『八朔の雪―みをつくし料理帖』の“鰹飯”を再現!

最近、江戸時代に興味を抱いています。それまでは飛鳥時代・平安時代・鎌倉時代・戦国時代・幕末時代の方に魅力を感じていた為、儒教思想で息苦しく縛られているイメージの江戸時代は「つまらない」としか感じられなかったのですが、一年程前から所用で江戸時代を調べるようになってからは印象が変わりました。確かに、この時代の上流階級の男女は全く「個人」と言う物が見えなくて甚だ退屈なのですが、庶民の方となると打って変わり、女性も男性も押さえつけられながらもたくましく図太く生きている様がとても清々しいです。何しろ、今まで興味がないと一刀両断していた分知らないことばかりなので全てが新鮮で、近頃は大学一年当時を思い出しながら活き活きと情報を吸収しつつある今日この頃です。
こんにちは、やっぱり食わず嫌いは勿体無くていけないなと思うあんこです。

今日作ってみる再現料理は、小説『八朔の雪―みをつくし料理帖』にて主人公・澪ちゃんが「つる家」を任された三日目に作って出した“鰹飯”です!
八朔の雪 みをつくし料理帖
『みをつくし料理帖シリーズ』とは、一八〇二年(江戸時代中期)の時にわずか八歳で大洪水による災害で両親を失った孤児の少女・澪ちゃんが縁あって大阪の名店「天満一兆庵」に引き取られた事をきっかけに、天賦の料理の才を徐々に開花させつつ人としても料理人としても成長していく人情風味の時代料理小説です。
実を言いますと、主人公である澪ちゃんは小さい頃に「雲外蒼天(並大抵ではない辛酸や苦労が相次ぐ人生ではあるが、それに耐え切った時誰にも拝めないような美しい空を見上げる事が出来る)」の相が出ていると易者から指摘された事がある程の苦労性で、十八歳の現在も第二の家というべき「天満一兆庵」の崩壊、次期跡取りの失踪、面倒を見てくれた旦那さんの死去、母親同然なおかみさんとの寄る辺なき江戸での仮住まい生活と相当な辛苦を味わってきています。しかし、それでも澪ちゃんは持ち前の真っ直ぐな心根と前向きでおっとりした性格とで頼りなくも何度も立ち上がって乗り越えている為、見ていると心が洗われて段々温まっていくような気持ちにさせられます。決して気が強い訳ではなく、むしろ気弱な方の澪ちゃんなんですが、その分心の奥底に眠る半ば狂気的な料理への情熱はすごく、時折「こんなごく普通の優しい少女のどこに、そんな熱意と根性が…」と目を見張る事もしばしばですので、読んでいて飽きません。
そして、この小説の一、二を争う見所は澪ちゃんがお店で作る特製和風料理!作る描写から食べる描写まで詳細に記されているのですがこれが超絶においしそうで、読み返すたびに喉がゴクリと鳴ります。物語中、最初は大阪出身の澪ちゃんが作る上方料理は江戸の人々にあまり馴染みがない為敬遠されるんですが、諦めずにあの手この手で工夫して出していく内に少しずつ受け入れられていく様子がとてもいいです。名前の方も「ぴりから鰹田麩」「とろとろ茶碗蒸し」「ほっこり酒粕汁」とそそる物ばかりですし、その上巻末には付録として分量表記付きのレシピまで載っていますので、料理小説好きな方や食べる事がお好きな方におすすめです(^^)!
今回再現するのは、江戸へやって来て以来ずっと奉公している蕎麦打ち職人の恩人・種市さんの厚意から譲ってもらったお店「つる家」を、蕎麦屋から上方料理店へ転向させようと試行錯誤していた時に澪ちゃんが戻り鰹を使って作った“鰹飯”です。
作り方はいたって簡単で、食べやすい大きさに切ってしょうがと一緒に甘辛く煮た戻り鰹を汁ごとご飯に投入し、さっくり混ぜ込めば出来上がりです。これは脂がたっぷり乗った戻り鰹だからこそおいしい一品なんだそうで、作中の「味醂の照りとしょうがの香りとでおいしそうに煮えているその一片を口に運ぶ。たちまち、うっとりと至福の表情になった」というフレーズにはたまらない物があります。
けれども一八〇〇年代当時、どうやら江戸は初鰹を至高の魚として好む割には戻り鰹を時期外れの「猫跨ぎ」として嫌っていたらしく、せっかく新鮮な材料でこしらえたというのになかなか売れません。その点、大阪では既に戻り鰹のおいしさは知られていて料理によく使われていたらしく、澪ちゃんは何とかしてこの“鰹飯”を売って起死回生を図りたいと悩みます。
そんな時に思いついたのが、「はてなの飯」戦法。見栄っ張りな江戸っ子に戻り鰹を喜んで食べているという羞恥を感じさせない為に「はてなの飯」という名前で巧妙に正体を隠して好奇心を刺激させ、一旦は無料試食として振る舞いその旨さに目覚めたお客さんの口コミによっていい評判を広げてもらうという方法だったんですが、これが大当たり!仮に食べてみて「これは戻り鰹だ」と気づいたとしても、お客さん達は怒るどころか「つる家」の趣向と見事な洒落っ気を讃えるのみで、おかげで新生「つる家」は転向三日目にして無事上方料理店として繁盛し始めるのでした(一日目や二日目は、「親父さん、あんたの打った蕎麦なら食いたいが、その小娘が作る上方料理はご免だぜ」とお客さんが全然入ってこなくてかなりピンチだったのです;)。
連日飛ぶように売れ、その内真似するお店まで多数現れたという“鰹飯”の味はどんな物なのか非常に気になりましたので、早速作中のレシピ通り再現してみようと思います!

