『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』の“リピ確実!アボカドエビ丼”を再現!

 当管理人が通っている某お寿司屋さんには、お寿司だけではなく茶碗蒸しや椀物がプラスされたランチがあるのですが、結構本格的なお店にしては珍しいことに、エビフライやサラダもセットでついてきます。
 とは言っても真っ直ぐ揚がったエビフライではなく、なんとアジフライのようにうちわ状になった大きなエビフライで(←サイズ的にもアジフライとほぼ同等です;)、身を包丁で切り開いたにも関わらず肉厚かつ汁気たっぷりで、付属のタルタル風マヨソースがぴったりでうっとりします。
 なので、家でもそれっぽいのを作りたくて一度スーパーのエビで試してみたのですが、圧倒的に小さいせいかちょっと横に広い(そして薄っぺらいorz)フライにしかならず、あの値段であのサイズの海老を提供出来るあのお寿司屋さんは改めてすごいな~と尊敬しました。

 どうも、運動会のおかずはエビフライが定番だった当管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』にて広田先生がハマりにハマったと力説されていた“リピ確実!アボカドエビ丼”です!
リピ確実!アボカドエビ丼図
 それは、二月になったある日の事。
 作中で広田先生は「もうね、寒いったらありゃしない」「年度末だし、バレンタインチョコ作んなきゃなんないし」「体は動かないし気力もわかないし…ああ夕飯作りたくないっ!!」と心の叫びを表明されるのですが、それらを一通り聞かれた芝田先生は「なっちゃん、ソレ夏も言ってたわよ」とさらりとしたツッコミをされます;(←夏になれば冬が、冬になれば夏が「まだマシだ!」と性懲りもなく思うのは当管理人も同様ですので、耳が痛いですorz)。
 広田先生がおっしゃるには、「気候に左右されやすいんですよね。私ってデリケートだから」との事でしたが、芝田先生は「いやーどうかしらー、とにかく怠け心満タンなのはわかったわー」とまたしてもサラリとかわされており、苦笑しました;。

 個人的には、冬だと火を使っても夏のような地獄絵図は起こりえず、食べ物も腐りにくく、さらに身体も動かしまくって体温が上がる為、逆に「あー、あったかい。煮込み料理もしやすいし、料理がしやすい季節だな~」とほのぼのするのですが、当管理人の場合は食欲があまりない父母&自分の料理を少量作ればいいだけで(←しかも、母と交代制)、広田先生のように育ち盛りのお子さん三人とご主人の分も含めて計五人分毎日作らなければならないお立場ではありませんので、責任の重さが違うからこそ憂鬱の度合いも段違いなのだな…と感じたものです。
夏も冬も「夕飯作りが面倒!」と仰る広田先生と、「いつものこと」と突っ込まれる芝田先生;
 そんな広田先生の為、芝田先生が「5分で作れるごちそうレシピなのよ!!しかも満腹おいしい豪華な見た目♡」とご紹介されていたのが、この“リピ確実!アボカドエビ丼”です(←但し、5分というのは作り慣れたプロの芝田先生が作られるからで、広田先生は大抵10分くらいかかるとおっしゃっていましたのでご注意を;)!

 作り方は本当にお手軽で、醤油とわさびをよく混ぜ合わせたボウルへ、日本酒をふって茹でたエビ・アボカド・レタスをいれてざっくり和え、汁ごと丼ご飯の上へ盛り付けたらもう出来上がりです。
 ポイントは、エビは茹でる時沸騰したお湯に二十秒くらい入れてすぐにざっと湯切りすることで、こうするとプリプリ感のある仕上がりになると作中でご説明されていました。

 …実を言いますと、広田先生はここをご覧になっている方の大半が思ってらっしゃる通り、「エ――先生…ノリノリのところ言いにくいんですけど…このレシピ…よくありそうなんですけど」とズバリご指摘され、非常に不安そうな表情を浮かべられていたんですが、案の定芝田先生も自覚されていたらしく、「テヘ♡よく言われるっ♡」と可愛らしく肯定されていました;。
 正直、当管理人も失礼ながら「アボカドにわさび醤油は『ミ○ター味っ子』の中でも<トロっぽい>と表現されるくらい有名な組み合わせで、エビアボカドの方も『ス○ロー』を始めとする回転寿司業界では、もはや鉄板の組み合わせ…」「定番×定番、おまけに味付けもわさびと醤油のみとは、シンプルを通り越して単純すぎるのでは…」「いつも意外性のある組み合わせで、あっと言わせる美味しい魔法のレシピをご紹介されていた芝田先生が、仕掛けが潜む隙もないように見える料理を発表されるとは…」となかなか衝撃を受けた方で、初見時は反応に困った記憶があります;。

 が、一見どこにでもありそうなこの丼、実はネット上や料理本をいくら探してみても全く同じ組み合わせの料理は見当たらず、こんなに簡単だというのにかえってオリジナリティが出ているという、不思議な現実を目の当たりにさせられました;。
 作中で芝田先生がおっしゃっていた通り、「ごま油やレモン汁や、マヨネーズやらにんにくやらオリーブオイルやらコチュジャンやら、のりかけたり、カイワレかけたり、おしゃれ~な物」は数えきれないくらいあったんですが(←当管理人自身、単純な味付けだと単純な味になりそうで怖くて、やたら何か足したくなる病にかかっていますので、そういう感じなのかな?と勝手に想像しました;)、ここまで男前なエビアボカド丼はそうなく、無性に食べたくなったのを覚えてます。
当管理人も初見時は、先生と同じ思いを抱かずにはいられませんでした…;
 その後、広田先生は出来上がったばかりの“リピ確実!アボカドエビ丼”を試食されるのですが、一口食べられるや否や「ナニコレ…!なぜか止まらない!確かにくどくない!飽きない!相性バツグンコンビだから当然のような気もするし、説明が難しい」「ごはんにからみついたわさびじょうゆが止まらないおいしさ!底の方がウマイ!」「海鮮丼とは違うんですよ。サッパリしててもたれません!!」と大絶賛されており、かなり気に入られていました。
 凝った味付けのご馳走レシピも貴重ですが、こういう「何の変哲もない味付けなのに、ふっとした時にまた食べたくなる、旨さの記憶が色あせないレシピ」は見つけ出すのがかなり難しいと思いますので、すごいな~と尊敬します。

