『まかない君』の“ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー”を再現!

 こんばんは、お久しぶりです。
 
 この度は何の前触れもなく約四か月もお休みしてしまい、誠に申し訳ございませんでしたm(_ _;)m。
 個人的には更新したくてたまらなかったのですが、ここ数か月で職場の人手が不足して勤務&残業量が一気に増えたり、相方さんが死にかけていた赤ちゃん猫を拾って新しい家族が増えたり、不思議と人付き合いが多くなって食事会や飲み会が増えたり、年内に結婚する事が決まって色々と忙しくなったりと、なかなか時間が取れずにここまで来てしまいました。
 おそらく今年一杯はバタバタする為、またしばらく間が空くと思いますが、時間が取れたら簡単なブログ更新を何度かし、そして落ち着いたら徐々に更新ペースを元に戻していきたいな~と考えています。
 もし、その時にまたご縁がありましたら、よろしくお願いします。

 どうも、四か月を大して長く感じなくなったのに年齢を感じてしまった当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『まかない君』にて浩平君がささっとお昼をすませようとして作った“ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー”です!
ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー図
 とある春の日のお昼、凜さんも佳乃さんも午前中に出かけ、久々に弥生ちゃんと二人きりでお留守番をしていた浩平君は、簡単な物でお昼を済ませる事にします。
 普段は凜さんから「そんなに気を使わなくていいんだよ」と言われるくらいしっかりした献立作りに励む浩平君ですが、同年代同士になると少し気がゆるむのは他の子達と同じなのだな~と、親近感を抱いたものです(仕事の場でも、上司の監視がある時とない時とでは、どうしても手の入れ方が違ってくるのと似ていますね!←絶対違う)。

 とはいえ、カップラーメンで済ませるのは味気ないと思ったのか、浩平君は「もうちょっと手の込んだものにするよ」と言って台所に立ちます。
 この時、弥生ちゃんは冗談で「じゃ ビーフストロガノフとか?」というロックな発言をし、初見時は思わず吹き出しました;。
 相当手抜きをしない限り、一般人ならば「かなり手の込んだもの」に分類される料理だと個人的に思うものの、正直マメな浩平君ならそんなに苦と思わないかも…と一瞬思いかけましたが、浩平君でもこれはきつかったらしく、苦笑いして断っていました。
 さすがに、ペコペコなお腹を抱えながら玉ねぎを飴色になるまで炒めたり、何十分も煮込んだり、さらに同時進行でお肉をフランベしたりバターライスを作るのは、精神的にも肉体的にもハードすぎます。
お昼にビーフストロガノフは重いですね…胃袋的にも時間的にも
 こうして、浩平君が弥生ちゃんに見守られつつあるもので手早く作り上げたのが、この“ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー”です!
 作り方は本当にお手軽で、沸騰させたお湯へスパゲッティとブロッコリーを入れて茹で、火が通ったら湯切りしてオリーブ油・バター・わさびを加えてなじませ、最後にちりめんじゃことのりたまを足してよく混ぜたら出来上がりです。
 ポイントは、スパゲッティが熱い内にわさびを入れてさっと混ぜることと、辛味が成分が飛ぶまで手を抜かず混ぜ続けることの二つで、どうやらこれをしないと中途半端に仕上がるみたいでした(←辛いのもそれはそれで美味しそうですが、試す勇気はないです;)。