という事で、レッツ再現調理!
まずは、材料の下ごしらえ。旬の戻り鰹は皮・血合い・骨を取り除いた後に小さめの角切りにし、しょうがは細く千切りにした物をどっさり多量に用意しておきます。
鰹飯1鰹飯2
戻り鰹を捌き終えたらザルに入れ、熱湯をサッとかけて軽く湯通しします。霜降りになったかな?くらいでちょうどいいです(あんまりお湯をかけ過ぎてしまうと、硬くなってしまうので注意です)。
鰹飯3
この戻り鰹を小鍋に入れ、醤油、お酒、味醂、たっぷりの千切りしょうがを加えて煮付けます。この時、強火でさっと火を通してから放置して味を染みこませる方法か、それともごく弱火でゆっくりジワジワ熱を通してから放置する方法かのどちらかに統一した方が身が柔らかめに仕上がります。
鰹飯4鰹飯5
鰹飯6鰹飯7
戻り鰹の中心にまで味が染みきったら炊きたて白ご飯へ煮汁ごと投入し、練ってしまわないようなるべくざっくりとしゃもじで切るようにして混ぜ合わせます。その後、フタをして短時間蒸らします。
※煮汁の量は多すぎず少なすぎず、少しずつ加減しながら入れると失敗しにくいです。
鰹飯8鰹飯9
煮汁がご飯粒に浸透したら、お茶碗によそいます。その間、海苔を刻んでおきます。
鰹飯10
刻んだばかりの海苔をご飯に散らし、仕上げに汁物と副菜が載っているお盆へちょこんと置けば“鰹飯”の完成です!
鰹飯11
作中の記述によると、澪ちゃんがその日にお客さんへ提供した献立は「鰹飯、枝豆の東煮、豆腐と菊花の澄まし汁」の三品との事でしたので、ついでにまとめて再現しちゃいました。「枝豆の東煮」は関東で盛んに作られている枝豆料理(枝豆をさやごと醤油や砂糖で甘辛く煮て作ります)、「豆腐と菊花の澄まし汁」は調べた所菊花の形に切った絹ごし豆腐と春菊を大輪の菊に似せて作る細工系汁物(出汁は鰹の一番出汁)が一番近そうだと判断し、それぞれ作りました。どれも食欲がそそる料理ばかりで、特に“鰹飯”は脳天をとろかすような甘い芳香がプンプン漂い、匂いだけでもう「おいしい」と思っちゃうくらいの最高な出来上がりです。これらを一気に食べたら一体どうなるのか…考えただけで幸せ気分になりました。
鰹飯13
鰹飯14
鰹飯15
それでは、出来立て熱々の内にいざ実食!いただきまーすっ!
鰹飯16

