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『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』の“魔法のエスニックパエリア”を再現!

 今年に入ってから夫と猫たちの寝るタイミングが同じで、私が遅れて布団に入る時にはすでに満席状態になっているケースが多い為、やむなく床に転がって眠る生活を送っています(←完全に林間学校の雑魚寝状態)。
 最初は床が固くて落ち着かなかったのですが、順応能力が高いのかマゾなのか、逆に床で寝ないと落ち着かないようになる有様。
 おかげで、たまに私の方が早く寝る時でも猫を布団にいれて最初から床に寝転がっており、人として妻として何かが終わりつつある今日この頃です。

 どうも、夫から「俺と一緒に眠るのが嫌なの?」と笑いながら聞かれ、慌てて事情を話した当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』にて芝田先生が広田先生におもてなしに最適だと教えられていた“魔法のエスニックパエリア”です!
魔法のエスニックパエリア図
 七月~八月までの真夏はまさに人が集まるシーズンで、お盆や子ども会、祭りの打ち上げなどで意外と人が集まる時期ですね~と柴田先生達が世間話をするシーンがあります。
 当管理人の場合、大人になってからはそういう集まりも珍しくなりましたが(←自身も従兄弟も独身族の時期が長かったので…;)、確かに子どもの頃は親戚のお宅に集まったり逆に招いたり、友達一家とうちの庭でBBQをしたり、子ども会主催のプール遊びやボーリング大会に参加したりと親を巻き込んでのイベントが多く、何だかんだで賑やかな毎日でした。
 こういう時、大抵食事会もセットになっていて、うちの母も持ち寄りで何品か持参したり、お弁当を持たせてくれたり、うちで集まりがある時は朝から色々準備したりと本当に大変そうでした…←ですので、毎年夏になると母は必ず「早く夏休み終わって欲しい~」とぼやいていました。幼い時は「どうして~?」と不思議でしたが、今なら「そりゃそうだよね…その節はありがとうございますm(_ _;)m」としみじみ感謝しています)。

 勿論、現役奥様の芝田先生もそういった集まりが多く、これまでおもてなしの機会が結構あったみたいで、色んな必殺レシピをお持ちのようでした(広田先生はあまりそういう事はなかったとの事。当管理人もぼっち主婦の道を着々と歩んでいますので、すごく心強いです!)。
 うちの母は餃子・瓦そば・から揚げといったTHE・家庭料理が定番おもてなしメニューでしたが、芝田先生が今まで教えられていたおもてなしメニューはカラフル野菜で色鮮やかなピザキッシュなど日常的なようで見栄えのする料理が多く、料理研究家の方が考えられるおもてなしってどんなお手軽レシピでもやはりプロ!って感じでかっこいいな~と思ったものです。
夏の季節は意外と人が集まる季節で、大人はバタバタしますね;
 ちなみに、芝田先生が老若男女問わず人が集まる場でのおもてなし料理としておすすめしたいと力説されていたのが、ずばりパエリア!
 芝田先生が仰るには、「これは一品作ればすべてまかなえる良さがあるのよ。ご飯物と煮物とー揚げ物とーって用意しなくて済むでしょ?」「つまり、ちらし寿司を出す感覚で出したらいいと思うの!!」「ちらし寿司だと炊いて冷まして混ぜてが必要だけど、これなら一品!!鍋ごと出しても失礼じゃないしね!!」だそうで、聞けば聞くほど「なるほど…!」と目からうろこ。
 おもてなしの何が大変かといえば、それなりに手の込んだ料理を何品も同時に作らなければならないという体力勝負な所ですので、一品あるだけでどーんと華のあるパエリアは確かにすごく助かりそうです!

