『まかない君』の“アボカドと玉子のスパゲッティ”を再現!

 以前からワインに興味があったものの、勉強しようにも情報が膨大すぎてどこから手をつけていいやらさっぱりだったのですが、ワインを擬人化させた漫画・『図解 ワイン一年生』を読んだ途端、自分でも呆れるくらいすんなり理解出来ました;。
 味の表現が的確で分かりやすいのは勿論、作者さんのワイン愛が伝わってくるのが嬉しい一冊ですので、ワインに興味をお持ちの方にはぜひともお勧めです。

 どうも、最近はアルパカのカベルネ・メルローにドライフルーツのクランベリーを合わせるのが好きな当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『まかない君』にて浩平君が弥生ちゃんのアイディアを参考に生み出した“アボカドと玉子のスパゲッティ”です!
アボカドと玉子のスパゲッティ図
 それは、七月のある暑い日の事。
 弥生ちゃんのリクエストで浩平君はチキンカレーを作り、いつも通り三人で賑やかな食卓を囲みます(←ピーナッツバター・ウスターソース・さつまいもをルーに入れて枝豆ご飯にかけるという、なかなか独創的なカレーでした。当初はびっくりしましたが、バターチキンカレーにピーナッツバターを隠し味にするやり方がありますので、案外いけそうです)。

 カレーは弥生ちゃん達から「さつまいもカレーに合うね!」「こっくりまろやかでおいしいよ」と好評で、浩平君は喜びながらも「まあカレーはそうそう不味く作れないけどね」と謙遜するのですが、それがきっかけで佳乃さんはある残念なカレーの記憶が蘇ります。
 それは、数年前に弥生ちゃんが作ったモツカレー。
 しっかり臭みと脂抜きをしたらモツはカレーに合いますが(←清水もつカレーが有名ですね)、弥生ちゃんはどうやら何も下処理をせずにカレー鍋へモツをぶち込んだらしく、その結果凶悪に脂っこいガッツのあるカレーになったとの事でした。
 モツはパックに「下茹で済」と書いてあっても、いざ食べてみるとしぶとく脂が残っていてウッとなる事がありますので、さぞ胃にもたれるカレーだったろうな~と苦笑したものです;。
かつて弥生ちゃんは、実に油っこいもつカレーを作った前科があります;
 実はこの時、浩平君はカレーのお供としてガスパチョやアボカドのサラダも用意していたんですが、サラダは火を一切使わず混ぜるだけで出来るレシピで、尚且つパスタ系に合いそうな味付けだった為、「あたしでも作れるね」「スパゲティにしてみよう」とリベンジをもくろんだ弥生ちゃんは、浩平君から詳しい作り方を教えてもらいます(←弥生ちゃんは今でこそ料理下手ですが、こういう食に関するアイディア力やセンスは抜群にありますので、経験さえ積めば臨機応変な料理が得意な女の子に化けられるのでは?と思います)。

 この時、浩平君が弥生ちゃんに分かりやすいよう説明したレシピが、この“アボカドと玉子のスパゲッティ”です!
 作り方はとても簡単で、アボカド・ハム・茹で卵・レモン汁・塩昆布・マヨネーズ・粒マスタードをボウルでよくこね合わせ、茹でたてのスパゲッティを入れて一気に混ぜ合わせたらもう出来上がりです。
 ポイントは、アボカドはよく熟れた柔らかめの物を使うことと、スパゲッティにまとわりついて食べやすいようアボカドは小さく、ハムは細めに切ることの二つで、さっと作れる割には小洒落た雰囲気の一皿になりそうなのがいいな~と感じました。