さて、味の感想ですが…戻り鰹らしい深い旨味がご飯全体に行き渡っていて美味しっ!まさに秋ならではのご馳走です!
鰹飯12
時期外れか痩せてるかした鰹に火を通すとガチガチに硬くなって食べにくくなりますが、今回は脂がたっぷりのっている旬真っ盛りな戻り鰹をふんだんに使用した為ホワッとした仕上がりで、口の中へ入れると密度の濃いエキスと一緒にハラハラ崩れてご飯とすぐに一体化していきます。煮る前にきっちり湯通ししたおかげで魚料理にありがちな臭みは一切ありませんし、何より煮汁をご飯にそのまま混ぜ込むやり方を採用しているせいかご飯粒がとてもふっくらツヤツヤしていたのが印象的でした。千切りしょうがのパンチがきいた風味が戻り鰹にもご飯にも効いている為濃い割にはくどくない後口で、普通の炊き込みご飯にはないキリリと引き締まったおいしさが心に残る一品でした。
鰹はマグロと匹敵するくらい舌にいつまでもじんわり響くような強い旨さが特徴的な魚ですので、他に材料を足さずとも十分に満足出来る仕上がりになっています。同じ海の物である海苔との相性もすごくいいですし、これは秋が来るたびに食べたくなる味だとため息が出ました。噛めば噛む程ご飯粒から鰹の脂分や出汁が徐々に溢れ出てくる為、病み付きになります。

調味がしっかりしているので冷めた後も味が落ちず、その上海苔との組み合わせが抜群に合うので、原作でもされていた通りおにぎりにして持ち歩いてみてもいいと思います。
あと、枝豆の東煮は濃い甘口醤油味がついた枝豆が日本酒やビールにぴったりの相性でしたし、菊花豆腐の澄まし汁は風雅極まりない鰹出汁が効いて一口すすると口がさっぱり洗い流されるおいしさでした。どの料理も反発しあわず調和していたので、改めて澪ちゃんに感心です。
この他にも『みをつくし料理帖シリーズ』には粋でおいしそうな料理がたくさん出てきていますので、また何か再現してみようと思います(^^)。

○おまけ
実は、同じく高田郁先生が手がけた名作・『出世花』は、エレガンスイブという女性雑誌で黒沢明世先生によって漫画化されています。原作の自然と頭に入ってくる温かな文章もいいですが、こちらの方も漫画と言う媒体だからこそ表現できる原作の良さが映えています。よろしければ、是非ご一読下さい。
あと、これは完全な蛇足ですが「再現料理を予定中の漫画」リストを更新いたしました。この度は長々とした文章を最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。
○追記(2010/9/27)
先程、この記事で取り扱っている『みをつくし料理帖シリーズ』も岡田理知先生の手によって漫画化されているというご指摘を受けましたので、URLを貼られて頂きます。リサーチ不測で中途半端な記事にしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。

●出典)『八朔の雪―みをつくし料理帖』 高田郁/角川春樹事務所
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

Comment

2010.09.25 Sat 20:54  |  はじめてコメントします

おお~みをつくし料理帖の再現がついに登場ですか!
鰹飯…美味しそうですね(ゴクリ)

これからの季節だと粕汁もおいしくなりますし、
しょうゆ味で焼いた長芋とかもよさそうですね。
忍び瓜…の季節は終わっちゃったか。でもいろんな料理があるので
是非是非再現して欲しいです。

これから寒くなりますが、お体に気をつけて。再現料理楽しみにしてます。
個人的には…『拳闘暗黒伝セスタス』 の何を再現するんだろ?というのが気になります。

  • #plwMzl3.
  • みる
  • URL
  • Edit

2010.09.26 Sun 19:10  |  初めまして!

何時も遠巻きに拝見していましたが、我慢出来ずコメさせて頂きました。

初めまして、あんこさん。

いつも漫画の料理場面で、これ、んまいんかな~なんて思いながら読んでましたが、再現実験なさってる方がいたとは!

