『美味しんぼ』の“おチヨさんの豚肉団子鍋”を再現!

 あまりにも田舎過ぎる環境のせいか、毎年春になると近所にある山々で鶯の子どもがいっせいに鳴き声の練習をしているのを聞く事が出来ます。最初の内は「ホー…ホケッ」や「ケキョッ」などかなりぎこちないですが、そろそろ一ヶ月目に突入しようかという頃になるとグンと上手になっており、「ホー…ホケキョッ!」と見事な鳴き声を聞かせてくれるのが密かに嬉しいです。ただ、上手に鳴けるようになって一週間も経つと、不思議な事に今度は鶯の声自体が全く聞こえなくなります。なので、毎年飽きもせずに「あ~あ、せっかく練習して上手くなったんだから一年中鳴き続ければいいのに…」と心の中で寂しくつぶやいています。
 どうも、小鳥のような愛らしさは皆無な代わりに重度の鳥頭だけは装備している管理人・あんこです。

 今回再現する漫画料理は、『美味しんぼ』にておチヨさんが剣道道場の子ども達にあれこれレクチャーしながら作り上げた“おチヨさんの豚肉団子鍋”です!
おチヨさんの豚肉団子鍋図
 山岡さんと栗田さんが結婚してそこそこの年月が経過した頃、もはや山岡さんの第二の母と呼んでもいい乳母・おチヨさんが精神的にひどく落ち込みます。その理由は、子ども好きなおチヨさんにとって生き甲斐だった女子高の非常勤料理講師の任を突如解かれた為。料理よりも英会話実習の方が進学や就職に有利だという学校側の判断が決め手だったとの事で、それまで子どものいない寂しさを女子高の生徒さん達と交流する事によって密かに癒してきていたおチヨさんは、どうしようもない程がっくりきてしまいます。その喪失感から、ある日などはつい山岡さんと栗田さんに「早く、士朗さんとゆう子ちゃんの赤ちゃんを抱きたいねぇ」「自分の本当の子どもか、孫と同じに思うのに…」とお酒を飲みながら愚痴をこぼし、最終的には酔いつぶれてしまいます。
 こればかりは時と運の問題なので、当初読んだ際は「おチヨさん、悪酔いしすぎですよ~(´∀`;)」と単純に思うのみでしたが、生き甲斐を納得のいかない理由で突然奪われてしまうのは想像以上に辛い事だと実感する年齢に私も達した為、おチヨさんのヤケにならずにはいられない心境と制御できない感情をちょっとだけ理解できるような気がしました。ここら辺の流れを読むたび、よしながふみ先生の作品・『愛すべき娘たち』のとあるワンシーンに出てくる「親だって人間だもの、機嫌の悪いときくらいあるわよ!あんたの周囲が、全てあんたに対してフェアでいてくれると思ったら大間違いです!」というセリフをふと思い出します。これは私自身最近気づいた事ですが、母を「母」、教師を「教師」、店員を「店員」という風に割り振られた役割でしか相手を見ようとしないとこの上なく腹立だしくなる事が多々あったのですが、発想を代えて「一人の人間」として見るようにすると、「しょうがないか、疲れもするよね」という慈しみの気持ちや親近感の方が先立つようになりました。理不尽な理由で当たったり当たられたりされても、不完全な存在である事をお互い念頭に置いて後腐れなく勘弁し合える人間関係を目指したいな~としみじみ思います。
生きがいを見失い、気分が沈んでしまうおチヨさん