 シンプルな材料で、調味料はマヨネーズとレモンと粒マスタードくらいという潔さで本当に味がびしっと決まるのかちょっと心配ですが、浩平君曰く「塩気とうまみが簡単に足せて使い勝手がいい」塩昆布が色々と微調整してくれるとの事。
 調べた所、塩昆布の表面の白い粉はグルタミン酸が大量に含まれていて強烈な旨味成分になるそうですので、サッパリ系に見えて案外濃厚なソースに仕上がるのかもしれない…と想像したものです。
もともとカレーの副菜として作られたサラダでしたが、弥生ちゃんはパスタにもあいそうと予想塩昆布は使い勝手がいい上に旨みが濃いので、浩平君はよく使います
 本当は、元のサラダのレシピだと茹で卵はうずらの卵だったのですが、ツルツルしたうずらの卵よりも茹で卵の方がスパゲッティに絡みやすくなるので、あえて変更したと浩平君は話していました。
 確かに、うずらの卵はスパゲッティと絡めようにもすぐに滑りおちて食べにくいことこの上なさそうですので、ナイスアレンジだと思ったものです←…と思っていたら、ネットでこんなレシピを発見しました。これはこれでおいしそうだな~と思いますが、フォークではなくお箸必須ですね;)。
うずらの卵で作るのが本式レシピですが、スパに絡みやすいよう鶏の卵に変更した模様
 ありそうで全く見た事がないレシピでしたので、どんな味か知りたくて再現してみる事にしました。
 作中には詳細なレシピがきっちり記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、ソース作り。ボウルへ皮や種を取った後に小さく刻んだアボカド(是非とも熟した柔らかめのものを!)、レモン汁、塩昆布、マヨネーズ、粒マスタードを入れ、スプーンでつぶすようにしてザクザク混ぜます。
アボカドと玉子のスパゲッティ1
アボカドと玉子のスパゲッティ2
 全体がねっとりして調味料の味が染みたら、細切りにしたハムと輪切りにした茹で卵を投入し、よーく練り合わせます。
 材料が混ざったら、ソースは出来上がりです!
アボカドと玉子のスパゲッティ3
アボカドと玉子のスパゲッティ4
 茹でたてのスパゲティをソースが入ったボウルへ入れ、しっかり絡め合わせてお皿へ盛り付ければ“アボカドと玉子のスパゲッティ”の完成です!
アボカドと玉子のスパゲッティ5
 緑色に染まったスパゲティは一見バジルペーストを絡めたみたいに見えますが、アボカドやマヨネーズの香りがその予想を打ち砕く為、一瞬頭が混乱します。
 塩とこしょうで味付けせずとも、しっかり味が決まるものなのか…食べて確認してみようと思います!
アボカドと玉子のスパゲッティ6 - コピー
 それでは、麺がのびない内にいざ実食!
 いっただっきまーす!
アボカドと玉子のスパゲッティ7 - コピー


 さて、味はといいますと…そのまま食べるのとは全然違った美味しさで驚き!組み合せが酷似しているせいか、アボカドサンドのパスタ版だと感じました。
 パスタの熱が少し入ってトロトロになったアボカドからは青臭さが完全に抜け、まったりクリーミーなのにしつこくないコクがコシのあるパスタに効いています。
 こってり濃厚なアボカド風味のレモンマヨネーズ味ですが、果実ならではのフレッシュな汁気が果肉から時折ジュワッと出て来てくどさを軽減させている上、ねっとりとペースト状になってまざっている茹で卵の卵黄のホクホク感とほのかな甘味が全体をマイルドにしている為、スパサラ感覚で頂けるのが特徴的でした。
 粒マスタードのスパイシーでピリッとした酸味と、レモンのすっきりフルーティーな酸っぱさが後口をさっぱりさせ、塩昆布からにじみ出る強い旨味成分と塩気が単調になりがちなマヨ味に深みを与えているのがナイスで、見た目によらず結構凝った味わいです。
 例えるとするなら「アボカドディップ仕立てのなんちゃって爽やかカルボナーラ」というイメージで、アボカドが朧気ながらもチーズや生クリームの代わりになり、カルボナーラ特有のあのもったりした口当たりまでもが再現できているのに感動しました。
 茹で卵の白身のプリプリした舌触りと粒マスタードのプチプチ感、そしてハムのシコシコした歯触りがいいアクセントになり、癖になります。


 そのまま食べてもおいしいですが、スパゲティに絡めるとアボカドのコクがより際立つのでおすすめです(←トーストに乗せても絶品!)。
 ビールや白ワインにぴったりなお洒落な一皿で、冷めてもちゃんとおいしいのが嬉しい一皿でした。

P.S.
 コメントを下さった皆様、ありがとうございます!今年もよろしくお願いします。

●出典)『まかない君』 西川魯介/白泉社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

『華中華』の“夏の中華風ステーキ”を再現!

 遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます!
 2016年度初にして、再現料理数の合計が800個目に到達する、個人的におめでたい記事を更新致します。
 今年も何卒よろしくお願いします。


 本日再現する漫画料理は、『華中華』にて島野さんが暑い時期に新作ランチとしてお店に出した自信作・“夏の中華風ステーキ”です!
夏の中華風ステーキ図
 それは、上海亭にロー・サンチク(その正体は、ハナちゃんの実の大叔父・竹三郎さん)が訪れ、“手作りラー油のニラ玉チャーハン”を認めてくれた日から数日経った日の事。
 ロー・サンチクから直接中華料理の手ほどきを受けたいと考えたハナちゃんは、「ロー・サンチクが今日は満点大飯店に現れたそうだぞ」という情報に飛びついて満点大飯店へ駆けつけ、成り行きで一緒に「世直し食べ歩き」に参加する事になります。
 どうやら島野料理長もロー・サンチクの登場を予想していたらしく、夏の新創作ランチで迎え撃つのですが、前菜の夏野菜サラダと卵スープ、飯物の基本チャーハン、デザートのマンゴープリンに至るまですべてが完璧で、ハナちゃんはもちろんロー・サンチクも驚いていました。

