『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』の“ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー”を再現!

 数年前まで、「日本風カレーにはご飯!」と強く思っていたのですが、こちらの再現をしてからは「パスタにもカレーは合う!」と考えるようになり、それ以来たまにスパゲティにもカレーをかけたりして食べてます。
 ただ、身近ではあまりそういう食べ方をする方を見かけない為少し肩身が狭かったんですが、最近インディアンスパゲッティという存在があるのを知り、「案外メジャーな食べ方なのかもしれない…」とほっとしている今日この頃です;。

 どうも、カレー鍋を一度作ってみたいと思うものの、シメに最適なチーズカレーリゾットやカレーうどんの高カロリーさを思うと恐ろしくて挑戦できていない当管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』にて広田先生が芝田先生からおすすめされていた“ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー”です!
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー図
 以前、広田先生がご友人のお宅へお呼ばれされた際、クリームシチューをかけたご飯を「はい、どうぞ」とごく自然にお出しされ、内心度肝を抜かれたものの実際に食べてみると「あー、これ…ウマイわ…」としみじみ感心されたという体験談が語られていたんですが、それを読んで「やはり、かけない派はかける派にちょっとした衝撃を感じるんだな~;」と苦笑したのを覚えています(←今回のような事例に限らず、他のご家庭の料理と自分の家の料理は小さい所から既に違っているケースが多いので、当管理人も同様の発見をしたら結構ドギマギする方なのですが、食べていく内にいつの間にか「他のご家庭の味は外食並に料理の参考になるから、助かるな~」「今度うちでも作ってみよう」とワクワクした気持ちに入れ替わってます;)。

 色んな組み合わせの料理が出回るようになった今でも、ホワイトシチュー+ご飯の組み合わせはネットでもリアルでも未だに賛否両論が激しく、なかなか堂々と言えないのですが、個人的にはホワイトシチューはもちろん、ビーフシチューもご飯に合うと思っている派です。
 正直最初に試す時は少し抵抗感があったんですが、両方とも見た目以上にしっかりした味付けの料理なせいか、ホワイトシチューをかけたら「チーズ抜きでリゾット風の生ドリア味」(←オーブンで焼きませんので、イメージ的に;)、ビーフシチューをかけたら「トマトと甘さが控えめな、塊肉がゴロゴロ入ったハヤシライス味」(←赤ワインが効いたレストラン風の物よりも、洋食屋風の物がよく合います)という感じに変身する為、元々猫まんま系の料理が大好きな当管理人はすぐに虜になりました;。
 その為、広田先生が「ホワイトシチューにご飯は合う」というスタンスでいらっしゃると知った時、とても嬉しかったものです(^^)。
最初はクリームシチュー&ご飯の組み合わせにびっくりされたものの、それ以来すっかりお好きに
 そんな広田先生が、芝田先生から「このシチューはご飯に合うのがウリ」と強くおすすめされていた料理が、この“ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー”です!
 作り方は10分と書かれるだけあって簡単で、熱したフライパンへバター・鶏肉・玉ネギ・じゃがいも・にんじんを入れて炒め、途中で小麦粉・豆乳(又はお水)・牛乳・コンソメ・オイスターソースを加えて煮込み、最後にパセリ入りバターライスとベビーリーフ等を盛ったお皿へよそったら出来上がりです。
 ポイントは、野菜類は小さく切ってすぐに火を通しやすくすること(←玉ネギは薄くスライス・じゃがいもは五ミリ幅の半月orいちょう切り・にんじんは三ミリ幅のいちょう切りがいいそうです)、バターに小麦粉がしっかり混ざってから豆乳や牛乳を足すこと、ダマが出来ないようとにかくこまめに混ぜることの三つで、それさえ守ればまず失敗はないみたいでした。

 ご飯に合う秘密はオイスターソースで、残念ながらホワイトシチュー特有の白色はややくすむものの、その代わりにあの濃厚でコク甘いエキスが「これはシチューライスにしなければ!」というくらいご飯がすすむ深い味わいにしてくれるとの事で、芝田先生の大胆な発想力には改めて驚かされます(←広田先生のご主人も一瞬見た目に引かれたようですが、一口食べられた途端「ウマっ」と脱帽されてました;)。
 調べた所、オイスターソースはカレーに加えると劇的に美味しくなる隠し味として広く知られているそうですので、同じご飯にかける煮込み料理としてシチューに合うのも不思議じゃないかな?と感じました。
クリームシチューにはオイスターソースが入っている為色がくすんで見えますが、味は抜群!
 その後、試食された広田先生は「こ…これはおかわりレシピの中でもかなり上位のうまさですよ!なんていうかお手軽さもいいし、栄養的にもばっちりだし、早いしうまいしご飯に合うってすごい!神レシピですよコレ!」「市販のルーより安くて雑味がなくとにかくおいしい!!」と大絶賛されて、三人のお子さん達に作っても全員から好評だとおっしゃってました。
 実を言いますと、元々の基本レシピは牛乳+お水の組み合わせで、牛乳+豆乳は応用バージョンの方なのですが、食べ比べた結果、豆乳を使った方が「水が入らないのでコクありまくりの濃厚な味になりますが…とにかくクリーミー!」「牛乳だけで作ると乳くさくてしつこくなりますが、豆乳にするとクリーミーさが素直に伝わって」という美味しさになると表現されていましたので、俄然そちらの方に興味を抱いたものです(←芝田先生の応用バージョンはバリエーションを増やす為に無理やり考え出したようなものではなく、そっちが基本レシピでもいいくらい完成度が高いのが素晴らしいです!)。