 そんな折、山岡さん達はタイミングよくおチヨさんに打ってつけな新しい生き甲斐候補を見つけ出します。それは、剣道教室に通う子ども達への料理指南役。山岡さんの知人であるなぎなた名人・きま子さんが新しく開いた剣道教室で子ども達の体にいい武芸食を振舞うものの、今ひとつ受けが悪いのを何とかする助手役としておチヨさんを参加させれば一石二鳥な感じで問題解決して丸く収まるのでは…と山岡さんと栗田さんは思案しておチヨさんを誘い、何とか快諾してもらって剣道道場へ案内します。
 実はこの時、栗田さんの心遣いが嬉しくてしょうがないのを必死に押さえようとしてわざとそっけない態度になるおチヨさん→ご主人・中川さんはそれに気づかず「おいチヨ、そんな態度はないだろう(`・ω・´)」と宥める→照れ顔のおチヨさんが「もうっ!鈍いわね、あんたは!こんなにしてもらって舞い上がりそうなのを、無理して押さえてるだけよ(´Д`*)!」というやり取りがまた微笑ましくていいです;。
 その頃にはおチヨさんの元気はもうほとんど戻りかけており、最初「え~、僕達が作るの?」「料理なんかやった事ないよ」とぐちぐち渋る子ども達を相手に「ばかも~ん(と雄叫びをあげて竹刀を床にバシッ)!」「自分で自分の食べる物を作れず、自分の身を守れるか!そんな人間は、武術をやる資格はなし!」「さあ、気合を入れていこう!」まるで全盛期のアントニオ猪木氏を彷彿とさせるような勇ましい姿や無茶苦茶な自分ルールを披露していました(^^;)。うーむ、元気があれば何でも出来…ではなく、元気があるのはとても喜ばしい事のはずなのですが、何かが間違っているような気がします…。それにしても、山岡さんが竹刀を握って料理特訓するようになったのはおチヨさんの影響だったんだな~と読んでて妙に納得しました;。
スパルタ式料理教師・おチヨさん!
 その後、おチヨさんは竹刀を片手に炊事当番の生徒達へ特製お鍋の作り方を伝授します。それが、この“おチヨさんの豚肉団子鍋”です!レシピは豪快かつ大胆で、何とメインの具である豚肉団子は一旦揚げて仕上げるのがポイントです。干ししいたけ、長ネギ、しょうがの絞り汁、卵などを入れてよく練ったのを丸く整形して揚げればもう出来上がりなんですが、お鍋に揚げ物というのはそれまで全く思いつかなかったので、目からウロコが落ちました。この豚肉団子と白菜、油揚げ、しいたけをお出汁に入れてグツグツ煮たら、もう完成です。
 きま子さんが言うには「白菜の旨みと豚肉団子のコクある味の絡みがいいわ」、山岡さん曰く「味付けは醤油と酒だけだから、へんに甘くなくていくらでも食えるよ」との事で、実際子ども達に振舞ってみると「この肉団子、私好きー!」「楽しいじゃん」「何かウキウキする」とワイワイ盛り上がりながら喜んで食べてくれていました。どうやら子ども達は遊び要素がある料理を参加して作らなかったから文句を言っていたようで、体にいい昔ながらの武芸食を嫌っていたわけではなかった模様。おかげでおチヨさんは子ども達から望まれて毎週料理実習を剣道教室で開く事になり、何とか生き甲斐を再発見する事に成功するのでした。
お鍋用の肉団子ですが、一回揚げるのがミソ
 冬が終わりを告げようとしているので、作るなら今しかない!と再現を決意しました。先日やっとギリギリ葉の厚い最後の冬白菜が手に入ったので、早速作ってみようと思います!