 中でも当管理人が感心したのは夏野菜のサラダで、数年前に発見されたばかりの「50度洗い」という技術が使われていました。
 やり方はとても単純で、50度前後の熱いお湯で数十秒間野菜を洗うだけなのですが、ヒートショックという現象で表面の気孔が開き細胞に水分を取り込んで瑞々しく蘇り、味・食感・鮮度が段違いに良くなるとの事で、特に葉野菜に絶大な効果を発揮するのだとか。
 以前、『喰いタン』で似たネタを見た為(←はっきり50度洗いと書かれてはいませんでしたが、かえってレタスの張りが増すと明言されてました)、何となくお湯は葉野菜にいいんだろうな~と思ってはいたのですが、こうやって理論的に説明されると分かりやすくて参考になります。
さすがカリスマの島野料理長で、どれもけちのつけようがないほど完璧でした
 それらの中でも特にハナちゃんが感動していたのが、島野料理長が自信を持って発明したオリジナル中華・“夏の中華風ステーキ”です!
 作り方はちょっと手間がかかり、オイスターソースと黒胡椒を揉みこんで約三十分寝かせた牛サーロイン肉と生トマトの両面をフライパンでさっと焼き、一味唐辛子を振りかけてブランデーでフランベしたら取り出し、その肉汁が残ったフライパンへ小松菜・中華スープ・砂糖・醤油・黒酢・水溶き片栗粉を入れて特製スープを作り、最後に食べやすく切ったステーキにかけたら出来上がりです。
 ちなみに、付け合わせには先程のトマトの他、さっとソテーした長ナスとパプリカも用意します。
 ポイントは、サーロイン肉にはあらかじめ筋切りと隠し包丁をして柔らかく仕上げること、お肉の焼き加減はミディアムにすること、一味唐辛子の量はごく少なめに抑えることの三点で、手間はかかるもののそこまで難しくなさそうなのが初心者としてはほっとしました(←シンプルな分、技術がいりそうな料理は大の苦手です;)。

 中華料理でステーキと言えば、『鉄鍋のジャン!』の序盤に出てきたXO醤・揚げエシャロット・玉ねぎ使用の“中華風シャリアピンステーキ”の印象が強い為、黒酢・一味唐辛子・和野菜をふんだんに使ってあっさり仕立てにしたこちらは、ジャンが洋寄りだとすれば和寄りだと思いました。
 料理には人の個性が現れると言いますが、「女性が喜ぶ体にも美容にも嬉しい、そして目新しいヘルシーな中華を提供したい!」という信念を持ち続けている島野料理長らしい一品だとしみじみ実感させられたものです。
オイスターソースと黒酢でさっぱりに仕上げたソースが、夏場に嬉しい一品
 以上のように、完成度が極めて高い新創作ランチは「夏にはこの少し濃いめの黒酢ソースがぴったりです」「クレームのつけ様がない」とハナちゃんから絶賛されます。
 しかし、ロー・サンチクは「この料理の一つ一つは完璧なまでに素晴らしい、そして旨い」「しかし、ランチのセットとして食するとそれぞれの味が強く、組み合わせて食するには重くもあり、味も濃くなってしまってる!」「特にメーンの中華ステーキとチャーハンの組み合わせはなってない!白飯か中華蒸しパンにするべきであった」と酷評し、呆然と立ち尽くす島野料理長に「自らの腕に溺れ、お客の事を忘れた傲慢さゆえの失敗と言わざるを得ない」とトドメをさし、その場へとへたりこませていました(←誠にお気の毒なのですが、その…落ち込んでいる割にはへたり込む瞬間の表情が恍惚とした赤面顔で、内心「もしかして、島野さんってドM?」と複雑な気持ちになりました…;)。
 この、「普通の味。10人中7人がうまいと言ってくれればいい」「おいしすぎてもいけない。家庭の味を少し上回るような味がいい」という理論は、日高屋やココイチの創業者が仰っている有名な言葉ですが、深いな~と思います(ラーメンのトッピング全部乗せがすごく美味しい訳ではないという事と同じことでしょうか?←多分、全然違う)。
一品一品は素晴らしくても、組み合わせで台無しになっているとの厳しい指摘
 材料費が高くつく為しばらく敬遠していた料理でしたが、このままだと『華中華』再現が全然進まないので再現する事にしました。
 奮発して一枚数千円の佐賀牛サーロイン肉を買った事ですし、早速単行本に記載されている詳細なレシピ通り作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、牛肉の下ごしらえ。国産のサーロイン肉に包丁で筋切りと隠し包丁を施して柔らかくした後、オイスターソースと黒胡椒をまぶして手で揉みこみ、約三十分寝かせておきます。
夏の中華風ステーキ1
夏の中華風ステーキ2
夏の中華風ステーキ3
 次は、野菜の下準備。
 ごま油を薄く引いて熱したフライパンへ薄切りにした長ナスと、種を取って太目の千切りにした赤パプリカの千切りを入れ、塩を軽く振って焼きます。
 両面に火が通ったら、あらかじめお皿へ盛り付けておきます。
夏の中華風ステーキ4
夏の中華風ステーキ5
 ここまできたら、いよいよ肉を焼く作業。
 ごく薄く油を引いて熱したフライパンへ下味がついたサーロイン肉と輪切りにした中玉トマトを並べて焼き始め、一味唐辛子をさっと振りかけます。
 サーロイン肉とトマトの片面がこんがり焼けたら手早くひっくり返してブランデーでフランベし、もう片面も香ばしく焼き上げて別皿へ取り出します。
夏の中華風ステーキ6
夏の中華風ステーキ7
 この肉汁が残ったフライパンへザク切りにした小松菜を投入してざっと炒め、中華スープ、砂糖、醤油、黒酢を加えて味付けします。
 味が決まったら水溶き片栗粉を足し、グツグツ煮込んでとろみをつけます。
夏の中華風ステーキ8
夏の中華風ステーキ9
夏の中華風ステーキ10
 付け合わせを盛り付けておいたお皿へ食べやすいサイズに切ったステーキとトマトを移し、その上から先程の特製スープをたっぷりかければ“夏の中華風ステーキ”の完成です!
夏の中華風ステーキ11
 パプリカとトマトの赤、小松菜の緑、ナスの紫が何とも鮮やかな一皿で、見ているだけで「どんな味なんだろう」とワクワクしてきます。
 小松菜の色が少しくすんでしまったのが残念ですが、黒酢ソースから漂う爽やかな香りがたまりまらなく、食欲がどんどんわいてきます。
夏の中華風ステーキ12
 それでは、冷めてしまわない内にいざ実食!
 いっただっきま~す!
夏の中華風ステーキ13


