとめてスープに投入!」と雑に調理する事が多いです…orz)。
 しかし、飯蔵さんはこれらの半端食材を見るなり「オオッ…!お宝じゃあ!!」と大喜びし、早速料理にとりかかります。
野菜の余り物しかないのに、「宝の山じゃ!」と大喜びします;
 その際、飯蔵さんが慣れない着ぐるみに苦しみながらも、中途半端な食材を全部使い切って作ったのが、この“余り物水餃子”!
 作り方は結構簡単で、白菜・キャベツ・大根・にんじん・長ネギ・オクラ・豚ひき肉が入っているボウルへ、ミキサーで粉々に砕いた干し貝柱、干ししいたけ、干しエビ、昆布の粉末を投入してよく練り合わせ、小麦粉で一から作った皮に包んで茹でたら出来上がりです!
 飯蔵さん曰く、「乾物も砕けば、肉や野菜の水分だけですぐに戻るんじゃ。そして、こうすれば色んな乾物の旨味が絡み合って、深い旨味になるんよ」だそうで、粉末状にすることにより、短時間で長時間戻した乾物の出汁に匹敵する旨さが出ると分かりやすく説明していました。
 確かにこの方法なら野菜は一気に消費できそうですし、味の方も野菜の種類が増えれば増えるほど美味さが膨らみそうなので、「余った野菜が増えたから、いい加減きれいにしよう!」と気合の入った日に作ると一石二鳥で助かりそうです。

 ちなみに、柳生さんは観客達から“余り物水餃子”が「うまい!」「本場の味に近い」と好評なのを認めたがらず、無理やりまずいと言わせようとして「餃子は上品に小ぶりに作る物なんだ!素人め!」とある観客に詰め寄るのですが、何とその観客は中国の方で、「餃子は中国北部地方では主食なんです。だからこの餃子のように皮が厚いし、具も家によって違うんですよ」と逆に本場の味をレクチャーされてしまうという恥の上塗りをしてしまい、完敗するのでした;。
簡単なのにコクが出た秘密は、ミキサーで砕いて作った乾物四種の粉末!
 前々から「乾物の粉末で味付けする水餃子…一体どんな味がするんだろう」と興味はあったのですが、なかなか思ったように材料がいいタイミングで揃わず、ずっと先延ばしになっていました;。
 しかし、先日たまたま残り物の種類が合致した為、「今がチャンスだ!」と思い、再現する事を決めました。
 作中のレシピ通り、早速作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、具作り。ミキサー(又はフードプロセッサー)に、軽く砕くか切るかしておいた昆布、干しエビ、干ししいたけ、干し貝柱を入れてスイッチを押し、出来るだけ細かい粉末状にします。
 ※そのまんまの形でミキサーにかけると、なかなか粉末になりにくい上機械が傷みやすくなるので、ある程度細かくしてからミキサーに入れた方がいいです。
余り物水餃子1
余り物水餃子2
 一方、白菜、キャベツ、大根、にんじん、長ネギの青い部分、茹でたオクラはみじん切りにしてボウルに入れておき、続けて豚ひき肉と先程の乾物粉末を投入し、粘りが出てくるまでよ~く練り上げます。
 練っている時、本格的な中華料理屋さんで漂ってくるようなホタテスープのいい香りが猛烈に漂ってきた為、これだけでお腹がすいてきたのを覚えています(´Д`*)。
 ※水分の出る野菜ばかりなので水っぽくならないか心配になりますが、乾物が吸収剤みたいな役割を果たしてくれる為、結構しっかりした具になります。なお、具の味付けについては作中で何も語られていませんでしたので、入れても入れなくても自由なんですが、当管理人の場合は醤油・こしょう・日本酒を香り付け程度に少し入れておきました。
余り物水餃子3
余り物水餃子4
余り物水餃子5
 その間、皮作り。
 小麦粉に塩入りの水を加えて混ぜ、粉に水気がなじんできたら一つにまとまるまでひたすらこね続け、表面にツヤが出てきたら少し寝かせます。
 時間が経過して粉と水が完全に一体化したのを確認したら、生地を少しずつ千切って丸め、打ち粉をした台と麺棒で適度にのばしていきます。
 全ての生地をのばし終え、それぞれくっつかないよう打ち粉を両面まぶしたら皮は準備OKです。
余り物水餃子6
余り物水餃子7
余り物水餃子8
 ここまできたら、いよいよ仕上げ。
 さっき出来たばかりの皮に具を乗せて丁寧に包んでいき(市販の物と違い、手作りの皮は結構伸びるので、やや多めの具を入れちゃっても大丈夫です)、鍋に沸かした熱湯で茹でます。
 入れたばかりだと沈んでいた餃子が徐々に浮かび、三分~四分くらい経った頃が大体の茹で上がりなので、頃合を見計りながら茹で上がった餃子を網じゃくしですくって湯きりします。
余り物水餃子9
余り物水餃子10
余り物水餃子11
 この水餃子を器に入れて上から大根おろしと刻みネギをかけ、最後に酢・醤油・ラー油を混ぜて作ったタレをかければ“余り物水餃子”の完成です!
余り物水餃子12
 見るからにむっちり茹で上がった皮が如何にも本場風という感じで、たったあれだけの行程で出来たとはとても思えません。
 ラー油の赤とネギの緑がいい具合に彩りになっており、食欲をそそります。
 中を割ってみるとすぐにスープが溢れてこぼれ落ちたので、期待大です!
余り物水餃子13
余り物水餃子14
 それでは、熱い内に大根おろしを絡めていざ実食!
 いっただっきまーす!
余り物水餃子15