 パエリアという料理自体は日本に浸透しきっているものの、ちゃんと作ると面倒そうというイメージが先行して家では滅多に作りませんが、誰かのお宅で食べる分にはすごく嬉しいですし、考えてみれば苦手という方に出会った事がないような気がします(←もしかして、カレーやラーメン並みに万人受けしているのでは…?)。
 それに、パエリアだからこそ生まれるパリッとしたお焦げと、芯とは違う絶妙なコシの効いたご飯の美味しさは、普段炊飯器でふっくら炊いたご飯を味わい慣れているからこそ新鮮な気分で楽しめそうですので、まさに晴れの場にふさわしいご馳走だと感心したものです。
夏のおもてなし料理として、パエリアは意外と最適!
 この時、芝田先生が「友人達の集まりで出すと好評な一品があるの!これはとにかく作るのが簡単!そして味が女性に非常にうける!!」と太鼓判を押してご紹介されていたとっておきのパエリアが、この“魔法のエスニックパエリア”です!
 作り方は簡単で、バター・玉ねぎ・生米・干し椎茸・鶏手羽先を炒めた後にお水(椎茸の戻し汁も使用)とナンプラーを足してフタをし、中火~強火で約十分→弱火で約十分→火を止めて蒸らしの十分と時間をかけて熱を通し、仕上げにレタスやトマトを散らしたら出来上がりです。
 ポイントは、お米はバターが染みてキラキラに透き通るくらいまでしっかり火を通しておくこと、炊く時間はちゃんと守ること、蒸らす時は絶対にフタを開けないことの三点で、予想以上に手間がかからない作り方に初見時はびっくりしました。

 パエリアに使う野菜といえば、パプリカ・ピーマン・きのこ・ズッキーニ・アスパラ・ブロッコリーなどてんこもり、それもあらかじめ別に温野菜にしておく下ごしらえも必要なので大変という印象だったのですが、こちらは玉ねぎと干し椎茸を一緒に炒めるだけ、それもレタスやトマトといった生野菜も使用という斬新なスタイルで、これなら時間がない時でもさっと作れそうです。
 それに、夏場には生野菜のフレッシュさが個人的には嬉しい感じで、広田先生の「ああーっサッパリ。これは気持ちのいいおいしさ!!」「何より野菜がもりだくさんに乗っているから、シャキシャキした歯ごたえと、お米のモチモチがちょうどいい感じの舌触り」という感想を見るたび、思わず喉が鳴ります;。
生野菜もたっぷりとれますので、意外とさっぱりいただけるそうです
 「簡単だけど豪華に見えて気分が明るくなる料理を食べたい」と思った時、真っ先にこちらの料理を思い出したので再現することにしました。
 作中には詳細な分量つきのレシピが記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 ということで、レッツ再現調理!
 まずは、炒め作業。
 中火に熱したフライパンへバター、みじん切りにした玉ねぎ、生米(研がずにそのまま使います)を投入し、木べらで混ぜながらしっかり炒めます。
 やがて、白っぽかったお米にバターがなじんでツヤツヤに透き通ってきたら、水で戻した後細かく刻んだ干し椎茸と鶏手羽先を加え、軽く炒めます。
 ※鶏手羽先は皮の方を下に入れ、こんがりと焼き目をつけることを推奨します。
魔法のエスニックパエリア1
魔法のエスニックパエリア2
 具とお米が炒まったら、お水(椎茸の戻し汁も含めて使うとよりコクが出ます)とナンプラーを注いでフタをし、中火~強火くらいの火加減で約十分炊きます。
 時間がたったらすかさず弱火にしてまた十分程火を通し、水分がなくなってパチパチいい出したらすぐに火を止め、さらに約十分蒸らします。
※強火にかけている時、もし「ん?少し焦げ臭い?」と思ったら火加減はすぐ調節した方がいいです。あと、蒸らす時は絶対にフタを開けず湯気を逃がさないようにしてください。
魔法のエスニックパエリア3
魔法のエスニックパエリア4
 蒸らしが終わったらフタを開け、上から千切ったレタスと切ったトマトを飾り付ければ“魔法のエスニックパエリア”の完成です!
魔法のエスニックパエリア5
 生野菜が乗ったパエリアは初めてですが、見るからにさっぱりしてそうで夏向けな仕上がりになっていると思いました(←プチトマトを使ったらもっと可愛らしい感じになりそうですね)。
 バターの芳しい香りが食欲を誘うのがお寿司にはない最大の利点で、特にお子さん向けかもしれないです。
魔法のエスニックパエリア6
 それでは、小皿に取り分けていざ実食!
 いっただっきまーす!
魔法のエスニックパエリア7