 さて、味はと言いますと…ステーキとは思えぬあっさりした美味しさでびっくり!とろみのついた中華風スープが、ブランデーで香り高く仕上がったお肉を最後まで熱々にしてくれます!
 サーロインは脂の多さと濃厚な味わいが魅力的なものの、それが原因で後々重くなるのが難点だったのですが、黒酢のマイルドで熟成された酸味が後口をスッキリ爽やかにしてくれる為、全然しつこくありません。
 甘辛酸っぱくて上品な酸辣湯風スープ(もしくは軽めの黒酢酢豚風スープ)に、肉汁の旨味が溶け込んでコクが増し、一味唐辛子のピリ辛さがちょうどいいアクセントをプラスして即席とは思えぬ深みがでているのに驚きました。
 このスープと、熱が加わっても尚強いシャキシャキ感が残っている小松菜が相性抜群で、ちょっと高菜漬けっぽい味に変化しているのが面白かったです。
 オイスターソースの下味はそこまでガツンと主張しませんが、よく噛むごとに深みのある塩気が相乗作用となって肉の美味しさを底上げし、地味にサポートしてるのがよかったです牛と全く違う潮の風味が加わることにより、かえって味の輪郭がくっきり際立つのが見事)。
 また、ごま油の香ばしさが効いたこってり焼きナスとパプリカ、フランベのおかげで香り高く仕上がったトロトロトマトがその都度舌を洗い流し、ステーキの次の一口を新鮮にかんじさせてくれるのがナイスでした。


 この黒酢ソースは肉類ととても相性が良く、他の牛肉の部位を焼いたものや、豚ロースソテーやチキンソテーにも合います。
 野菜をたっぷり食べられるので、食後感がヘルシーな感じなのが嬉しい肉料理でした。

P.S.
 コメントと拍手を下さった皆様、ありがとうございます。

●出典)『華中華』 原作:西ゆうじ 作画:ひきの真二/小学館
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

よいお年を。

 今年一年、当ブログにお付き合い下さり、誠にありがとうございました。
 当ブログにご訪問して下さった方、コメントを下さった方、拍手をして下さった方、各作品の原作者の方、その縁者の方々、皆様に感謝です。

 当管理人にとって2015年は、公私で様々な出来事が一気にかさなって思いがけず忙しくなり、結果ブログ更新が間遠になってしまった、色んな意味で思うところの多い一年でした。
 こればかりは去年の自分も予測不能で、改めて人生何が起こるか分からないとしみじみ実感しております
 来年もこの先も、きっとそれは同じで、変わらぬものは何一つないのだと思います。
 けれども、だからこそ途絶えずに細々とでも続くものの大切さが、より身に沁みております。
 当ブログをご覧になってくださる皆様とのご縁も、その一つです。

 来年も、ご縁がありましたら宜しくお願い致します。
 2016年が皆様にとって、よいお年になりますように。


P.S.
 通りすがりさん、お気遣いありがとうございます。元はと言えば私のミスが発端ですので、お気になさらないで下さい。

『どんぶり委員長』の“広島風お好み焼き風丼”を再現!