 さて、味はと言いますと…様々な香りと旨味成分が口の中に飛び出し、びっくり!今までに食べた事がない、新しい水餃子です!
 大抵の餃子は肉々して野菜は完全に脇役になってますが、これは野菜のヘルシーな味わいが全面的に出てあっさりしつつ、豚肉の肉汁をも楽しめるというダブルスター式な餃子です。
 にんじん・白菜・キャベツのザクザク感、ネギのしゃっきりした歯触り、オクラのねっとりしたとろみが体に優しい美味しさで、大根おろしのおかげでさっぱりキレのいい後味が特徴的でした。
 また、干しえびの香ばしさと大根の滋味が強いせいか大根もちに近い味になっており、その上えびミンチか入ってるっぽい味にもなっていて、二度驚きです
 しっとりした豚ひき肉を噛み締めると、まるで中華料理店で出されるような乾物の奥深い旨味成分が効いたスープがジュッと飛び出すのが美味で、それがまたしょっぱ辛いラー油酢醤油によく合っていました。
 一方手作りの餃子皮ですが、作中で言われている通りツルツルした舌触りとムッチリトロンとした食感が心地よく、噛むごとに小麦の素朴な甘さがジワジワ染み出てくるのがたまりません。
 焼き餃子用の皮に比べるとずっと分厚く食べ応えがある為、おかずというよりは本当に主食っぽい感じでボリューム満点です。
 不思議な事に、中のスープが染みている部分の皮が「肉汁でふやけている部分の肉まん」とそっくりな味だったので、これは「肉まん風水餃子」と名付けてもいいんじゃないかな~と感じました。


 日本で定番の薄皮でカリッと焼きあがった焼き餃子もおいしいですが、本場風の手作り皮を使った水餃子もやはりいいな~と再確認した再現でした。
 皮に包まず団子状にして茹でるといい出汁が出るので、スープ風にして食べるのもおすすめです。

●出典)『おかわり飯蔵』 原作:魚柄仁之助 作画:大谷じろう/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

『華中華』の“ちりめん山椒チャーハン”を再現!

 去年の暮れ、父や母と一緒にものまね番組を見ていた時、偶然『アンパンマン』のアニソンが流れて「そういえば、あんこは昔アンパンマンが好きで、アンパンマンの格好をした事があったなぁ」「本当に好きやったもんね~」という話をされ、くすぐったいやら照れるやらで困った事がありました;。
 その際、「生まれて初めて見たアニメは『アンパンマン』だったからね~」と苦笑しながら言ったのですが、父がボソッと「アンパンマンはいいな、歳を取らないから」と自嘲気味な言葉を漏らした為、色んな意味で胸が詰まりました(´・ω・`)。

