『まかない君』の“鶏つくねの照り焼き”を再現!

 先日、『ひとりぼっちだけど ほめられたくてせっせと料理写真をアップしてます。』に登場した超カンタン玉子カルボナーラや数々のおつまみを作って食べたんですが、どれもすごくおいしくて感動しました。
 レシピの有用性が高いのは勿論、あちこちに挿入されている料理写真を撮る際の小ネタがものすごく共感するものばかりで、何度読んでも不変的に楽しめるのがよかったです。
 筆者の市川ヒロシ先生は、この他にも『どんぶり委員長』という面白い料理漫画も掲載されていますので、個人的にますます目が離せなくなってます。

 どうも、酔って意識がない時にSNSをするべからずという教訓を教えて下さった市川先生に感謝している当管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『まかない君』にて浩平君がある春の夜に用意した夕食・“鶏つくねの照り焼き”です!
鶏つくねの照り焼き図
 それは、四月始めのある日のこと。
 いつもの如く、浩平君は弥生ちゃんと一緒に夕食作りに取り掛かります(←いつもだったら何ページかイントロがあるのですが、今回は珍しい事にいきなり調理シーンが挿入されている為、やや唐突な展開になっています;)。
 その際、浩平君が作ったメインがこの“鶏つくねの照り焼き”です!
 作り方は結構簡単で、ボウルへ鶏ひき肉・豆腐・お麩・塩・日本酒を入れてしっかり練って一口大にまとめた後フライパンで焼き、醤油・みりん・日本酒・おろししょうがを混ぜたタレを加えて煮絡めていったら出来上がりです。

 ポイントは、お麩を手で細かく砕くことと、豆腐を水きりせずにそのまま使うことの二つで、浩平君曰く「お麩が水分を吸うから、豆腐は水切りしなくてもいいんだ」との事でした。
 調べた所、何でもお麩は細かい網目構造をしていてパン粉の1.5倍保水力があり、加熱時に流れてしまう肉汁をより多く保ってくれる上、無味無臭なので多めに入れても肉らしさが失われないという二つの利点があるのだそうで、初見時はかなり感心したのを覚えています(←ちなみに、ネタ元は「ためして○ッテン」HPです;)。
 豆腐をつなぎにすると柔らかくなるのは知ってましたが、その水分をお麩に吸わせて肉汁を演出するという発想はありませんでしたので、「相変わらず浩平君はチャレンジャーだな~」と、その飽くなき好奇心に尊敬の念を抱いたものです。

 なお、浩平君は付け合わせに千切りレタスと茹でもやしに、特製にんじんマヨソースをかけた物を添えています。
 おろしにんじんにポン酢とマヨネーズを足して混ぜるだけのお手軽ソースなんですが、普通にマヨネーズをかけるよりもヘルシーかつ彩り鮮やかになると作中で好評でした。
 作品紹介では「一家の料理係」「自炊男子」と紹介されている浩平君ですが、見た目も栄養も価格も一切妥協しないその完璧さは、もはや一流のフード―コーディネーターのようだと思います;。
お麩が水分を吸ってくれるので、豆腐は水切りしないまま投入していいとの事でした
 調理中、味見した弥生ちゃんは「あっさりしてておいしい!てりやき味のリップとかあるといいのにね」←バニラやストロベリーの香りがするリップは個人的にアリですが、照焼きフレグランスは始終お腹がすきそうで、つけるのに勇気がいりそう;。こんなお茶目な弥生ちゃんには、アメリカに実在するベーコンフレーバーのリップをプレゼントしてみたいです;)と目を細め、佳乃さんは「んー、ふんわりやわらか」「キロ単位で食べたいよ」とご機嫌になっており、それを聞いた浩平君は「じゃあまた作るよ。ピーマンに詰めてチーズとトマトで煮たりとか」とさらにパワーアップしたアレンジレシピを思い付いていました。
 数年前、朝食を食べ終えたばかりなのにもう夕食の事を考える弥生ちゃんを浩平君は半ば呆れ眼で見ていましたが、どうやら長く共に暮らすうちに考え方が似てきた模様で、いろんな意味で順調に仲良くなってるな~とニヤニヤしました。

 実を言いますと、この時浩平君は洋風仕立てのたけのこご飯も作っていたのですが、そちらは「たけのこは強いね。ベーコンとコンソメを入れても全然和だよ」「洋風にしようとしたけど、ゆるぎなく和だったよ」という微妙な失敗作だったみたいで、少し残念がっていました(←但し、佳乃さんや弥生ちゃんがかつて生み出した失敗作とは違い、失敗といえど普通に美味しかったらしい所がさすがだな~と感じます;)。
 作者の西川先生が仰るには、「たけのこの炊き込みご飯を、洋風にできないかと作った一品」だったみたいですが、結果は漫画にあった通り和の完全勝利だったようですので、改めてたけのこの地味に見えて頑固な個性に唸ったものです。
他にも洋風たけのこご飯を作っていましたが、こちらはゆるぎなく和で苦笑していました。
 通常、食事し終えた浩平君達はそれぞれの部屋へ散って憩いの時を過ごすのが日課なのですが、その後浩平君と弥生ちゃんは「腹ごなしに夜桜見に行こ!」という話になり、屋台が立ち並ぶ賑やかな公園へと外出していました←しかし、佳乃さんはお仕事が残っているのでお留守番。社会人の世知辛さを痛感しましたが、もしかしたら案外気をきかせてわざと二人きりにさせたのかもしれません)。
 故郷では桜が咲くのが四月の終わり頃~ゴールデンウイークという浩平君は、四月もまだ始まったばかりの日に満開の桜を見るのに未だ慣れていないらしく、物珍しそうに桜の木を見上げているシーンが印象に残りました←当管理人のいる九州は三月中旬にはもう咲き始め、下手をすれば四月初旬にあらかた散ってあっという間に初夏が始まる為、ゆっくり春を堪能できる浩平君達がすごく羨ましいです…orz)。