 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、鍋のおつゆとなるお出汁作り。大鍋に水と出汁昆布を入れて一晩放置し、そのまま弱火~中火にかけて火を通します。やがて沸騰直前になったら素早く出汁昆布を取り出し、グラグラ沸き立ってきたらカツオ節をどっさり投入してふわっとなるまで煮立たせます。カツオ節が鍋の中で舞うようになったのを確認したら清潔な付近を敷いたザルで丁寧に漉し、時間をかけて冷まします(土鍋に直接入れるとひび割れの原因になります)。これで、お出汁は出来上がりです。
 ※出汁をとった後のカツオ節は即席ふりかけ、昆布は佃煮にしました。ただ、食べやすく切ったり結んだりしてお鍋に具として入れるのもおいしいので個人的に好きです。
おチヨさんの豚肉団子鍋1
おチヨさんの豚肉団子鍋2
 冷ました合わせ出汁を土鍋へ静かに入れ、干ししいたけの戻し汁(豚肉団子に使用する干ししいたけの戻し汁です)、醤油、お酒、少量の塩を自分好みに調節して味付けしたらお鍋のおつゆは用意完了です!実は干ししいたけの戻し汁を使うという正式標記は無かったんですが、おチヨさんの事だから残さず無駄なく使うんじゃないかな?と想像し、勝手に入れちゃいました;。あんまり忠実な再現でなくて申し訳ございません。
おチヨさんの豚肉団子鍋3
おチヨさんの豚肉団子鍋4
 次は、豚肉団子作り。ボウルにあらかじめ白っぽくなるまで練りこんでおいた豚ひき肉、細かく刻んだ長ネギ、水に漬けて戻した後みじん切りにした干ししいたけ、生卵、おろししょうがの絞り汁とドサッと加え、よ~~くこねながら粘りが出るまで手で混ぜ合わせます。ちなみに、豚ひき肉を練る際は何も入れずにふわふわした手触りになるまで混ぜると肉汁の量が格段にアップします。
 ※作中には調味料が載っていなかったので妄想が多分に入るのですが、山岡さんの「甘ったるくない」という意見を考慮して塩と醤油を入れて味付けしました。ただ、各人お気に入りの調味料を入れてみるのもありだと思います。その内、お味噌とか色々試したいです。
おチヨさんの豚肉団子鍋5
おチヨさんの豚肉団子鍋6
 このタネを大さじで丸く整えながら高温の油(160度~170度がちょうどいいように感じました)で軽く揚げ、表面がカリッと香ばしく色づいたらすぐに取り出してキッチンペーパーの上で余分な油分をきります。これで、おチヨさん特製豚肉団子は出来上がりです。
 一つつまむと、もうこの時点で全部パクつきたくなるくらい十分おいしかったです(^^)。甘酢あんや醤油あんに絡めたり、野菜と一緒に炒めたりしてご飯のおかずにしても合いそうです。また、冷めても美味だったのでお弁当具としてかなり優秀でした。
おチヨさんの豚肉団子鍋7
おチヨさんの豚肉団子鍋8
 その間、白菜は芯を取り除いてから大雑把にザク切り、生しいたけは軸をとってそのまま(軸はスライスしてお鍋に入れるとコリコリして旨し!)、油揚げは熱湯をかけて油を抜いてから短冊切りにしておきます。これで、お鍋の具は準備OKです!
 ※原作通りですと具は四品のみですが、もちろん気分によって具を増やしたりするのもアリです。例えば当管理人の場合、試作の際に豆腐・長ネギ・きのこ類・春菊・水菜・お餅入り巾着・豚ロース薄切り等を追加して食べてみましたが、どれもウマーだったので大満足でした。
おチヨさんの豚肉団子鍋9
 ここまできたら、あとは煮るのみ。先程用意したおつゆ入り土鍋の中へ白菜の硬い部分だけ先に入れて火を通し、表面が透き通って透明感がでてきたら他の具を順々に入れて全部煮立てます。この時、おつゆを味見して塩加減の微調整を行います。
おチヨさんの豚肉団子鍋10
おチヨさんの豚肉団子鍋11
 四種の具全てに程よく火が通りきったらガス台からおろし、そのまま鍋敷きを乗せておいた机の上へ慎重に運べば“おチヨさんの豚肉団子鍋”の完成です!
おチヨさんの豚肉団子鍋12
 普通の肉団子はお鍋に直接入れて固める方式なので白い見た目の物がほとんどですが、おチヨさんの豚肉団子はこんがり茶色く色づいている為存在感のある仕上がりです。油が多く含まれる具を四種類中二種類も加えたせいか、通常のお鍋よりもボリューミーなのに感心しました。作中で指摘されていた通り、確かにこれは食べ盛りなお子さんが大喜びしそうです。色合いは地味ですが、香りは鍋物にしては迫力ある芳香なので、これはどんな味なのか気になります。
おチヨさんの豚肉団子鍋13
 それでは、熱々の内に器へ取り分けていざ実食!いただきま~す!
おチヨさんの豚肉団子鍋14

