『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』の“魔法のレンコンハンバーグ”を再現!

 何年も前からコンビニで出回っている定番中華まんの一つに豚の角煮まんがありますが、当管理人の舌がおかしいのか「そもそも塊肉が入っていない」「そこそこ大きいけど、か、固い…」「味付けがこってりし過ぎるような」と感じてしまう物ばかりで、なかなか満足できなかったのですが(←なら注文するのをやめればいいのですが、一冬に一回はどうしても魔が差して注文→がっかりのループorz)、先日やっと当管理人好みの豚の角煮まんを見つけました。
 それは、ミ○ストップの「手包み豚角煮まん」
 大きい豚の角煮がゴロンと景気よく入っていて、しかもちゃんと本物の角煮みたいに柔らかいのが嬉しく、おかげで相方さん共々がっかりせずにいただくことが出来ています。

 どうも、「ここのチーズピザまんはちゃんとチーズが伸びるのがいいな~」と思って調べると、モッツァレラチーズ100%であると知って納得した管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』にて芝田先生が広田先生の大好物を使って作った“魔法のレンコンハンバーグ”です!
魔法のレンコンハンバーグ図
 実は、野菜の中ではレンコンが一番大好きだと公言されている広田先生。
 秋になって新物のレンコンが出荷される時期になると、毎年ソワソワしながら何を作ろうか迷われるのだそうで、大量のレンコン料理のイメージを頭に思い浮かべては、まるで大量のケーキを目の前をした乙女のように頬を染めて「キャー」と浮かれているシーンが作中にて描かれていました(^^*)。
 定番のきんぴらをはじめ、天ぷら、フライ、煮物、変わり所ではピクルスや竜田揚げも好んで食されるとの事で、確かにどれもこれも魅力的なレンコン料理ばかりでこちらまで歓声をあげそうになりました;。
 個人的に、レンコン料理は上記の物に加え、薄くスライスして軽く茹でた物すりごまマヨネーズを和えて作るサラダや、レンコンのすりおろしを練りこんだ鶏団子入りのお鍋、あとひき肉をレンコンで両側からサンドイッチして揚げたはさみ揚げも大好きですので、レンコンは応用が利かないように見えて意外と懐が深い食材だったんだな~と改めて見直したものです。
 また、蓮根は美味なだけではなく、レモンに匹敵する量のビタミンC・滋養強壮に役立つムチン・免疫力をアップさせるレクチン・体の悪い物質をすっきり流してくれる食物繊維などがたっぷり含まれていて栄養も豊富で、体に優しい野菜でもありますので、体調を崩しがちな冬の時期に積極的に摂取する広田先生の行動は、まさに理に適っているのだな~と感心させられました。
蓮根が大好物な広田先生は、秋から冬にかけて蓮根料理をせっせと作られるのだとか
 そんなレンコンLOVEの広田先生に、芝田先生が気を利かせてご厚意で教えて下さっていたのが、この“魔法のレンコンハンバーグ”!
 作り方はすごく簡単で、荒く切ったレンコン・みじん切りにしたレンコン・合いびき肉・塩・こしょう・生卵・ナツメグをボウルでよーく混ぜて成型し、油をひいたフライパンで両面を蒸し焼きにして上から自家製タルタルソースをかけたら、もう出来上がりです(←タルタルソースではなく、ケチャップやとんかつソース等をブレンドして作る特製ソースをかけても美味しいのだとか)。
 ここまで読んで頂いたらもう分かります通り、何とこのハンバーグ、調味料を除けば材料はレンコン・卵・合いびき肉だけの三つだけで作れてしまうという、前代未聞の型破りレシピ!
 玉ネギもパン粉も牛乳も使わなくて本当に美味しいハンバーグになるのか、マニュアル至上主義の料理初心者としては非常に不安になりますが;、芝田先生がおっしゃるには、レンコンのでんぷんがパン粉のような役割をはたして肉汁を封じ込めつつふんわりした口当たりにしてくれるみたいで、読んでいて「なんて大胆で柔軟な発想力!」と目からウロコが落ちたのを覚えています。
 試食された広田先生曰く、「肉汁がレンコンのでんぷんで閉じ込められていて、しっとりおいしい」「大きめに切ったレンコンがジューシィでザックザクして、レンコンマニアが歓喜する食感!!」という、レンコンファンの為に存在するようなハンバーグとの事で、初見時はこの感想文を読むだけでゴクリと喉がなっちゃいました;。