 が、弥生ちゃんは四月の桜にはもう慣れっこだったみたいですぐ屋台の方に心奪われ、夕食を食べたばかりだというのに焼きそばと缶ビールを購入して浩平君にびっくりされていました;(←夕食と晩酌は別腹というやつですね、分かりまry)。
 その際、浩平君は「あたしのビールが飲めないっての?」と早くも絡み酒ムードになった弥生ちゃんから缶ビールを渡されて間接キス飲みをしたり、てっきり意識していないかと思いきや「あ、間接キスしちゃったね」と弥生ちゃんからサラッと突っ込まれてむせたりと心情的に忙しく、「三年目の春も変わらず大変そうだな~」と苦笑しました;。
 考えてみれば同棲中(←もしくはシェアハウス生活)といえなくもないお二人ですが、それでもこんなに初々しい関係のままなのは、片想い中という切ないスパイスがきいているからなのかな?とふと思いました。
夕食後、浩平君と弥生ちゃんは近所の公園へ夜桜を見に行っていました。
 コメント欄で教えて頂いて以来、ずっと試したいと考えていたお麩+ひき肉レシピですので、再現する事にしました。
 作中には詳細なレシピがきっちり記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、生地作り。ボウルへ鶏ひき肉、少し崩した豆腐、小さく砕いたお麩、塩、日本酒を投入し、スプーン等でよく混ぜ合わせます。
 全体に粘りが出てきて、お麩も豆腐も全体にしっかりなじんで一体化してきたら準備OKです。
鶏つくねの照り焼き1
鶏つくねの照り焼き2
 次は、焼き作業。
 油を引いて熱したフライパンへ、スプーンですくった先程のタネを落として適度に広げて焼き、焼けたらひっくり返してもう片面もきっちり焼きます。
 やがて両面がこんがり焼けてきたら、醤油・みりん・日本酒・おろししょうがを合わせたタレを注ぎ、じっくり煮詰めて味を含ませていきます。
 その間、ボウルへおろしにんじん、ポン酢、マヨネーズを入れてよくかき混ぜ、にんじんマヨソースを作っておきます。
鶏つくねの照り焼き3
鶏つくねの照り焼き4
鶏つくねの照り焼き5
 タネにタレがよく絡んで来たら火からおろし、千切りレタスと茹でもやしににんじんマヨソースをかけておいたお皿へ並べれば“鶏つくねの照り焼き”の完成です!
鶏つくねの照り焼き6
 一見ごく普通の豆腐ハンバーグ風で、当然ですが見た目だけではお麩が入っているようには見えません;。
 照焼きダレの香ばしい香りといい、にんじんマヨのサーモンオレンジといい、食欲を効果的にそそってくれます。
鶏つくねの照り焼き7
 それでは、出来立て熱々の内にいざ実食!
 いただきま~すっ!
鶏つくねの照り焼き8


 さて、感想はと言いますと…つくねとは思えぬ驚愕のふわふわ感で美味!ここまで癖がない照り焼きは初めてです!
 鶏ミンチはよくも悪くもあっさりして硬めの食感が特徴的なんですが、こちらは二種のつなぎのおかげでふんわりホワホワした優しい口当たりで、まるで羽毛布団のような癒される絶妙な弾力でうっとりします。
 お麩が鶏の肉汁を一滴も逃さずしっかりと抱き抱え、豆腐が合間に入ってしっとりした柔らかさを実現しているせいか結構ジューシーで、それでいて肉のしつこさを軽減している為、例えるとするなら「何故か鶏の味がついている豆腐オンリーのハンバーグ」を食べているような軽い味わいが印象的でした。
 照り焼きダレも、砂糖ではなくみりんのみで甘味をつけているおかげでかなり上品でくどくない甘辛さに仕上がっており、濃い目な割にはヘルシーで体に嬉しいイメージです(←しょうがのキリリとした風味がついている為、スタンダードなタレというよりは、照り焼きダレとしょうが焼きのタレを足して二で割ったハイブリッドダレだな~と思いました)。
 なので、ご飯が進むおかずというよりは単品で美味しい一品という感じです。
 一方にんじんマヨは、マヨネーズのコクで完全に独特の匂いが消え、ぽってりホワホワした舌触りの淡く甘酸っぱい味付けがシャキシャキもやしやパリパリレタスにぴったりで、照り焼きの後口をさっぱり爽やかにさせるいい箸休めになっていました。


 佳乃さんの台詞ではないですが、本当にキロ単位で食べられそうです;。
 冷めても美味しいので、お弁当のおかずにも向いています。 

●出典)『まかない君』 西川魯介/白泉社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

『風流つまみ道場』の“イカくん入りコールスロー”を再現!

 今月初め、家族と一緒に桜が有名な公園へお花見に行ったのですが、去年より屋台の数と種類が増えていて驚きました(←既にご飯を食べてきており、お茶とお菓子を持参していたので見るだけでしたが…)。
 ベビーカステラやタピオカジュースは想定内だったんですが、中にはシロコロホルモン・チキンステーキ・ポテト棒・肉巻きおにぎりなどといったB級グルメ系屋台もちらほら出店しており、「時代は変わったな~」としみじみしました。
 個人的には焼きまんじゅうを食べてみたいんですが、寂しいことにこちらにはまだ進出していないようです。

 どうも、ただの粗茶とコンビニおやつでも桜の下で頂くと極上の味がしてうっとりした当管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『風流つまみ道場』にて錦ちゃんがある春の日に考案した“イカくん入りコールスロー”です!
イカくん入りコールスロー‏ 図
 それは、錦ちゃんが久方ぶりに洋風居酒屋・<WINE Napa BEER>へ訪れた時のお話。
 一応料理好きなものの、アイディア力は残念ながら錦ちゃんには今一つ及ばないマスターは、いつもの如く「たのむ。そのへんの食材を使って何か春らしいメニューを考えてよ」とお願いします(←以前、錦ちゃんを本職の料理人みたいと評したことがありますが、最近ではどちらかというとフードコーディネーターの方がより近いように感じました)。
 おかげで、店員のルミちゃんからは「もう、すっかり錦之介さんだのみなんだから。たまには自分で考えてくださいよ」と呆れ半分の笑顔でツッコまれるのですが、人のいい錦ちゃんは「春らしいメニューかァ。そうだなあ…」と早くも案を練っており、思わず当管理人も「本当に料理が好きなんだな~」と苦笑しました。
 日頃、錦ちゃんは料理の腕&薀蓄を披露したくても、一人暮らし&彼女なしの身ではあまり本領を発揮できず「ちくしょ~!」と嘆いているシーンが多いので、もしかしたらこういう大勢の前で活躍できる料理の依頼は、案外満更ではないのかもしれない…と密かに思ったものです。