 さて、味の感想ですが…あっと驚く仕掛けはないものの、ほっとする素朴な味。心安らぐ美味しさと、がっつりいけるボリューム感が同居した素晴らしいお鍋です!
剣道道場の子ども達も大喜び
 とにかく、豚肉団子の味が単なるお鍋の具の枠を超えた出来栄えです。外側は揚げボールのゴツゴツした舌触りと酷似していますが、中は豚ひき肉特有のジューシーな肉汁と強いコクが効いて非常にこってりしており、かなり弾力があってガシガシとしっかりした噛み応えなのが特徴的でした。揚げたおかげでどことなく香ばしい風味がプラスされており、中に入っている刻みネギのシャキシャキ感、刻み干ししいたけのクニクニ感、しょうがの爽やかな風味がいいアクセントになって単調さを防いでいます(噛むごとに干ししいたけの香りが鼻をくすぐる為、「ワイルドな和風塩味」っぽい味わいなのが面白いです;)。おつゆも「関東風おでんつゆと関西風うどんつゆのいい所取り」と言いたくなるような上品かつ洗練された味わいで、カツオ節・昆布・干ししいたけ三種のお出汁が複雑に絡み合って香り高い風味を何倍にも増幅しているのに感嘆しました。
 しんなりジャクジャクした歯触りに仕上がった白菜の自然でとろけそうな甘さ、ブリンブリンに肉厚で歯にグリグリ食い込んでくる椎茸の滋味溢れる旨さ、おつゆをたっぷり吸っていて口に含むと様々なお出汁が一気にパッと噴き出す油揚げのふくよかな味わいが豚肉団子をちょうどよく中和しているのがナイスです。割と密度が濃ゆくて程々に脂分を感じる後口の割にはいくら食べても一向に飽きがこず、あっさりスルッと頂けるのが印象的なお鍋でした。特にくったり柔らかい白菜の葉の口当たりと、まるできつねうどんのお揚げみたいに味わい深くなった油揚げのシコシコした食感が癒される感じで、濃厚な豚肉団子の合間に食べると一息つける箸休めとなっています。
おチヨさんの豚肉団子鍋15

 シメは雑炊、うどん、ちゃんぽん麺、中華麺、マロニーちゃん、お餅など何でもござれな感じでどれも相性ばっちりでしたが、中でも一押しなのはうどん。うどんを投入してさっと煮、仕上げに刻みネギと七味を振りかけて食すやり方が一番気に入りました。七味色々な美味しさを貪欲に取り入れたきつねうどんって印象の一味違ううどんが楽しめるので、お勧めです!

●出典)『美味しんぼ』 原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。

Comment

2011.03.25 Fri 03:09  |  

うわぁ~これ懐かしいですね!
おチヨさんのこのお鍋すごくおいしそうだなぁってずっと思ってたんです
肉団子のお鍋はたくさんあるけど、それを一度揚げてからいれるっていうのは
意外だなと思ってました。

もとは子供に喜んでもらえる料理とのことで作ったものですが
確かに料理をしたことがない子供でも作りやすい鍋料理を選ぶところや
食べやすい肉団子、しかもボリュームを出すために一度揚げるなど
随所に子供心を抑えるツボがあって、すごいですよね

しかし、この肉団子鍋といい、以前の白菜鍋といい
日本にはいろいろな鍋料理があるとつくずく感じますね

美味しんぼはグルメ漫画としてかなり有名で、
一般的には高級食材ばかりが取り上げられるイメージがあって
家庭的ではないように思われていると思いますが
こうやって家庭でも役立つような知恵や工夫がいろいろとちりばめられてる作品だと思います。

北海道はまだまだ寒いのでこれからこの鍋作って
温まろうと思いますw

  • #pQ10pJ/g
  • 玲音
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2011.03.25 Fri 07:45  |  管理人のみ閲覧できます

