『こまったさんのグラタン』の“王様のポテトグラタン”を再現!

先日、何故か唐突に「どうしてスタンダードなモンブランの栗クリームは、あんな手間のかかりそうな盛り付けなんだろう…。あんな細い糸状にするの面倒だろうし、実際今となっては廃止してる店もあるくらいなのに」という事が気になってしまい、ウィキピディアで調べてみました。それによると、モンブランは「白い山」という意味らしく、栗クリームは山、上の粉砂糖は雪を現しているのだそうです。一説によると、ある日本のシェフが山の方のモンブランを見て感嘆したから栗で模したとか。
しかし、意味は分かりましたが、理由は未だに分かりません。「何でよりによって黄色い栗で、なおかつ糸状クリームで白い山を表現?」…これはもう、生涯の謎です。
こんにちは、どうでもいい事で熱くなるあんこです。

本日作る再現料理は、『こまったさんのグラタン』にてこまったさんが謎の王様にリクエストされた“王様のポテトグラタン”です!
王様のポテトグラタン図
こまったさんは毎回ひょんな事で不思議な世界へ迷い込むんですが、この『こまったさんのグラタン』では何と夫・ヤマさんが集めている模型鉄道の世界に入り込んでしまいます。それもただ縮んでしまうだけではなく、おもちゃの模型が走り出してしまうわ、食堂車でグラタンを作る羽目になるわ、おかしな乗客まで現れて注文してくるわで、色々と大変な事になるお話です(^^;)。
ストーリーの面白さ、おいしそうな料理に目を奪われるのはいつもの事なんですが、一番注目したいのはおしゃべり九官鳥のムノ君。どういう訳か、おかしな乗客たちと一緒に様々なコスプレして登場してきます。
ある時は、海賊船の船長(フック船長ではないです;)の子分風。
海賊の子分風
またある時は、赤ずきんちゃんのおばあちゃん風。
赤ずきんちゃんのおばあさん風
またまたある時は、王様付きの道化師風。
ムノ君は大抵こまったさんの味方につくので意外性がありますし、とにかくかわいいです!一見の価値有りです。
王室直属の道化師風
乗客の数だけ色んなグラタンが紹介されていたんですが、中でもおいしそうだったのが王様の好きな
ポテトグラタン。何故か王様自身が作り方を知っており、細々と教えてくれました。せっかくなので、早速作ってみようと思います!

そういう事で、レッツ再現調理!
まずはホワイトソース作り。バター、小麦粉を弱火でじっくり炒め、とろみが出てきたら冷たい牛乳をザザーッと流しいれてよくかき混ぜながら煮ます。程よく煮詰まったらホワイトソースの出来上がりです。
王様のポテトグラタン6
次はじゃがいもの用意。
じゃがいもは熱湯で茹でた後薄切りにし、塩こしょうで味付けして粗熱が取れるまで冷ましておきます。
王様のポテトグラタン1王様のポテトグラタン2
王様のポテトグラタン3
大分熱が取れたら、卵二個分の溶き卵をまぶしてよく絡めます(作中で王様が「ケチケチするな、一人前に二個使え。分かったな」と強調していたので、その通りにしました。それにしても、やけにガラの悪い王様…;)。
王様のポテトグラタン4王様のポテトグラタン5
ここまで来たら、あともう少し。
バターをぬったグラタン皿に先程のじゃがいもを卵液ごと入れ、その上にホワイトソースをたっぷりかけ、仕上げに粉チーズをどっさり乗せます。最後に、飾りとしてパセリのみじん切りを少々散らしておけば準備OKです。
王様のポテトグラタン7
王様のポテトグラタン8
王様のポテトグラタン9
王様のポテトグラタン10
王様のポテトグラタン11
このグラタン皿を、190度に熱したオーブンで約20分程焼きます。
王様のポテトグラタン12
表面の粉チーズがちょうどいい頃合に色づき、ホワイトソースがグツグツいっていたら“王様のポテトグラタン”の完成です!
王様のポテトグラタン13
チーズとホワイトソースの香りが胃袋に強烈にアタックしてきます。チーズの端の部分がカリカリになっているのも、実においしそうです。
王様のポテトグラタン14
では、冷めない内にいざ実食!いっただっきまーす!
王様のポテトグラタン15

さて、味の感想ですが…クリーミィーでおいしいです(´∀`*)シアワセ。
ホクホク甘いじゃがいも、トロ~っとしてコクがあるホワイトソース、カリッと香ばしくて絶妙な塩気の粉チーズが一体となっており、見事に調和しています。卵も、スフレのようなスクランブルエッグのようなフワ~とした食感になっており、なかなかよかったです。
ピザ用チーズを使わなかったせいか、見た目よりもあっさりしていたのが印象に残りました。家庭的でまろやかなおいしさなので、食べていてすごく和みます。シンプルなだけにホワイトソースが味の決め手となる料理だと思いました。

秋を目の前にして、寒い季節にぴったりな料理をマスターできてよかったと思った再現でした(実は、グラタンを作るのは今日が初めてだったんです…)。

●出典)『こまったさんのグラタン』 原作:寺村輝夫 作画:岡本颯子/あかね書房
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

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・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
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