 当管理人と相方さんにはもう十年以上行きつけの関西風お好み焼き屋さんがあり、ソース味の物が無性に食べたくなったらそちらへちょくちょく立ち寄っています。
 そちらは関西風とも広島風ともちょっと違う福岡風お好み焼きで、こちらの記事でご紹介されているお好み焼きが一番近いですが、フワフワ系とはまた違ったどっしり思い食べ応えがたまりません。
 福岡と言えばとんこつラーメンや明太子、最近ではうどんが注目されがちですが、個人的にはこの独特なお好み焼きもいろんな方におすすめしたいな~と思っています。

 どうも、お好み焼き屋さんで食べる焼きうどんが無性に好きな当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『どんぶり委員長』にて吉田君が委員長からムチャぶりされて試作した“広島風お好み焼き風丼”です!
広島風お好み焼き風丼図
 それは、ある晴れた休日のこと。
 本屋へ参考書を買いに行った委員長は、その帰り道で偶然吉田君とばったり出会い、家に着くまで何となく一緒に歩く事になります。
 普段は食絡みの話題で自然におしゃべりできる委員長ですが、学校も丼も関係ないプライベートの時間だと何を話していいかわからず、気まずい沈黙のムードが漂います…。
 吉田君は基本的にフリーダムな性格ですので、不自然に間が空いた空気の中でも「ま、いいか」とリラックスしている風でしたが、委員長みたいに真面目で内弁慶なタイプはこの中途半端な間に耐え切れなかったらしく、たまたま目に入った新規開店のお好み焼き屋さんについて話しだします(←以前読んだ本に、「非社交的な人間は<沈黙>を人一倍恐れる」と書かれてあったのを読んだことがありますが、私も委員長と同じタイプですので分かる気がします…)。

 日頃食のマナーについてご両親からうるさく注意されている委員長ですが、お好み焼きを自分で焼いたりするのは特に何も言われないせいかいい思い出が多いらしく、「自分で混ぜて焼くの楽しいもんね」と嬉しそうに話すのですが、混ぜて焼かない広島風お好み焼きの存在は全く知らなかったようで、吉田君から「えーっ、そんなことも知らねーのかよ!?」と驚かれていました(←内心、「もしかしたら関西ご出身のご両親で、<関西風お好み焼きにあらずんばお好み焼きにあらず>とかつての平家みたいな考えで英才教育を…!?」と勝手に妄想しましたが、多分違う…と思いたいです;)。
 そこで、吉田君は広島風お好み焼きの作り方について簡単に説明するのですが(詳しいレシピはこちら)、委員長はここでまたしても丼愛に火が付き、「アタシのために広島風お好み焼きでどんぶり作ってくれる?」「焼きそばの代わりにごはんをつかえばいいのよ!!パスタに合うものはごはんに合う!!焼きそばに合うものはごはんにも合うでしょ!?」と強引な事を言い出し、吉田君を困らせていましたorz。
 さっきまでの甘酸っぱい沈黙ムードはなんだったんだろうと、思わず苦笑したものです。

 それにしても、委員長のご両親は厳しく育てた我が娘が同級生男子に「どーしてもごはんと一緒にかっ込みたいの!!」と恥じらいもなく宣言しているのを目撃したら、一体どんな表情になるのでしょうか…非常に気になる所です(^^;)。
丼の魅力にすっかり目覚めてしまった委員長は、今回も吉田君にムチャぶりをします;
 こうして、一方的に「明日楽しみにしてるから!」と委員長から言われて「おれぜってー作んねーからなっ!!」と言い返したものの、帰宅後ツンデレ心満載で渋々吉田君が試作したのが、この“広島風お好み焼き風丼”です!
 作り方は簡単で、フライパンへキャベツ→もやし→イカ天→豚バラ肉の順に材料を重ねながら入れ、フタをして弱火で約十分程蒸し焼きにした後ご飯へ移し、最後にお好みソース・マヨネーズ・青ねぎをかけたら出来上がりです。
 ポイントは、広島風お好み焼きの本場で使われているオタフクソースのお好みソースを使うことと、途中焦げないよう火加減は必ず弱火にすることの二つで、時間も手間もそんなにかからないのが助かります。