 そんな時、錦ちゃんがマスター達に提案したのが「春キャベツ料理」。
 錦ちゃん曰く、「春キャベツは冬キャベツに比べて巻きがゆるくて軟らかいのが特徴で、大きく見えても一個ぐらいすぐに食べられちゃうよね」「キャベツは胃や十二指腸を潰瘍から守るはたらきがあるし、食物せんいもとれるからたっぷり食べたいよね」だそうで、味も栄養も優れているので選んだとの事。
 確かに新物は春のほんの一時期しか食べられない限定物で、「今だけしか食べられない!」というキャッチフレーズに弱い日本人心を刺激しますし、何より春キャベツは「あまり手を加えない方が特有の甘さと柔らかさを堪能できる」という特性を持つがゆえに、調理に手がかかりにくいという利点もありますので、錦ちゃんの狙いはいい所をついているな~と感じました←冬キャベツは反対に、ロールキャベツみたいな手をかけた煮込み料理に向いている食材ですので、そこそこ手間がかかるのが難点。ただ、切ってお客さんに煮てもらうだけのもつ鍋屋さんには、あまり関係ないのかもしれません)。
春らしい食材を使った洋風おつまみ考案を依頼され、春キャベツで三品を紹介します
 その際、錦ちゃんは合計三品のレシピを提案しているのですが、その中で一番簡単で魅力的だったのがこの“イカくん入りコールスロー”です!
 作り方はとてもお手軽で、マヨネーズ・オリーブ油・お酢・レモン汁を合わせて作ったドレッシングを、春キャベツ・にんじん・新タマネギ・きゅうり・イカくんにかけてしっかり混ぜてなじませ、最後に粗挽き黒胡椒をたっぷりかけたら出来上がりです。
 ポイントは、春キャベツの葉は手で小さく刻むのに対して芯は包丁で細かく刻むことと、その他の野菜ドレッシングが短時間でよくなじむようになるべく薄めに切ることの二つで、そんなに難しくない割には洒落たイメージを感じさせるのが素晴らしいです。
 個人的に、コールスローは千切りキャベツにコーンも加えて甘めに作るという印象があった為、初見時は予想以上に単純な材料に拍子抜けしたものでしたが、新野菜の瑞々しさを味わうにはこれくらいがちょうどいいのかもしれない…と後々思ったものです。

 なお、イカくんとは「おつまみコーナーによく置いてあるイカの燻製のスライス」の事で、サラダに合わせるという考え自体がなかった為驚きましたが、ラズウェル細木先生が仰るには「イカの燻製、タコの燻製などはそのまま食べても美味しいですが、燻製ならではの風味と凝縮した旨みがあるので、サラダや炒め物などに使うと、ひと味違った一品になります」だそうで、感心しました。
 また、実家の母がいうには、「イカくんとセロリに塩こしょうしてオリーブ油と酢をちょっとたらしてもおいしい」との事でしたので、「ひょっとしたら、イカくんはすごく使い勝手のいいおつまみなのかも…」と内心侮れない気持ちになったのを覚えています;。
柔らかな春キャベツの葉とイカくんは抜群の愛称だったらしく、大好評でした
 その後、錦ちゃんはマスターとルミちゃんに出来立てを試食してもらうのですが、「くんせいの風味がアクセントになってユニークなサラダだなあ」「やわらかな春キャベツの食感がいいですね…いくらでも食べられそう」と二人とも喜んでいました(←ちなみに、残り二品の“春キャベツのチーズ炒め半熟卵のっけ”と“春キャベツとアサリのワイン蒸し”も、上々の評価でした。今回は省略しますが、単行本には詳しいレシピが載ってます)。
 なので、錦ちゃんはすっかり安心して「どう…?マスター。3つとも店のメニューとして採用できる?」と聞くのですが、ここまで来て「いや…メニューとしては申し分ないけど大切なこと忘れてた」「オレ…青虫が怖くて生のキャベツさわれないんだよォ~ッ」という今更な告白をし、錦ちゃんを思わず絶句させていました…。

 当管理人は小さい芋虫くらいなら水道でシャーっと流して気にせず食べる為、セイラさんみたいに「それでも男ですか!?軟弱者!」とまではいかずとも、それに少し似た感想を当初抱いたものでしたが、よくよく絵を観察してみると、ゆうに人差し指大はあろうかという太くて毒々しい毛虫がキャベツに這っているという衝撃画像だった為、「これは…仕方がないかも」と納得したものです;(←無理やりいい方に解釈するなら、「無農薬のとびきりいいキャベツを選べる目利きのマスターエピソード」ですが…この場合、完全に裏目に出ているのが気の毒ですorz)。
ここにきて「キャベツに青虫がついてた記憶のせいでトラウマ」と告白し始めた店長;
 新鮮な春キャベツが安く手に入ったので再現する事にしました。
 作中には大体のレシピが記載されていましたので、早速その通りに作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、ドレッシング作り。ボウルへマヨネーズ、オリーブ油、お酢、レモン汁を投入し、泡立て器でよ~くかき混ぜます(←レモン汁がない場合は、お酢だけでもOKです)。
 しっかり混ざってとろみがついたら、準備完了です。
イカくん入りコールスロー‏ 1
イカくん入りコールスロー‏ 2
 次は、サラダの用意。
 先程のドレッシング入りのボウルへ、手で小さく千切った春キャベツの葉、包丁で食べやすく刻んだ春キャベツの芯、薄切りにしたにんじん、薄くスライスした新タマネギ、輪切りにしたきゅうりを加え、一回ざっくりと合わせます。
 そこへ、手で細かく千切ったイカくんを入れてさらに混ぜ合わせます。
 ※このまますぐ食べてもいいですが、冷蔵庫でちょっと寝かせてから食べても美味です。
イカくん入りコールスロー‏ 3
イカくん入りコールスロー‏ 4
イカくん入りコールスロー‏ 5
 すべての材料にドレッシングがなじんだらお皿へそのまま盛りつけ、その上から粗挽き黒胡椒をぱっと散らせば“イカくん入りコールスロー”の完成です!
イカくん入りコールスロー‏ 6
 春キャベツの黄緑、にんじんのオレンジ、新タマネギの白、黒胡椒の黒が色鮮やかで、目でも楽しめる一品です。
 イカくんとマヨネーズが合うのは知っていましたが、それを春キャベツと一緒にサラダにするという発想がなかった為、一体どういう味になるのか楽しみです!
イカくん入りコールスロー‏ 7
 それでは、いざ実食!
 いただきます!
イカくん入りコールスロー‏ 8


 さて、感想はと言いますと…意外と凝った味わいで衝撃!びっくりする量の生キャベツが胃に収まります!
 通常のコールスローみたいに砂糖やコーンが入っていない為、比較的淡白な仕上がりになっているんですが、おかげで新玉ねぎのフレッシュかつ自然な甘味が舌へダイレクトに伝わってきました。
 少し塩分が染みてほんのりシナッとしているもののの、十分柔らかで張りのあるしゃっきり春キャベツに、シーザードレッシングによく似たサラッとした舌触りと、それよりややさっぱりマイルドなコクを持つレモン風味のマヨソースがぴったりで、春らしい爽やかな印象の一品でした。
 イカくんの持つ香ばしい燻煙香や、噛めば噛む程味が出てくる濃縮されたイカの旨味のおかげでぐっと深みが増しているのがナイスです(←ソースが染みてさらに滑らかな食感になったイカくんはより生っぽさが蘇っており、ちょっぴり酸味がついたせいか「スモーク仕立ての酢いか」っぽい旨さになっていて面白く感じました)。
 きゅうりのパリパリ感、にんじんにザクザクした歯ごたえ、新玉ねぎのシャキシャキシャリッとした口当たりが口の中を賑やかにするのが心地よく、特ににんじんは細切りよりも薄い短冊切りの方が程よい存在感が発揮できていてよかったです。
 黒胡椒のビリッとくるスパイシーな辛さが全体を引き締めていいアクセントをプラスし、たったこれだけの工夫なのにも関わらず後口がぐっと垢抜け、お洒落な洋風バーで出てきそうなおつまみに変身しているのに感心しました。