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  • #

2011.03.25 Fri 19:14  |  

油っぽくなるのが嫌で、鍋では種をそのまま煮込む人なのですが
これは美味しそうですね!
最近(地震関係で)食卓が質素になってしまっているので、こういう美味しそうなブログ見ると元気が出て来ます^^
食材の流通が戻ったら作りたいいいいい。゚(゚´Д`゚)゜。

  • #-
  • ゆーの
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2011.03.25 Fri 19:22  |  

肉団子が中華の肉団子のような感じですかね、美味しそうです。
残業の合間に見ていたらお腹が空いてきてしまいました…
家で揚げ物はなかなかしないのですが、そのうちやってみたいですねー。

  • #qOwEm20U
  • さくやん
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2011.03.25 Fri 21:25  |  

揚げて煮るという二度手間が美味しさに繋がっているのかも知れませんね。ずぼらな私なら揚げずに肉団子をそのまま鍋に入れてしまうと思いますから。
そんな私ですけれど、二度手間を掛けても良いかも、と思ってしまうくらい、今回の料理は美味しそうだと思いました。次の更新も楽しみにしています。

  • #-
  • oguogu
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2011.03.25 Fri 23:22  |  うぐいすですか

私の実家でもよく聞きましたね~(近所の家の庭と言うか山からよく聞こえてきた)。
でもうちの近所のうぐいすは8月の半ばくらいまで鳴いてましたね。さすがに春が過ぎたら春ほど頻繁には鳴かないのですが、たまにホケキョと聞こえてました。
うぐいすは春だけ鳴く、と思い込んでいた頃は「なんで!?」とよく思ったものです。ソーメンをすすりながら聞くホケキョはなかなかに面白かったです(笑)。


さてお料理の揚げ肉団子なのですが、私の母の肉団子を思い出しました。
私の母はよく肉団子を作ってくれてまして、私はそれが好物だったものです。
うちの母の場合はおチヨさんの程ネギを入れずににんじん、ピーマン、たまねぎ、インゲンなどをごく細かいみじん切りにして混ぜ込んでありました。半分以上、野菜です。
初めてこねる前のボウルを覗いた時の衝撃ったら・・・。全部肉だと信じてたのに・・・。

まぁ私の思い出はさて置いて、この揚げ肉団子は冷凍もできるので、たくさん作って冷凍しておけばいつでも楽しめますよ。揚げ物は面倒なので私はいつもそうしてます(笑)

  • #-
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2011.03.26 Sat 12:54  |  やばいウマそう!

一人暮らしだと「揚げる」過程がハードル高いですが、揚げやきでごまかしてもいいかも?

2011.03.28 Mon 21:38  |  

あんこさんこんばんはです。今回の鍋料理は一見簡単なように見えて、その実非常に手の込んだ肉団子が実に美味しそうです。確かにこれは鍋の具材以外にも色々と応用が利きそうですね。

このエピソードは確か、栗田さんのご懐妊が判明した記念すべきお話でもありました。個人的には冒頭子供がいらないようなことを口にする山岡さんに、「士郎さんがそんなクズみたいなこと言うなんて……」と涙を浮かべるおチヨさんの姿が強く印象に残っています。
おチヨさんは山岡さんの乳母を務めたらしいですが、それなのに子供がいないということは、同時期に子供を授かったものの、産まれて来ることなく亡くされてしまったということですよね。こんな良いご夫婦が子供に恵まれないなんて、げn……神様も酷いことをすると思ったものです。
それだけに山岡さんのことが、我が子のように可愛く思えるのでしょうね。その後懐妊中の栗田さんや産まれた双子ちゃんのことを、嬉々としてお世話するおおチヨさんの姿には、心から良かったねと言ってあげたくなります。

  • #dZ2c3wmQ
  • 大鳥
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2011.04.01 Fri 21:31  |  玲音さん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