あんこさんの行動力に脱帽し脱毛したら天海の親父(魚河岸~)そっくしになりました。よかったです。


ヤングアニモーは3月のライオンとベルセルクしか読んでなかったので、セスタスのパンチのキレでも再現するのか?と思ってましたが、成る程。

かなり楽しませてもらってます。有難う御座います。

長文すみません…




  • #-
  • 天海のおやっつぁん
  • URL

2010.09.26 Sun 21:41  |  

小説の再現料理ですか。『八朔の雪』はマンガにもなっているので、そちらの再現料理かと、ちょっと勘違いしました。まあ、料理としては同じなんでしょうけど、マンガについての言及が無かったのでAmazonのURLを貼っておきます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4420151994

  • #-
  • oguogu
  • URL

2010.09.27 Mon 12:22  |  

「みをつくし料理帖」漫画もあるようです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4420151994/

  • #6fXR7ZhM
  • Andy
  • URL
  • Edit

2010.09.27 Mon 15:34  |  みるさん、初めまして。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

はい、ついに再現しちゃいました。予想通り、すごく美味だったです(^^*)。
『みをつくし料理帖』はその時々の旬ならではの料理がとてもおいしそうな小説なので、初めて読んだ時から是非再現したいと考えておりました。
鰹飯はもちろん、粕汁がこれからの季節だとよりウマーに楽しめると思います。
忍び瓜もきゅうりの旬が過ぎ去る前に再現したかったんですが、やっぱり最初は一巻に載っている料理の方が区切りがいいんじゃないかな~とウジウジ迷っている内に、容赦なく旬は過ぎてしまいました(^^;)。
これからは気にせず、バンバン澪ちゃんの料理を再現しようと思います!
夏はすぎたものの、きゅうりは一年中あるので近い内に試してみますね。
あと、三つ葉尽くしの方も試したいです。

今の所『拳闘暗黒伝セスタス』の再現料理として作りたいと予定しているメニューは、セスタス達がポンペイに滞在していた時にファブリウス邸で食べた「ガルムかけポレンタ(にんにく風味)」「ソースをかけた豚肉の塊焼き」で、ガルムはイタリアから取り寄せた物を使いたいと思ってます。
どうやら私はパーティー用の料理より、ああいう野趣溢れる料理の方に魅力を感じる人間みたいです;。
ただ、べらぼうに高いのでサビーナ様並にまだまだ高嶺の花ですが…orz。

お気遣い痛み入ります。
これからも様々な漫画料理を再現していきますので、
お時間が空いた際にまた読んで頂けますと幸いです。
段々寒さが増しつつある今日この頃ですが、みるさんもどうぞお体をご自愛して下さいm(_ _)m。

P.S.
とんでもない勘違いがありましたので、翌日である今日に出先にて
コメントの一部を訂正させていただきました。まことに申し訳ございません。

  • #-
  • あんこ
  • URL

2010.09.27 Mon 19:02  |  天海のおやっつぁんさん、初めまして。

こんばんは、当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

遠巻きからでも読んで頂いていると知り、大変嬉しい気持ちになっています。
私のしている事は、とっくの昔に多くの方がより素晴らしい腕前で
なされている事ですが、そう言って頂けますとありがたいです(´∀`)。
それにしても、まさか天海のおやっつぁんそっくりになってしまわれるとはびっくりしましたw。
私は自分をそんな風に思った事がなかったので、内心ものすごく驚きましたが光栄でした;。
確かに天海のおやっつぁんは男気があって魅力的ですが、せめて脱帽までにして下さい~(^^;)!

はい、『セスタス』再現はあくまで料理のみで、間違っても私自身が拳闘士を目指して技を習得する
ことでは断じてございません;。でも、そっちの方がはっきり言って面白そうですね。
身長が高い上にがっちりしているので、格闘技はどうかと昔誘われた事を思い出しましたorz。

私こそ、長文になってしまってすみません。
これからも様々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際にまた読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
  • URL

2010.09.27 Mon 19:29  |  oguoguさん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

申し訳ございません、ご指摘されるまで全く気づきませんでした。
ご親切に教えていただけて、心より感謝です。
漫画の方の画像も見て再現したら、さらに再現度が上がりそうですので興味津々です。
調べた所絵柄も私好みですし、今度本屋さんで確認してみます!
後程、記事にURLを追加いたしますね。