 なお、ポイントは大きめに切る方のレンコンは小指の頭くらいのサイズにして表面からゴロゴロ飛び出すくらい大量に入れる事だそうで、こうするとレンコン特有の歯ごたえがさらに楽しめますとお勧めされていました。
蓮根の切り方を二種類にわけて混ぜ込むだけで、蓮根の食感を存分に楽しめますれんこんを大きめに切り、ゴロゴロ見えるくらいに入れると美味なのだとか
 ちなみに後日、広田先生がお子さんのお友達の保護者が開催した飲み会でこの“魔法のレンコンハンバーグ”を持ち寄って参加した所、意外にもお父さん達から大好評だった模様で、飲み会終了後に奥様方から「レシピ教えて!」の大合唱があったのだとか;。
 どうやらおかずとしてだけではなく、おつまみとしても優秀なおかずだったみたいで、飲兵衛にはありがたいレシピだな~と思いました。
 我が家でハンバーグのソースといえば、肉汁が残っている使用後のフライパンにケチャップと醤油を垂らして作る和風ケチャップソースくらいでしたので、タルタルソースと聞いても最初は今一つピンと来なかったのですが、考えてみればマヨネーズ&ハンバーグの組み合わせはハンバーガーでその相性の良さが既に立証されていますので、これは味が気になる…と好奇心が刺激されたものです。
女性好みのレシピかと思いきや、何と男性受けもしたそうで、いろんな方からレシピ教えてコールが!
 先日、丸々とでかい泥つきレンコンを手に入れて即座にこのレシピを思い出したので、再現する事を決意しました。
 作中には分量つきの詳細なレシピが書かれていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、ハンバーグのパテ作り。流水で泥を落としたレンコンを二等分にし(←皮はとってもとらなくても大丈夫です。皮を取る場合は、大雑把な千切りにしてきんぴらにするとシャキシャキして美味です)、半分は細かくみじん切り、もう半分は約二~三センチくらいのゴロンとしたやや大き目のサイズに切ります。
 その後、ボウルへ合いびき肉、生卵、塩、こしょう、ナツメグパウダー、みじん切りにした方のレンコンを投入し、よ~く練り合わせます。
魔法のレンコンハンバーグ1
魔法のレンコンハンバーグ2
 やがて、ひき肉がふわっとして白い糸を引くくらい混ざって来たら大きめに切ったレンコンも加え、手で砕いてしまわぬよう注意しながらそっと混ぜ合わせます(←結構ぐしゃっと潰しやすいので要注意です;)。
 レンコンが混ざりきったら、楕円形に成形した後空気を抜いて真ん中をへこませ、薄く油をひいて中火で熱したフライパンに並べ、フタをして焼きます。
魔法のレンコンハンバーグ3
魔法のレンコンハンバーグ4
魔法のレンコンハンバーグ5
 途中、フタを開けてハンバーグの表面が白くなっているのと、片面がこんがり焦げ目がついているのを確認したらひっくり返し、もう片面もフタをしたままじっくり蒸し焼きにします。
 その間、一つのボウルへ茹で卵のみじん切り・水にさらした後しっかり水気を切った玉ネギのみじん切り・マヨネーズ・蜂蜜を混ぜてタルタルソース、そしてもう一つのボウルにケチャップ・とんかつソース・蜂蜜を混ぜて特製ソースを作成しておきます。
 ※タルタルソースだとこってりまろやかモリモリ系、特製ソースだとどこか懐かしいがっつり甘辛系に仕上がりますので、お好みで選んでください。当管理人的には、食べ比べてみると違いが分かって面白いので、一回だけは両方用意して下さることをおすすめします。
魔法のレンコンハンバーグ6
魔法のレンコンハンバーグ7
魔法のレンコンハンバーグ8
 ハンバーグの中心まで火が通ったらお皿へ盛り付け、茹でたブロッコリー、プチトマト、にんじんグラッセを傍らへ飾り付け、上から先程のタルタルソース(又は特製ソース)をたっぷりかけて刻んだパセリを散らせば“魔法のレンコンハンバーグ”の完成です!
魔法のレンコンハンバーグ9
 一見して分かるくらいゴロゴロ入っているレンコンの塊が豪快な感じで、これはかなり食べ応えがありそうです。
 何より、タルタルソースのカラフルな黄色とパセリの鮮やかな緑色が綺麗で、見るからに「ご馳走!」というイメージで食欲がわいてきます。
 こんなに大きなレンコンの入ったハンバーグを食べるのは初めてですので、一体どんな味がするのかとても楽しみです!
魔法のレンコンハンバーグ10
魔法のレンコンハンバーグ11
 それでは、一口分切っていざ実食!
 いっただっきま~すっ!
魔法のレンコンハンバーグ12


