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『紺田照の合法レシピ』の“ピーマンの入った和風卵サンド”を再現!

 先日、夫が「運動して帰る日の夕食はプロテインにするから、俺の分は作らなくていいよ」と宣言した為、普段夫が納豆嫌いゆえに食べることが出来ない納豆チャーハンを、自分用に作って食べることに。
 その内夫が帰宅し、軽い会話をして台所へお茶を入れにその場を離れたのですが、少し間があって「ギャーーッ!!」「クサーーーイ!!!」という夫の絶叫が聞こえて慌てて戻ると、そこにはこっそり納豆チャーハンを食べたらしき夫が顔をくしゃくしゃにして嘆く姿がありました。
 「一口いい?って聞いてくれたら納豆入りだって教えたのに」と心配する想いと、「清々しいくらい盗み食いの罰が当たっているなぁ」と感心する想いとが交差し、思わず笑ってしまいました;(←出そうとするのを「食べ物を粗末にしたらダメ!」と注意すると、渋々水割り焼酎で喉に流し込んで「アルコール消毒」と失礼な事を言っていました。作った本人を前にしていい度胸です)。

 どうも、おかめ納豆で有名なタカノフーズ様が推奨されている納豆ヨーグルトパンケーキを一度内緒で食べさせてみたいと考えている鬼嫁な当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『紺田照の合法レシピ』にて紺田君がおすそ分けしてもらったピーマンを使って作った“ピーマンの入った和風卵サンド”です!
ピーマンの入った和風卵サンド図
 ある休日、紺田君の家へおばあちゃんから沢山送られてきたというピーマンをおすそ分けしに真希さんがやって来たのですが、そこへウイスキーボトル二刀流ですっかり出来上がった豊野華さんが乱入します。
 真希さんと初対面だった豊野華さんは、「だっ、誰よこの女ぁ~っ!?」とまるで夫と愛人の浮気現場に遭遇した正妻の如く激おこ状態になりますが、「紺田君と同じクラスの春真希です」と聞いて「ええっ!紺ちゃん学生だったの!?」「ま、まさか高校生だったなんて…」と驚きの方が上回り、少し酔いが冷めていました;←同じ高校生キャラの中では空条承太郎に匹敵する程老けて大人びて見えますので、どこぞの北斗神拳伝承者のように「おまえのようなババア高校生がいるか」と断罪されなくてよかったです)。 
 紺田君は決めるべき所はビシッと決めるものの、普段あまり喋らない方なので住所まで教えていたのは意外でしたが、それだけトレーニング仲間が出来たのが嬉しかったのかと考えると胸に迫るものがあります(←紺田君はヤクザ仕事と学業を両立する勤労学生、豊野華さんは大学生・ホステス・若頭補佐・暗殺者と色んな姿に七変化する逃げの小五郎のような身の上で、実はお互い敵対組織同士だという事を知らないという、『あらしのよるに』のオオカミとヤギのようにちょっと緊張感のある関係ですが)。
 ちなみに、豊野華さんはこの時「ちょっと紺ちゃん聞いて~っ!!」と叫びながら部屋に入っていますが、女性(?)の「ちょっと聞いて」がちょっとじゃ済まないのは足立佳奈さんの「私今あなたに恋をしています」の歌詞を見れば一目瞭然ですので、これは長い愁嘆場になりそうだ…と予感したのを覚えています。
ある休日、酒瓶を両手にいきなり乱入してきた壱吾さん;
 豊野華さんがここまで取り乱している原因は、恋人の青弘さん。
 何でも、豊野華さんは将来的には同性婚のできる国へ移住して結婚したいという夢を抱いてるそうなんですが、青弘さんはギャンブル好きで貯金が全くないカラッポ男だったようで、もう別れた方がいいのかと悩んでヤケ酒に走ったとの事(←ギャンブラーでもアカギみたいな天才肌で、勝率が狂気の沙汰のような男性なら…と一瞬思いかけましたが、貯金ゼロという事は覚醒する前のカイジっぽいので絶望的)。
 他のコマを見て察する限り、『きのう何食べた?』のシロさんに似たオカン系お料理男子みたいですが、同時に『きのう何食べた?』のケンジさんみたいなあったらあるだけ自分の好きな事にパーッと使ってしまう生活力のないタイプでもあるようなので、お二人を足して二で割った感じの彼氏さんだな~と苦笑しました。
