『大江戸きっちん』の“浅利御飯”を再現!

お土産に頂いた「荒城の月」のあまりの旨さに悶絶しました。濃い玉露に合う和菓子は、やっぱりいいですね。ケーキもいいですが。ただ、不思議とポッキーとかのお菓子は昔からあまり好きではありません。
どうも、あんこです。

今回挑戦する再現料理は、江戸時代へタイムスリップしてしまった老舗料亭の若旦那が、ご先祖様のお店を復興させようと奔走する漫画・『大江戸きっちん』にて、ご先祖様が若旦那に作ってあげた“浅利御飯”です。
浅利御飯図
元はと言えばご先祖様のまかないに過ぎなかった料理ですが、若旦那のいる現代では常連さんから長く愛されている立派な看板メニューとなっています。シンプルながらもアサリの出汁がご飯全体にきいていて、それが従業員からお客さんにまで幅広く人気なのだとか。この話を読むと、過去から未来までに受け継がれる人と人との繋がりをひしひしと意識させられます。
隠れメニュー
『大江戸きっちん』は料理漫画界の隠れた名作だと思います。よろしければ、是非探して読んでみてみてください。

ということで、早速再現調理を始めます!
今回使うアサリは、大粒の地アサリ。普通のアサリより身も出汁もいいので助かります。このアサリを一晩前から塩水で砂抜きさせておき、あらかた砂をはかせ終えたら殻と殻をこすり合わせながら洗います。
浅利御飯1
アサリの細かな汚れが取れたら、水と酒と醤油を加え昆布を敷いた土鍋の中に入れ、フタをして強火にかけます。
浅利御飯2
アサリの口が開いたら少し冷まして身を落ち着かせます。
浅利御飯3
その間、三つ葉をちょうどいい大きさに刻んでおきます。
浅利御飯4
アサリと出汁がぬるいくらいに冷めたら、ザルでこしてアサリと汁に分けます(汁はキッチンペーパーで再度こしておくと仕上がりが断然違ってきます)。アサリはこの時、殻から身を外しておきます。
浅利御飯5浅利御飯6
汁に砂が残っていなかったら、この出汁でご飯を炊いておきます(濃い目の味が好きな方は、醤油や塩でさらに濃く調味して下さい)。ご飯が炊けたらすぐに、別に分けといたアサリの剥き身を入れて混ぜ、ちょっと蒸らします。
浅利御飯7浅利御飯8
程よくなじんだら三つ葉を散らして混ぜ、“浅利御飯”の完成です!出来上がった時、辺りに三つ葉とアサリのいい香りがしてすごく癒されました。
浅利御飯9浅利御飯10
それでは、実食。いただきます!
浅利御飯11

感想。おいしい!ご飯もアサリもふっくらウマー!!
これは定番になりそうです。ご飯がアサリの出汁を吸って味わい深い味になっており、いくら食べても飽きません。そしてアサリの方も、噛めば噛むほど旨味が溢れてきます。ふっくらとして柔らかいので、噛むのに疲れることもありませんでした。
あと、三つ葉の清涼感溢れる香りや、シャキシャキした歯ざわりがいいアクセントになっていました。あるのとないのとでは、大分違ってくると思います。一見単純ながらも奥が深い料理で、感心しました。

ついでに、作中でおにぎりにされていたシーンもあったので試しに握ってみました。
浅利御飯12
浅利御飯13
おこげが出来ていたので、そこの部分も一緒におにぎりにしました。パリパリしてとてもおいしかったです!

●出典)『大江戸きっちん』 ながはまとしみ/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

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2015.02.28 Sat 08:39  |  管理人のみ閲覧できます

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Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
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 …『じったんの時短レシピ』
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 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
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