 さて、味の感想は…あっさりそうな見た目をいい意味で裏切る滅茶苦茶濃い美味さ!和なようで洋でもあるいい所取りのご馳走ご飯で、干し椎茸のプリプリ感が最高です!
 鶏の骨と身から出た濃密なエキス、干し椎茸の奥深い風味がバターのふくよかなコクによって一つにまとまり、強烈な出汁の旨味がご飯一粒一粒に染み込んで潤っているのにうっとりします。
 ナンプラーは魚の出汁と醤油を足して二で割ったような感じの味で、臭いも熱で飛んでいるせいかエスニック料理慣れしてなくてもしっくりくる味わいなのですが、魚の豊潤な旨味をさらに熟成させたような塩気はぐっと強まっており、味付けはエキゾチックなバター出汁醤油味という印象でした。
 一言で例えるなら「鶏と魚の濃縮出汁ががっつり効いた異国情緒溢れるピラフ」というイメージです。
 鶏手羽先は自然と最高な状態に蒸し上がっているので出し殻状態になることもなく十分ジューシーで、しっとり柔らかい身ととろけるような脂の鶏皮がたまりません(←「鶏手羽版茹で鶏」みたいな感じ)。
 表面はもっちりしつつも本格リゾットみたいなアルデンテのある炊き上がり、底はパリパリッと香ばしくほんのりほろ苦いお焦げに仕上がっていて、普通の炊き込みご飯とは一味違い、食べるごとにお米の食感と味わいが変化する為最後まで飽きずに頂けました。
 この濃厚なご飯に、シャキシャキッと瑞々しいレタスと甘酸っぱい果汁が弾けるトマトが抜群に合っており、後口をすっきり爽やかに洗い流してくれるのがよかったです。


 机に置くとぱっと華やいで見えるのでお祝い事にもよさげですが、簡単に作れて冷めてもおいしい普段使いに向いた一品でもありますので、これはいろんな場面で活躍してくれそうなレシピだな~と思いました。
 作中でお勧めされていた通り、レモンをさっとふりかけてもおいしかったです。


P.S.
 あめふらしさん、ゆゆさん、みかみさん、無記名さん、コメントを下さりありがとうございます。
 ご質問にあった『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』のレシピですが、単行本一巻に載っているレシピ以外はご推察通り、過去に発行された『月刊フォアミセス』という雑誌にのみ掲載されている単行本未掲載の料理になります(ちなみに、残念ながら『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』の連載は既に終了し、二巻発行の予定も一切掲載されておりません)。
 下記の出典欄に何年何月号という記載は一応しているのですが、今はもう古本屋さんでしか入手方法はないみたいですので、当管理人もコツコツ集めている最中です。
 お力になれず、申し訳ございません。
 あと、無記名さん、コメント管理に何らかの制限が残っていたようで書き込みの際にご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
 お教えして頂いたページ、是非拝見いたします。ありがとうございました。


●出典)『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』 作者:広田奈都美 監修:芝田里枝/秋田書店
     (月刊フォアミセス 2013年9月号掲載分)
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

Comment

2018.07.07 Sat 01:44  |  

フォアミセスに関してはAmazonで電子版を取り扱っているようですので、
定価にはなりますが、ご検討されてはいかがでしょうか?
データだと場所を食いませんし。

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  • てけとう
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あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『どんぶり委員長』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『ミスター味っ子』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『BAR・レモンハート』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』


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※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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