 普通のキャベツでも作れないことはないですが、生でも柔らかで甘い春キャベツを使った方がやはり何杯も美味しいです。
 ビールは勿論、キリッと冷たく冷やした白ワインにもよく合いました。


P.S.
 無記名さん、先日はご質問ありがとうございます。作中でのレシピはそのようになっておりますので、忠実な再現をモットーにそのまま作らさせて頂きました。これは、他のレシピも同様です。


●出典)『風流つまみ道場』 ラズウェル細木/芳文社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

『華中華』の“和風アサリと春キャベツのチャーハン”を再現!

 個人的に、味噌汁は舌が火傷しそうな程熱々な物が好みなんですが、一つだけ「ぬるめ、もしくは冷めかけ」がいい味噌汁があります。
 それは、春キャベツの味噌汁!
 汁が十分染みてくたっとした柔らかな春キャベツと、そのミルキーで甘いエキスは冷めかけの方がより味が際立つため、これだけは食事の最後にしみじみと飲むのが自分の中で通例となっています(←その為、東海林さだお先生が『キャベツの丸かじり』で同様の発言をされているのを見た時は、すごくうれしかったのを覚えています)。

 どうも、それなのに何故かもつ鍋に入っているキャベツは熱々の方が断然好きという矛盾している当管理人・あんこです!


 本日再現する漫画料理は、『華中華』にてハナちゃんが前日に余ったあさりを巧みに下処理して生まれ変わらせた“和風アサリと春キャベツのチャーハン”です!
和風アサリと春キャベツのチャーハン図
 前回、味に自信があるものの原価が高いチャーハンを出す為、一時的に300円から500円に値段を戻したハナちゃん達ですが、急な価格変更に戸惑ったお客さんのほとんどは上海亭をそのまま素通りし、あさりが大量に余ります。
 おかげでハナちゃんはすっかり自信喪失し、おじいさんに平謝りするのですが、商売を始めて何十年にもなるおじいさんはこの結末をある程度予見していたようで、「値上げを決めたのは店主の俺だ!だから責任は俺にある!」「いいかい、ハナちゃん…商売にこういう事は付き物だ…長い目で見なくちゃダメって事さ」と宥め、最後には「値段は怖いんだ…いい勉強になったじゃないか」という、労わりすら感じるような励ましをしていました。

 こういう相手ありきの実験は、すぐに成果が出なければ全てが駄目だったように感じて早々に諦めてしまいがちですが、よくよく考えてみれば、こういう急な実験は特に宣伝広告を打っていない限り反応が返ってくるのはどうしても遅くなりがちですし、最初はイマイチでも後から口コミでじわじわ人気が出る例は決して少なくありません。
 その為、おじいさん達の「初日は失敗でも、地道に続けていたら結果は分からない」「儲けの少ない日があってもいい。それが将来に繋がればいい」という主張は、あながち慰めだけでもないのかもしれない…と感じたものです(←当管理人自身、情報に対するアンテナが鈍いばかりに期間限定の試みを何度も見逃し、「もっと実施期間が長かったら…」と歯がゆく感じた事は、数多くありますので…)。
 
 おかげで気を取り直せたハナちゃんは、このままだと一日と持たず痛んで食べられなくなるあさりの剥き身に一仕事し、明日でも美味しく食べられるよう何とかしようと、知恵を絞ります。
 そんな時、ナイスタイミングでヒントをくれたのはおばあさんで、賄いとしておじいさんの大好物・深川めしを作ろうと提案され、「そうか!その手があるかもしれません」と妙案を思い付いていました。
 深川丼みたいにあさりの味噌汁をぶっかけたご飯とは違い、深川めしとはあさりを加えてそのまま炊きこんだご飯の事なんですが、これならあさりの数を減らしてもその出汁が染みたご飯で満足感を演出出来るのでは…と考え、早速下拵えに取り掛かります(←確かに、同じくあさりを使ったボンゴレパスタも潮エキスたっぷりなソースだけで十分麺が進みますので、納得です)。
値段の怖さを思い知った後、大量にあまったアサリを翌日でもおいしく食べれるよう下処理
 こうして翌日、ハナちゃんが色々考え抜いた末に生み出した改良版チャーハンが、この“和風アサリと春キャベツのチャーハン”です!
 作り方は簡単で、油を引いて熱したフライパン(又は中華鍋)で春キャベツ・剥きあさり・生卵を炒めた所へ、あさりと昆布で取ったお出汁で炊いたご飯を投入してざっと混ぜ合わせ、最後に刻みネギを加えて醤油で香りづけして上から花鰹をどっさり散らしたら出来上がりです。
 ポイントは、剥きアサリはあらかじめ醤油と日本酒で下味をつけること、ご飯を炊く時は日本酒も足してくさみ消しをすること、生卵を入れたら固まらない内にすぐご飯を投入することの三つで、和の技法を活かしたレシピだな~と思ったのを覚えています。