これからも様々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の時にまた読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
  • URL

2010.09.27 Mon 19:32  |  Andyさん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

申し訳ございません、ご指摘されるまでリサーチ不足に気づけませんでした。
お教えしてくださり、誠に感謝です。
後程、記事にURLを追加致しますね。

これからも様々な漫画料理を再現していきますので、
お時間が空いた際にまた読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
  • URL

2010.09.29 Wed 15:13  |  

わー!みをつくし料理帖がスポットを浴びる日が来るとは……!
あの小説は並々ならぬ「食べる描写」のこだわりが面白いですよね。
菊花雪なんかは目にも浮かぶような鮮やかさにどきどきしました。
いつかあんこさんが再現してくださると期待していますw
「こいつはいけねえ、こいつはいけねえよう!」

2010.09.30 Thu 19:20  |  名無しさん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

『みをつくし料理帖』は私も大好きな作品ですので、喜んでいただけますと嬉しいです。
名無しさんのおっしゃる通り、あの小説に出てくる料理は描写力がすごいですよね。
まるでこちらにまで料理の湯気が漂ってくるようで、こいつはいけねえ!ですw。
菊花雪は私も読んでいて感動した人間ですので、絶対再現したいと考えています。
その為に、一度件の参考になさったと言う料理本や漫画版でのビジュアルを是非確認する予定です。
あと、新館に出てきた寒鰆の昆布しめも今年中に試作したいですね~。
本当、読むたびに澪ちゃんの料理に対する執念・志・発想力には感服します。

これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際にまた読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
  • URL

2010.10.03 Sun 21:53  |  はてな飯ですな。

はてな飯ですねぇ。紹介したときに「漫画版あり。」と書いた
覚えがあったのですが・・、まあいいか。
江戸時代は面白い時代です。
食事が一日三食になり、上は帝・将軍様から下は裏長屋の
熊さん・八っあんの住む裏長屋にまで「畳が普及」し、
家康が将軍の頃から女性でも一人旅ができたそういう時代です。
はてな飯の次は、「とろとろ茶碗蒸し」と「酒粕汁」ですかね。
そうそう漫画版は現在発売中のオフィスユーで「酒粕汁」がでました。
次は1月号から新章がはじまります。
時代物つながりでこういう漫画もあります。
「そば屋幻庵」リイド社/刊現在3巻まで。(かどたひろし先生作画)
このなかにでてきた蕎麦に、「掛け蕎麦の上に海苔を敷き貝の小柱を
のせた蕎麦」や「二つに割った半熟卵をのせその上から少量のごま油
をかけた蕎麦」というものがでてきます。
あとは、料理は殆どでてきませんが、「西むく士」講談社/全4巻
(大和和気先生)というのもあります。何巻だったか忘れましたが
「料亭の回」があり、ここに集った美食家が超人みたいなことを
しています。では。

  • #-
  • 波多野鵡鯨
  • URL

2010.10.03 Sun 22:53  |  波多野鵡鯨さん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

すみません、すっかり漫画版の事を度忘れしておりました!
ご不快なお気持ちにさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
波多野鵡鯨さんのおっしゃる通り、江戸時代は知れば知るほど
興味深くて面白い時代だと思います。
今で言う居酒屋やその他のお店の元祖が数多く出現しておりますし、
庶民による庶民の為の面白い文化が花開いておりますので、
調べれば調べる程愉快な気持ちになります。
また、食べ物の方も格段に洗練されてきた時代でもありますので、
それ関係の本を読んでいると時間が過ぎるのも忘れてしまいます。
「とろとろ茶碗蒸し」と「酒粕汁」もおいしそうですし、今の季節には
うってつけなので漫画も併用しつつ再現したいと考えております。
それにしても、「そば屋幻庵」に「西むく士」…どちらも
それぞれ違った視点から楽しめそうな内容ですね。
今度、本屋さんで調べてみようと思います(^^)。
情報を下さり、ありがとうございました。

これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際にまた読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
  • URL

