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『旬~味彩の匠~』の“深川丼おにぎり”を再現!

今日まで私は『聖☆おにいさん』と『聖マッスル』を「同じような物だろう」と語感だけで認識していましたが、本屋でそれは大誤解である事に気付きました。どうも、あんこです。

今回挑戦する再現料理は、『旬~味彩の匠~』四巻にて主人公が賄い飯として従業員のみんなに作った“深川丼おにぎり”です。
深川丼おにぎり図
深川丼とは言うものの、調理法は往来の深川鍋とは少し違っています。味噌味というところは同じなんですが、下記の画像で語られているように練りゴマ・味噌・醤油・ごま油・長ネギなどを混ぜて作った一種のなめみそを用意し、それを酒蒸しにしたあさりに和えただけというオリジナルの味付けとなっています。いわば、出汁なし深川丼といった感じ。
深川丼おにぎり味付け
作中では「どこを食べても味噌味のついたあさりだ!」といわれるほど具沢山で、結構おいしそうでした。おいしそうにほお張るみんなの顔が本当に幸せそうだったので、期待大です!
具沢山おにぎり

では、再現調理を始めます!
まず最初に、アサリの下処理。出来るだけ大粒なアサリを使いたかったので、大きめなのが特徴な地アサリを買ってきました。
地あさり
このアサリを、流水で殻をこすり合わせながら洗っておきます。大まかに汚れが取れたら濃い目の塩水に浸し、冷暗所に置いて砂抜きをします。
砂抜きあさり

アサリに砂をはかせている間に、今度は味の要となる長ネギの練りゴマ味噌を作っておきます。
今回は長ネギがなかったので、代わりに新鮮な小ねぎをきざんで使いました。このねぎをごま油でしなっとなるまで炒めておきます。
ねぎきざみ
ゴマも炒っておき、適量をねっとりするまですり鉢ですっておきます。
練りゴマ
あらかたゴマがすれたら、醤油やみりんなどで味付けした合わせ味噌を入れて練ります。よく練れたらごま油で炒めておいたねぎも投入し、フライパンで軽く火を通しながらかき混ぜます。ねっとりしてきたら、ネギの練りゴマ味噌の出来上がりです。
練りごま味噌

アサリの砂が十分はけていたら取り出し、熱したフライパンでアサリの酒蒸しを作って身を殻から外しておきます。
アサリの酒蒸し
身をはがし終えたら、そのアサリとアサリの汁(少量)を一緒にネギの練りゴマ味噌に和えさせます。アサリに味噌がなじんだら、深川丼おにぎりの具の出来上がりです。
アサリの味噌和え

最後に、この具で丸くて大きいおにぎりを握ったら完成!のはずだったのですが…この握り作業が曲者で、相当難航しました。作中でかなり具だくさんな事が強調されていた為、私も負けじとアサリを溢れんばかりに入れたのですが、結果的にそれが仇となりました。
気がつくと、ご飯が握った端からボロボロ崩れ落ちる→また握る→ボロボロ→かなり強く握る→ボロボ(ryの無限ループにorz。
海苔を巻いたら少しマシになるかと思って巻いてみても、側面が割れるという惨状に。皿に置いたら自動的に解体するのは目に見えていたので、結局握ったそばからそのまま食べる事にしました。見苦しいですが、下の画像はその時のおにぎり最終形態です(気分が悪くなってしまったらすみません)。
とりあえず、いただきます!
不恰好で汚いおにぎり…
さて、肝心の味の感想ですが… ものすごくおいしい!ウマー!
この深川丼おにぎりは本家深川鍋と違い、味噌を直接アサリにまぶしつける方式をとっているので、双方の風味や味がぼやける事もなくガツンと旨さが伝わって来る感じです。ネギの練りゴマみその油分がアサリに適度にコクを与え、その上アサリの汁も味噌やご飯に独特の風味をつけている為、何とも言えないおいしさになっていました。
また、海苔の風味がおにぎりにいいアクセントを付け加えており、後を引く味に仕上がっています。本家深川鍋が出汁を味わう料理なら、この深川丼は素材を味わう料理のように感じました。アサリの適度な歯ごたえも心地よく、噛むごとにギュッと濃縮された磯の旨味がジワジワ出てくるのがたまらなく味わい深かったです。これはアサリ料理の新しい定番になりそうです。
深川丼おにぎりの断面

見た目は私のせいで「・・・」でしたが、味は予想以上によかったのでほっとしました(´∀`*)。

●出典)『旬~味彩の匠~』 高倉みどり/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
再現料理
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