 いつもは吉田君が創意工夫して作っていますが、「焼きそばをご飯に置き換える」「野菜を蒸し焼きにする役目を果たす小麦粉の薄皮はご飯に合わないから使わない」「その代わりフライパンにフタをして蒸し焼きにする」といったほとんどのアイディアは珍しく委員長が出しており、「かつて片手に山盛り一杯の塩でパスタを茹でようとしたあの委員長が、こんな実践的な提案を…人は成長するもんだなぁ」としみじみしたのを覚えています;。
 一見突拍子もない料理に見えるかもしれませんが、以前再現したお好み焼きとグラタンを合体させた画期的レシピ・“お好みグラタン”はとてもおいしかったので、丼も案外いけるのでは…と初見時はワクワクしたものです。
代わりにフライパンのフタで蒸気を閉じ込めて蒸せばいいと提案する委員長;
 その後、恐る恐る試食した吉田君ですが、実際に食べてみるとそのあまりのおいしさに箸と食欲が止まらなくなり、あっという間に完食していました。
 吉田君曰く、「よく蒸されたキャベツの甘み、シャキシャキのもやし、豚バラ肉の脂の旨味…そこへ濃厚なオタフクソースにマヨネーズ、さらにピリリと刺激の効いた青ネギ」「その全てがアツアツのごはんと絡み合う」「お好み焼きをおかずにごはんを食べている…という感覚ではなく、完全にこの2つが一体化している、今までに味わった事のない衝撃…!!」だそうで、最終的には「オレもしかして…すごい発明をしてしまったのかも…」と冷や汗をかいていました;。
 これまで、「お好み焼きとご飯の組み合わせはありか、なしか?」論争は時々ネットで取り上げられてはどっちつかずな結論しかでませんでしたが、もしかしたらこの“広島風お好み焼き風丼”の登場で、今後はあり派が圧倒的多数を占める日もそう遠い日ではない…かもしれませんね;。
「おれ、ひょっとしてすごい発明したのかも…」と驚いていた吉田君
 先日、偶然材料が冷蔵庫に揃っていたのを見てこの丼を思い出し、再現する事にしました。
 単行本には分量つきの詳細なレシピがきっちり記載されていますので、早速その通りに作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、火を通す前の下準備。フライパンへ千切りキャベツ→もやし→小さく砕いたイカ天→食べやすい大きさに切った豚バラ肉の順に材料を重ねながら入れ、フタをして弱火で約十分程蒸し焼きにします。
広島風お好み焼き風丼1
広島風お好み焼き風丼2
広島風お好み焼き風丼3
 時間が経って中が十分蒸されているのを確認したら火を止め、あらかじめご飯をよそっておいた丼の上へ具をそっくりそのまま乗せ、オタフクのお好みソースをたっぷりかけます。
広島風お好み焼き風丼4
広島風お好み焼き風丼5
広島風お好み焼き風丼6
 そこへさらにマヨネーズを格子状にかけ、仕上げに細かく刻んだ青ネギをいっぱい散らせば“広島風お好み焼き風丼”の完成です!
広島風お好み焼き風丼7
 下のご飯はキャベツで隠れて全く見えない為、パッと見は丼に入れられたお好み焼きにしか見えず、あまり丼という感じがしません(もう少し大きい丼を使えばよかったと反省orz)。
 グラタンは試した事がありますが、丼は初めてですので、一体どんな味がするのか非常に楽しみです!
広島風お好み焼き風丼8
 それでは、熱々の内にいざ実食!
 いただきまーす!
広島風お好み焼き風丼9


 さて、感想はと言いますと…見た目によらず結構ヘルシーな出来栄え!回鍋肉並にご飯にぴったりなキャベツに驚きます!
 しっとりザキュザキュとしなやかな中に張りがある食感のキャベツを噛み締めると、優しい甘みと共に豚ばら肉の脂のコクがじわりと溢れ、口中をジューシーに満たしていきます。
 一見お好み焼き定食のように見えますが、小麦粉がない分胃にずっしりこない非常にあっさりした後味で、どちらかと言うと「お好み焼き風蒸し豚しゃぶ鍋定食」でご飯をワシワシ食べている感覚でした。
 お好みソースのフルーティーながらもこってり甘辛く、ばっちり塩気が効いた濃厚一直線な味付けを、マヨネーズのまろやかなクリーミーさがやんわり緩和して具やご飯とさらに調和するようバランスを整えているのがいい感じで、食べ進めるごとに「野菜たっぷりでさっぱりしたそば抜きのそばめし風」っぽい味に変化していくのが面白かったです。
 もやしのシャキシャキした歯触りと、キリッとした僅かな辛味と鮮やかな香りが特徴的な青ネギがいいアクセントとなり、いか天から出た香ばしい揚げ玉風味と魚介系の出汁が深みを出しているのがナイスで、単純なようでよく考えられたレシピだと思いました。
 お好みソースのおかげでポークチャップやしょうが焼き系統の、白米にガツンと合う旨さに仕上がった豚ばら肉がいいおかずとなって食が進みます。
 また、ご飯にキャベツから出たミルキーなおつゆがほのかにしみて肉やソースのしつこさを和らげているのが感心ものでした。


 吉田君の言う通り、これは大発明だと思います…!
 上から鰹節や青ノリをかけたり、半熟卵を乗せたりしてもいけそうなので、いつかチャレンジしてみたいです。

P.S.
 コメントを下さった皆様、そして先日つたない当ブログの補足をして下さった通りすがりさん、誠にありがとうございます。実を言いますと、ご指摘された一文はコメントを頂いてすぐに訂正した為、現在文中にはございません;。誤りを教えて頂いたり、おっちょこちょいな当管理人の代わりに色んなご意見を下さる皆様には、いつも感謝をしております。今後も、ご助言頂けますと幸いです。

●出典)『どんぶり委員長』 市川ヒロシ/双葉社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

『じったんの時短レシピ』の“トマトのミルフィーユ”を再現!