私自身、このお鍋は不思議とずっと心に残っていました。
お鍋に入れる肉団子と言うと、大抵そのまま火を通すのが
セオリーですのに、わざわざ油で揚げるなんて手がこんでいる
な~と感心したのを覚えています。
子どもは、自分も参加できる料理だとすぐに飛び込んで
積極的に作ってくれる事が多いので、お鍋なんかうってつけですよね。
この濃厚な肉団子ならボリュームがあるので、受けがよさそうです。

実際、『美味しんぼ』ほど生活に密着した変り種料理をたくさん取り上げた
料理漫画はそうないと思います。高級料理も貧乏料理も何でもござれな
懐の広い漫画なので、まるで寄せ鍋みたいな漫画だな~と思っちゃいました;。

北海道は六月になってもコタツが手放せない地域があると昔元地元民の方
にお聞きした事があるので、世界は広いな~と思います(こっちは徐々に温かく
なりつつありますが、夜はまだまだ冷え込むのが困り物です;)。
これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際に又読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
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2011.04.01 Fri 21:40  |  安田さん、初めまして。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

私こそ、安田さんのようにたまたま当ブログを知った方が来訪なさって
コメントされると、どうしようもないくらいウキウキします(^^*)。
いえいえ、結局のところ、私の人徳のなさ、未熟さ、無礼さが招いた
自業自得の事態なのだと思います。正直、公の場にいていい人間ではないと思います。

私の文章を楽しみにしている方がいるとはとても考えられないのですが、
辛い事があってむしゃくしゃしている時に、ほんの一瞬でも「馬鹿だな~」とか、
「へー」とか思いながら読んでいくうち、一瞬だけでも苦しい思いを忘れていただける、
そんなブログになれたら、個人的にこれ以上幸福な事はありません。
私自身、そうやって多くの方々に救っていただいたことが数え切れないくらいあります。
その為、その偉大な方々に及ぶべくもないとしても、ほんの一握りの方にでも
楽しんでいただけたら、それだけで心が温かくなります。

お勧めして頂いた作品、面白そうですね!
個人的にそういう美味しそうな料理が出てくる上にキャラが魅力的そうな
作品は大好きですので、早速本屋さんで探してみようと思います。
読みえ終えたら、記念に何か再現させていただきますね!

これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際に又読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
  • URL

2011.04.01 Fri 21:40  |  

デイリーポータルのリンクから飛んできて、
いつも楽しみに拝見しております。
毎回とても美味しそうで、読んでいるとおなかがすきます。

きくち正太先生の「おせん」の再現料理も是非やっていただきたいです!

  • #-
  • ju
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2011.04.01 Fri 21:43  |  ゆーのさん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

正直、私も普段は肉団子をそのまま鍋に落とす派ですので、
最初は「油でギトッとならないかな…」と少し不安でしたが、
実際に食べてみるとそんな事は無かったのでほっとしました;。

一瞬、「また私は自己満足な再現をしてしまった…」と猛烈に悔いましたが、
ゆーのさんの寛大なお言葉にものすごく救われました。
私こそ、ゆーのさんのコメントで元気と勇気がわいてきました。
心から感謝いたします。

これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際に又読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
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2011.04.01 Fri 21:47  |  さくやんさん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

確かに、見た目は中華っぽい感じがしますね(^^)。
しかし、味の方はびっくりするくらい和風なので意外ですよ~。
実は私も普段はコンロが汚れるのを嫌って揚げ物はなるべく
避ける傾向なのですが、時々あの「カリッ!サクサク、ザクザク」
という食感が恋しくなる為、一ヶ月に一度は必ず挑戦します;。
揚げたての揚げ物って、なんであんなに美味しいんでしょうか;。

これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際に又読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
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2011.04.01 Fri 21:50  |  oguoguさん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

確かに、揚げて煮たせいか外側と内側のギャップが激しくて、
噛むたびに肉汁がジュッと飛び出るのがたまらない感じがしました。
おなべにそのまま落とすのも美味ですが、揚げ肉団子だと
中の肉汁が逃げないのが利点だと思います。

次の更新を楽しみにして頂いてるとのお言葉こそが、
次の新しい更新への何よりの励ましとパワー増量剤になっています(^^)。
これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際に又読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
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2011.04.01 Fri 22:11  |  麻さん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