 わさびに熱が通ると辛くなくなるのはこちらの再現で知っていましたが、他の濃い調味料と合わさず、シンプルにオイルやふりかけとだけ和えて味付けする方式は初めてでしたので、大胆だな~とびっくりしたのを覚えています。
 さらに、ネット上でものりたまパスタのレシピはいっぱいアップされていたものの、わさびやブロッコリーを組み合わせているのは他に類を見ず、こういうシンプルなレシピで被らないのは逆にすごいと作者さんを尊敬しました(←なお、同じベクトルで尊敬したのはこちらのレシピだけです)。
予想を超えるわさびの量に、思わず声をあげる弥生ちゃん
 その後、弥生ちゃんはわさびの辛い湯気(←わさびを混ぜる作業の際、辛味が十分飛んでいない内に湯気を嗅ぐとものすごくきついのです…。うまくいえませんが、わさびの辛味がトゲとなって直接肌や粘膜を突き刺しまくる感じです;)をもろに浴びたせいで、「浩平 お先にどうぞ」と毒味を要求するまで怯えてしまうのですが、いざ食べてみるとケロッとして「あんなにわさび入れたのに、逆に甘いくらい!」喜んで食べていました。
 浩平君曰く、「ご飯に合うものはたいがいスパゲッティに合うんじゃないかな」だそうで、内心日本人の米離れがすすむのも、頷ける…」(←優秀な主食が増えすぎたという意味で)と思いました。
ご飯に合うものは、大概スパゲティにも合う…至言ですね
 ちょうどブロッコリーとのりたまが家にあったのを見つけ、すぐにこのレシピを思い出し再現する事にしました。
 作中には詳しいレシピが記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、材料の下準備。塩を入れて沸騰させたお湯へ、スパゲッティと小房に切り分けたブロッコリーを投入し、程よい加減に茹でます。
 茹で上がったらザルにあけて湯切りした後再度お鍋へ戻し、オリーブ油、バター、わさびを加え、よーくかき混ぜます。
 この時、湯気にわさびの辛味成分が含まれてかなり刺激が強めになっていますので、ボウルに顔を近づけ過ぎないようお気を付けください。
 ※ブロッコリーを茹ですぎたり、あんまり混ぜすぎるとブロッコリーの形が崩れてしまうので、そちらも要注意です!ちなみに、当管理人は見事に崩してしまいましたorz。
ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー1
ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー2
ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー3
 やがて、それぞれの油分がスパゲッティに絡んでわさびの辛味が飛んだら、ちりめんじゃことのりたまをふりかけ、ざっと混ぜ合わせます。
ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー4
ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー5
ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー6
 具と調味料が全体に合わさったのを確認したらお皿へ移し、急いでテーブルへ運べば“ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー”の完成です!
ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー7
 湯を通して緑色がさらに鮮やかになったブロッコリーに、黄色いのりたまの色の取り合わせが綺麗で、ぱっと見菜の花に似ているような気がしました。
 香りはのりとごまが思ったよりも強いですが、バターの芳しい香りも強く、一体どういう味わいなのかワクワクしてきます。
ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー8
 それでは、熱々スパゲッティーがのびない内にいざ実食!
 いただきまーすっ!
ブロッコリーとじゃことのりたまのスパゲッティー9


 さて、感想はといいますと…ブロッコリーとのりたまの相性のよさに驚き!見た目も味も菜の花畑を連想する穏やかな美味しさです!
 辛味が完全に飛んで野趣溢れる甘味になったわさびと、バターとオリーブ油のまろやかなコクがブロッコリーを和洋折衷温野菜サラダに変化させ、単なる具としてではなくソースとしてパスタと一体化させるのに成功しています。
 ブロッコリーの瑞々しい爽やかな風味が染み込んだパスタは噛むごとに味わい深く、全体的に香り高く上品な仕上がりだと感じました。
 塩気自体はそこまで強くないですが、わさびと卵の素朴な甘さが相対的に引き立てている為そこまで薄味ではありません。
 一見シンプルなオイル系パスタにみえますが、のりたまに含まれる和風の魚介系エキスと、じゃこの潮の香りが複雑な旨味を産み出しており、例えるとするなら「出汁が効いているのに汁気が少ない、ブロッコリーと卵の和パスタ」だと思いました。
 プチプチ弾ける白ごまの香ばしさと、海苔の磯風味がいいアクセントになってます。
 また、ふりかけパスタの弱点はどうしても粉っぽくなるところなのですが、茹で汁を吸ったのりたまの卵はふんわりして炒り卵風になり(←もしくは、しっとりした茹で卵の黄身風?)、出汁粉も細かいせいかざらざら感はなくしっとりなじんでツルッとしていた為、感心しました。


 「のりたまと言えばご飯!」という固定概念が、ガラガラと崩れた非常に面白い再現でした。
 今度は、ネットにもアップされている色んなアレンジレシピも再現してみたいな~と感じました。

 P.S.
 極端に更新が減った2016年ですが、それにも関わらずコメントを下さったkawajunさん、波多野鵡鯨さん、まーくさん、キンメさん、恭さん、くんこさん、あめーばさん、わかおさん、さぼてんさん、まささん、いそのさん、電子の海から名無し様さん、銀猫さん、クーレンさん、国語すきさん、かなさん、和丸水産さん、「ま」人むくぽんさん、きいろいくまさん、はなびしさん、名無しさん、無記名の皆さま、そして拍手コメントを下さった皆様に、改めてお礼を申し上げます。
 ありがとうございました。

●出典)『まかない君』 西川魯介/白泉社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

プロフィール

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


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