 前回のあさりチャーハンはゴマ油とにんにくを使って濃いめの中華風にしていましたが、今回はハナちゃん曰く「アサリの味と香りを殺さないように、サラダ油を使います」との事で、あっさり仕立てにする事であさり味のご飯をさらに引きたてようとしているのに工夫を感じました。
 実を言いますと、花鰹を使う予定は元々なかったんですが、義実家での夕食の席であさりの味噌汁を出された時、お義母さんたちから「今日は鰹節も入れてみたのよ」「関西の人は昆布を好むけど、関東ではやっぱり鰹節だからね」という言葉を聞き、横浜の方々の口にもっと合うよう鰹節をトッピングするのを思い付いたとの事(←現に、大手カップ麺メーカーでも関西は昆布主体、関東は鰹節主体に味付けするのを意識しているそうで、こちらこちらの方がその違いを詳細にレポートされています)。
 単に「美味しい」のではなく、「その土地の人にとって最も美味しい」を追及するハナちゃんの姿勢に、相変わらず細やかな心遣いをするな~と感心したものです。
鰹節と昆布の相乗効果であさりの旨味が引き立つということを、義実家で学びます
 その後、上海亭へは「アサリの量が減ったぐらいいいよね」「和風ってのが魅力的だね」と昔なじみのお客さんが続々戻ってきてまた繁盛しており、ハナちゃんは一安心していました(←また例の如く、銀河楼飯店の有田さんが「残り物を使う店はやめた方がいいよ、腹を壊すだけだ」と営業妨害をしに行ってましたが、信頼度は「有田さん<<<(超えられない壁)<<<ハナちゃん」だったせいか、全く耳を傾けられていませんでした;。少し気の毒ですが、狼少年と同じなので自業自得な気もします)。
 下げる側にとっては「たった一円」かもしれませんが、払う側としては「されど一円」で、グルメ漫画では見落としがちな価格の問題について考えさせられた、非常に興味深い回でした(←最近のグルメ漫画では少ないですが、昔はそこら辺が結構アバウトで、「こんなに手間も原価もかかって、一体いくらで売るつもりですかー!」と心の中でしょっちゅう突っ込んだ記憶があります;)。
和風に味付けしたあさりと春キャベツのチャーハンは、上海亭のお客さんに好評でした。
 あさりも春キャベツも安く手に入るようになりましたので、再現する事にしました。
 作中には分量つきの詳細なレシピがきっちり記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、あさりの下ごしらえ。あさりと出汁昆布と水を入れたお鍋をゆっくりひと煮立ちさせ、あさりが全て口を開けたらザルに空けてあさりとお出汁の二つに分けます(←あさりの身は殻から取り出しておきます)。
 お出汁は別器に移して粗熱を取り、あさりの身はボウルに入れて醤油と日本酒で味付けします。
和風アサリと春キャベツのチャーハン1
和風アサリと春キャベツのチャーハン2
和風アサリと春キャベツのチャーハン3
 粗熱を取ったお出汁は日本酒と塩で少し味付けし、研いで水切りしたお米入りの炊飯器へ注いで十分吸水させ、そのまま普通に炊飯します。
 炊きあがったら、底からさっくりと切るように混ぜておきます。
和風アサリと春キャベツのチャーハン4
和風アサリと春キャベツのチャーハン5
 次は、チャーハン作り。
 油をひいて熱したフライパン(又は中華鍋)へ五ミリ幅に刻んだ春キャベツを加えて軽く炒め、途中あさりの身を投入してさっと炒めます。
 春キャベツにあさりが行き渡ったら生卵を落とし、お玉か木べらでざっくり崩して二~三回混ぜます。
和風アサリと春キャベツのチャーハン6
和風アサリと春キャベツのチャーハン7
和風アサリと春キャベツのチャーハン8
 続けて、生卵が固まりきらない内にすぐお出汁で炊いたご飯を入れてまんべんなく炒め合わせ、刻みネギを投入し、鍋肌に沿わせるようにして醤油を回しかけて混ぜ合わせます。
和風アサリと春キャベツのチャーハン9
和風アサリと春キャベツのチャーハン10
和風アサリと春キャベツのチャーハン11
 チャーハン全域に醤油の香りがつき、材料が全部混ざりきったら火からおろし、そのままお皿へ丸く盛り付けて花鰹をたっぷり振りかければ“和風アサリと春キャベツのチャーハン”の完成です!
和風アサリと春キャベツのチャーハン12
 ふわふわちらりと熱で踊り狂う花鰹の様子と、多種多様なお出汁の風味がとても食欲をそそり、否が応でも味の期待が高まります。
 これまであさりに合わせるのは昆布くらいで、鰹節も一緒に合わせるのは初めてですので、どういう仕上がりになるのか楽しみです!
和風アサリと春キャベツのチャーハン13
 それでは、冷めない内にいざ実食!
 いただきまーすっ!
和風アサリと春キャベツのチャーハン14


 さて、感想はと言いますと…あさりが効果的に活かされてて美味!色んな出汁が染み、おひたし風のジャクジャクした食感になった春キャベツが最高です!
 中華風に比べるとやや薄めで、特に目新しさのないあっさりした和風出汁醤油味なんですが、どこか「実家のあさりの潮汁」を彷彿とさせるおいしさで懐かしく、飽きません。
 あさりのアミノ酸たっぷりなエキスを炊き込んで限界まで吸わせたせいか、噛めば噛む程磯の香りやまろやかな潮味が舌に広がり、旨味の輪郭がくっきりと静かに浮かび上がっていくのがナイスで、正直奥行きはこちらが上だと感じました。
 あさりに下味をつけているせいか、チャーハンと一緒に食べずとも単品だけで十分満足感があるのがよかったです。
 普通の油なのでゴマ油みたいなコクはなく、卵も油をそこまで吸っていないのでさっぱりした後口ですが、その分春キャベツの瑞々しい甘さが素直に引き出されており、チャーハンというよりは「少し味が濃いめなチャーハン風混ぜご飯」っぽい仕上がりなのが印象的です。
 また、穏やかでまったりとした甘味のある昆布出汁と、キリリと引き締まった辛味の目立つ極薄鰹節は最初から一緒に炊き込むより、口の中でふわりふわりと段階的に一体化していく方がずっとメリハリがある感じで風味も鮮やかで、気に入りました(←混ざる鰹節の量がランダムで、一口ごとに味が変化するのが楽しいです)。


 家族も当管理人もあさりチャーハン二種を食べ比べしてみましたが、双方共に僅差で“和風アサリと春キャベツのチャーハン”に軍配をあげました。
 両方とも確かに美味だったんですが、鰹節と昆布があさりの旨味をさらに引きたて、あさりの味がご飯にしっかり染みていたせいかこちらの方が若干味わい深かったので、より完成度が高いな~と感じました。

P.S.
  先日波多野鵡鯨さんからご紹介された作品ですが、一部試し読み出来て「これは試したい!」と思った漫画を「再現料理を予定中の漫画」へ追加いたしました(←『じったんの時短レピシ』、『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』、『土曜日ランチ!』、『ホクサイと飯さえあれば』の四つです)。ただ今、『パパと親父のウチごはん』と『最後の小料理屋』をチェックしようと探していますので、確認でき次第まだご報告できれば…と考えておりますm(_ _)m。

●出典)『華中華』 原作:西ゆうじ 作画:ひきの真二/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』の“肉チャーハン”を再現!