 さて、味はと言いますと…これはレンコン好きには垂涎ものな旨さ!意外とジューシーなのがたまりません!
 パン粉代わりに入っている細かく切られたレンコンのおかげでパテがしっとりと潤っており、噛むごとにレンコンに吸い込まれた熱々の肉汁がジュッと溢れてくるのにうっとりしました。
 レンコン効果か、普通のハンバーグよりも少しむっちりした弾力が増している上、根菜特有の素朴で力強い甘味がどことなく効いているのがよかったです。
 後からナツメグの甘やかで清涼感のある風味がふわ~っと漂い、肉の臭みを打ち消しつつ全体に高級感をプラスしていたのがナイスでした。
 大きく切られた汁気たっぷりのレンコンを噛み当てた時、「ザクッ!」「ジャキッ!」「カシュッ!」と旨味エキスを吹き出しつつ色んな食感を残しながら小気味よく砕けていく様がもう爽快で、歯に嬉しい一品です。
 また、非常にシンプルな材料のみで作られている為、肉の旨味が封じ込められている割には油っこさが全くないヘルシーであっさりした味わいなのが食べやすく、肉料理にしてはいくらでも入りそうな気がしました。
 この軽い後口のハンバーグに、蜂蜜の自然な甘さとマヨネーズのコクが美味なタルタルソースが加わると、しつこくならないちょうどいい加減でこってりした美味さが追加され、チキン南蛮感覚でバクバクいけます。


 特製ソースだと、とんかつソースのスパイシーさが効いた昔の洋食屋風の甘辛いケチャップ味が効いていて、よりご飯が進む仕上がりになります(←母にはタルタルソースが、相方さんには特製ソースが好評でした)。
 蓮根は一年中出回りますのでいつでも作れますが、出来れば甘味も粘りも増す十一月~三月にかけての旬の時期に作られる事をお勧めします。
魔法のレンコンハンバーグ13

●出典)『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』 作者:広田奈都美 監修:芝田里枝/秋田書店
    (月刊フォアミセス 2013年12月号掲載分)

Comment

2014.03.02 Sun 14:22  |  

れんこんハンバーグ美味しいですよね
ウチでは大根おろしと醤油でたべることが多いですけど。
子供ウケを考えるとやっぱタルタルソースになってしまうんかな?

  • #-
  • URL

2014.03.04 Tue 03:23  |  

料理初心者なんてまたご謙遜を〜
たまにレンコンをすりおろして肉団子を作っていますが、ハンバーグですかー
具材もシンプルですね
今度やってみます

  • #nLnvUwLc
  • 椅子
  • URL
  • Edit
(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

Trackback

URL
http://luckyclover7.blog27.fc2.com/tb.php/1002-2abb4377
この記事にトラックバック(FC2Blog User)

プロフィール

あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


○当ブログについて
 このブログで使用されている記事の画像、一部文章は、それぞれの出版物等から引用しております。
 引用物の著作権は全て作者様、出版社様等に準拠致します。
 もしご関係者様に問題のある画像及び記事がございましたら、御連絡頂ければ速やかに修正、削除等の対処を致します。

○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

Copyright © あんこ