 すると、話を聞いていた真希さんが漫☆画太郎タッチでガチ泣きし、「だって…だって豊野華さんがあまりにも…」「今から、ここに青弘さん呼んで下さい!皆で話し合いましょう!」と我が事のように親身になって言い出し、「アンタの感受性どんだけぇ…(CV:IKKOさん)」と豊野華さんにちょっとした感動を与えていました(『ガンダム』ニュータイプに相当するレベルのシンクロ率の高さ。「土足で!人の中に入るな!!」とハマーン様っぽく拒否られなくてよかったです)。
 まるで動物を飼った事のある元飼い主が、ペット系映画の予告編を見てえげつない共感力で涙腺が崩壊した時並の大泣きで、一応ヒロインなのに少年漫画のキャラクターの如く容赦なく鼻水をたらして泣く真希さんの姿を見て、「この子は間違いなくいい子だ…!」と感じたものです。
交際相手がギャンブラーで貯金ナシと知り、絶望して泣いていました壱吾さんの悲しみにシンクロしすぎたまきさん、えげつないほどのガチ泣き!
 そんな時、紺田君がTVで流れていた都内の連続バラバラ殺人事件のニュースを見て閃いていたのが、この“ピーマンの入った和風卵サンド”(←殺人事件に関連した料理を作れる図太い主人公って、紺田君の他には『喰いタン』の高野聖也さんくらいでしょうね…)!
 作り方はとても簡単で、出汁醤油に一晩漬けてみじん切りにした味付け卵・その漬け汁・細かく刻んだピーマン・練り辛子・マヨネーズをよく混ぜ合わせ、縦に割ったロールパンに挟んだらもう出来上がりです。
 ポイントは、味つけ卵をみじん切りにする時エッグスライサーで数回角度を変えてバラバラにすることので、こうすると均等に卵が切れてキレイな仕上がりになるとの事でした(←己の犯罪を思い出すのか、氷のような無表情でその様子を見守る豊野華さんにガクブル(((( ;゚Д゚))))。
 数年前、ファミリーマートで半熟煮たまごサンドが売り出されたのを見て「合うんだろうな~」と思ってはいましたが、そこへさらにピーマンや辛子マヨネーズを足してしまうという発想はなかったので、初見時は大胆なレシピだな~と感心しました。
 実際に食べた豊野華さん曰く、「なんて…包容力なの…!!」「だし醤油の味が染みた卵が…カラシが効いたマヨネーズと絡んでとっても濃厚」だそうで、本当はピーマンが苦手なのにも関わらず喜んで食べていました。
全くの偶然ですが、壱吾さんの裏稼業の仕事道具に似ていてドキッとしました;
 生ピーマンと卵サンドという、今まで聞いた事がない未知の組み合わせが気になってしょうがなかったので、再現してみることにしました。
 作中には大体のレシピが記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 ということで、レッツ再現調理!
 まずは、卵の下ごしらえ。
 殻をむいた茹で卵をお水で適度に割った出汁醤油と共にジップロックへ入れ、冷蔵庫で一晩寝かせます(←結構濃い目でOKです)。
 時間が経って味が染みたのを確認したら取り出し、エッグスライサーで数回角度を変えながらカットしてみじん切りにします。
ピーマンの入った和風卵サンド1
ピーマンの入った和風卵サンド2
ピーマンの入った和風卵サンド3
 次は、具の用意。
 ボウルへ先程の出汁醤油の漬け汁、バラバラになった味付き卵、種を取ってみじん切りにしたピーマン、マヨネーズ、練り辛子を加え、よく混ぜ合わせます。
ピーマンの入った和風卵サンド4
ピーマンの入った和風卵サンド5
 この具を真ん中に切れ目を入れたロールパンへたっぷり挟んでお皿へ盛り付け、プチトマトを傍らに添えれば“ピーマンの入った和風卵サンド”の完成です!
ピーマンの入った和風卵サンド6
 生のピーマンをパンの具にすると聞くと少し違和感を感じますが、こうして見ると黄色い卵と緑のピーマンの取り合わせがとても鮮やかで、ぱっと見は美味しそうに見えます。
 加熱しても苦手な方がいるくらいピーマンは嫌われがちな野菜ですが、果たしてこの料理はピーマンの弱点を上手にカバーできているのか…食べて確認してみようと思います!
ピーマンの入った和風卵サンド7
 それでは、出来立てほやほやの内にいざ実食!
 いただきまーすっ!
ピーマンの入った和風卵サンド8