 先日スーパーでレジに並んでいる時、前に小さな男の子とお父さんがいたのですが、男の子が唐突に「ねえパパ、絶交ってなーに?」と聞き、お父さんが「もう二度と友達じゃなくなるってことだよ」と答えるという意味深な場面がありました;。
 男の子は特にショックなそぶりもなく「ふーん」という感じだったので、恐らく男の子本人の事ではないと思うのですが、子供は時々ドキッとする質問をいきなりしてくるものだな~とハラハラしたものです…。

 どうも、幼い時に色々と答えが難しい質問を両親にしてきた己を反省している当管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』にて広田先生がご自宅で絶賛されているという秘蔵レシピ・“肉チャーハン”です!
肉チャーハン図
 普段掲載されている『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』は、芝田先生が考案される夢のようなレシピが主役ですが、今回ご紹介するのは漫画家・広田奈都美先生のベストレシピ!
 日頃は芝田先生のアシスト役に徹されている広田先生ですが、実は過去にちょこちょこと傑作レシピを生み出されている歴戦の奥様で(←特に、お手軽BBQの回で教えて下さっていた焼き鳥とチャーハンは絶品でした!)、実はかなり料理上手な方。
 芝田先生の料理が「思わぬ方向からアプローチしてくる魔法のレシピ」だとするなら、広田先生の料理は「地に足がついた堅実な魔法のレシピ」というイメージで、公開される頻度は少ないものの、毎回楽しみにしています。

 …とはいえ、ネット社会の昨今、「自分オリジナルのレシピです!」と鳴り物入りで掲載しても、実際は某大手サイトのレシピをそっくりそのまま転載しただけだったという不祥事が密かに相次いでいる為、担当Aさんから「それってクック○ッドとか、レシピ本のパクリじゃないでしょーね。コピペレシピ」と半信半疑なお顔で問いかけられるのですが(←情報収集の方法が多様化した今、細かな所まで検閲する必要性のある担当編集者の方は、本当に大変なんだろうな…とご苦労が垣間見える一コマです;)、広田先生は「大丈夫!独創性に関しては胸を張っていばれます!」「逆にそこしかいばれないとも言う」と堂々宣言されます。
 広田先生が仰るには、「なにせ他人と同じことをやろうとしても、なぜか違ってしまうというアクの強い個性の私(どこにいても浮く)」「ママさんたちの間で浮き、ご近所さんから浮き、そして漫画業界からも浮き…」というご性格みたいで、「そんな私が料理を作ったら!!アクの強い何ジャンル!?ってな料理ができるにきまってるでしょーがー!!」と半ばやけくそ気味なご様子で叫ばれていました;(←しかし、担当Aさんからは「浮いているというよりは、活躍してないせいで日陰にいるといるというという方がより正しい」と冷静なツッコミを入れられていました;。当管理人がこんな的確かつドSなツッコミをされようものなら、一週間は引きこもりそうですorz)。

 当管理人自身、小さい頃からどの学校or職場でも「あんこちゃんって面白いね」と一種の呪いのように言われ続け、まるで袋菓子の中に入っているシリカゲルの如くがっつり浮く生活を送っているせいか、広田先生の書き込みには共感することしきりで、特に「料理にはおそらく人間性が出る!」というセリフに激しく頷いたものです…。
今回は芝田先生のレシピではなく、広田先生のオリジナルレシピがご紹介されます
 その際、広田先生が「5分ありゃできっからラクよー」と仰りつつ、疑いのまなざしを向けられる担当Aさんの目の前で作られたのが、この“肉チャーハン”です!
 作り方は本当に簡単で、熱したフライパンへ豚ひき肉・にんにく・麺つゆ・にんじん・ご飯を入れて炒め、最後に塩と粗挽き黒胡椒で味付けしたら出来上がりです。
 ポイントは、豚ひき肉はカリッと少し焦げ目がつくまで炒めることと、豚ひき肉に麺つゆが吸い込まれて味が染みるまでご飯を入れないことの二つで、これさえ守ればまず失敗はないようでした。

 チャーハンに卵を使わないのは意外でしたが、広田先生が仰るところによりますと、「逆に入れないほうが味がまとまる感じ」との事(←卵には味を中和する作用がありますので、もしかしたら麺つゆやにんにくの個性を無闇に和らげない為の策なのかもしれません)。
 また、麺つゆをチャーハンのベースにするのは一見「?」っぽいですが、その昔『花のズボラ飯』に出てきた花さんの麺つゆを使った一品・“肉無しキムチチャーハン” を思い出すと、麺つゆを足してもベチャッとなるどころか、むしろ味に奥行きが出て口当たりに適度なぱらつきが出た記憶がある為、ありかも…と思ったものです(←有名な中華料理店では、チャーハンを仕上げる際に金華ハムのスープを香りづけに加えるそうですので、もしかしたらその技術の応用のようなものかもしれませんね。恐るべし、広田先生!)。
豚ひき肉に麺つゆの味わいが染み込んで、まるで焼豚のはじっこみたいと絶賛されていました
 ご試食された担当Aさんの感想によりますと、「わぁっこれおいしーっ!」「豚ひき肉に味が染み込んで、焼き豚のはじっこみたいな味がするー」「それにニンニクがこってり感を出して、ススム味になってますね」との事で、パパッと作れてガッツリ食べられるご飯だと絶賛されていました。
 なお、出来立てをはハフハフ食べるのは勿論、冷めても味が全体になじんで落ち着いた味わいに変化するそうで、明日の昼食に取っておいても他のご家族に「あーっ、残ってたラッキー」と食べられるのもしょっちゅうだと語られており、嬉しいような切ないような現象だな~と苦笑しました;。

 ちなみにこのチャーハン、好みがそれぞれ異なる広田先生の三人のお子さん達の大好物みたいなんですが、中でも長女さんが熱烈なファンで、食べられると知るや否や「肉チャーハン、肉チャーハンだってよ今日!!」と大興奮して他の兄妹にも知らせに走るほど虜になられているようで、微笑ましく感じました(←当管理人と妹も、大好物が夕食に出ると知った途端「聞いた(゜∀゜)!?」「聞いた、聞いた!やったね(´∀`*)!」といち早く教え合ったりしていたので、このシーンを読んだ時その情景が鮮やかに蘇ってきたものです…;)。
 …が、人気過ぎるがゆえに、いつもは仲がいい長男さんと長女さんもその際は「いつもねーねはたくさん食べちゃう…」「あたしが一番…」と虎視眈々と狙い合い、間に挟まれた次女さんは気まずくなる光景がまま繰り広げられるのだそうで、「好物が同じだと食べる時盛り上がれるから喜びは二倍だけど、その分取り合いの熾烈さも激化するから大変なのは、どこも同じなんだな~;」としみじみしました。
お子さん三人ともこのチャーハンがお好きみたいですが、長女さんと長男さんが特にお好きだとか
 偶然冷蔵庫を見ると、材料がすべてそろっていたので再現する事にしました。
 作中には分量つきの詳細なレシピがきっちり記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、炒め作業。熱したフライパンへ豚ひき肉と、みじん切りにしたにんにくを投入して炒め、豚ひき肉にやや焦げ目がついてカリッとしてくるまで火を通します。
 豚ひき肉が十分炒まったら、麺つゆを加えてざっと炒め合わせます。
肉チャーハン1
肉チャーハン2
肉チャーハン3
 やがて、豚ひき肉に麺つゆが浸透して水っぽさがなくなってきたら、細かくみじん切りにしたにんじんを入れて軽く炒め合わせ、ご飯を投入してさっくり混ぜます。
 具がご飯に行き渡ったら塩と粗挽き黒胡椒を振り入れて味を調整し、さらに混ぜ合わせます。
肉チャーハン4
肉チャーハン5
肉チャーハン6
 味見して塩加減がちょうどいいのを確認したら火からおろし、そのままお皿へ盛り付ければ“肉チャーハン”の完成です!
肉チャーハン7
 ぱっと見はチャーハンというよりも炊き込みご飯っぽいですが、香りはちゃんとチャーハンで、にんにくの香りが食欲を刺激します。
 卵を入れないチャーハンは珍しく、その上麺つゆも味付けに使った事がない為味の想像がつきませんので、ワクワクします。
肉チャーハン8
 それでは、出来立てほやほやの内にいざ実食!
 いただきます!
肉チャーハン9


