FC2ブログ

『裏の家の魔女先生』の“オートミールのポリッジ”を再現!

 だいぶ遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
 年末年始も仕事があった為、お正月気分に浸る間もなく一月も末になってしまいました…orz。
 コロナが気になり、初詣も結局行けず仕舞いで、本当に大変な世の中になってしまったとしみじみ思います(←初詣のリモート化…は何だかご利益がないような気がして、こればかりは二月になる前に済ませておきたいところです)。
 今年もご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

 どうも、最近赤米入りのご飯にハマっている当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『裏の家の魔女先生』にて「あまり美味しくないとなにかの本で読みました」とオートミールに対して先入観を持つ蛍太君に、沙希子さんが「では美味しいのを作ってさしあげます」と言って作った“オートミールのポリッジ”です!
『裏の家の魔女先生』の“オートミールのポリッジ”図
 怪奇小説を読むのが好きな割に、実際に幽霊を見るのは怖いから嫌だ!というあるあるな矛盾を抱える蛍太君ですが、沙希子さんとお近づきになれる夜の散歩や夜のお茶会は大好きで、「ホイホイ行くのもなんだよな…」と思いつつもよく遊びに行っています(←余談ですが、「ホイホイ」という擬音を聞くと、ウホッ!いい男な阿部高和さんの「よかったのか ホイホイついてきて」というセリフを強制的に思い出します。実際、蛍太君もそういう展開を深層心理的に求めてそうなので、そこまで突飛な発想でもなさそうですし)。
 近所にある本物のお化け屋敷を見に行き、霊感ゼロな沙希子さんなのに「そこの窓からお婆さんがこっちを見てますね」と冗談を言って蛍太君をからかう一コマもあり、大人しそうに見えて実は茶目っ気のある性格だと苦笑したものです←しかし、Lv100くらいありそうな師匠に匹敵する魔女っぷりや、何も言われていないのに導かれるようにしてお化け屋敷へ歩いていったところを見ると、案外本当に何かいたんじゃ…と背筋が寒くなるものがあります)。
 個人的に夜の散歩は、何故かお化けが徘徊するようになってしまった夜の街を探索するホラーゲーム『夜廻』を連想する為、蛍太君同様怖くてあまり積極的にしたい方ではないのですが、最近ではセロトニンが分泌される散歩を一日の終わりにするとストレスが軽減される効果がある事が分かっており、意外と健康的な習慣なのかもしれないと思いました。
お化けが本当は苦手な蛍太君ですが、先生恋しさのあまり夜の散歩に付き合います
 しかし、そんな蛍太君を見て、内心穏やかではなかったのが幼馴染の深冬さん。
 夜中に沙希子さんの家から出てくる蛍太君を目撃し、「夜の小説講座かー?」と競馬場で野次を飛ばすおじさんみたいな突っ込みをしつつも、「ケータがぽーっとなるのも無理ないね。キレイで優しげでいい匂いがして…」「その上とってもムネが大きい!」「ケータの事だから、向こうから誘ってきたらウカウカずるずると流されそうだよね…」と心の中はモヤモヤで、当初は沙希子さんをかなり警戒していました(←実際、沙希子さんは蛍太君の初恋の人みたいなものですので、あながちその危機感は的外れではないのが女の勘のすごさです)。
 けれども、人生経験豊富な沙希子さんはそんな深冬さんの心の内もお見通しだったみたいで、さりげなく家に招いてお茶をご馳走し、「いつも一緒でお似合いのカップルだなって見てたんですよ」「蛍太さんは幸せですね。深冬さんみたいな可愛い人がいつもそばにいて世話焼いてくれるなんて。毎日がバラ色なんじゃないかしら」と褒めちぎり、あっという間に深冬さんと仲良くなっていました;。
 ちょっと優柔不断で思春期真っ盛りな少年主人公・胸が大きくてキレイで強いお姉さん・主人公に対して妙に突っかかってくる勝ち気な少女というと、『新世紀エヴァンゲリオン』シンジ君ミサトさんアスカさんをどうしても連想する感じで、甘酸っぱい気持ちになったのを覚えています(←大人な沙希子さんに比べると、ミサトさんは大分ヤンチャですが;)。
最初は警戒していた深冬ちゃんですが、あっさり篭絡されます;
 今回作るのは、深冬さんと沙希子さんが打ち解けたと知り、「おれが忘れてる機密おれ情報」を暴露されたのでは…とヒヤヒヤしている蛍太君に対して沙希子さんが作った“オートミールのポリッジ”です!
 作り方はとても簡単で、小鍋にバナナを入れて火にかけ、とろけたら牛乳とオートミールを入れて煮込み、最後にナッツ・ドライフルーツ・蜂蜜をトッピングしたら出来上がりです。
 ポイントは、バナナは細かく刻んでからスプーンで潰しつつトロトロのペースト状になるまで火にかけることで、こうすると全体に甘くていい風味がつくのだとか。
 海外の映画や小説によく登場する食べ物なので知ってはいたものの、蛍太君の言う通りあまりおいしくないという評判があった為、一度も食べたことがなかったのですが、最近その栄養価の高さから海外セレブがスーパーフードとして再注目しているとのこと。
 その昔、昭和天皇の定番朝食でもあったそうで、1945年8月15日の敗戦の日に食べられた朝食メニューもオートミールだったと知った時は、そんな昔から日本にオートミールが存在していた事に驚いたものです。
 蛍太君曰く「すごい優しい味ですね、美味しいです!」「深冬…って言うか女子が好きそうな味ですね」とのことで、感心していました。
作り方も見た目もお粥にそっくりです。
 オートミールというだけでもあまり味のイメージがわかないのに、さらにそれをお粥にするというのは全く想像がつかず、いったいどんな味がするのか非常に気になったので再現することにしました。
 作中には分量付きの詳細なレシピが記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 ということで、レッツ再現調理!
 まずは、ベース作り。
 小鍋へ細かく刻んだバナナを入れて弱火にかけ、スプーンで潰しながらペースト状になるようとろけさせながらざっくり混ぜていきます。
『裏の家の魔女先生』の“オートミールのポリッジ”1
『裏の家の魔女先生』の“オートミールのポリッジ”2
 次は、煮込み作業。
 バナナに火が通って柔らかくなってきたら、牛乳とオートミールを加え、お粥状のとろみが出てくるまでコトコト煮込みます(←放っておくと焦げ付きやすいので、木べらなどで底をこそぐようにしながら混ぜ続けたほうがいいです)。
『裏の家の魔女先生』の“オートミールのポリッジ”3
『裏の家の魔女先生』の“オートミールのポリッジ”4
『裏の家の魔女先生』の“オートミールのポリッジ”5
 完全にお粥状になったら底の深いお皿へ盛り付け、砕いたナッツとドライフルーツを上から散りばめ、仕上げに蜂蜜を回しかければ“オートミールのポリッジ”の完成です!
『裏の家の魔女先生』の“オートミールのポリッジ”6
 とても女子っぽいかわいい見た目の料理で、インスタ映えしそうな一品だと感じました(←当管理人の撮影技術が追い付いていませんが)。
 オートミールはクッキーになったものしか食べたことがない為、お粥と聞いてもいまいちピンときませんが、沙希子さんの言葉を信じて食べてみようと思います!
『裏の家の魔女先生』の“オートミールのポリッジ”7
 それでは、スプーンで軽くかき混ぜていざ実食!
 いただきまーすっ!
『裏の家の魔女先生』の“オートミールのポリッジ”8