春以外にも鶯が鳴くなんて、羨ましいです…。
うちの近所は鶯以外にかわいく鳴く野鳥なんて
すずめくらいなので、心癒されました(^^)。
鶯の「ホケキョッ」ていい声なんですが、
どことなく間が抜けている気がします;。

それにしても、麻さんのお母様がこしらえたという野菜入り肉弾子が
あまりにもおいしそうで、食いしん坊としてすごく気になりました。
色んな野菜の地味や甘みがきいた、体に優しそうなお味が予想されましたので、
今度早速作ってみようと思いました。教えてくださり、感謝です。
実は、既にこの時冷凍した肉団子で何度かお鍋を楽しんじゃいました;。
麻さんと同じく、私も普段は揚げ物は面倒だと思うタイプなので共感です。

これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際に又読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
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2011.04.01 Fri 22:14  |  東京博多さん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

なるほど、確かにそれもありですね!
揚げ焼きにしても十分肉汁は封じ込められますので、
いつか実験してみたいな~と思いました。
揚げるのは手間がかかるので、何気にハードル高いですね;。

これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際に又読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
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2011.04.01 Fri 22:28  |  大鳥さん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

この肉団子はお鍋の具にするのはもちろん、様々な料理に応用が
きいたり単品で食べても美味だったりするのでなかなかの優れ料理です。
冷凍したのを解凍してあれこれアレンジして食べましが、どれもよかったです。

おチヨさんにとって、山岡さんはもはや実の子みたいな存在ですよね。
実を言いますと、おチヨさんは一度子を授かった物の流産してしまい、
それがきっかけで逆に乳が出なくて困っていた雄山氏の妻(=山岡さんの母)
に縁あって乳母として仕えるようになったのだそうです。
本当、げんry…いえ、ひどい事もあったものだと思います。

おチヨさんを見ていると、思うままにいかなくても限られた中で一生懸命
自分なりの道を切り開き、しなやかに生きていく事の大事さを実感させられるので、
おチヨさんには気の毒ですが、これはこれで一つの充実した人生なのだと思います。

これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際に又読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
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2011.04.01 Fri 22:51  |  juさん、こんばんは。

当ブログの管理人・あんこです。
コメントをして下さり、ありがとうございます。

正直、最初にその事実を知った時は「何でこんなブログが…」と
動揺しまくり、戸惑いまくりました;。
おかげさまで、様々な方との交流が出来ましたので、
大変有難いことだと感謝しております。

『おせん』の再現料理は、当ブログのような三流がするまでもなく
有名な御ブログ・マンガ食堂のumebon様が既に着手されており、
高クオリティな出来栄えの記事を何個もアップしております(^^)。
他にもたくさん素晴らしい再現料理が載っておりますので、おすすめです!

これからも色々な漫画料理を再現していきますので、
お手隙の際に又読んで頂けますと幸いです。

  • #-
  • あんこ
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プロフィール

あんこ

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


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※現在、公私の多忙と、再現記事のペース維持を理由に、コメント欄へのご返信が出来ない状態が続いております。
 こういう場合、コメント欄は停止するべきなのかもしれませんが、励ましのお言葉やアドバイスを頂く度、ブログのモチベーションアップや心の支えとなったこと、そして率直なご意見や情報を聞けてとても嬉しかったこともあり、誠に自分勝手ながらこのままコメント欄は継続する事に致しました。
 図々しい姿勢で恐縮ですが、ご返信をこまめに出来なくて余裕がある分、ブログ内容を充実&長期的に続けられるよう力をいれる事で皆様のご厚意にお応えし、感謝の気持ちをお返ししていきたいと考えております。
※ただ、ご質問を頂いた際はなるべくお力になれるよう、すぐご返答できるように対処致します。

 応援して下さる方々に少しでも楽しんでご利用して頂けるよう、沢山の作品に触れるちょっとしたきっかけになれるよう、これまで以上に心掛けていきます。
 恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

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