 さて、感想はと言いますと…一口食べて思わず唸る程美味し!熱々でも冷めてもいけます!
 編集Aさんの仰る通り「豚ひき肉に味が染み込んで、焼豚のはじっこみたいな味がする」感じで、麺つゆの鰹と昆布の出汁がほんのり効いているせいか、「和風チャーシュー味のガーリック焼き飯」と呼びたくなるような仕上がりになってます。
 にんにくのこってりした風味と、粗びき黒胡椒のビリリとくるスパイシーな辛味がご飯にしっかりついている為、初めは洋風に思えなくもないのですが、麺つゆの味付けがすぐ後にぶわっときて予想以上に和の要素が舌に響くので、がっつりしているのにあっさりしている、後を引く甘辛醤油味になっているのが印象的でした。
 豚の甘やかな脂分のみで炒めたせいか思ったより油っこくないヘルシーな後口で、チャーハンのようで混ぜご飯みたいな、冷凍食品「鶏ごぼうピラフ」系のような不思議な口当たりなのが特徴的です。
 軽く炒めただけなのでにんじんは半分生でカリカリした食感ですが、極小なせいか却っていいアクセントになっており、パラパラご飯とよく合っていました。
 香ばしく焼けたがっつり味の豚ひき肉と、様々な旨味成分かじんわり染みて控えめながらも奥深いシンプル塩こしょう味のチャーハンは抜群の相性で、老若男女問わず色んな方に受けそうな美味しさです。


 この他にも、玉ネギ・ピーマン・バターを入れて洋風ピラフ風にするアレンジレシピもあったんですが、そちらも美味しかったです。
 癖になって思い出すたびに食べたくなる、真のおかわりレシピでした!

●出典)『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』 作者:広田奈都美 監修:芝田里枝/秋田書店
     (月刊フォアミセス 2015年4月号掲載分)
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

『まかない君』の“コンビーフと福神漬けのスパゲッティ”を再現!

 最近、昔からよく行く個人経営のスリランカカレー屋さんが、カレー皿の片隅にタマネギなどをすっぱからく味付けしたオニオンサンボルという和え物を添えて出すようになったのですが、これが想像以上にいい箸休めになっていてびっくりしました。
 不思議にも、甘い物を食べるよりも酸味の方がより効果的に辛さを和らげる感じで癖になります。
 カレーの付け合わせといえば、福神漬けからっきょう漬けくらいだった当管理人は、色々あるんだな~と感心しきりでした。

 どうも、ちゃんぽんを食べ終わる三口前くらいに、ほんのちょっとだけお酢をたらしてさっぱり頂く食べ方にもハマっている当管理人・あんこです。
  

 本日再現する漫画料理は、『まかない君』にて浩平君がある雪の降る日に作った夕食・“コンビーフと福神漬けのスパゲッティ”です!
コンビーフと福神漬けのスパゲッティ図
 それは、浩平君と弥生ちゃん達の共同生活が三年目へと突入したある雪の日のこと。
 「東京の冬も寒いし雪は降るしで参るなあ」と浩平君はぼやくのですが、弥生ちゃんから「雪国育ちなのに軟弱なこと言ってるね」と言われ、ほろ苦く笑います。
 と言いますのも、浩平君曰く「うちの方は雪国ってほど降らないけどね」だからだそうで、東北出身といえど雪には慣れていないからだったのですが、弥生ちゃんは「東北=基本的に冬はずっと雪」という印象を抱いていたそうで、「また雑すぎる東北観だね」と呆れられていました;(←言わんとしたい事は分からなくもないですが、どちらかと言えばそれは、北海道の冬の方がより近いイメージなんじゃないかと思います)。
 当管理人は福岡育ちですが、他県から来られた方から時々「九州って、どこもヤシの木とか植えられている物だと思ってたから、なくて意外だった」と言われて少し困惑する事がある為、浩平君の戸惑いには共感したものです;。

 いつもだったら、多少の天候不良も気にせず買い物に出かけているお二人ですが、こたつから出たくないと猫のような顔で呟く弥生ちゃんに浩平君も同意し、珍しく家にある物だけで夕食を作る事になっていました。
 この時、家にはコンビーフが備蓄としてあったので浩平君は冗談で「コンビーフをそのままわしわしかじるとか」というのですが、弥生ちゃんは「キャンプみたいでちょっと楽しそう」と満更ではなさそうで、ポジティブなチャレンジャーだな~と感心しました;。
 個人的に、コンビーフをそのまま食べるシーンというと『孤独のグルメ』のコンビニ編での夜食シーンを思い出すのですが、あれは一度試してみて「…脂が固い」とがっくりした記憶がある為、それ以来せめて軽く焼いてから食べたいな~と思っています(←もっとも、停電したら否が応にも丸かじりする必要がありますが;)。
まるで猫のようにコタツの中で丸くなりたがる弥生ちゃんと、同意する浩平君;
 それから少し経った後、浩平君が弥生ちゃんにアシストしてもらいながら夕食に作ったのが、この“コンビーフと福神漬けのスパゲッティ”です!
 作り方はとても簡単で、熱したフライパンでコンビーフ・福神漬け・カレー粉・パスタの茹で汁を炒めてからパスタを加えてざっと絡め、最後に粗挽き黒胡椒をかけたらもう出来上がりです。
 ポイントは、最初にコンビーフだけ入れて脂をじっくり溶かすようにしてほぐしながら火を通すことと、カレー粉の量はあくまでも臭み消し程度で控え目にすることの二つで、こんなにシンプルでいいのかと当初は半ば疑問に感じたものです;。