 先日、スーパーで「鳥肌の立つカレー」という穏やかではない名前のレトルトカレーを発見し、思わず足を止めました。
 何でも、専門店越えを目指して完成させたが為にここまで過激なネーミングにされたそうなのですが、ここまでくるともはややり過ぎな観があり、隣で見ていた知人が「逆にまずそう…」と呟いたのが印象的でした;。

 どうも、カレーのトッピングはチーズが好みな当ブログの管理人・あんこです。


 本日再現する漫画料理は、『じったんの時短レシピ』にて珠里さんがあるスペシャルゲストの為に大急ぎで作った“トマトのミルフィーユ”です!
トマトのミルフィーユ図
 それは、ある日曜日の夜のこと。
 珠里さんはすっぴん(の上に美顔ローラーコロコロ)・上下ジャージ・散らかった室内という、色んな意味でゆるみきった状態で休日を満喫していたのですが、たまたまつけていたTVで某国の王女様が社交界デビューし、華やかなホールで優雅にダンスを踊っている映像をリアルタイムで目撃します。
 通常、ここまで我が身と違う境遇を目の当たりにさせられると「それに比べて自分は…」と自嘲しそうなものですが、珠里さんは真逆で、「いいなぁ社交界、セレブ、出会い、玉の輿」「わたしもさ、こんないい女なんだからこういうとこ行ったらモテるんじゃないの?社交界の華みたいな、鹿鳴館的なとこで」とかえって都合のいい妄想に磨きをかけており、初見時はそのポジティブさに驚愕したものです;。
 こういう「自分に問題はない!出会いがない、男に見る目がないのが独身の原因!」という都合のいい…もといタフな考え方は、『深夜食堂』のお茶漬けシスターズを彷彿とさせるものがありますが、珠里さんの場合人の悪口は一切言わず、ひたすら明るい夢を見るだけに留めていますので、まだ好感が持てます;。
 あ、ちなみに当管理人がアラサーで独身なのは、ほぼ100%当管理人の責任です( ^¬^ )。
ジャージ姿で美顔ローラーを転がし、TVに強気発言…人には見られたくない一コマですね;
 そんな時、タイミングよく菜月さんから「美味しいワイン買ったから一緒に飲もうか」「しかもスペシャルゲストつき♡あと15分くらいで着くからヨロシクー」というタイムリーな電話がきた珠里さんは、とっさに「社交界の妄想+ワイン+スペシャルゲスト=玉の輿(おとこ)!」という、『キン肉マン』のウォーズマン理論も真っ青な超計算式をたたき出し、大急ぎで料理&掃除&メイクを始めます。
 その際、珠里さんが「“鹿鳴”とは来客をもてなす宴という意味!時間はなくともサッとできる珠里流鹿鳴レシピ」と言って僅か10分そこそこで準備した料理が、この“トマトのミルフィーユ”です!
 作り方は簡単で、平たくて少し深みのある耐熱皿へとろけるスライスチーズ→一口サイズに切ったベーコン→輪切りにしたトマト→とろけるスライスチーズ→一口サイズに切ったベーコン→輪切りにしたトマト(※上から見てです)の順に具を乗せていき、200度に余熱したオーブンで10分焼いたら出来上がりです。

 ポイントは、二層式にする時きっちり半量ずつにすることと、チーズはたっぷりめに使うことの二つで、たった三つの材料で時間がない時でもさっと作れるのが魅力的です。
 正直、こんなに簡単なので巷ではありふれたレシピなのでは…と失礼ながら疑ったのですが、ネットやレシピで調べてみてもここまでシンプルな調理法は見つからなかった為、これは完全な珠里さんのオリジナルレシピと言えそうです←これは『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』の“リピ確実!アボカドエビ丼”をご紹介した時も思った事ですが、極限まで無駄をそぎ落としつつ絶品なレシピは、ある意味凝ったレシピを考え出すよりも至難の業なのかもしれません)。
トマト・チーズ・ベーコンを二層にする事によって、旨味を染み込ませます
 製作者の珠里さん曰く、「塩分!旨味!酸味!なんとワインに合いますこと!」な一品だそうで、二層式にしたおかげでトマトにベーコンやチーズの旨さががっつり染み込むのがたまらないと表現していました。
 あり合わせの物でとっさにこれだけの料理を手際よく作れる女性…珠里さんの言う通り、こんなに料理上手でデキるいい女性が売れ残るなんておかしい世の中だとしみじみ思います(←但し、だからといって出会い頭に料理を口に突っ込んでアピールする訳にもいかないのが困った所…。ごく自然に自宅へ招いて手料理を振る舞うという、両思いほぼ確定のシチュエーションを生み出す女子力がなければそのスキルを存分に活かせないのがやるせないですね…)。

 こうして、たった15分以内にすべての準備を終えた珠里さんですが、菜月さんの言うスペシャルゲストは同じく親友のセクシー女性・光恵さんだった為、一気に不満げな形相になっていました;(※光恵さんは何も悪くありません)。
 個人的には社交界よりも、こういう気の置けない友達との家呑み会の方が気楽で楽しいので、読んでいて羨ましかったのを覚えています。
結局、スペシャルゲストはセクシー担当の友人・光恵さんで、じったんはがっかりしてました;
 先日いいトマトが手に入ったので再現する事にしました。
 作中には大体のレシピが図入りで載っていましたので、早速その通りに作ってみようと思います!