 ちなみに、作り慣れた芝田先生はこの“ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー”をたった5分(!?)で用意できると作中でおっしゃっており、「プロってすごいなー!」と感動しました;。
 ある理由でピーラーが怖く、じゃがいももにんじんも包丁でチマチマ皮むきするしかない当管理人にとっては、夢のようなお話です…orz。
このシチューの特徴はごはんにものすごく合う事で、広田先生も感動してらっしゃってました
 この季節になるとシチューが恋しくて仕方がなくなる為、再現を決意しました。
 作中には分量つきの詳細なレシピが記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、ホワイトシチュー作り。バターを落として中火に熱したフライパンへ、小さい一口大に切った鶏肉(←胸肉でもも肉でもOKです)を入れてさっと炒め、火が通ってきたらスライスした玉ネギ、五ミリ幅の半月切りにしたじゃがいも、三ミリ幅のいちょう切りにしたにんじんを投入し、炒め合わせます。
 段々玉ネギが透き通ってきたら、小麦粉をふりかけてさらに混ぜます。
 ※野菜はちょっとでも大きめに切ると途端に火が通りにくくなりますので、細かいようですが上記のサイズを守ってカットされた方がいいです。
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー1
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー2
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー3
 小麦粉とバターがしっかりなじんで粉っぽさがなくなったら、豆乳(又はお水)とコンソメを加え、ダマがなくなるまで木べらで丁寧に混ぜ合わせます。
 やがて、ダマがなくなってきたら牛乳とオイスターソースを入れてさらに混ぜ、ぷくぷくと泡が立つまで煮込みます。
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー4
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー5
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー6
 そうこうしている内にひと煮立ちしたら、ホワイトシチューは準備完了です。
 その間、ボウルへ炊き立ての白ご飯、バター、みじん切りにしたパセリと投入してさっくりと切るように混ぜ合わせ、特製バターライスを用意しておきます。
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー7
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー8
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー9
 お皿へ先程のバターライスを型抜きした物を盛ってホワイトシチューをたっぷりよそい、仕上げにベビーリーフなどを飾れば“ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー”の完成です!
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー10
 確かにオイスターソースの影響でちょっぴりくすんだ色合いになってますが、パッと見ではそこまで気にならないのでほっとしました。
 オイスターソース入りのホワイトシチューは初めてですので味の想像がつきませんが、芝田先生を信じて食べてみようと思います!
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー11
 それでは、出来立てほやほやの内にいざ実食!
 いっただっきま~すっ!
ご飯に合う!10分でできるクリームシチュー12


 さて、感想はといいますと…確かにご飯と抜群に合っていて美味し!意外とオイスターソースは控え目なサポート役で、驚きました!
 基本的な味は洋風チキンクリームシチューなんですが、オイスターソースの凝縮された牡蠣エキスが熟成された塩気をプラスし、おかずにもなり得るしっかりした味付けを実現していました←どこか中華風で、好き嫌いが分かれやすいシチューライスというよりは、「スパイシーさが全くないホワイトカレーライス」と呼びたくなる程ご飯にしっくりくる美味しさでした)。
 短時間しか火を通していないので、じゃがいももにんじんもホクホク感よりはサクサク感が強く、玉ネギは柔らかさよりもサクサク感が勝っていますが、それがかえって口当たりが単調になりがちなシチューにいいアクセントを与えていて、飽きがきません。
 たった十分くらいしかかかっていないのに、まるで何時間も煮込んだような濃厚なコクが生まれており、市販のルーよりも塩辛くないのにぐっと奥行きがあるのに感動しました。
 牛乳のクリーミーで甘味を帯びた旨味と、豆乳のこっくりとした優しい旨味がバターによってまったりと調和し、牛乳だけでは出せない複雑な味わいとあっさりした後口になっていてよかったです。
 このまろやかながらもご飯が進む絶妙な塩気がついたシチューに、シャリシャリした食感が効いた刻みパセリ入りの香り高いバターライスは相性ぴったりで、広田先生が「パセリの香りと苦味がいい具合で平坦になりがちなクリームシチューにひと癖つけてる!そば・うどんの七味的役割ですね!」と仰っていた理由が分かりました。


 グラタンやドリアに応用できるとの事でしたが、個人的にはこれはドリアの方がより合いそうだと思いました。
 オイスターソースがクリーム系の味付けに合うとは思ってもみなかった為、いい勉強になった再現でした。

●出典)『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』 作者:広田奈都美 監修:芝田里枝/秋田書店
     (月刊フォアミセス 2013年11月号掲載分)
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

Comment

2014.12.02 Tue 23:14  |  

あんこさん、こんにちは!
いつも限りなく忠実な再現、感心してばかりいます~
今回の記事のなかで、クリームシチューかけごはんのことを
「生ドリア」
という斬新なことばで表現されていたことに感銘を受けました(笑)
初めて目にすることばなのに、んとふに腑に落ちて…!
あんこさんの底の深さをまた知った気がします!

カレー鍋、躊躇されているご様子ですが、
ベースのカレースープを初めからこってりさせず、
きのこ類や野菜を多めにすれば、あまりカロリーも気にならない気がしてます。
締めのリゾットに、チーズをたっぷり入れるとおいしいですよー!

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Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
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 …『拳闘暗黒伝セスタス』
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