 ちなみに作中では、浩平君が「こないだ先輩から<しその実漬けとコンビーフのスパゲッティ>っての教わったんだけど、しその実漬けってあまり売ってないから福神漬けで代用したらどうかと考えたんだ」という理由で作ったと語っていましたが(←浩平君の大学生活は一度も描かれていませんのでその実態は謎に包まれてますが、回想シーンに出てきた一癖も二癖もありそうな先輩の姿を見ると、少なくともテニスサークルみたいな爽やかな所には所属してなさそうだな~という予感がしています;)、実際には西川先生が「とある先輩作家さんに教えていただいたレシピを、私なりにアレンジ」したのがきっかけで生まれたレシピとの事でした。

 コンビーフのパスタも、福神漬けのパスタも前々から存在していますが、この二つを合体させたパスタ(←しかも、野菜類は一切使わない!)はネットにも料理本にもとうとう見当たらなかったので、その先輩作家さんが如何にしてこの独創的な組み合わせを思い付かれたのか、是非ともお聞きしたいところです;。
「台所の牙」という組織に所属している先輩から教わった、少し怪しげなパスタ;
 その後、実際に食べた弥生ちゃんと佳乃さんは「甘じょっぱさがちょっとジャンクな感じでおいしいよね」「なるほどね。歯ごたえがいいアクセントになってるね」と喜び、完全に見切り発車で作った浩平君は「気に入ってもらえてよかった」と安心していました。
 普段、浩平君は何度か試作して「よし、OK!」と美味しさに自信が持てる物ばかりテーブルに出してますので、珍しく行き当たりばったりで料理する姿に少し驚きましたが、考えてみれば浩平君のレシピは臨機応変に対応して生まれた物がほとんどな為、そこまで意外ではないのかもしれません。

 あと、実を言いますと、浩平君は小さい頃、自生していた大きいなたまめを持った弥生ちゃんから「真剣白刃とりしてよ」とお願いされて挑戦したことがあったそうなのですが、ものの見事に失敗し、ズバッと真っ向から正面打ちされた過去があったとの事;。
 福神漬けに入っていた薄いなたまめを見てふと思い出したみたいなんですが、弥生ちゃんは指摘されるまで全く思い出しておらず、「これがやられた側とやった側の違いなのかな?」と苦笑しました。 
弥生ちゃんと浩平君は幼き日、なたまめを使って真剣白刃どりごっこをしていました;
 初めて読んだ時は躊躇しましたが、コンビーフと福神漬けの相性がどれだけいいのか確認したくて結局作る事にしました。
 作中には詳細なレシピがきっちり記載されていましたので、早速その通りに作ってみようと思います!



 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、炒め作業。油を引いていないフライパンへ適度に崩したコンビーフを投入し、そのままほぐしながら脂を溶かす感じでじっくり火を通していきます(←強火すぎると焦げ付きますので、弱火~中火で根気強くするのがコツです)。
 やがて、コンビーフが徐々にほどけてきたら福神漬けを加え、カレー粉をくさみ消し程度に足してざっと炒め合わせます。
コンビーフと福神漬けのスパゲッティ1
コンビーフと福神漬けのスパゲッティ2
コンビーフと福神漬けのスパゲッティ3
 カレー粉の風味が全体についてきたら、パスタの茹で汁を入れて手早く混ぜ合わせてなじませ、茹でたてのパスタを投入してざっくりかき混ぜます。
 そこへ粗挽き黒胡椒を振りかけ、ささっと合わせます。
コンビーフと福神漬けのスパゲッティ4
コンビーフと福神漬けのスパゲッティ5
 パスタに材料全てが混ざりきったらすぐに火からおろし、そのままお皿へ高く盛り付ければ“コンビーフと福神漬けのスパゲッティ”の完成です!
コンビーフと福神漬けのスパゲッティ6
 作中に描かれていた通り、地味な赤茶色オンリーで硬派な見た目のパスタですが、焼きたてコンビーフの香りが食欲をそそります。
 カレー味のパスタソースは食べた事がありますが、コンビーフや福神漬けと合わせる発想は皆無でしたので、どういう仕上がりかちょっとドキドキしています;。
コンビーフと福神漬けのスパゲッティ7
 それでは、麺がのびない内にいざ実食!
 いっただっきま~す!
コンビーフと福神漬けのスパゲッティ8


 さて、感想はと言いますと…今まで食べた事がない、全く新しい複雑な旨さ!見た目通りがっつり系です!
 当初はたったこれだけで薄味にならないか心配でしたが、意外にもコンビーフから溶け出たギュッと凝縮かつ熟成された牛肉の旨味エキスが全体にしっかり効いており、かなり濃厚な味わいに仕上がっています。
 隠し味程度しか入れてないのに後から強く立ち上ってくるカレー粉のスパイシーな風味と、福神漬けの奥行きのある甘味が混然となって生まれた無国籍風ピリ甘辛味が美味で、例えるとするなら「ビーフカレー一皿をあっさり汁なし仕立てのパスタにしちゃいました」というイメージでした。
 但し、本格的なカレー味というよりは、あくまで「カップ麺とかによくありそうなカレー風味」というような、いい意味でジャンクな味に留まっており、あくまでも主役はコンビーフなのがミソです。
 温かい福神漬けというのも食べる前は奇妙に思いましたが、たくあんの炒め物に似た感じでそこまで違和感がなく、むしろ大根のパリパリした張りのある食感が飽きを防ぐ絶妙なアクセントになっててナイスでした。
 脂が外へ出た上に茹で汁で半ば煮られたコンビーフの、ホロホロしつつもちゃんと肉らしい繊維が残って食べ応えがある口当たりは、限界まで煮込んだビーフシチューの肉を彷彿とさせるものがあり、簡単な割には凝った印象を受けます。
 粗びき黒胡椒とカレー粉のダブルパンチで、大辛と中辛の中間くらいの結構辛めな味付けになっている為、大人向けの一品だと感じました。


 カレーと福神漬けは間違いのない組み合わせですので、かなりしっくりくる後口でした。
 カレー粉は少な目にとの事でしたが、がっつりカレー風味のパスタがいい方はもっとカレー粉を足してみてもいいのでは…と感じました。

P.S.
 波多野鵡鯨さん、先日はコメントして下さりありがとうございます。魅力的な料理漫画を沢山ご紹介して下さり、心より感謝しております。早速いくつか読んでみて、後日再現予定の料理漫画の一覧を更新しようと思います(^^)。

●出典)『まかない君』 西川魯介/白泉社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

プロフィール

あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


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○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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