2010.10.05 Tue 22:20  |  買って来ました。

いえ、別に不快に思ったからではなく、書いた覚えが
あったが、どこに書いたのやら。と思っただけでして
こちらこそすいません。さてさて、昨日仕事帰りに
みをつくしの漫画版を買ってきました。
一緒に少年ライバルで連載されている「ヘルズキッチン」も
合わせて購入しました。(1・2巻同時発売)
ヘルズキッチン原作は「西村ミツル」先生です。でもって内容は
地獄からきた料理人が主人公の中学生を料理人にするために
無茶をやる話です。
なぜそんなことをするかは、ネタバレになりますので秘密です。
(まだ、みをつくしもヘルズキッチンも買ったもののまだ読めてません。
寝る前にゆっくり読む予定です。)
そういえば、おなじ西村作品に「思い出の味大陸食堂」という
のもありますねぇ。では。

  • #-
  • 波多野鵡鯨
  • URL

2010.10.05 Tue 23:53  |  波多野鵡鯨さん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

いえ、私こそ勝手に勘違いしてしまいすみませんでした;。
お気に触らなかったのでしたら何よりです(^^;)。
『みをつくし料理帖』の漫画版は実は数日前から探しているのですが、
何故かなかなか見つからずに困っていますorz。
その内、中心街の大きい本屋さんへ行って本気で探したいな~と思案中です。
それにしても、『ヘルズキッチン』は初耳でした。
設定からして既にカオスですが、恐い物見たさで一度是非読んでみたいな~と思いました;。
地獄からやってきた料理人…う~ん、個人的に『鉄鍋のジャン!』の至上最凶の某主人公が自然と頭に浮かびます。
これも時間が空いたら、書店で探してみますね。
実を言いますと、『思い出の味大陸食堂』は一~二巻を立ち読みした事があるんですが、どれもこれも切な過ぎるエピソードばかりだった為、最終的には心苦しくて本を閉じてしまいました;。
ラーメンといい、肉じゃがといい、鯖寿司といい、みんな参考になる料理ばかりなのはいいですが…もったいないです(つД`)。

これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お時間が空いた時にまた読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
  • URL

2010.10.06 Wed 00:42  |  「ヘルズキッチン」・・・

僕も(好奇心から 笑)購入しました(^^)
物語自体は、某少年誌で連載されていた「魔人探偵某」に
感じが似ているかな?とも思いましたが…
そこは やはり料理漫画!
出てくる料理や個性的なキャラクターなども相俟って、
楽しいです。
何となく、ミスター味っ子を思い起こさせるような、
そんな はっちゃけ具合もある感じです(^^)

  • #-
  • ミトナリ
  • URL

2010.10.07 Thu 00:09  |  ミトナリさん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。
ご返信が遅くなってしまい、すみません;。

何と、既に『ヘルズキッチン』を購入なさっていましたか~!
それにしても、某魔人探偵と似ているとは相当にすごそうな料理漫画ですね(^^;)。
でも、かつての味っ子を彷彿とさせる内容なら、個人的にかなりハマりそうです(´∀`)。
やっぱり漫画はアイディアはもちろん、魅力的なキャラも重要な要素ですよね!
近い内に「再現予定の料理漫画」一覧にも記そうと思います。
貴重なご意見に、感謝です。
これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際にまた読んで頂きますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
  • URL
(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

Trackback

URL
http://luckyclover7.blog27.fc2.com/tb.php/624-eeda1abb
この記事にトラックバック(FC2Blog User)

プロフィール

あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


○当ブログについて
 このブログで使用されている記事の画像、一部文章は、それぞれの出版物等から引用しております。
 引用物の著作権は全て作者様、出版社様等に準拠致します。
 もしご関係者様に問題のある画像及び記事がございましたら、御連絡頂ければ速やかに修正、削除等の対処を致します。

○お知らせ
・当ブログでは作品のネタバレを含んだレビューも同時に行なっておりますので、作品を未見の方はご注意をお願いいたします。
・各作品に掲載されているレシピの分量は、例外なく全て非公開にする方針を取っておりますので、ご了承の程をお願いいたします(←この件についてご質問頂いた場合、誠に失礼ながら下記の理由でご返信しない方針にしております)。

※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

Copyright © あんこ