 という事で、レッツ再現調理!
 まずは、食材の下準備。平たくて少し深みのある耐熱皿へ、ヘタを取って輪切りにしたトマトを敷き詰め、上から一口サイズのベーコンを散らします。
 そこへさらにとろけるスライスチーズを乗せて、具にフタをします。
トマトのミルフィーユ1
トマトのミルフィーユ2
トマトのミルフィーユ3
 それをさらにもう一度繰り返して二層状態にし(上から見てチーズ→ベーコン→トマト→チーズ→ベーコン→トマトになってます)、あらかじめ200度に熱しておいたオーブンで約10分焼きます。
トマトのミルフィーユ4
 表面に焦げ目がつき、チーズが十分にとろけたらオーブンから取り出し、そのまま火傷しないよう気を付けながらテーブルへ運べば“トマトのミルフィーユ”の完成です!
トマトのミルフィーユ5
 焼けたトマトの甘やかな風味と、強烈に香ばしいチーズの香りがふわ~っと漂い、これだけで食欲がぐんぐん湧いてきます。
 よくある組み合わせではありますが、大抵は炭水化物と一緒に組み合わせていますので、単独だとどんな感じになるんだろうとワクワクしてきます。
トマトのミルフィーユ6
 それでは、チーズがよくのびる内にいざ実食!
 いっただっきまーすっ!
トマトのミルフィーユ7


 さて、感想はと言いますと…甘味・酸味・塩味が黄金比率で集結しており、それが赤ワインの渋いタンニンと抜群の相性!ベーコンが出汁としても具としても活躍しててナイスです!
 ベーコンの芳しい薫製香と、熟成された塩気が全体に重厚感と深みを与え、たったあれだけの行程とは信じられない程高級感のある一皿に仕上げています。
 生トマトのフレッシュで爽快感のある甘酸っぱさと、煮トマト特有の凝縮されたコクある甘さが両立しているミディアムレアのトマトが美味で、そこへ癖のない分どんな食材にも合うとろけるチーズがまったり絡んで一体化すると堪えられません。
 噛むごとにトロトロジュクジュワ~っと崩れて汁気が迸るジューシートマトには、二層に重ねたおかげでベーコンとチーズの旨味が芯までじわりと染み込み、単なる焼きトマトとは一線を画しています。
 皿の底にはトマトからでた水分が結構な量で溜まっていますが、トマトのほのかな酸味とベーコンの油分が入り交じった奥行きのある出汁はもはや「即席トマトのさっぱりコンソメスープ」と呼んでいい逸品で、思わぬ副産物でした。
 上のチーズはカリッと火が通って香ばしく、まるでモッツァレラのようにのびてコシがあるのですが、下のチーズはデロデロにとろけて半分液体状になって食感が全然違うのが面白そく、火の通りが違うだけでこんなに味が変化するとは…と感心です。


 赤ワインの他にも白ワインやビールにもぴったりで、お酒がすすみます。
 ベーコンの代わりにハムを使ってみたら出汁は薄まったものの、あっさりしている割には満足感のある出来でしたので、そちらもおすすめします。

P.S.
 前回の記事を更新して以来、当ブログに温かなコメントを下さった皆様、誠にありがとうございます。毎回励みにしております。頂いたご情報は、全てブログ運営に役立てていこうと考えています。今回も更新が遅くなり、すみませんでした…。

●出典)『じったんの時短レシピ』 岡村みのり/講談社
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
※レシピの分量や詳しい内容は、以前こちらでご説明した通り完全非公開に致しております。

プロフィール

Author:あんこ
・性別:女
・趣味:読書、料理、ゲーム
・一言:食と本をこよなく愛してます。
・特に意欲的に再現中の漫画:
 …『姉のおなかをふくらませるのは僕』
 …『美味しんぼ』
 …『クッキングパパ』
 …『紺田照の合法レシピ』
 …『酒のほそ道』
 …『じったんの時短レシピ』
 …『鉄鍋のジャン!』
 …『なんちゃって駅弁』
 …『華中華』
 …『花のズボラ飯』
 …『まかない君』
 …『ママの味♥魔法のおかわりレシピ』
 …『みをつくし料理帖』
・再現料理を予定中の漫画:
 …『浅草人~あさくさびと~』
 …『鬼平犯科帖』シリーズ
 …『銀の匙』
 …『拳闘暗黒伝セスタス』
 …『スイーツ本部長一ノ瀬櫂』
 …『旅のグ(2)月は知っていた』
 …『テルマエ・ロマエ』
 …『土曜日ランチ!』
 …『BAR・レモンハート』
 …『百姓貴族』
 …『ぶたぶた』シリーズ
 …『ベーグル食べない?~幸せカフェごはん~』
 …『飯盛り侍』
 …『夢色パティシエール』


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