 さて、味の感想は…滋養のあるスイーツ感覚のお粥で感動!体調が悪い時でもスルッといけそうなくらい美味しいです。
女子が好きそうな味ですが、男子にも好評です!
 口当たりは砕いたお米を使用した七倍粥っぽいですが、お米と違って穀物特有の癖や粒感がなく、もったりトロトロとした淡い口溶けが特徴的(←パン粥に近いかもしれませんが、あちらよりもずっと柔らかくスルッと喉を通ります)。
 ご飯の七倍粥だと、どんなに柔らかくしても飲むように食べるとまでとはいきませんが、こちらは本当に飲めそうなくらいふんわりやわやわとしており、驚きました。
 まるで重湯みたいな、ねっちりと絡んで優しく口に広がる癒し系の味わいで、初めて食べるはずなのにほっとします。
 ベースが牛乳なせいか、まろやかなコクがありつつもくどくないのが印象的で、まさに海外版母の味というイメージでした(←リゾットっぽい味と言えなくもないですが、あちらよりもずっとあっさりしています)。
 バナナのねっとりした、南国チックでフルーティーな甘味が全体に優しく効いており、砂糖では出せない奥深い滋味がミルク味のお粥と相性抜群です。
 バナナは完全なペーストにせず、スプーンで潰している為所々塊があるのがいいアクセントで、噛み当てると嬉しい気持ちになります。
 ミルク粥だけだとちょっと単調だったかもしれませんが、ドライフルーツのギュッと凝縮された果物の風味と強い甘さ、ナッツのカリカリ感と香ばしさがプラスされている為、見た目通り華やかで洒落た後口になっていました。


 単においしいだけではなく、栄養が体に行き渡って全身がポカポカしてくるような感じなのが食べていて心地よかったです。
 蜂蜜の他に、メープルシロップやチョコレートシロップをかけても合いそうです。
 今回は甘い味付けで頂きましたが、塩味で本物のお粥風にして食べてもいけそうだな~と感じました。


P.S.
 ほーりーさん、kawajunさん、三世さん、コメントを下さりありがとうございます!
 我が家の猫たちも相変わらず元気で、毎日お世話で相変わらずてんてこ舞いになっています;。
 『クッキングパパ』の“パン丼”もすごかったですが、コロッケ丼はある意味炭水化物の三重奏ですので、さらにすごいとも言えます…炭水化物の万能っぷり恐るべしです。
 『新米姉妹のふたりごはん』、一度読んでみようと思います!
 今年も何卒、よろしくお願いいたします。


●出典)『裏の家の魔女先生』 西川魯介/秋田書店
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

プロフィール

あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『どんぶり委員長』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『ミスター味っ子』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『BAR・レモンハート』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』


○当ブログについて
 このブログで使用されている記事の画像、一部文章は、それぞれの出版物等から引用しております。
 引用物の著作権は全て作者様、出版社様等に準拠致します。
 もしご関係者様に問題のある画像及び記事がございましたら、御連絡頂ければ速やかに修正、削除等の対処を致します。

○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

Copyright © あんこ