 ちなみに、広田先生は打ち合わせ後もちょくちょく“リピ確実!アボカドエビ丼”を作ってらっしゃるらしく、「正味な話…私、もう50回は作っています…」という驚きの告白をされていました(←これにはレシピの考案者である芝田先生もびっくりされて、「50回!?」と目をまん丸にされてますが;、ここまでご自分のレシピを好きになってらえたら料理研究家冥利に尽きるのではないかな~と感じたものです)。
 何でも、元のレシピのまま作るのはもちろん、サーモンなどを入れてみても美味しくバリエーション豊かなのがハマられた要因の一つだったそうで、読んでいて再現欲が激しく刺激されたものです;。
単純極まりないレシピなのに、何度も作りたくなる、癖になる美味しさだと語られてました
 先日、いい具合に熟れたアボカドを見つけたので再現する事にしました。
 作中には分量つきの詳細なレシピもきっちり記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います(←こういう簡単すぎるレシピだと分量次第で味がガラッと変わりますので、すごく助かります;)!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、材料の下準備。殻と背ワタを取り除いたエビに日本酒をふってなじませ、沸騰したお湯が入ったお鍋へ加えて二十秒茹で、すぐザルにあけて余熱で火を通します(←単行本では、よりお手軽な電子レンジバージョンの下ごしらえもご紹介されてます)。
 その間、アボカドは皮と種を取ってスライスし、レタスは流水で洗ってしっかり水気を拭いた後一口大にちぎります。
リピ確実!アボカドエビ丼1
リピ確実!アボカドエビ丼2
リピ確実!アボカドエビ丼3
 次は、味付け作業。
 ボウルへ醤油とわさびを入れて泡立て器でよ~くかき混ぜ、完全に一体化したら先程の茹でエビ、アボカド、レタスを投入してしっかり和えます。
 ※簡単に混ぜるだけでもいいと思いますが、具に味が染みた方が尚おいしいので、個人的には醤油が少しずつ表面に染みかけたくらいが乗せ時だと思います。
リピ確実!アボカドエビ丼4
リピ確実!アボカドエビ丼5
リピ確実!アボカドエビ丼6
 炊き立てご飯をよそった丼の上へさっき混ぜたばかりの具を乗せ、仕上げにボウルに残った汁を回しかければ“リピ確実!アボカドエビ丼”の完成です!
リピ確実!アボカドエビ丼7
 薄々予想していた事でしたが、実際に作ってみても案の定、「どこかで見たような…」と凄まじくデジャヴを感じる丼で、最初広田先生が「よくありそう」とおっしゃった理由が分かる気がしました;。
 ただ、それは同時に「無難で外れはない」という事でもあると感じますので、期待して食べてみようと思います!
リピ確実!アボカドエビ丼8
 それでは、底から軽く混ぜていざ実食!
 いっただっきまーす!
リピ確実!アボカドエビ丼9


 さて、感想はといいますと…確かにこれは、説明が難しい食べ慣れた美味しさ!単純な味なのに、妙に癖になります!
 確かに、予想した通りのさっぱりしてツンと辛いストレートなわさび醤油味ではあったのですが、ごく普通のわさび醤油のように辛味が先立つドライな味わいではなく、それより大分丸みのある辛味とまろやかな塩気に仕上がっており、不思議な深みが生まれているのに驚きました。
 恐らく、レタスの水分で醤油が少し薄まったり、アボカドのあっさりした油分やエビの旨味エキスが加わったりしたから若干味が変化したと思うのですが、そのおかげでくどさが和らいでて後口が軽く、ご飯とも絡みやすくなっているのがよかったです(←正直、醤油ご飯だけでもバクバクいける程でした)。
 広田先生が「海鮮丼とは違うんですよ」と仰っていた通り、途中からどの刺身も似たような味に感じられて少々飽きがきてしまう海鮮丼とは異なり、これはくったりシャキシャキしたレタスの爽やかさ、噛んだ途端ホロリととろけるアボカドのコク、弾けそうな弾力のエビの甘味など、具が全て明確に異なる味なせいかなかなか飽きません。
 レシピ通り火を通したエビは、今まで食べたどの茹でエビよりも半生になるかならないかくらいのプリプリ感でとても甘く、それがトロを思わせるアボカドと相性抜群でナイスでした。


 「すごい!」「食べた事がない!」と目を見開くタイプの一品ではないのですが、ちょっとした時にふっと「また食べたいな~」と地味に惹きつけられるタイプの一品です。
 今度は、広田先生のおっしゃる通りサーモンを足して作ってみようと思いました。

●出典)『ママの味♥芝田里枝の魔法のおかわりレシピ』 作者:広田奈都美 監修:芝田里枝/秋田書店
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

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2016.08.31 Wed 13:35  |  

お昼のランチw

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Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
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 …『拳闘暗黒伝セスタス』
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