 どうも、幼少期は天丼マンを見るたび「おいしそう」「アンパンマンみたいに、分けてくれないかな…」とお腹をすかせていた管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『華中華』にてハナちゃんの師匠である島野さんが考えた京野菜チャイナメニュー・“ちりめん山椒チャーハン”です!
ちりめん山椒チャーハン図
 京野菜チャイナ第一弾・“賀茂茄子チャーハン”が大ヒットして以来、今や陳料理長をもしのぐ発言権を得た島野さんは、その後も次々と京野菜チャイナの新作を発表していきます。
 第二弾は万願寺唐辛子を使った肉詰めにしようとしたものの、構想段階で上海亭に“肉詰め獅子唐チャーハン”を売り出されて先を越された為(詳しくはこちら)、やむなく島野さんは“伏見唐辛子と近江牛の青椒肉絲飯”をメインにしたランチを発表するのですが、「第三弾に予定している“ちりめん山椒チャーハン”こそは、絶対邪魔させない!」と燃えに燃えていました;。
 セレブマダムが主な客層である満点大飯店と、ごく普通の庶民が客層である上海亭とは全く接点がなく、お客を取られる心配もないので、正直そこまでライバル意識を持つことはないと思うのですが、どうやら島野さんにとっては上海亭は別格らしく、いつになっても「負けない!!」と執念深く後を追う姿には苦笑させられます;。
 けれども、十分な地位を手に入れながら満足することなく現場で腕をふるい、飽くなき向上心を持ち続ける姿勢は敵ながら天晴れだと思うので、貪欲さもここまでくると呆れを通り越して感心します(もっとも、目の仇にされている上海亭=ハナちゃんはたまった物ではないですが;)。
京野菜チャイナ第三弾は、京都から取り寄せたちりめん山椒を使ったチャーハンにすると決めた島野さん
 しかし、新作チャーハンに情熱を燃やす島野さんの背後に、思わぬ陰謀を企む人間達が忍び寄ります…。
 その人物とは何と身内で、三馬鹿トリオの呼び名がすっかり定着しているチビ太さんとノッポさん(ブーちゃんは反対したものの、無理やり巻き込まれた被害者;)!
 とは言っても、レシピや情報を盗もうという大それた事ではなく、島野さんの助手になったブーちゃんの手によって激辛四川唐辛子をこっそり“ちりめん山椒チャーハン”の中に混入させて味を変え、その罪をハナちゃんに着せてしまおうという、如何にも小物なチビ太さんらしいケチな作戦;。
 どうしてこんな陰謀が持ち上がったかと言いますと理由は単純で、「オネエな島野さんの助手が嫌で逃げたが、助手をしているブーちゃんは女の子にモテモテになってて羨ましい→今からでも助手になりたいけど、華子とブーちゃんの二人で間に合ってて今更入る隙間がない…→なら、華子がミスをしたような罠をしかけて助手を辞めさせ、自分達がその後釜に乗り込めばいい!」という、要はモテないのを何とかしたいと考えた男二人の悪あがきで、こんな理由でゴタゴタに巻き込まれるであろうハナちゃんが本気で気の毒になりましたorz。
 ブーちゃんも断ればいいのに、上京して以来ずっと仲良くつるんできた二人な上、気弱な性格が災いして強引に言いくるめられて渋々頷いてしまったので、初見時はどういう展開になるか分からずやきもきしたのを覚えています。
チビ太たちのせこい陰謀に無理やり巻き込まれ、苦しむぶーちゃん…
 こうして、ブーちゃんは良心の呵責に苦しみながらも、“ちりめん山椒チャーハン”の仕上げに入れる刻んだ赤万願寺唐辛子へ四川唐辛子を混ぜてハナちゃんに渡し、調理中の島野さんの所へ持っていってもらいます(実は、ハナちゃんはこの時点でブーちゃんが何かしているのに気付いた様子だったんですが、苦しそうなブーちゃんの顔色を見て何か思うところがあったのか、黙って持って行っています…。もしかしたら、件の二人に自分を陥れるよう何か言われた所まで読んでいたのかもしれません)。
 が、プロの島野さんは入れた瞬間の匂いですぐさま四川唐辛子が入っているのに勘付き、味見をしてからハナちゃんに「お華!あんた、四川唐辛子も入れたでしょ!?」と厳しく追求し、震えて汗ダラダラなブーちゃんを盗み見てから「すみませんでした!」とあえてかばいます(←人がいいのを通り越して、もはや菩薩レベルです;)。
 すると次の瞬間、予想外な事に島野さんが言ったのは「小憎らしい真似をしてくれたわね!四川唐辛子の辛さがあたしのちりめん山椒チャーハンをさらにおいしくしてくれてるわ!」「お華の一工夫、採用!但し、今度からあたしに一言言ってからにしなさいよ!」という、誉め言葉。
 何と偶然にも、四川唐辛子とちりめん山椒は相性がよかったらしく、そのおかげで島野さんはハナちゃんがこっそり工夫したものと解釈したようで、何とかハナちゃんとブーちゃんは紙一重で助かるのでした;。
 その後、ハナちゃんとブーちゃんは「ブー先輩のアイディア、私の手柄になってすみません」「いや、いいんだ…。これからも仲良くしてくれる?」と丸く収まり、一方チビ太さんとノッポさんはまたモテずに悶々とする日々を過ごす事になるのでした…(←こっちは自業自得ですね)。