 さて、感想は…とても軽やかな口当たりのサラダ風サンドで美味し!ピーマンと卵がこんなに相性がいいとは驚きです!
 マヨネーズで覆い隠されたおかげで生ピーマンのえぐみや臭みは微塵もなく、シャキシャキサクッとした張りのある爽やかな食感だけが活きており、噛むごとに癖になります(←みじん切りの玉ねぎにやや近かかったですが、あちらよりもさらにしゃっきりしており、適度な青みが瑞々しいアクセントをプラスしているのが最大の違い)。
 ゆで卵の白身のプリプリした弾力や黄身のホコホコした舌触りとは対照的なのがかえって互いを引き立て合っており、まるで全体が食パンの白い部分みたいにふんわりしっとりした甘やかなロールパンがそれら全てを受け止めているのが優しい感じで、サンドイッチよりも食べ応えがあるのにとてもソフトな印象のサンドです。
 練り辛子のピリッとしたドライな辛味をマヨネーズのまろやかなコクがマイルドに包み込み、ピーマンのフレッシュでほのかな苦味が後口をさっぱりと締めてくれるのが絶妙なバランスで、濃厚なのにあっさり感のある味わいがたまりません。
 全体的に出汁醤油の風味豊かな和の塩気がほんのりと効いており、塩コショウのみで味付けした物よりも舌に染み入るような深い旨味があるのが特徴的で、例えるなら「こってりした洋風出汁巻き卵風辛子マヨサンド」というイメージでした。
 普通のゆで卵とは違い、出汁が染みることによって少し水分が抜けたゆで卵は味がより濃縮され、市販の卵サンドよりも塩気が均一に行き渡っている為しっかりした味で食べやすいのがよかったです。


 当管理人も生のピーマンは独特の癖があるのであまり好きではありませんでしたが、この食べ方ならいくらでも食べられるくらい気に入りました!
 普通にサンドイッチの具にするのはもちろん、もうちょっと漬け汁を多めに入れて汁っぽくし、トマトやレタスが入った生野菜サラダにかけてもいけそうだと感じました。


●出典)『紺田照の合法レシピ』 馬田イスケ/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

Comment

2019.05.19 Sun 21:03  |  アルコール消毒笑

あんこさんこんにちは。

序文から旦那様のキュートな行動と結果にかなり笑ってしまいました(´;ω;`)
これからは私も緊急のとき?にはアルコール消毒で乗り越えたいと思います笑

納豆チャーハンと言えばだいぶ前ですがハナちゃんの美肌チャーハンで再現されてましたよね。あの記事を読んで私も作ったことがあります。実は私もあまり納豆は好きではないのですがチャーハンにすると別の豆製品みたいで美味しく食べれちゃいました(*´-`)なのでその時はアルコール消毒しなくても大丈夫でしたよ笑笑
ちなみにあんこさんの影響で華中華を読むようになりました。ハナちゃんのひたむきさにいつも心洗われております。


今回のたまごサンドも美味しそうですね〜!
和風のサンドイッチが好きなのでとっても惹かれます。最近、コンビニのサンドイッチは必ず照り焼きチキン&卵にしちゃってるので余計に気になる笑

紺田くんのお話は読んだ事がないですが、ハードボイルドっぽい画風のわりにギャグ系なのでしょうか。あんこさんが最近よく再現されてるのでこちらも気になってる漫画です。

次回も楽しみにしております。

  • #-
  • ほーりー
  • URL

2019.05.22 Wed 02:12  |  それは納豆さ!∑d(ゝω・●)

あんこさん、こんばんは。いつも楽しく拝見しています。
旦那さんのつまみ食いの話に爆笑です^_^ 僕も納豆は大好きなので、時々「納豆トースト」を作ります。トーストしたパンに付属の甘辛いタレや辛子を入れて練った納豆を乗せただけの単純なものなので、旦那さんには即死レベルの地獄メニューかと思います。いつかコメントタイトルのように陽一くん特性「納豆モンブラン」を振る舞って朗らかに宣言したいものです。
味付け煮卵を使った卵サンドとは珍しい!ピーマンの緑色も鮮やかで食欲をそそります。自分はピーマンの青臭さも好きなので、作りたくなりました。
これからも再現料理記事、楽しみにしています。ではまた〜。

  • #jkZ6tFIc
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プロフィール

あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『どんぶり委員長』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『ミスター味っ子』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『BAR・レモンハート』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』


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・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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