『おかわり飯蔵』の“イカす月見丼”を再現!

最近、重度の花粉症のせいでよく咳き込んだり鼻水が出たりするんですが、その際によく「エフッ!エフッ!」と言う奇妙な咳をしてしまいます。内心、「私は『バキ』の勇次郎か!」と一人突っ込みをする今日この頃です。
どうも、一時期相方・マサル君から「背中に鬼の面が浮かんでいる」と言われたあんこです。

今回再現する漫画料理は、『おかわり飯蔵』にてさくらさんの親友・美智子さんが飯蔵さんから教わって作った“イカす月見丼”です!
イカす月見丼図
さくらさんの大学時代の同期・美智子さんは、卒業後は結構大手なTV局で番組アシスタントとして働いているのですが、生来のおっとり気質のせいでドジばかり繰り返し、先輩達から「ボーっとしていて使えない」という烙印を押されます。それでも朝一番に出社しては頑張っていたものの、最終的には人気急上昇中のお笑い芸人・シマケンさんの私服に牛丼をこぼして激怒させ、職場での立場を完全に失ってしまいます(牛丼の汁は落ちにくいので、確かにこれは怒っても仕方がないかも…と経験者は思います^^;)。
「もう…会社には行きたくない」と嘆く美智子さんに対し、飯蔵さんが「弁当の失敗は弁当で取り返せばええ!」「勇気を出してシマケンに持っていき」と言い、現場でもさっと作れる丼として作り方を教えたのが、今回再現する“イカす月見丼”!作り方は意外に簡単で、わさび醤油をあえたイカ刺しをご飯の上に乗せ、上から刻み海苔と温泉卵を乗せればもう完成です。
わさび醤油と卵でイカを食べる丼
美智子さん曰く、温泉卵は生卵や茹で卵よりも消化がよくて急いでいる時にぴったりな上、イカは善玉コレステロールが多いので疲れを取るのに役立つのだとか。味だけでなく、激務続きで疲れている自分の体にまで気を配る美智子さんの心遣いに、シマケンさんは「おもろかったで、ネーちゃん。ドラマの撮影期間中、また俺に弁当を作ってきてくれや」とすっかり心を許し、事の成り行きを見守っていた先輩方もようやく美智子さんを見直すのでした…。
味だけでなく、栄養もイカす!
イカも温泉卵も丼も大好物なので、初めて読んだ時から即・再現を決めていました(^^*)。イカの旬はちょうど今月から始まる事ですし、早速作ってみようと思います!

という事で、レッツ再現調理!
まずは、温泉卵作り。実を言うと、自分好みの温泉卵を作るのは未だに難しいのですが、作中で飯蔵さんが「カップラーメンの空き容器で手軽に出来る」という作り方を紹介していたので、今日はそれで作ってみようと思います(普段は、一旦沸騰させて火を消した小鍋のお湯に、常温の生卵を入れて数分放置するというやり方で作ってます)。
普通に食べた後、きれいに洗っておいたミニサイズのカップラーメン容器の中へ、常温に戻した生卵をそのまま入れます。この容器に沸騰させたお湯を卵が浸るくらいにまで注ぎ入れ、二十五分待てば温泉卵は完成です。飯蔵さんが説明する理論によると、温泉卵を作るにはミニカップが最適との事ですが…ちょっと不安;。
温泉卵の理論イカす月見丼1
イカす月見丼2イカす月見丼3
その間、上に乗せる具作り。ボウルにわさびと醤油を投入してよく混ぜ、そこへ冷たくひやしておいたイカ刺しを加えてさらに混ぜ合わせ、イカ刺しに味をなじませておきます。この時、イカはなるべく細く切られた物を使用した方が、後々ご飯と混ざりやすくなっておいしいです。
イカす月見丼4イカす月見丼5
イカす月見丼6
イカ刺しにわさび醤油がそこそこ染みこんだら、炊き立てのご飯をよそっておいた丼にどっさり乗せ、その上に刻み海苔をパラパラと散らします(温泉卵が出来る一~二分前までに用意するのが理想的です)。
イカす月見丼7イカす月見丼8
温泉卵が出来上がったらすぐに取り出し、仕上げに丼の真ん中へ落とせば“イカす月見丼”の完成です!
イカす月見丼9
私のやり方が変だったせいか、少々生っぽさが残る温泉卵になりましたorz。しかし、最低限の熱は入ってる為完全な生状態はまぬがれていますし、その分イカやご飯との一体感は高まっているので、味の方は期待が持てます。
イカす月見丼10
それでは、温泉卵とイカ刺しをご飯に混ぜこんでいざ実食!いただきま~す!
イカす月見丼11

さて、味はというと…とろけるようなおいしさで、すっごくウマーです…!
イカと温泉卵の奇跡
シコシコとなめらかな食感でしっとり甘いイカ、ツーンとした辛さが全体を程よく引き締めてくれているわさび醤油、まろやかでコクのあるとろみがたまらない温泉卵がご飯へしっかりと絡んでおり、思わずうっとりします。熱が入っているのにギリギリの所で固まっていない卵黄のねっとりと濃厚な味わいが、これまた繊細ながらも強烈な旨味を持つ新鮮イカと絶妙にマッチしていて、一回食べ出すと止まらなくなる味でした。甘味と辛味が複雑に入り交じってより引き立ち合い、あっさりしつつも奥深いおいしさなのが印象的です。
磯の風味がきいている海苔がいいアクセントになっていますし、具とご飯との相性をさらに高めるのに役立っていました。イメージ的には「大人の豪勢な海鮮卵かけご飯」といった感じで、濃いめの調味なのにイカの良さを最大限まで活かしているという稀有な出来の丼です。

イカは刺身だと淡白な味なので、火を通して煮物や炒め物にしないとご飯に合わない食材だと考えていましたが、わさび醤油や卵と一緒に食べるとこんなにもご飯と合うのだと分かってびっくりです。イカのおいしい食べ方が一つ増え、有意義な再現でした(^^)。

●出典)『おかわり飯蔵』 原作:魚柄仁之助 作画:大谷じろう/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

Comment

2010.06.24 Thu 23:40  |  

温泉卵ですが、マグカップに卵を割り入れ、水をちょっとだけ注ぎ、楊枝で黄身を2箇所ほど刺してから電子レンジで40~50秒、最後に水を切れば簡単にできます。
酒の肴を作るのが面倒な時はいつもそれで作ってます。

  • #89zBIK8s
  • マ・ケイヌ大佐
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2010.06.25 Fri 18:42  |  マ・ケイヌ大佐さん、こんにちは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

まさか電子レンジで温泉卵が作れるとは、完全に予想外でした!
それも、時間があまりかからない上に手軽そうなので、まさに画期的な作り方ですね~。
今晩、早速試して晩酌のおつまみにしようと思います(^^*)。
ちなみに私の場合、温泉卵は麺つゆとわさびで食べるのが一番好きな食べ方です。
嬉しい情報を提供して下さり、ありがとうございました。

パソコンが直り次第、また色々な漫画料理の再現記事をアップしていきますので、
もしご縁がございましたら再度ご来訪して頂けますと幸いです。

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Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
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 …『夢色パティシエール』


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