 ちなみに、“ちりめん山椒チャーハン”の当初のレシピは、基本チャーハンにちりめん山椒と赤万願寺唐辛子を入れるだけだったんですが、今回のトラブルで赤万願寺唐辛子ではなく四川唐辛子を入れる方にレシピが変更されていました。
 仕上げにシャキシャキレタスとにんじんのスライスを添えるのがミソだそうで、島野さん曰く「サラダ感覚で食べられるチャーハン」だそうです。
偶然にも、四川唐辛子はちりめん山椒チャーハンのいい味のアクセントになったとの事!
 何故か近所のお店でちりめん山椒を扱っているところが見つからず、お取り寄せしようかどうか迷ったのですが、先日あるスーパーで偶然見つかったので再現を決めました。
 作中のレシピ通り、早速作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、四川唐辛子の用意。乾燥している四川唐辛子を一旦水に浸けて戻し、ヘタを切って中の種を取り出したら小口切りにします(丸っこい形でかわいかったです^^)。
 その間、レタスを流水で洗って食べやすい大きさにちぎり、にんじんの薄切りに星の型やハートの型を押し付けて切り出しておきます。
 ※辛い物が苦手な方は、パプリカor万願寺唐辛子or獅子唐で代用してOKだそうです。
ちりめん山椒チャーハン1
ちりめん山椒チャーハン2
 次は、チャーハン作り。
 あらかじめ、以前に作り方をご紹介したハナちゃん流基本チャーハンのレシピ通りに中華鍋かフライパンで基本チャーハンを作っておき、仕上げの段階でちりめん山椒を投入してザッと混ぜ合わせます。
 チャーハン全体にちりめん山椒が行き渡ったら、味見をしながら先程の四川唐辛子を加え、好きな辛さになるまで量を微調整します。
ちりめん山椒チャーハン3
ちりめん山椒チャーハン4
ちりめん山椒チャーハン5
 チャーハンの味が決まったらお皿へ丸く盛り付け、最後にレタスとにんじんをトッピングすれば“ちりめん山椒チャーハン”の完成です!
ちりめん山椒チャーハン6
 思ったよりも焦げ茶色のチャーハンに仕上がっており、少し驚きました。
 ただ、レタスやにんじんがいい具合に彩りになっている為、そこまで殺風景なチャーハンになっておらず、ほっと一安心;。
 醤油の香ばしい香りが如何にも美味しそうなので、どんな味か楽しみです!
ちりめん山椒チャーハン7
 それでは、出来たての内にいざ実食!
 いただきまーす。
ちりめん山椒チャーハン8


 さて、味はと言いますと…ちりめん山椒がチャーハンにしっとりなじんで旨し!味のバランスが取れていて程よい塩梅です。
 ふんわりパラパラして旨味が凝縮されたちりめん山椒を噛み締めると、キレのある甘塩っぱさが山椒のパチッと弾けるほのかな辛味と共に舌をじんわり刺激し、基本チャーハンへさらなる奥行きを与えています。
 山椒のスーッと鼻を抜けていく清涼感溢れる風味がチャーハンに爽やかさをプラスしており、見た目よりずっとあっさりした和風な味わいになっていました。
 意外な事に、黒胡椒や山椒に似たビリリと痺れる四川唐辛子の辛味はチャーハンには染みておらず、噛んだ時に初めて炸裂する為、思ったよりは激辛ではなくちょい辛程度で食べやすかったですただ、香りはとても複雑かつスパイシーなのが特徴的で、火を通したらさぞ鮮烈であろう事が窺えました)。
 おかげで甘過ぎず辛過ぎずちょうどいいアクセントになっており、ちりめん山椒の味わいをさらに高めています。
 生のにんじんのパリパリサクサクした食感や素朴な甘味、そしてレタスの張りのあるシャキシャキ感と瑞々しさが、香ばしい醤油の香りが色濃く残っている甘辛ちりめん山椒チャーハンをしっかり受け止め、後口をさっぱりさせているのが最高でした。
 その為、作中で島野さんが言ってた通りサラダ感覚で軽くヘルシーに食べられるチャーハンという印象で、中華料理店にあるひき肉のレタス包みによく似たフレッシュな醍醐味を味わえます。


 今回はハプニング後のレシピである、四川唐辛子入りの辛い味にしましたが、辛くないバージョンも美味しかったのでそちらもおすすめです。
 レタスを巻いて食べるとかなり爽やかな味になるので、夏場に食べるのに向いていそうなチャーハンです。

●出典)『華中華』 原作:西ゆうじ 作画:ひきの真二/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

プロフィール

あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


○当ブログについて
 このブログで使用されている記事の画像、一部文章は、それぞれの出版物等から引用しております。
 引用物の著作権は全て作者様、出版社様等に準拠致します。
 もしご関係者様に問題のある画像及び記事がございましたら、御連絡頂ければ速やかに修正、削除等の対処を致します。

○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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